【大阪】 W OSAKA 宿泊記 (2022)

今回は大阪滞在時に使用したホテルを紹介します。ここW OSAKAは2021年3月に開業した日本発のWブランドのホテルで、インスタグラムなどのソーシャルメディアでは毎日どこかのインスタグラマーが投稿するくらい頻繁に登場するホテルですね。仕事&プライベートでの滞在だったため、あまり自由時間はなかったのですが、ホテル内の快適さも含め印象的な滞在となりました。

W OSAKA

ホテル名:W OSAKA
ホテルランク:★★★★★
宿泊部屋:ワンダフルゲストルーム
予約価格:宿泊クーポン使用
予約方法:マリオット公式経由

予約はクレジットカード付帯のクーポンで

W OSAKAはまだ開業から1年程度ということもありますし、大阪の高級ホテルの価格帯を考慮しても決して安い部類ではありません。最安値でも4~5万円前後で推移しており、大阪のリッツカールトンやセントレジスと同程度の価格帯となっています。正直、大阪に滞在する際にここまで高いランクのホテルが必要かは疑問もありますが、いつもとは違う高級志向の滞在であれば選択肢として良いかと思います。

ただ、今回は中途半端な滞在ということもあり、コロナ禍で全くと言っていいほど使えなかったクレジットカード(SPGアメックス)の宿泊クーポンを利用して泊まることとしました。これまでSPGアメックスは付帯得点が手厚いクレジットカードのトップティアにいたのですが、今年クレジットカードの刷新が行われ、年会費UPなど今までとは条件がだいぶカードになる予定です。私は今のところ、時期が来たら一旦解約を考えていますが、かなりのホテルヘビーユーザーであればメリットも大きいカードになるかと思いますので、検討してみるのも良いかもしれません。

注意
2024年9月現在Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードがマリオット系列のクレジットカードとなっています。年会費59,500円(税込)とプラチナクラスのクレジットカードとなっており、非常に顧客層を選んでしまうカードとなっていますが、マリオットグループをメインに利用される方は検討の価値あるかもしれません。

さて、もしクーポンでなく通常通りホテル公式や代理店予約サイトなどから予約をする際は、キャッシュバックサイトを経由して予約するのがおすすめです。日本だとハピタスなどのキャッシュバックサイトが有名ですね。私も有償宿泊の場合は必ず経由させて(数%ではありますが)、キャッシュバックを貯めています。その他、Hotels.comやBooking.comなどのホテル予約サイトもキャッシュバックサイト内では対象となっており、キャッシュバック率が高い時期は8%バックにもなるときがありますので、他ホテルサイトを利用する際もぜひご活用ください。

御堂筋線心斎橋駅から徒歩5分程度

あまり大阪の土地勘はないのですが、こちらのW OSAKAホテルは心斎橋駅から徒歩5分程度の距離にあります。心斎橋駅からホテルまでは大通り一直線であるため、余程の方向音痴でない限り迷うことはないかと思いますが、雨天時はアーケードがある通りとは反対側であるため、若干注意が必要かと思います。

新大阪駅と心斎橋駅は距離こそそこまで離れていないものの、駅数はそれなりにあり、新幹線移動の合間に使用するホテルとしては若干難しい側面があるかなと。また、一方で伊丹空港からのアクセスも新大阪経由やなんば駅(高速バス発着)からの1駅移動を考えると、これもまた利用しづらい印象ですね。なので、交通の利便性で使用する、というホテルではなくあくまでバブリー感溢れる滞在を目的として宿泊する、という明確な目的がないと選びづらいかもしれません。

入口頭上で輝くWブランドのマーク

夕方夜にこの日は到着。Google Map上でW OSAKAの位置までたどり着くと、周辺はフェラーリショップ・高級腕時計販売店が並ぶなど、完全にアッパーな地域のようです。一本通りを越えれば庶民的なお店が並ぶアーケードがあるのですが、W OSAKAの周辺は完全に異次元の模様。

