本日はシンガポールのセントーサ島にあるWシンガポールセントーサに来ています。セントーサ島をご存じない方に紹介すると、セントーサ島はシンガポールの中でアミューズメントパークのみを集めたテーマパーク島となっていることで知られています。基本的には子供向けのテーマパーク施設となっているため、 USJや複数の体験型アトラクションを楽しむことができる場所となっていますね。今回はシンガポールの中心部の観光を終えて、ゆっくり滞在する目的でセントーサ島に来ました。どのような滞在となったのでしょうか。
目次
Wシンガポールセントーサコーヴ
当初の予約は別のホテル
実は、当初はセントーサ島のル・メリディアンを予約していました。しかし今回の旅程は、家内と2人で滞在するということもあり、あまりテーマパークに特化して滞在するわけでもなかった、という事情もあったため、ゆっくり滞在できそうなこちらのホテルに急遽変更させた事情があります。
特に、メリディアンセントーサについては、SPG公式のホテル評価もいまいちだったことや、他の方の宿泊記を見る限りあまりお得そうに見えなかった点もあったため、予約変更に至った次第です。
有償予約のサイトはポイントサイトを経由する
もちろん有償で予約をする場合は、Mr. Rebatesや Topcashbackを経由して予約するのがいいですね。 これらのサイトを経由して予約すれば、宿泊代金の一定割合がキャッシュバックとして返金されます。 SPG系列のホテルはキャッシュバックを実施しているタイミングがあったりなかったりとまちまちではあるのですが、予約をするタイミングには必ず確認をしておくのがいいでしょう。
なお、こちらの仕組みはホテルの広告費の一部を返金する仕組みであるため、利用した際にデメリットが発生するわけではありません。広告費に使われるか、宿泊客に返金されるかだけの違いであるため、こちらの手を使わない手はないと言えます。
日本語のサイトであれば、ちょびリッチやハピタスを経由して予約するのも、簡単にキャッシュバックが得られるのでおすすめです。通常のショッピングである楽天市場での買い物もキャッシュバックの対象になるため登録しておいて損はないでしょう。
セントーサ島の最東端に位置するホテル
Wセントーサコーヴは、セントーサ島の東側に位置しています。セントーサ島内は、島内巡回バスやホテルシャトルバスが運行しており、中心部への移動について言えば便利なインフラが整っています。
- ホテルシャトルバス~リゾートワールド 約1時間おきに出発
出発時刻はこちらを参照。 - セントーサバスB 約30分おきに巡回
ただし、ホテル周辺にはレストランはあるものの、ほとんど買い物はできないような環境です 。近くにスーパーらしきものがあるので、なんとなく買い物することは可能ですが、タクシーを手配しようとするならば15分以上、待つ場合もあります。
セントーサ島へ行くには?
今回は、前日まで泊まっていたフォーポインツシンガポールからUberでこちらのホテルへ向かいました。
(2018年現在、Uberは東南アジアで利用できずGrabがお勧めです)
セントーサ島へ入島する方法は複数あり、
- タクシーやGrabなどの車で向かう方法
- セントーサエクスプレス(モノレール)を利用する方法
- ケーブルカーを利用する方法
などがありますが、今回はUberで車で向かうこととしました。車で入る場合、セントーサ島の入り口で通行料を支払わなければいけません。セントーサ島の運行料金は、(ランチタイムを除いて)日中5~6 SGD=400~480JPYほど。夜間は若干安く2~3SGD=160~240JPYとなります。
セントーサ島宿泊者は入島料免除
ただし、セントーサ島に宿泊する人に限っては、宿泊の予約表を見せるだけで入場料金は免除されます。今回、予約表などは印刷していなかったため、アプリ上の画面でWホテルに泊まる旨を表示させ、ゲートスタッフに見せることですぐに通してくれました。
セントーサ島に入ると、シンガポール本島の雰囲気とは一変して、完全にリゾートアイランドになります。島の最東端に位置するため、ホテルへは車で10分弱の行程を行くこととなるので、島の景色を眺めながらのんびり行きましょう。
Wブランドはアバンギャルドな外観
