記事を書くタイミングからはだいぶ離れてしまうのですが、2020年の11月頃に名古屋に滞在する用事があったため、こちらのホテルを利用しました。個人的には名古屋に滞在するのであれば、雑多な栄エリアではなく、名古屋駅に近いところで宿泊したかったのですが、今回同行している友人の調整もあり、こちらを選択することとしました。
目次
APAホテル名古屋栄
予約は日本旅行から
2021年1月は緊急事態宣言が発令したこともあり、GOTOトラベルのキャンペーンは停止されましたが、2020年11月は比較的GOTOのキャンペーンの勢いが残っていた時期でした。今回のホテルと移動手段はGOTOキャンペーンを活用することを前提として、ホテル選びをしたこともあって、かなりお得に宿泊することができたのかな、と思います。
一方で、通常の時期に、ホテル予約サイトから予約を行う際は大抵Mr. Rebatesなどのキャッシュバックサイトを経由させてから、予約することが選択肢としては良いのでしょうね。これは単純に節約術の一種なので、特に大した話ではありませんが、国内のポイントサイトのハピタスなどを活用して、ホテル代を抑えるテクニックとなります。Hotels.comやBooking.comなどのホテル予約サイトでも高い時期で8%バックのときがあり、キャッシュバックでお得に宿泊することが可能です。
栄駅から徒歩10分弱
歩くスピードにもよりますが、こちらのホテルの最寄り駅は地下鉄東山線の栄駅となります。名古屋駅からは2駅なので、意外と近い印象もありますが、駅から若干歩くため、名古屋駅まで行きたい場合は20分程度の時間を見ておく必要があります。
駅からホテルまではの間に、飲食店やドラッグストアなど多数あり、忘れ物を現地で調達することも十分可能です。現地調達というと、なんだか海外旅行のような響きがでてきます。ですが、あくまで近場の名古屋。東京在住者だと名古屋に3日間以上滞在するケースも稀ですし、むしろ名古屋を旅行先と考えるケースの方が珍しいのかもしれません笑。
栄繁華街のど真ん中にあり
こちらのアパホテルはホテル名に「名古屋栄」とあるだけあって、栄の繁華街のど真ん中にあります。栄の街がどういうところか知っている方も多いかと思いますが、新宿の歌舞伎町のホスト街・キャバクラ街に近しい場所、というイメージ感ですかね。
はっきり言って周辺は風俗系のお店もありますし、ホストクラブと思われる店舗などが多数あり、深夜の時間帯までかなり騒がしい雰囲気を出しています。夜にホテルへ戻る際は、外国人なのかわかりませんでしたが、かなり大きな爆音を流しながら、道路周辺に屯する人も多く、個人的には近寄りたくないな、という場所でした。
APAの統一的エントランス
APAホテルにそこまで何度も滞在したことがあるわけではありませんが、エントランスは黒と茶色+オレンジ系ライトのアパをイメージさせる造りとなっています。私は土曜日の午後3時過ぎに到着したこともあって、チェックインは長蛇の列をなしていました。
いずれもカップル客やファミリー客などで、ビジネス客が使うエクスプレスチェックインというような形ではなく、一人一人カウンターで接客対応する流れのため、30分程度はチェックインにかかりました。全員に検温とGOTOトラベルの説明を行っているため、こればかりは致し方ありません。
- シングル 9㎡
- ダブル 10㎡
- ツイン 12㎡
- ヴィラフロア ダブル 10㎡ ←予約部屋&宿泊部屋
- ヴィラフロア ツイン 12㎡
- トリプル 11㎡
- スイート 21㎡
APAホテルはビジネスホテルですから、まー驚くほど部屋が狭いんですよね笑。シングルだと9㎡ということで、かなり狭いんですが、私が宿泊したダブルルームも寝具などはグレードが高いのかもしれませんが、部屋は相当に狭かったですね。トリプルで11㎡ですから、正直3人で敢えてここに泊まる理由はない気がします。
