【大阪】インターコンチネンタル大阪 エグゼクティブスイート/クラブフロア 宿泊記 (2017/10)

記事の投稿日時とはだいぶずれていますが、先日大阪へ遊びに行ってきました。2泊3日のプライベート旅行。日中は、ほとんどUSJにいただけですが、宿泊先は大阪で有名なこちらのホテルを使用しました。今回は、インターコンチネンタル大阪を紹介します。

インターコンチネンタル大阪 エグゼクティブスイート

ホテル名:インターコンチネンタルホテル大阪
ホテルランク:★★★★★
宿泊部屋:エグゼクティブスイート
予約価格:約80,000円/2泊(インターコンチネンタルアンバサダー週末無料券利用)
予約方法:IHG公式経由

インターコンチネンタルアンバサダー週末無料券を利用

予約はIHG公式から。IHGのホテルプログラムに詳しい人ならご存じのインターコンチネンタルアンバサダー週末無料券を利用しました。

インターコンチネンタルアンバサダープログラム

インターコンチネンタルホテルにはIHGホテルグループに属していますが、インターコンチネンタルブランド独自のアンバサダープログラムが用意されています。アンバサダープログラムは有料会員制のプログラムで、会員になると、

  • 宿泊部屋1アップグレード保証
  • 16:00までのレイトチェックアウト
  • 専用チェックインエリア
  • ウェルカムフルーツ、無料のボトルウォーター
  • アンバサダーギフト
  • 週末無料券
    (金土または土日の宿泊時に利用でき、2泊目の宿泊代金が無料となるバウチャー)

などのサービスが受けられるリッチな会員制度です。有料会員になるには、200USDまたは32,000IHGポイントの支払をする必要がありますが、インターコンチネンタルを頻繁に利用するなら、有料会員になる価値は高いと思います。有料会員登録のリンクはこちら

通常に予約する場合はスタンダードルームで30,000~50,000円

通常予約する場合は、スタンダードルームで最安30,000円から予約できることがあります。ただ、週末の場合は宿泊価格が高騰することが多く、安くても40,000円前後となることが多いですね。ただし、エグゼクティブスイートは1泊100,000円超えとなることもしばしば。そのため、無料アップグレードを活用する方が、お得に宿泊できることが多いと言えます。

もし有償で予約をするのであれば、Topcashbackを経由して予約するのがオススメです。こちらのサイトを経由して予約することで、時期にもよりますが、部屋代金の8%前後をキャッシュバックすることができます。

日本語のサイトであれば、ハピタスを経由して予約するのも、簡単にキャッシュバックが得られるのでおすすめです。多少キャッシュバック率は下がってしまいますが、こちらもサイトを経由するだけでキャッシュバックを受けることができます。どちらのサイトも広告費の一部をユーザーに還元する仕組みであるため、ホテル側のサービスが悪くなったりはしません。利用しない手はないでしょう。

大阪駅直結の超好立地

インターコンチネンタル大阪は大阪駅に直結しており、雨天時でも傘不要の好立地に位置しています。もちろん徒歩で移動できるため、タクシーを探す必要もありません。

梅田駅周辺には、価格帯がもっと安いホテルも複数あるのですが、やはりそれらと比べても駅と直結型のホテルは少なく、周辺の移動も徒歩でカバーできる場所が多い所は非常に便利と言えますね。大阪駅は東京駅と新幹線で結ばれている点や1本で関西国際空港へ行けることもあって、海外の客人に紹介しやすいという点も強みと言えます。

グランフロント大阪内に入口あり

 

ホテルの入り口はグランフロント大阪の1階にある。大阪駅からはグランフロントの中を通っていくため、買い物をしながら向かってもいいでしょう。周辺に飲食店が多数あり、夕食やちょっとした食事に困らない点は非常に嬉しいところです。

ホテル入口はこちら。ホテルフロントはこちらからエレベーターで上がった先にあります。

エレベーターで4階に上がると、そこはフロントチェックインカウンターがお出迎え。エレベーターから出た瞬間に高級感溢れる雰囲気が漂ってきます。

チェックイン

 

