先日IHGグループの最高ブランドでもあるヨコハマグランドインターコンチネンタルに宿泊してきました。インターコンチネンタルは比較的知名度の高いホテルブランドだと思いますが、一応高級ホテルのブランドということで宿泊価格もかなり高めのの部類。さて、平日宿泊ではあったのでしたが、どういう滞在となったのでしょうか。
目次
ヨコハマグランドインターコンチネンタル
ホテルランク:★★★★★
宿泊部屋:デラックスベイビュー
予約価格:約12,000円(朝食込み)
予約方法:IHG公式経由
ヨコハマグランドインターコンチネンタルは曜日によって大きく宿泊金額が変動するホテルの1つとして知られています。
今回も宿泊費節約のために、Mr. Rebatesを経由して予約します。こちらのサイトを経由して予約すれば、IHG公式だろうとHotel.com、Expediaでもキャッシュバックがもらえることが知られています。キャッシュバック率はタイミングによって変動するのが特徴ですが、高い時期であれば10%キャッシュバックを受けることが可能です。
みなとみらい駅から徒歩5分の立地
横浜駅からみなとみらい線で5分少々。みなとみらい線みなとみらい駅から徒歩5分程度の距離にあるこちらのホテル。
最後に宿泊したのは確か3年前。3年ぶりの訪問と言うこともあり普段横浜を歩いていないせいか、念のため地図も確認してみます。地図を見ると300メートルで着く距離。だが、いまいち出口がわかりません。
みなとみらい駅にある長いエスカレーターを上り、とりあえず建物の外に出ることにしました。実は帰る際に気づいたのですが、建物の外には出ずにパシフィコ横浜へ向かう方向へ歩いたほうが圧倒的に早いです。しかも屋根伝いに歩くことができます。
外から見えるインターコンチネンタルの外観はこんな感じ。
インターコンチネンタル特有の変な形の建物
ホテル近くまで来て撮影した写真はこちら。昔からあるインターコンチネンタルらしいヘンテコな形のデザイン。ヨットの帆をイメージしているらしいですが、一度もそう見えたことはありません。
外国人客も多いチェックインロビー
他のインターコンチネンタル同様、他の施設と融合しているためそもそもチェックインロビーがどこなのか、わかりづらかったりする建物となっています。なお、途中で足を止められるようなギミックがあったり、館内を歩くだけでも楽しめるのは嬉しいポイント。
ホテル内をてくてく歩きチェックインカウンターへ到着。時間帯は午後8時。この時間帯でチェックインする人は少なく、ロビー全体にはホテルスタッフが多く待機していました。宿泊客の人数の方が見るからに本日は少ない模様。
ラウンジバー”マリンブルー(Marine Blue)”もこの通り併設されています。こちらのラウンジバーではウェルカムドリンクが利用できます。
さて、受付のスタッフにチェックインしたい旨を告げます。チェックインの際には、名前を告げるだけで宿泊の確認が取れました。
アンバサダー特典
今回も、IHGゴールドアンバサダーとして予約をしているため、以下の特典が宿泊時に受けられます。
- 宿泊部屋の1段階アップグレード保証
- ウェルカムフルーツ
- ウェルカムギフト
- 午後4時までのレイトチェックアウト
さらに、IHGグループでは、チェックイン時にウェルカムドリンクまたはIHGポイント(ゴールド会員の場合、400ポイント。ホテルブランドによって異なる)のどちらかを選択することができます。今回は、ウェルカムドリンクを選択。
部屋の種類
さて、部屋をアップグレードしてもらったらしいですが、具体的にはどの程度のアップグレードだったんでしょうか。とりあえず部屋の種類を確認してみると以下の通り。
- ビジネスルーム 27㎡
- スーペリアルーム シティビュー/ベイビュー 27~38㎡ ←予約部屋
(スタンダードルームと同じカテゴリ) - デラックスルーム シティビュー/ベイビュー 31~38㎡ ←宿泊部屋
- グランドデラックスルーム シティビュー/ベイビュー 38㎡
- クラブルーム シティビュー/ベイビュー 38㎡
- 和室スイートルーム 67~116㎡
- ジュニアスイートルーム 72㎡
- ハーバースイートルーム 88㎡