Wホテルには、それぞれデザイナーディレクターが存在しており、こちらのホテルのディレクターマネージャーもかなり奇抜な格好でフロントをうろうろしていたのが印象的でした。入り口のWマークのオブジェが目立つ特徴的な外観です。
チェックイン
ホテル入口へ着くや否や、ドアマンが我々のトランクを預かってくれ、チェックインカウンターに案内してくれました。
チェックインカウンターでは、スタッフ2人がかりでホテルのチェックイン手続きをしてくれました。チェックイン中にセントーサ島での滞在の仕方を色々とアドバイスしてくれ、やはりリゾートやテーマパークを満喫するプランのゲストが多い模様です。
セントーサ島でのアトラクションの多くは、リゾートアイランドを中心に楽しむことができます。色々なパンフレットを受け取りながら、チェックイン手続きの説明を聞くことができました。
今回はSPGプラチナ会員としての滞在であったため、非常に嬉しいことに部屋のアップグレードをしてもらえました。ちなみにこちらのホテルの部屋の種類は以下のとおり。
- ワンダブルルーム(93室) 40~42㎡ ←予約部屋
- スペクタキュラールーム(15室) 40~42㎡
- ファビュラスルーム(97室) 40~42㎡
- アウェイルーム(8室) 37~46㎡
- アウェイスイート(1室) 80~82㎡
- ファンタスティックスイート(2室) 75~77㎡
- マーベラススイート(21室) 80㎡ ←宿泊部屋
- WOWスイート(2部屋) 96~126㎡
- エクストリームWOWスイート(1部屋) 195㎡
非常に恐縮な話ですが、一番下のルームから相当上のマーベラススイートまで数段階のアップグレードを頂けました。スイートルームの種類からすると、マーベラススイートが部屋数として豊富で、それ以外は1室、2室しかそもそもホテルにありません。ただ、それでも利用客の多いホテルで21部屋しかスイートルームはないので、プラチナ会員宿泊者が多い日などはスイートにアサインされない場合も十分あるかと思います。今回は本当ラッキーという状況でした。
なお、ウェルカムドリンク(2名分)ももらえました。こちらはSPG会員ベネフィットなのか、ホテル宿泊者全員に配布されているものなのかは不明。おつまみとして、アーモンドもセットついてきました。美味しかったです。
さて、1杯飲んだところで本日のお部屋へ向かいます。
宿泊した部屋は402。ホテルは背が高いタイプではなく、5~6階建て。今回は建物の端にある402に宿泊します。
マーベラススイート
マーベラススイートは、リビングルーム・ベッドルーム・バスルームの3部屋で構成されています。構成としては、一般的なスイートルームですが、デザインがW仕様。かなり空間にもゆとりがあり、リビングルームもメチャメチャ広いです。
正直2人だと、スペースを持て余してしまうレベルのゆとりある空間でした。
バルコニー
部屋は建物の端に位置しているため、バルコニーはL字型となっており、他の部屋の倍以上の広さを持ち合わせています。バルコニーには、外で寛げるようデイベッドも設置されていました。
ビジネスデスク
リゾートタイプのホテルであるため、あまり仕事をするような雰囲気のホテルではありません。そのため、出張者は少ないんだろうなとは感じてはいますが、こちらの部屋でもビジネスデスクは用意されていました。ただ、今回はパンフレット置き場になってしまいましたね。
ミニバー
ミニバーももちろんあり。スイートルームだけあってかなり豊富な部類。ただお酒をほとんど飲まない我々にとってはあんまり関係なかったですね。
クローゼット
クローゼットはウォーキングタイプ。スペースも広く使い勝手は十分。
バスルーム
バスルームはかなり広々とした造り。大きめな曲線タイプのバスタブがでーんと設置してありました。バスタブに浸かりながら、バスタブ用テレビを鑑賞できる仕組みとなっています。うむ、贅沢。
それ以外にも独立型のシャワーブースとダブルシンク、2個目のトイレが用意されています。ゆっくり滞在するには非常に適した作りですね。
バスアメニティはBliss、Wブランドが世界中で採用しているアメニティブランド。ボトルのサイズ感がかなり大容量でなかなか嬉しいサイズ。ボディバターなんかはたっぷりあって、付け心地いい肌触りに家内は気に入っていた模様。
ウェルカムスイーツ