アンバサダー会員はローカウンターでのチェックインも可能ですが、今回到着時した時には、ほとんど人がおらず待ち時間なしの状況でした。そのため、ハイカウンターのスタッフに声を掛けました。今回はエグゼクティブスイートを予約していたこともあり、クラブフロアまでスタッフにご案内してもらえることに。

エレベーターの途中には、ホテルのバーレストラン”adee”(アディ)があります。ワンドリンク2,000円弱と値段は安くないため、大阪駅近くで夕食をした後に立ち寄るような使い方ができるといいレストラン。宿泊時はさすがにわざわざ行く必要はないので、今回は利用せず。

エレベーターでクラブフロア(28階)に上がり、チェックイン手続きへ。インターコンチネンタルホテルの部屋の種類は以下のとおり、かなりの種類があり、それぞれアップグレードポリシーも決まっています。

  • スーペリア 42㎡
  • デラックス 49㎡
  • デラックスビュー 49㎡
  • コーナースイート 59㎡ ←予約部屋
  • エグゼクティブスイート 83㎡ ←宿泊部屋

スタンダードな宿泊部屋以外にレジデンスタイプの部屋も用意されています。部屋の広さはレジデンスの方が広いのですが、キッチンエリアやリビングエリアが増えているためであり、アップグレードポリシーや宿泊用途に応じて予約部屋を決定するのが良いでしょう。

  • スーペリアレジデンス 60㎡
  • 2ベッドルームレジデンス 90㎡
  • デラックスレジデンス 74㎡
  • 2ベッドデラックスレジデンス 108㎡
  • 2ベッドルームプレミアムレジデンス 117㎡
  • 3ベッドルームプレミアムレジデンス 166㎡

なお、スタンダードルームの予約でもコーナースイート程度であれば、アップグレードされる場合はしばしば見受けられ、高いランクの部屋を予約すべきかどうかはやや判断が難しいところです。ただ、FlyerTalkでは明確なアップグレードポリシーを日本で一番詳しいと言ってもいいRanyanさんがコメントしています。以下抜粋。

Upgrade policy
according to this post by Raynyan, the hotel upgrades as following:

Rewards Club Members
Club Member/Gold: No upgrade
Platinum/Spire: One level upgrade depends on availability (Basically same to non-RA Ambassadors)

Ambassadors
#At least guaranteed as below, Club is not given for Non-Club category booking
Superior to Deluxe
Deluxe to Deluxe View
Deluxe View to Suite
Suite to Corner Suite
Corner Suite to same room with Suite rate

Club Room (Club Deluxe) to Club Deluxe View
Club Deluxe View to Club Suite
Club Suite to Club Corner Suite
Club Corner Suite to Executive Suite (or same room + 10000pts, Depends on availability)
Executive Suite to Deluxe Suite (or same room + 10000pts, Depends on availability)
Deluxe Suite to same room with Executive Suite rate

One Bedroom Superior Residence to One Bedroom Deluxe Residence
One Bedroom Deluxe Residence to Same Room + 10000pts
Two Bedroom Superior Residence to Two Bedroom Deluxe Residence
Two Bedroom Deluxe Residence to Two Bedroom Premium Residence (or same room + 10000pts, Depends on availability)
Two Bed Room Premium Residence to same room with Two Bed Room Deluxe Residence rate

Royal Ambassador
Superior to Club Deluxe View
Deluxe to Club Suite
Deluxe View to Club Corner Suite

RA should not book Suite and Club Room
Both Deluxe Suite and Executive Suite are exception of two level upgrade.

Corner Suite to Executive Suite (or same room +10000pts, Depends on availability)
Executive Suite to Deluxe Suite (or same room + 10000pts, Depends on availability)
Deluxe Suite to same room with Executive Suite rate

RA will be given Club access for all of Residence Room with one level upgrade.
No across the Bedroom category. (No upgrade from One Bedroom to Two Bedroom)
No upgrade to Three Bedroom Residence.
FlyerTalkより)

クレームを付けてアップグレードされているケースが他の人のブログであり、ポリシー外の対応も多いのですが、参考程度に覚えておくと宿泊時に便利かもしれません。

クラブフロアで日本語の上手な外国人スタッフに説明を受け、チェックイン手続きを済まします。その後は、案内してくれたスタッフに連れられて、宿泊部屋へ。

本日の宿泊部屋は2812。さて、どのような部屋となっているのでしょうか。

エグゼクティブスイート

 