予約時は最安ランクのスーペリアルーム(スタンダードルーム)朝食付きを予約していましたが、宿泊日の数日前にデラックスベイビューにアップグレードされていました。
チェックイン時に更なるアップグレードがあるか、期待してしまいましたが、さすがに部屋にアンバサダーギフトやウェルカムフルーツをセットいただいていたこともあり、運営的にチェックイン時アップグレードはなさそう、ということをここでも体感。
シティビューとベイビュー
シティビューとベイビューでは宿泊料金が異なっており、ベイビューの方が1段階高い金額が設定されています。ただ、高いと言っても1,000円程度の差ではありますが。
このビューの違いで1段階と判定されるのかは、少し怪しいところでありますが今回はスーペリアルーム(シティビュー)からデラックスルーム(ベイビュー)で3段階のアップグレードをしてくれたことになります。ビューの違いを抜けば、規約通り1段階のみのアップグレードですね。
ただ、今回は1人で利用と言うことなので、個人的には部屋の広さを上げてくれたほうがよかったかなぁ、と思っている次第。
最上階は31階。今回は、23階に宿泊します。他の宿泊者を見ていると、ほとんどが高階層に宿泊しているのが特徴的でした。
チェックインを済ませてエレベーターで今回の宿泊部屋へ向かいます。外観の造りもあって、なかなか面白い構造をしています。
廊下自体はやや古い印象を受けるホテルではありますが、インターコンチネンタルホテルらしいシックなデザイン。
今回の部屋は2304、カードキーはタッチ式。
デラックスベイビュー
部屋はシックでダークなデザインのデラックスベイビュー。イメージしていたよりも高級感が溢れていてちょっと安心しました。インターコンチネンタル東京ベイのレギュラーフロアと比べてもこちらのデラックスルームの方が見た目は高級感があって個人的には好きな部類。
ベッドサイドテーブルには固定電話やホテルの案内を並べてあります。地味にアウトレットがないのが使いづらいところ。
夜景が一望できる造りとなっており、2脚の椅子とテーブルが用意されています。横浜の港湾が見える非常に素晴らしい景観。正直な話、女子ウケはかなり良いのは間違いないでしょう。
ヨコハマグランドインターコンチネンタルのウェルカムギフトはチョコレート詰め合わせ。インターコンチネンタル東京ベイのギフトは、ミニタオルだったので、個人的には美味しく食べて消費できるチョコレートはなかなか良かったです。
蛇足だが、以前パタヤのインターコンチネンタルに宿泊した際は旅行中にも関わらず、非常に大きくてかさばるネックピローを渡されて、困惑したことがあったのが懐かしいです。
ビジネスデスク
ビジネスデスクは木目調の机が用意されているものの、若干スペース間は狭めの印象。右サイドにもボトルウォーターや食器を並べてあり、やはりビジネス目的だと若干使いづらい感がにじみ出ています。
机横にはアウトレットが2つあり。
薄型テレビが部屋の中央に位置しており、その下の引き出しにはパジャマが用意されています。バスローブは厚手なので、このパジャマは嬉しいですね。
そして、さらにその下の引き出しにはセーフティーボックスがあります。ここにセーフティーボックスがあるのはちょっと意外だったので驚きました。
ミニバー
ミニバーにはソフトドリンクがかなり多めに揃っています。また、ウェルカムフルーツがチェックイン前の段階からセットされていました。
クローゼット
クローゼット内にはバスローブ2着。インターコンチネンタルのロゴ入りスリッパが2足。
バスルーム
バスルームはこちら。インターコンチネンタルにしては若干狭いかもしれませんね。トイレと洗面台とバスタブの3つの構成。
バスタブは画像で見ると少し狭い印象受けますが、1人で使う分にはゆとりもあり、非常に快適なサイズ。
蛇口の形がひねるタイプとなっており、やはりここにも古いタイプのホテルの名残が少し残っています。
バスアメニティーはアグラリア。このバスアメニティ自体は、個人的には悪くないバスアメニティーだと思ってはいます。だが、海外ユーザーの中ではバスアメニティをアグラリアとしているインターコンチネンタルは、Penny Pinchingなホテルとして認識されることがある模様。
