私はかねてからのUberアプリ愛用者ですが、先日の台北旅行の際にもUberを利用してみました。台湾のUber事情はここ数年間で2転3転しており、うまく使えるか不安は多少あったものの、驚くほどの結果となった次第です。今回は私の使用感も含めて、台北のUber事情を紹介します。
目次
台北のUber事情
台湾は、2017年2月にUber撤退があったりでドタバタしていましたが、2017年7月時点では問題なく運営できてるみたいで非常に助かりました。
台北桃園国際空港だけでなく、台北市内の中であってもUber車は多く走っており、街中での利用も非常に便利に感じました。料金もローカルタクシーとほぼ同水準であるため、台北に行く際はUberを強くオススメします。
Uberを実際に現地で利用してみた使用感については以下のとおり。
実際に台北でUberを使ってみた(2017年7月)
1件目:中正紀念堂から西門へ
このとき、台北で初めてUberアプリから配車依頼をしてみました。場所は観光名所として有名な中正紀念堂からの乗車です。西門と呼ばれるショッピングエリアへ向かう予定で配車をしました。
このときは、ちょうどお昼時であり、Uber車も多数付近を走っていました。アプリ上で依頼を出してから、迎車までは約10分とちょっと長めの配車となりましたが、他の国と同様にアプリ上ですべて簡潔する簡便さは相変わらず便利でしたね。
台北市内は交通規制の問題(車が場所や時間帯によって進入できない場所があること)や多数のローカルタクシーが走っているため、急いでいる場合には、ローカルタクシーに乗ってしまうのが良いでしょう。Uberも便利ではありますが、10分の待ち時間を考えると、目の前を走っている沢山のローカルタクシーを活用した方が良い場合も多いです。
運賃は、119元(約480円)。乗車時間は10分程度。値段的にもローカルタクシーとほとんど変わりはないため、”現金がいらない”かつ”清潔感のある”Uber車は非常に便利と、ここでも感じた次第です。
2件目:西門地区からホテルまで戻る
先ほど、西門へ向かってそのまま食事とショッピングを楽しんだ後、中山エリアにあるホテルへ戻る際に利用しました。利用した時間帯は午後3時過ぎ。周辺にも多数Uber車が走っており、このときはアプリで配車希望を出した後、3分少々で迎えに来てくれました。台北市内はやはり道路状況によって、配車時間がかなり変わってくるようですね。
乗車時間は12-13分といったところ。運賃は171元(約680円)。やはり日本で利用するUberや日本のタクシーと比べても割安な金額で利用できていることがわかります。”クレジットカード決済が可能である点”や”英語が通じるドライバーが多い点”、さらに”目的地をアプリ上で指定できる点”も合わせると、非常に利便性の高い配車サービスと言えるのではないでしょうか。
3件目:台北101からSPAへ
このときは、台北101から市内にある台湾SPAが受けられるお店へ移動する際に使用しました。こちらも配車状況は5分程度で迎車してもらえて良かったですね。
SPAの場所は、何か目立つ目印のようなものはなく、とてもじゃないですがローカルタクシーには説明できない立地です。もちろん紙とペンを使ったり、スマホの画面を使ったりすれば、なんとか行くことができるかもしれませんが、台北のタクシーは英語がほぼ通じない関係上、かなり苦しいのは間違いないでしょう。
Uberであれば、”目的地をアプリ上で指定している”こともあって、また”英語が(それなりに)通じるドライバーがほとんど”であるため、今回のような入り組んだ場所でも難なく向かうことができました。
運賃は133元(約530円)。回り道をすることもなく、10分少々で到達することができました。台北の暑い中を歩き回る必要もなく、サクッと利用でき、本当に助かりましたね。
4件目:ホテルから台北桃園国際空港へ
最後は、台北から帰国する際に、ホテルから桃園国際空港へ向かった際に利用しました。台湾の高級車に分類されるLUXGEN(ラクスジェン)で迎車してもらい、VIP待遇のような感覚で送ってもらえた点は非常に嬉しい限りです。
このときのドライバーは、車内をキティちゃんでアレンジしていましたが、高級車特有の高級感溢れる車内は、快適そのもの!40分程度の乗車でありましたが、ローカルタクシーでは決して味わえないラグジュアリー感を味わいながら空港へ向かうことができました。
金額については、1,028元(約4,000円)という価格であり、ローカルタクシーと比較してもほとんど大差はありません。同じ金額であれば、やはりUber車の方が良いのは間違いないでしょう。
実際に台北でUberを使ってみた(2020年1月)
2017年の夏に台北を訪問してから、だいぶ時間が空いてしまいましたが、再び台北に行くことに。今回は、そのUpdateとして、Uberを再び使ってみました。
5件目:桃園空港から市内ホテルへ
今回は桃園国際空港から、市内ホテルまでの移動でまずUberを利用してみました。正直、他にも安価な移動手段が多数あるので、必ずしもUberを利用しなくてもよいのですが、何かと便利なので利用させていただきました。
東南アジアのGrabとは違って、かなりハイスペックの車が来てくれるケースが多く、価格以上の非常に嬉しいサービスだと改めて感じた次第です。1,128TWD=約4,000円の料金ということで、決して安くはありませんが、まぁまぁ納得できる金額かと思います。
6件目:市内での移動
これまた別のタイミングで市内の移動手段として利用しました。市内だとローカルタクシーを簡単に拾うことができるため、敢えて迎車に時間のかかるUberを利用しなくても良いのですが、簡単な中国語が使えない私からすると、結構助かるわけでして。
料金も4キロ弱の移動で125TWD=約450円という価格。1キロ120円位でしょうか。安いですね本当。
7件目:市内ホテルから再び桃園空港へ
往路と同様に市内ホテルから桃園国際空港までの道のりを利用してみました。往路と同様に本当快適ですね。料金も往路とほぼ同じ値段の約4,000円。高級車で移動できる点も考えると、やはりいいサービスであることは間違いありません。
まとめ:欠点が見当たらないほどの便利アプリ
様々な国でUberを利用させてもらっていますが、これほど欠点が見当たらないほどの便利アプリはなかなかありません。Uberを否定する人もそこまで多いわけではありませんが、Uberを知らない&使わないことで、現地滞在時間を無駄に浪費したり、無駄な出費が増えたりすることが多いことは間違いないでしょう。私が強く感じるメリットは、
- クレジットカード決済が可能(現金決済不要)
- 目的地の指定が可能(コミュニケーション不要)
- 英語が通じるドライバーがほとんど
- ドライバーの素性が事前事後で確認が可能
- 料金が明瞭会計(一部の国では割安)
といったことが挙げられます。特に、若い頃に”何度も白タク被害にあったこと”や”英語が通じないがために、ローカルタクシーとトラブルに遭った”経験を踏まえると、いかに安全性という点において優れているか、を感じます。
一方でデメリットは何か考えると、利用できない地域(特に都市部以外)があることや、配車にかかる時間がまちまち(大概10分以内。地域差は大きい)といったところではないでしょうか。
実際に観光や出張時に利用するか否かは、利用者次第だと思いますが、もし一度も利用したことがないというのであれば、一度体験してみると良いでしょう。今なら初回登録&利用で無料クーポンがゲットできます。登録しておくだけでも損はありません。この記事を参考に上手く使いこなしていただければ、と思います。
他の国でもUberは便利です
東京や香港でもUberは利用できます。東南アジアであれば、現在はGrabが便利ですね。以下の記事で使用感を紹介しています。
ホテル宿泊のお得活用術をこちらの記事で紹介しています。