2020年の元旦は福岡の博多にいました。大晦日とお正月は、飲食店のほとんどが営業していなかったため、正直かなり食事には困ったのですが、安易に地方で年末年始を過ごすという計画を立ててしまったツケが回ってきた感じがします。とはいえ、営業しているお店は少ないながらあったので、質素に過ごしましたが。さて、元旦に宿泊したのはこちらのホテル。東急系列のエクセルホテル。実は、10年近く前に宿泊した記憶がありますが、改めての宿泊はどうだったのでしょうか。
目次
博多エクセルホテル東急
予約はホテルズドットコム経由で
ホテルズドットコムなどのホテル予約サイトから予約を行う際は大抵Mr. Rebatesなどのキャッシュバックサイトを経由させてから、予約することを心がけています。まぁ、これは単純に節約の一種なので、特に大した話ではありませんが。国内のポイントサイトだとハピタスなども利用しますね。Hotels.comやBooking.comなどのホテル予約サイトは高い時期で8%バックのときもあり、予約のタイミングとホテルの販売価格を睨めっこしながら、最適な時期を決定する意外と地味に大変な作業だったりします。
今回は、元旦宿泊であったため、ホテル代の高騰を心配していたのですが、思っていた以上に元旦のホテルは安かったようで助かりました。通常の平日であれば、こちらのホテルは1万円以内で十分宿泊が可能かと思います。
最寄りは中洲川端駅
中州のど真ん中にあるこちらのホテル。真ん中とは言いつつ、やや天神よりの立地でしょうか。中洲川端駅からでも、天神駅からでもどちらも徒歩で向かいやすい距離にあります。
正面は那珂川(なかがわ)に面しており、中州と天神を結ぶ橋の上からホテルの姿を拝むことができます。一方で、ホテル裏手は中州の歓楽街となっており、お世辞にもキレイとは言えない環境なので、少々注意した方がいいかもしれません。もちろん治安的な意味では、日本ということもあって、全く問題ないと思いますけれども。
那珂川に面するホテル
こちらは橋の上から見えるホテルの姿です。ホテルロゴが建物に刻まれていますが、私が撮影した角度からだと、ほぼ見えていないですね。
エントランス
ホテルへ到着したのは、ちょうどお昼くらいの時間帯だったのですが、3時のチェックインまで時間を持て余していたため、こちらのホテルのレンタサイクル(6時間:1,000円)を利用して、博多周辺を友人と一緒にぶらぶらしていました。
3時過ぎにホテルへ戻り、チェックインを試みたところ、結構な長蛇の列。しばらく列で待ちながら、チェックインを行います。
こちらのホテルではチェックインを機械で受け付けている模様です。なかなか斬新ですね。今まで対人でのチェックインばかりだったので、こういう自動化はエコノミー系ホテルだと主流になっていくのかな、と思いました。サクサクっと入力を終えると、カードキーが出てきます。そのまま荷物を置きに部屋の方へ。
別角度から見たエントランスの様子。元旦の博多はほとんどお店が閉まっているにも関わらず、宿泊客は結構いました。
- スタンダードシングル/コンフォート/レディース 18.3~20.0㎡ ←予約部屋&宿泊部屋
- スタンダードセミダブル/ダブル/エコノミー 18.3~20.0㎡
- スタンダードツイン/ハリウッド 18.5~19.6㎡
- スーペリアツイン/ダブル 38.5~40.2㎡
- スーペリアバリアフリー 33.5㎡
- プレミアダブル(ジュニアスイート) 43.5㎡
- プレミアスイート 43.5㎡
- エクセルスイート 83.5~84.5㎡
機会端末でチェックインを行っていると、そもそも無料アップグレードだとか、そういう裁量ってほとんどなくなってくるんでしょうね。もしかすると、最適化のアルゴリズムで一定条件の客には上位カテゴリの部屋が割り当てられるなど、気の利いた対応を組み込んでいるのかもしれませんが。
部屋のカテゴリと広さを見ていると、スタンダードの部屋がかなりコンパクトに設計されている一方で、スーペリア以上の部屋がかなりゆとりをもってデザインされていることがわかります。今回は、スタンダードだったのですが、もしかするとスタンダードとスーペリアとで圧倒的に快適さに違いがあるかもしれません・・・。
スタンダードシングル
部屋に着きました。完全にシングルタイプのお部屋ですね。東横インなどで多いタイプかと思います。このタイプだと完全にビジネスホテルという印象でしょうか。
逆側から見た風景はこんな感じ。さすがに広くはないですね。予想通りスタンダードとスーペリアでだいぶ差がある設計ですね。スタンダードだとあまり大きな荷物は置けそうにありません。
テレビの横には無料のボトルウォーターが置いてありました。
デスクはビジネスライクなものが置いてあります。部屋が狭い分、敢えて必要かな?とも感じますが、ビジネス利用であれば、何かと便利かもしれません。
ミニバー
冷蔵庫内は空っぽ。このへんは親切設計ですね。機械でのチェックインとなると、ミニバー側に自動積算の機能を付けるか、そもそもミニバーでの課金をしないかのどちらかにせざるを得ません。このクラスのホテルの場合、全体の最適化を考えると、全部空にするという判断はなかなか賢明だと思いました。
クローゼット
クローゼット内はシンプルなものがあります。こちらにスリッパも完備。
パジャマも備え付けでありました。便利です。
バスルーム
バスルームは旧式。あまり多くを求めてはいけないのですが、バスルームはやや古いタイプ。シャワーのみでの利用であれば、何ら問題ないかと思います。
一応、アメニティ類もチェック。シャンプーなどはバルクサイズのものが置いてありましたが、それ以外は若干質素な感じでしょうか。最小限という感じですので、バスローションや髭剃りなどは自分専用のものを持参した方がいいでしょうね。
朝食は寝坊で逃す・・・・
実は、朝食も込みの料金で予約をしており、朝食券も機械で発券されていたのですが、連日の遅くまで飲んでいたこともあって、翌日朝起きれず、朝食を逃してしまいました。なんとまぁ、情けない話なんですが、事前に朝食を予約すると結局損をする羽目になるパターンとして反省したいと思います。
私自身は朝食をほとんど食べなくても問題ない人間なので、そこまでダメージはありません。ですが、せっかく朝食料金込みで宿泊しているなら、楽しめば良かったなぁ、と若干後悔しています笑。
まとめ:スーペリア以上を選ぶべき?
ハード面:★★☆☆☆:やや古いタイプの部屋は致し方ない
ソフト面:★★★☆☆:自動化の導入で無味無臭感
コスト面:★★★★☆:相対的にお手頃価格では?
アクセス面:★★★★☆:天神エリアも中州エリアもアクセスは楽で非常に便利
せっかく朝食付きで予約したのに、朝食を食べないとか、かなり勿体ない過ごし方をしてしまった今回の滞在。個人的にあまり不満はなかったものの、やっぱりお部屋のランクが低かったこともあって、そんないい印象が残っていないんですよね。
もしかすると、スーペリアルームの方が部屋の広さにゆとりがあり、快適さは幾分上なのかもしれません。そうだとすると、そちらで宿泊した際の感想はだいぶ変わってきそうな雰囲気もします。
とはいえ、もしまた博多に泊まるのであれば、(完全に個人的な好みですが)ホテルオークラの方を選択したいなと思っています。立地条件もほぼ同じですし、ホテルランクを上げても予算的な問題がなければ、ほぼ間違いないので。以上、ご参考まで。