部屋で荷物を整理しながら、ダラダラ休憩していると、スタッフがコンプスイーツを持ってきてくれました。スイーツの中身は、変わったケースに入ったマカロンセット。これはSPGプラチナだったからかな。マカロンはなかなかいいウェルカムスイーツなのですが、もう少し見せ方を工夫してくれると嬉しかったりします笑。
プール/ナイトプール/ジム
この後は、ホテルのプールへ向かいました。ホテルのプールはかなり大きく、プール遊具も豊富。温水プールとなっているため、夜でも入れるのが嬉しいところですね。
ホテル宿泊客は欧米勢も多いのですが、それよりも韓国男女グループや中国ファミリーグループが多く宿泊しているのが印象的でした。我々が滞在した時には日本人宿泊客はほぼ皆無。韓国の子達はGoPro(屋外撮影用カメラ)などを持って撮影をしてたのが記憶に残っています。あれって水中でも撮れるのがいいですよね。
GoPro HERO6 BLACK CHDHX-601-FW 価格:48,389円 |
この後は、島内巡回バスを利用してリゾートワールドへ向かい、夜までエンジョイするプランです。
ナイトプール
プールサイドはバーカウンターが設置してあるため、お酒をオーダーしてプールサイドで飲みながらゆっくり楽しむこともできます。夜はこんな感じ。
家内はせっせとインスタ映えする撮影を試みており、女性的にはかなり楽しめるスポットとなっていた模様。私はただただ浮き輪の上でプカプカ浮いていたのみなので、これはこれで快適でしたが。
スポーツジム
ジム設備もこちらは比較的豊富な部類。ランニングマシーンが多めですが、マシントレーニングもありました。利用者数はかなり少なく常時2~3人程度。自分が利用した際は1人で貸切状態で楽しませてもらいました。
朝食は1階のザ・キッチンテーブルで
翌日の朝は1階にあるレストラン”ザ・キッチンテーブル”で朝食を食べます。なお、今回は朝食付きプランで予約をしていましたが、SPGプラチナ会員の場合、会員ベネフィットで朝食か500SPGポイントのどちらかを選択することができます。そのため、朝食なしのプランで予約して、朝食を選択するのも良いかと思います。
レストラン規模はホテル規模と比較すると若干コンパクト気味な印象。というのも、ホテルの座席配置がキッチンやビュッフェ代とかなり近い距離にあり、窮屈な印象を少々受けました。ファミリー層が多く4人掛けテーブルが多いのも理由でしょうか。ただ、その分様々な食事が敷き詰められています。
ヌードルバーもこのとおり。
食事のクオリティとしてははっきり言って全く問題ないですし非常に高いレベル。ただ、少々あれかな・・・と思ったのはサラダバーがなかったことでしょうか。また、エッグステーションなどはかなり混雑しており、少しあわただしい感じも受けてしまいました。まぁでも朝から満腹になれるいい朝食会場です。
まとめ:シンガポールのリゾート島でのんびり派におすすめ
ハード面:★★★★★:ナイトプールはインスタ好きにおすすめ
ソフト面:★★★★★:ホテルシャトルバスなど利便性高いサービスが豊富
コスト面:★★★☆☆:リゾート価格。日にちよってかなり変動的。
アクセス面:★★★★☆:島内移動はバスを活用しよう
たった1泊(といっても30時間近くいた)の滞在となってしまいましたが、個人的にはもう1泊ぐらいしたかった、と思ってしまうほどの心地の良い滞在となりました。
こちらのホテルの楽しみ方は、もちろんホテルのプールを思う存分楽しむのもよいでしょう。それ以外にセントーサ島でのアクティビティを合わせて楽しむというのも素晴らしいかと思います。
当初ホテル予約段階には、立地条件が非常に心配ではあったのですがホテルが頻繁に運行しているシャトルバスやセントーサ島を巡回しているバス(セントーサバスB)を活用することで、ほぼタクシーを使うことなく快適に滞在することができました。
今回はスイートルーム利用ということを差し引いたとしても、また滞在したいホテルのひとつとなった次第です。ぜひ夫婦やカップル・ファミリーで滞在する際に、こちらを選択肢としていただくとといいでしょう。強くお勧めしたいホテルのひとつになりました。以上、ご参考まで。
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