台北には台北市内にある松山空港とやや市内から少し離れた桃園国際空港の2つがあります。日本から台北を訪問する際は、どちらの空港でも利用される方は多いのだと思いますが、乗継などで空港間を移動しなければいけないような状況がたまにあります。そんなときに、松山から桃園(またはその逆)へはどのように移動すればよいか、今回備忘録としてまとめてみました。
目次
台湾の状況(2020年6月現在)
現在、コロナウイルスの影響により、海外から台湾へ入境するすべての人を対象として、2週間の隔離義務が課されています。今後、自己負担による新型コロナウイルスの検査の実施等により、隔離義務の緩和措置が取られるとの報道もされています。
この先、旅行やビジネスでの訪問もしやすい環境が整ってくることが予想されますが、足元の段階ではまだ自由に行き来できない状況です。
台湾の交通事情においても、コロナの影響によりその多くが通常とは異なる運営をしており、以下で紹介している状況とはだいぶ異なっている可能性があります。ご留意ください。
台北松山空港から桃園国際空港へ移動する方法
特に深く考えずに、一般人が利用しやすい交通機関で考えてみることにします。
その1 タクシーで移動する
実は割と安定して無難に空港間移動できる手段がこちらのタクシーかと思います。
基本的に公共交通機関というわけではないため、仮に荷物が多かったとしても、問題はないかと思います。場所の指示も比較的簡単に伝えることができるため、ローカルタクシーでもUberなどの配車アプリでもそう違いはない点も利用しやすい点でしょう。
電車やバスなどと比較した場合に料金が若干高いかな、と感じますがプライベートで移動できる点や利便性の高さを総合的に考えると、台北は使いやすい交通手段と言えるのではないでしょうか。
・所要時間:30分~45分前後(渋滞なしの場合)
・時間を効率的に使いたいとき、予算に余裕があるとき等
その2 電車で移動する
松山空港から桃園空港へ電車で行くことも可能です。一度、台北駅で乗換をする必要があり、台北駅から桃園機場駅(桃園空港駅)へ向かうこととなります。台北駅に一度、立ち寄る必要があるため、何かしらで台北駅に寄りたいときなどは非常に便利かと思いますね。
ただ、その一方で特に台北駅に要はなく、まっすぐ桃園国際空港へ行く場合には、料金もほぼ同じで所要時間も短いバスを利用した方が便利かと思います。
・所要時間:1時間強
・台北駅に立ち寄る用事があればお勧め
その3 バスで移動する
先日台北松山空港で用事を終えた際に、桃園国際空港へ行くため、バスを利用しました。バスの運行は複数あるようなのですが、念のため、インフォメーションセンターのスタッフに確認し、バスの番号を確認しました。
1841のバス番号以外でも1840の方でも運行されているようです。このときは、1840のバスを利用することとしました。
台北のバスでの決済方法は、イージーカードまたは現金となります。現金の場合は、お釣りがもらえないため、予め空港内にある銀行で両替(手数料なし)をお願いしておくとよいでしょう。
なお、日中の運賃は135TWD = 500円と非常に安価となっており、こちらの面でも利用しやすくなっています。
バス車内は日本でも一般的な2-2アブレストの大型バスとなっています。日本では、大概の場所で車内が満席になるほど、利用客が多いのですが、こちら台北では基本ガラガラとなっています。
私も台北滞在時に何回か利用しましたが、ほとんど利用客がいません。3~4組で途中から1組乗ってくるかどうか程度。これはあくまで私の経験談でしかないのですが、他の交通手段が便利な点や根本的に本数に対して利用者数が圧倒的に少ないのも要因ではないかと感じています。
・所要時間:約40分(渋滞なし)
・安価に移動したいならバスが便利
まとめ:バスがめっちゃ楽
私自身、空港へ行く際や空港間移動のほとんどはUberで配車してしまうことが多いのですが、現実的にはバスの利用がコストパフォーマンス的に最も便利かと思います。大きな荷物があったとしても、バスのトランクルームへ預ければ問題ないですし、時間的なロスもほとんどありません。
とはいえ、とりあえずコストが許容できるなら、タクシーなりUberなりが便利なのは間違いありません。私個人も、今後継続してUberの利用が多くなりそうですが、ときどき節約目的でバスを利用する、そんな感じですかね。以上、ご参考まで。
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