入口を見ると、頭上にはWブランドが輝いています。正直スーツ姿で中へ入るのも躊躇ってしまうくらい、バブリーな雰囲気で海外旅行中であれば楽しめる感じなのですが、仕事着で入るにはやや敷居の高さすら私には感じました。

とはいえ、とりあえず中へ入っていきます。

ドアを開けるとピンクのネオンストリート

入口自動ドアが開いて出迎えてくれたのが、ピンクのネオンストリート。だいぶ激しいですね笑。Wブランドらしいデザインで、そこは世界共通変わらずといった感じです。

このピンクのエリアを抜けるとスタッフがすぐに案内してくれました。チェックインである旨を伝えると、そのまま名前を聞かれて上階のフロントへスムーズに対応してくれる手際の良さ。荷物も部屋まで持っていってくれました。

チェックインカウンターは4階にあり、そこはバーフロアにもなっている造り。時間の関係もあってバーレストランは利用しませんでしたが、その空間もオシャレな雰囲気で満ちており、スタッフの年齢層も客層の年齢層も全体的に若くフロア全体が若々しいエネルギーが溢れていました。

ワンダフルゲストルーム

今回予約していたのはコージーゲストルーム。ですが、ゴールド会員の無料特典という形で1ランクのアップグレードをしていただけました。最低ランクのお部屋でも40㎡とかなりゆとりある広さとなっており、いずれのお部屋でも快適さにそこまで差はないかと思います。

  • コージーゲストルーム 40㎡ ←予約部屋
  • ワンダフルゲストルーム 40㎡ ←宿泊部屋
  • スペクタキュラーゲストルーム 42㎡
  • ファンタスティックスイート 60㎡
  • マーベラススイート 80㎡
  • WOWスイート 120㎡

最上階は27階のようですね。おそらくスイートなどで占有されているのだと思います。あまり今回時間もないので、まっすぐ部屋へ向かいます。

ちなみに、今回ゴールド会員の特典一覧として上記写真のような紙面をいただきました。

  • 館内レストラン15%割引
  • 25%ボーナスポイント
  • 500ポイントのウェルカムギフト
  • 午後2時までの優先レイトチェックアウト
  • 無料客室アップグレード(スイート除く)

無料客室アップグレードやレイトチェックアウトは嬉しい特典ではないでしょうか。移動の関係もありレイトチェックアウトは利用しませんでしたが、あれば嬉しい特典だと思います。

今回のお部屋は19階のお部屋。19階でも結構このエリアでは高さのある部類かな、と感じます。間接照明でシックな雰囲気の廊下を歩き、お部屋前に到着。

廊下を見る限り意外と部屋数は多いようですね。1部屋が40㎡のため、もう少し部屋数を絞っているのかなとも思ったのですが、部屋数自体も多いマンモスホテルなのかもしれません。

部屋を開けるとスタジオタイプ的なバスルームとベッドルームがつながった空間がお出迎え。最近はこういったデッドスペースをなくしたデザインのホテルも増えてきましたね。結構私の好みだったりします。

窓側から見た景色はこんな感じ。クローゼットの扉が開いており、デザイン柄の扉で隠れていますが、ベッド前のテレビが掲げてある壁は全面鏡張りになっています。

ベッドは十分なキングサイズ。ほぼ正方形ですね。ものすごく快適でした。

ベッド脇にはアルコールスプレーと使い捨てマスクが用意されていました。

ミニバー

窓側にはミニカウチとバーカウンターくらいの高さがあるカウンター。スツールがあるので夜景を見ながら・・・、ということでしょうか。

ミニバーには、無料のボトルウォーター(瓶タイプ)が4本。これは翌日も交換してくれました。また、エスプレッソマシンがあり、エスプレッソ飲み放題となっています。

使う人がほとんどいないからか、エスプレッソマシンで代用できるからか電気ケトルは置いていないんですよね笑。多分、使うのは私くらいだと思いますが、エスプレッソマシン以外のコーヒーが飲みたくて、普通にお湯(ぬるめ)を出すためだけにエスプレッソマシンを使っていました。エスプレッソマシンのお湯は70度位で出てくるため、個人的にはもう少し熱い温度のお湯を作れる一般的な電気ケトルがあると便利だったのですが、そうなるとかなりビジネスホテル寄りのサービスになってしまうので、ないのが自然でしょうね笑。

