
今回は東京ビッグサイトで催事がある際によく利用しているホテルをご紹介します。
ビッグサイト周辺には、こちらの「相鉄グランドフレッサ 東京ベイ有明」のほかに、「東京ベイ有明ワシントンホテル」や「ヴィラフォンテーヌグランド東京有明」などがあります。かつて営業していた「ダイワロイネットホテル東京有明」はすでに営業終了の告知がされており、ホテルの選択肢がやや限られてきているのが現状です。ただし、2024年後半には「ダブルツリーbyヒルトン東京有明」が開業し、今後の宿泊先候補の一つとして注目しています。
なお、ワシントンホテルは客室がやや手狭に感じられ、個人的にはあまり好みではありません。ただ、選択肢が少ないため、混雑時などにはやむを得ず利用することもあります。そんな中で、私がもっともリピートしているのが「相鉄グランドフレッサ 東京ベイ有明」です。今回は、こちらのホテルについて紹介したいと思います。
目次
相鉄グランドフレッサ東京ベイ有明 2023年12月宿泊
ホテルランク:★★★☆☆
宿泊部屋:スタンダードダブル
予約価格:約8,000円/泊(諸税込み・朝食なし)
予約時はキャッシュバックサイトを経由した方がお得かを確認
通常、国内ホテルを予約する際には、まずIHGやマリオットといったグローバルブランドのホテルを検索し、価格帯が妥当であればそちらを優先的に検討しています。ただ、近年のホテル価格の高騰により、こうしたグローバルブランドのホテルを選ぶのが難しくなってきました。
非常に残念ではありますが、最近ではロイヤリティプログラムよりも、Googleマップで最安値のホテルを検索する方法の方が、自分にとっては現実的で便利になってきています。
さて、いつもご紹介している内容になりますが、ホテルの公式サイトや旅行代理店サイトから宿泊予約をされる際には、キャッシュバックサイトを経由するのがおすすめです。
日本国内では「ハピタス」などのキャッシュバックサイトが有名で、「じゃらん」や「Hotels.com」「Booking.com」など、主要なホテル予約サイトも対象となっています。特にキャッシュバック率が高い時期には、最大で8%の還元を受けられることもあり、大変お得です。
他のホテル予約サイトをご利用の際にも、ぜひ一度キャッシュバックサイトをチェックしてみてください。
国際展示場駅、東京ビッグサイト駅の双方から徒歩でアクセス可
国際展示場駅、東京ビッグサイト駅のどちらもこのエリアは駅直結のホテルがないのですが、いずれも徒歩5分以内の距離で複数のホテルがあり、アクセス面は非常に便利な状況になっています。こちらの相鉄グランドフレッサインはゆりかもめの東京ビッグサイト駅から徒歩5分以内で十分到着できる距離感かと思います。雨天時はやや微妙な状況にもなるかと思いますが、まぁ他の選択肢もあるわけではないので、無難に十分お勧めの立地と言えます。
エントランス
エントランスは、北側(タクシー乗り場あり)と南側(東京ビッグサイト側)の2か所にあります。南側は比較的狭く、通用口のような出入口になっているため、大型イベント開催時には閉鎖されていることもあります。イベントの規模や状況によって運用が変わることがありますので、事前に確認しておくと安心です。ただし、万が一南側が使えない場合でも、北側のエントランスから入れば問題ありませんので、大きな支障はないかと思います。
フロントでは、すべて自動チェックイン機を利用しての受付となっており、周囲にはスタッフの方も複数いらっしゃいますが、特にトラブルがなければ誰とも会話せずにそのままお部屋へ向かうことも可能です。
また、フロントロビーのエレベーター前にはアメニティがセルフで設置されており、必要な分だけ自由に持っていける形式となっています。化粧水や乳液といったスキンケア用品も用意されており、ビジネスホテルとしては比較的充実した内容だと感じました。
- スタンダードダブル 17.3~21.7㎡ ←宿泊部屋
- デラックスダブル 22.5~24.0㎡
- エコノミーツイン 17.3㎡
- スタンダードツイン 23.3~26.0㎡
- エコノミートランドルツイン 24.5㎡
- スーペリアツイン 32.3㎡
- デラックスツイン 41.5㎡
- スタンダードユニバーサルシングル 21.7㎡
- スタンダードユニバーサルツイン 24.5㎡
- プラミアムダブル 20.5~31.0㎡
- プレミアムベイサイドダブル 20.5㎡
- スタンダードツイート 34㎡
- デラックススイート 41㎡
- エグゼクティブスイート 45㎡
部屋の種類は多いものの、ほとんどがダブルルームだと思います。


建物の2階にはローソンが入っており、ホテルの外に出ることなくコンビニで買い物ができる点は非常に便利です。それでは、お部屋へ向かいます。
スタンダードダブル

部屋の中は細長い形状になっています。

窓側にデスクがあり、ややテレビが邪魔に感じることもありますが、比較的広めのデスクなので、かなり快適に使うことができました。

こちらがベッドです。ベッドは広く、マットレスも固めで快適でした。もちろん、部屋着も用意されています。

こちらがデスクです。私はこの上にノートパソコンとモバイルディスプレイを置いて仕事をしていました。その際、小物を左右に寄せるなどして、使い方によってはかなり広いスペースを確保できると言えます。

部屋内には空気清浄機があり、テレビの下には冷蔵庫とグラス類の置き場があります。

冷蔵庫の中身は空でした。2リットルのペットボトルは横にすれば置けますが、縦に置くのは難しかったです。

こちらが枕元です。固定電話の横に、かわいらしいサイズの時計があります。また、枕元には電源拡張タップもあり、かなり気が利いた設備だと思います。
バスルーム


バスルームはビジネスホテルでよく見かけるユニットバスタイプです。設備的には近隣の他のホテルと大きく変わりませんが、個人的にはメンテナンス状況なども含めて、こちらのバスルームは安心して利用できるという印象を受けました。
その他の付随サービス