ヴィラフロアと呼ばれる14階が今回の宿泊場所となります。
ヴィラフロア ダブル
こんな感じにベッドが部屋のすべてを占めています。若干壁との隙間にでっぱりなどを付けて机ということにしているようです。部屋サイズの観点から致し方ありませんね。寝るためだけの部屋ということであれば、これでも十分良いのではないでしょうか。
机の上を見るとピザのデリバリーの案内がありますね。結構頼む人が多いということなのでしょうか。1度の食事でピザ一枚は食べすぎなような気がしますが・・・どうなんでしょう笑。
机の脇には空の冷蔵庫もあり、ミニバーを使わずコンビニで飲料を買って入れておきたい人にとってすごく助かります。また、この冷蔵庫はつまみのレベルを調整することで冷凍庫として利用することもできます。私の場合、よく冷えるようにつまみをMAXにして就寝したところ、買ってきたお茶と水がガチガチに凍っていました笑。
テレビは小ぶりなのですが、ベッドの位置からでも見れるような設計になっているようです。ただ、電源をオンにすると、24時間CMが流れ続けるので、終始電源をオフにしてしまいましたが。
外の景色はというと、雑居ビルビュー、とでも言えばよいでしょうか・・・。
バスルーム
実際のバスルームはかなり狭かったのですが、写真だと幾分広く見えますね。ユニットバスタイプでスペースもほとんどないので、シャワー利用時は結構大変でした。
ただ、こちらのホテルには大浴場が付いているため、大浴場側でシャワーなりお風呂は済ませてしまうのが良いでしょう。私は時間帯の関係もあり、シャワーで済ませてしまいました。
ボトルタイプのシャンプー、コンディショナー、ボディソープが備え付けられています。
浴槽は丸いタイプですね。ビジネスホテルとしては珍しいかなとも思います。ただ、湯を貯めて足を伸ばして・・・という感じとは程遠い状況です。
アパ社長のアメニティ?
ミネラルウォーターにもアパ社長が主張強くパッケージされており、あまり気分よく水も飲ませてはくれません。
エントランスを見るとこんな感じで大量のアパ社長カレーが積み上げられていました。
朝食は2日間ともパス・・・。
幸いコロナではなかったのですが、2日間とも名古屋の夜の食事がきつかったのか、朝ごはんは抜きにしてしまいました。友人達はがっつり朝も食べていて、しかも自分よりも年齢がだいぶ上だと言うのに、なんだか敗北感を感じつつ・・・カロリーセーブできたから良かったと言い聞かせています。
結局、朝食を食べないのであれば、朝食付きの宿泊プランは選ばない方がいいですね。
まとめ:アパだけにアパ社長だらけ
ハード面:★★☆☆☆:さすがに窮屈感は否めない
ソフト面:★★★☆☆:朝食は食べていないため判断できず
コスト面:★★☆☆☆:価格帯は安いものの・・・
アクセス面:★★☆☆☆:ホテル周辺は歩きたくない
個人的にホテル自体への評価というよりも、ホテル周辺のイメージの悪さから全体的にいい滞在経験とならなかった印象です。ガチャガチャした煩い繁華街でも全く気にならないよ、という人にとってはまぁそこまで悪い評価にはならないかと思います。
名古屋は名古屋駅周辺であれば、マリオットホテルがありますし、間違いなくそこをお勧めできますね。他にヒルトンもあるようで、そちらはまだ宿泊したことはありません。次回名古屋で宿泊かつ市内に出る用事があれば、そちらにしたいなと思います。
今回はコロナの緊急事態宣言前の滞在だったということもありますが、旅行はかなりしづらい世の中になってしまったなぁ、と嘆いています。食事をするのも、集団で動くのも、感染動向に左右されてしまうため、ホテルでゆっくりともいかない状況です。
ただ、個人的にはホテル業界、観光業界には何とかして生き残ってほしいという思いもあり、力不足ながら応援していきたいところと感じています。以上、ご参考まで。