今回宿泊していた際には、なぜかシャンプーが2本。コンディショナーが2本。その一方で、ボディーローションやボディーソープがない謎の配置がされていました。
後ほど、フロントへ電話してボディーローションとボディーソープをください、とお願いしといたところ、何故かボディーローション2つと固形石鹸2つが部屋に届けられました。正直よくわからないから、ありがたく受け取っておきます。
バーラウンジでウェルカムドリンク
部屋で荷物を置いた後は、ロビーラウンジでウェルカムドリンクチケットを使います。
ロビーラウンジの雰囲気もシックで落ち着いた雰囲気。ほとんど利用客はおらず、店の広さに対して3~4人程度しか客がいないように思えました。この後は仕事をする必要はないのでとりあえずビールを注文。
ドリンクチケットのメニュー表中には赤白ワインやスパークリングもあったのが印象的。ただ個人的な好みもあり、ビールでいいかなと。
ベイビューを眺めながら豊富な朝食をいただく
朝食は1階(フロントは2階)にあるオーシャンビューが見えるレストランで取ることにしました。チェックイン時の説明では、
スタッフ「1階のオーシャンビュッフェか4階のなだ万のどちらかをご利用ください」
とのこと。ビュッフェと定食だったら、まぁ普通に考えてビュッフェだよな、と思いつつ今回はビュッフェ側のレストランを訪問しました。ビュッフェ開始のAM6:30に行ったもののすでに先客が複数おり、朝一は朝一で微妙に混雑する奇妙な状況に遭遇してしまうことに。
レストランから海が見える窓側の座席を案内されます。なかなか景観が良い中で朝食が食べられ、地味に付加価値が高いと感じました。いや、人によっては付加価値ゼロかもしれませんが笑。
メインの朝食会場ということもあり、サーモンや生ハムチーズなど海外系ホテルにも負けない充実なラインナップをしています。
エッグスステーションはもちろんあり。朝1番からいろんな人がオムレツを注文していました。もちろん全員英語対応が可能。
インターコンチネンタル東京ベイにはなかったクロワッサンの山盛りなんかは個人的に非常に嬉しいポイントのひとつです。他にも菓子パン類や固めのハードなパンも用意されておりパン好きにはたまらないラインナップ。
あまり食い過ぎてもいけないのですが、ついつい今回もビュッフェを取りまくってしまいました。朝食料金は2人で2,500円程度なので2人利用の際は、かなりコスパは高いのではないでしょうか。今回は1人で利用なので、ややコスパの良さを感じられてはいませんが、非常に充実したラインナップにまた次回も利用したいと思った次第です。
チェックアウト
朝食後は特段部屋でやることもないため、会社へ直接向かう予定。せっかくレイトチェックアウトのサービスを受けてはいるものの、平日利用では滞在時間12時間とちょっと短めなのが残念なところ。止むなし。
なお、こちらのホテルはジムやプールは宿泊者であっても有料となっています。日本のホテル特有の事情かもしれないが、プール好きなタイプにとっては残念ですね。
この後、東海道線の洗礼を浴びて、普段以上に体力を浪費する結果となりました。
まとめ:みなとみらい滞在時はぜひ使いたい
ハード面:★★★★☆:若干古い箇所もあるが、夜景は抜群
ソフト面:★★★★☆:対応は不正確だがスピード早し
コスト面:★★★★☆:タイミング次第では高コスパ
アクセス面:★★★★★:みなとみらい周辺滞在時はぜひ
今回の宿泊費用は、朝食込みで約12,000円と東南アジアや中国奥地のインタコも驚くくらい安い値段。しかも、アクセラレータキャンペーンとOTAキャンペーンを消化できるため、大体10,000IHGポイント(約5,000円相当)が付与されます。
お得に予約するには・・・?
今回、Mr. Rebatesを経由しているため、部屋代の8%が上記ポイントバックとは別にキャッシュバックされます。公式サイトやホテル予約サイトから予約をする場合には、必ずポイントサイト(Mr. Rebatesやハピタスなど)を経由してから予約をしましょう。確実にお得になります。
ただ、泊まらなくても全く問題なかっただけに、若干の交通費含めて出費している訳で消費活動であることには変わりはありません。さすがに夜到着、早朝出発でクラブルームを利用する気はありませんでしたが、2日間フルで横浜滞在する場合はまた活用したいですね。