部屋に入ると目の前にはビジネスデスクがお出迎え。インターコンチネンタル大阪では有名な石の台座も出迎えてくれます。

入り口近くにはトイレ。シンプルに石鹸とハンドタオルが完備。中の雰囲気といい、★5ホテルにふさわしい高級感を兼ね備えています。

 

リビングルームにはL字型ソファが配置しており、モニターのバランスを考えても居心地のデザインとなっています。なお、こちらのテレビモニターは音響設備がすばらしく、サラウンドタイプの重圧感を感じながら音を楽しむことができます。ぶっちゃけ普通にソファでゴロゴロしながら、映画を観て過ごすのもいいのではと思ってしまいまいした。

ミニバー

ミニバーにはシャンパンやソフトドリンク、チョコレート等がぎっしり。今回は外出が多かったこともあり、すぐ下にはコンビニもあるので、活躍せず。

   

引出し下にはグラスや食器が多数あり、シンガポールの高級茶であるTWGもセットされていました。ボトルも有料ではありますが、セットされています。グループで集まって部屋飲みに利用するのも楽しいかも。

ウォークインクローゼット

ウォークインクローゼットのスペースも十分。バスルームも完備。

ドレッサー付ということで、家内も大満足。これぐらい広いとスーツケースを置いても、相当余裕がありますね。

ベッドルーム

ベッドルームはキングサイズのベッドが1台。部屋自体が大きいだけあって、ずいぶん周りに余裕があり、ベッドサイズの大きさが伝わりません笑。おそらくエキストラベッド3~5台置いても余裕あるんじゃないでしょうか。

ベッドルームにはオットマン付きの1人ソファがあり。もうスペースが余りまくっているから、とりあえず置いた感も否めませんが、部屋のインテリアとして活躍している感じでしょうか。

バスルーム

 

バスルームもかなり大きいサイズ。シンクはひとつですが、左右にも十分のスペースを確保しており、ホテルのシンクとしては利便性が非常に高いと言えます。

  

洗い場付きのシャワーブースに、かなり大きめサイズのバスタブもあり。シャワーはレインタイプとハンドタイプの2種類で切り替えができます。

 

バスアメニティはインターコンチネンタルブランド共通のアグラリア。個人的には、そんな好きなタイプのアメニティではありませんが、インターコンチネンタル共通なので、やむなし。ただ、バスソルトもあって、バスアメニティが充実している点が非常に嬉しかったところ。

ウェルカムギフト

 

ウェルカムフルーツはもちろん、アンバサダー特典ということでウェルカムギフトのマカロンもいただけました。このマカロンはホテル内のレストランで作っているのでしょうか、それともどこか提携のスイーツ店があるのでしょうか。非常に美味しかったのが印象的でした。

クラブフロア イブニングタイム

クラブフロアは一般的なビュッフェダイニング形式。メインディッシュはオーダー制となっていました。座席数も豊富で、金曜日の夜ではあったのですが、十分余裕があり、騒がしくなく落ち着いた雰囲気でクラブフロアを楽しむことができました。

チーズ類やナッツ、一口サイズのアピタイザーが複数用意されていました。アピタイザーのみだとちょっと寂しいかもしれませんね。やはり夕食前に軽く食べる程度がちょうどいいと言えます。

 

メインディッシュはオーダー制ということなので、魚の照り焼き、ステーキを注文しました。いくつかメインディッシュはあるのですが、

  • 天麩羅(ゴーヤ、かぼちゃ、トマト、茄子、大葉)
  • 帆立貝柱のソテー レモンハーブバター
  • スモークダックと野菜のピクルスのサラダ オレンジピネグレット
  • 鱸(スズキ)のソテー 生姜のライム
  • ビーフステーキとオニオンリング ペッパーソースと粒マスタード
  • 豚ロース肉とアップルピューレ

といずれも食欲をそそる名前。

メインディッシュが出てくるまではバイキングからいくつか小皿を取ってきて食べます。家内的にはサーモンのカルパッチョが相当お気に入りだったようで、何度もお代わり。私はシャンパンをいただきました。シャンパンはルイ・ロデレール・ブリュット・プルミエ。いいシャンパンだと思います。お得に楽しませてもらいました。ちなみに市場価格はこんな感じ。