クローゼット

クローゼットもこの通り。内扉のデザインがおしゃれですね。

黒のバスローブ以外にも綿で薄手のパジャマタイプの寝間着も用意されています。着心地はよく、夏の寝間着にはぴったりな肌触りでした。

バスルーム

バスルームもバスタブ・洗面台・シャワーブースが分かれており、空間も贅沢に使用したデザインとなっています。

洗面台の横にはかなり大きなバスタブがあり、湯舟を張るには結構な時間がかかります。結局、私はシャワーブースだけで足りてしまったので、バスタブは一切使いませんでしたが、せっかく泊まったなら使った方がよかったかも・・・とも思いました。

別の扉を開けると、そちらはトイレになっています。タンクレスタイプの最新式ですね。

窓から見える景色

19階という高さであるため、そこまで見晴らしは良くないかな・・・と当初思っていたのですが、周辺のビルの高さの関係もあってか、すこぶる見晴らしのよいものとなっていました。

翌日の景色はこんな感じ。すがすがしい天気と言えます。

朝食は・・・今回もパス

昔はよくホテルで朝食を食べていましたが、最近は食が細くなったこともあり、朝はほとんど食べません。ということで、今回も朝食はパスしました。ちなみに、朝食の料金は洋食・和食ともに税込4,800円/人、ということで決してお安くはない価格帯。マリオットのプラチナ会員以上であれば、朝食無料の特典が受けられる、ということですし、そうでなくても宿泊時に朝食ありの宿泊プランを選択することで若干のお得価格で食べれるかと思います。

この日は日中仕事で外出し、戻ってくるタイミングでこちらのリーズナブルなお店に立ち寄りました。時間も限られていたため、あまりゆっくり滞在することもできなかったですが(そういうタイプのお店ではありませんが笑)、天ぷら美味しかったです。

ちなみに翌日はインドカレーの気分だったため、こちらのカレー屋に行ってテイクアウトをしてきました。

待っている間はサービスでラッシーをいただけました。やっぱりインドカレーは美味しいですね。

まとめ:今度はプライベートでゆっくり滞在したい

総合評価:★★★★★:今度はプライべートでゆっくり滞在したい
ハード面:★★★★★:デザインともに文句なしでしょう
ソフト面:★★★★★:滞在中は部屋担当が付いてくれ不自由なしかと
コスト面:★★★☆☆:さすがに大阪の価格帯だとかなりの高級・・・
アクセス面:★★★☆☆:駅からの距離はご愛敬。徒歩5分で可もなく不可もなく。

ホテルデザイン、部屋のデザイン含め、本当オシャレなホテルでしたね。とはいえ、海外のような外見パーティー感に溢れてサービスがずさん、ということはなくきっちり細かいところで(外出で出入りするたびに)接客対応する点も申し分ない印象となりました。

デザインやサービスを中心として良い点は本当多く、もっと滞在したいと感じたホテルであることは間違いありません。一方で、悪い点を挙げるならば、完全にアッパーな客層を相手にしているので、コストパフォーマンスに優れた宿泊とはいかないかなと思います。まぁ1泊4~5万またはそれ以上の水準なので、コスパを重視する客層ならホテルを選ぶ段階で選択肢に入らないので問題はないですね。

マリオットのプラチナ会員以上だと会員特典で朝食無料となるため、そういった方であれば積極的に選んでも良いかと思います。朝食をあまり食べれない自分としては、朝食の是非はコメントしづらいのでそのあたりでも評価はきっと変わってくるでしょうね。

一つ難しい点を挙げるとするならば、この価格帯だと別ブランドのホテルでスイートを選択することができたりします。そことのバランスを考えると、若干選択肢としてどうかなとも感じますが、まだ新しいホテルですし、一度は体験してみるのもきっと良いかなと。以上、ご参考まで。

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