こちらのホテルでは、すべてのフロアではありませんが、洗濯機・乾燥機があり、電子レンジも特定のフロアに用意されています。実際、催事の際には周辺のレストランの人混みが非常に多いため、ホテル内のコンビニをよく利用せざるを得ませんが、電子レンジがある点には非常に助けられています。あくまで個人的な話ですが。
朝食は普段利用しないのでわかりませんが、宿泊時の快適さを考慮すると、リピート候補のホテルとなっています。
相鉄グランドフレッサ東京ベイ有明 2024年8月宿泊
ホテルランク:★★★☆☆
宿泊部屋:スタンダードダブル
予約価格:約8,000円/泊(諸税込み・朝食なし)
予約方法:相鉄ホテルズクラブ公式経由
予約は相鉄ホテルズクラブ公式から
いろいろと予約方法に悩むところですが、相鉄ホテルズの公式サイトからの予約も場合によってはお得なので、今回はその方法で予約をしました。実は、2026年3月末までの期間中、1泊あたり500円がキャッシュバックされる仕組みがあり、他の旅行サイトと価格が同じでもお得に泊まれるというメリットがありました。しかし、残念ながらこの仕組みは2026年3月末で廃止されるとのことです。今後も同様のお得な会員特典があるかはわかりませんが、引き続きお得な条件があれば、公式サイトからの予約を継続したいと思います。


今回のお部屋はこちら。さて、お部屋へ向かいます。
スタンダードダブル
扉を開けると玄関口がお出迎え。履物を脱いだりするわけではないのですが、入口を開けると洗面台というのがドーミーインの一般的なデザインとなっています。

ドアを開けて中に入ります。

今回もシングルのお部屋。窓際に広めのデスクがあり、快適そうですね。

前回同様のセミダブル?のベッド。

毎度案内の紙は横にすべて寄せて広くスペースを取ってしまうのですが、通常はこのような感じでセットされています。

ミニバーもこのとおり。

どのお部屋も標準装備の拡張電源。嬉しいですね。

ドア横のオープンクローゼットはやや狭い部類になりますが、余程の長期滞在でもない限り、まぁそこまで支障出るほどでもないでしょう。
バスルーム

こちらはバスルーム。ユニットバスですね。あまり目立つものもなく、そこまで特筆する話はないのですが、他のホテルと比較しても清潔感はあるので良しと判断しています。
窓からの風景

正面はTFTビルでした。会議室が沢山あるビルですね。大規模研修などでたまに利用したりしたことがありますし、2階にキャンデゥが入っているので非常に便利な商業施設です。
付随設備

洗濯機、乾燥機、それと製氷機があります。ホテル生活をしている人は有用かもしれませんね。
相鉄グランドフレッサ東京ベイ有明 2024年8月宿泊②
ホテルランク:★★★☆☆
宿泊部屋:スタンダードユニバーサルシングル
予約価格:約9,000円/泊(諸税込み・朝食なし)
予約方法:相鉄ホテルズクラブ公式経由
予約は相鉄ホテルズクラブ公式から
様々な都合があり、8月にもう一度宿泊することとなりました。このときも相鉄ホテルズクラブ、つまりは公式サイトから予約したのを覚えています。チェックアウト時にキャッシュバックがあるのが何だかんだお得ですね。

そんな”アップグレードの期待は無駄”と書いておきながら、今回はちょっと変わったお部屋のアサインとなりました。
スタンダードユニバーサルシングル
今回は入口を開けたところ、ちょっと異なる景色がお出迎え。

前回以前よりも細長い形状のお部屋となっています。

机もL字型になっており、かなり広々設計。快適でした。

このとおりかなり広々。

ベッド幅はシングルでしょうか。かなり細い印象です。1泊だけですし、そこまで不自由はありませんでした。



バスルーム

こちらのお部屋はユニバーサル仕様となっており、バスルームは車いす利用者でも入れる広々設計。非常に快適でした。

夏場なのでバスタブに湯を張ることはしませんでしたが、なんだかんだ広いバスルームというのは楽でいいですね。
まとめ:有明ならここが安定の常宿
ハード面:★★★★☆:デスクの広さ、ホテル内コンビニ、諸々満足
ソフト面:★★★★☆:機械式でのチェックイン・アウトで便利、アメニティもフリーで助かる
コスト面:★★★★☆:イベント時を除けば比較的安価ですが、あくまでタイミング次第
アクセス面:★★★★☆:海浜幕張駅からの徒歩アクセスが無難に良し
なんだかんだで、けっこうリピートしています。2024年12月にも宿泊する予定があり、まだ記事には反映できていませんが、安定の“常宿”といえる存在ですね。
ゆりかもめの東京ビッグサイト駅からの距離だけでいえば、ワシントンホテルの方が便利ですが、サービス全般・設備・客室の質を総合的に考えると、やはりこちらのホテルに軍配が上がります。その分、価格もやや高めになることが多いのは残念なところではありますが……。
純粋に東京ビッグサイトでの催事目的であれば、このホテルはおすすめできますし、都内中心部の高価格帯ホテルを避けたいという方にも、少し離れたこちらのホテルは選択肢として十分アリだと思います。ただ、地方からの宿泊者にとっては、アクセス面や立地を考慮すると評価が分かれるかもしれません。選択肢になるような、ならないような……といったところでしょうか。
ご参考までに。