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感想(39件)


こちらがメインディッシュの魚料理とステーキ。魚料理は美味しかったものの、肉はガチガチに固すぎて若干閉口。さすがに家で焼いてもこうはならないので、どうしてこうなった感が・・・非常に残念ではありました。ただ、ドリンクの種類や他の品数も豊富で満足度は高かったです。

朝食はフルビュッフェのレストランで

翌日は早朝からUSJへ向かうため、朝一番でレストランに入ります。圧巻のワインセラーに出迎えられて、座席につきます。

以前、インターコンチネンタル東京ベイに宿泊した際はあまりの朝食のクオリティの低さにショックを受けましたが、インターコンチネンタル大阪は全くそんなことはなく、非常に豊富な種類の品数を提供しています。

生ハムやチーズはもちろん和食、洋食、中華、ライブキッチンなど多様な朝食を楽しむことができます。

さすが★5ホテルと言ってもいいレベルでしょう。インターコンチネンタル大阪宿泊時はぜひ朝食は体験すべきと言えます。

充実した朝食が印象に残る滞在でした、本当。

あまり朝から食べ過ぎるのは身体に悪いため、ある程度セーブしておきたいのは常に心掛けているのですが、この充実したビュッフェを前にすると心が揺らいでしまいます。おいしいクロワッサンとフルーツジュースと贅沢な朝食を楽しませてもらいました。

ターンダウン

USJで1日中遊び回った後に部屋へ戻ってくると、部屋はターンダウンされていました。そして、お菓子が追加で補充されているという笑。

2泊目の朝食もビュッフェレストランを堪能

2泊目の朝は特段用事も入れていなかったため、のんびり起床し朝食レストランへ。1泊目と同じビュッフェレストランを利用しました。9時前後だったこともあり、レストラン前のバーフロアで一時待機。この辺のラグジュアリーなホテルの雰囲気は非常に自分好み。

1泊目の朝食と同じく朝から食い過ぎてしまうレベルの朝食ビュッフェ。

クラブフロア アフタヌーンティー

最終日は午後4時までのレイトチェックアウトをホテル側から提案していただいていたこともあり、午後のアフタヌーンティーを楽しむことにしました。

ネット上で事前に知ってはいたのですが、インターコンチネンタル大阪の3段重ねのティーセットって本当贅沢だなーと思います。シンガポールのラッフルズホテルを彷彿させるこのサービス。

大阪の景色を眺めながら、アフタヌーンティーセットをいただきます。朝食やランチを食べていると、あまりのボリューム感で食べきれない点には注意が必要。ぶっちゃけお腹ペコペコぐらいがちょうどいいのではないでしょうか。クラブフロア滞在時にはぜひ寄ってみることをお勧めします。

まとめ:立地もサービスも満点クラス

総合評価:★★★★★:立地もサービスも満点クラス
ハード面:★★★★★:エグゼクティブスイートに大満足
ソフト面:★★★★★:細かいトラブルへの対応も親切丁寧
コスト面:★★★★☆:週末はやや価格高め。大阪価格としては妥当
アクセス面:★★★★★:大阪駅直結は極めて便利

インターコンチネンタル大阪には初めて宿泊したのですが、本当素敵なホテルで満足度が極めて高い滞在となりました。屋内プールやジムを楽しむ暇はなかったため、やや心残りがあるのですが久しぶりにまた宿泊したいと感じたホテルです。

今回はスイートルームに滞在したため、ホテルに対する主観的評価が上方補正されている可能性が高いです。ただ、USJ利用でも、大阪観光でもどちらにも使える好立地な点は他のホテルと比較しても頭一つ抜けていると思います。

難点は近年高騰してしまっている大阪地区のホテル価格でしょうか。こちらのホテルも決して安い部類ではなく、最低3万円程度は1泊当たり掛かってくる点は手が出づらくなってしまう点と言えます。もし宿泊する場合にはアンバサダー特典やキャッシュバックサイト(ハピタス)等を活用して、お得に予約すると良いでしょう。以上、ご参考まで。

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