バンコク滞在時は友人が宿泊していたこちらのホテルに自分も合わせて宿泊することとしました。バンコクのホテル価格は平均的に安いものの、近年の土地価格や建設費の高騰により、新規ホテルは大阪と同じくらいの金額で販売されている傾向にあります。昔ほどホテルが安い都市とは、もう言えそうにありません。とはいえ、ランクを下げると中々にお得なホテルがあるのも確かです。今回はややグレード低めのこちらのホテルを紹介します。
目次
シタディーンスクンビット23ホテル
ホテルランク:★★★☆☆
宿泊部屋:1ベッドルームデラックス
予約価格:約2,200THB=約7,700JPY/泊、予約変更可・朝食なし・諸税込
予約方法:ホテルズドットコム経由
予約はホテルズドットコム経由で
シタディーングループはあまり有名なブランドではありませんが、実は世界中にレジデンス系のアパートメントホテルを展開するワールドワイドなホテルチェーンです。日本でも東京・大阪にシタディーングループのホテルはあるようですね。
今回はホテルズドットコムから予約をすることとしました。予約の際は、大抵Mr. Rebatesなどのキャッシュバックサイトを経由させてから、予約することを心がけています。まぁ、これは単純に節約の一種なので、特に大した話ではありませんが。国内のポイントサイトだとハピタスなども利用しますね。Hotels.comやBooking.comなどのホテル予約サイトも含めて、高い時期で8%程度のキャッシュバック率があるため、予約のタイミングとホテルの販売価格を睨めっこしながら、最適な時期を決定する意外と地味に大変な作業だったりします。
金額は1泊当たり約8,000円弱。まぁ、他にもっと安いホテルもあるかと思いますし、最安ではなかったものの、友人と同じホテルというのは色々と都合よかったので選択しました。
スクンビットのソイ23にあるホテル
立地はスクンビットエリアのソイ23、ソイカーボーイの東側の出口を北へ徒歩5分ほど歩いた先の場所にありますね。このあたりのエリアですと、ナナエリアと比較して、交通渋滞に引っ掛かりづらい傾向にあるので、ほんの少しだけ使いやすいかもしれません。とはいえ、市内へ入る道が渋滞してしまったら、意味ありませんが。
MRTのスクンビット駅、BTSのアソーク駅があるため、徒歩圏で動き回れる立地と言えます。観光目的でも使いやすいのではないかと。
シンプルなチェックインカウンター
あくまで★3ホテルであるため、決してラグジュアリーな雰囲気を出すようなホテルではありません。チェックイン時も特にウェルカムなサービスがあるわけでなく、事務的にアナログの鍵を渡されたのみでした。チェックイン時刻が午後10時を過ぎていたせいもあるかもしれませんが、まぁそこまで付随的なサービスを受けられるわけではないかと思います。
- スタジオエグゼクティブ 28㎡
- 1ベッドルームデラックス 45㎡ ←予約部屋&宿泊部屋
予約していた部屋は1ベッドルームデラックス。販売されている部屋の種類が2種類のみしかなく、スタジオエグゼクティブでも28㎡あるため、割安なそちらを選択しても良かったかな?とも思いました。(ちなみに、友人はそちらのスタジオエグゼクティブを選択し、後で中の部屋を見せてもらいました)
1ベッドルームデラックス
リビングルーム
部屋のドアを開けると、目の前にはリビングが広がっています。デスクやソファが並べてあり、空間としてゆとりがあっていいですね。あまり仕事をするための部屋かと言われると、そうではない気がしますが、ここで生活しても全然苦じゃなさそうです。
キッチン
部屋の中にはキッチンが付いており、常時自炊ができる設備が整っています。タイでは外食をしたとしても、タイ料理が基本安く、500円(150バーツくらい)で事足りてしまうので、無理に自炊をする必要もありませんが、超長期で滞在する場合には便利ですね。
冷蔵庫の中には2本のボトルウォーターが入っています。ありがたい。インスタントコーヒー類を部屋で作れる電気ケトルなどもあるので、まぁ節約しようと思えば相当節約生活が送れそうな雰囲気の部屋となっています。
ベッドルーム
ベッドルームはこのとおり。少々殺風景すぎるというか、もう少しベッドはこだわってほしいな、と思うところですね。ほんの少し、抱き枕やピロー系統をちょっとアレンジするだけでだいぶ印象は変わるはず。
バスルーム
バスルームはバスタブと洗面台のユニット型。あまりお湯を貯めて、浴槽に浸かるような感じではありません。バンコクの気候的に、さっとシャワーを浴びるイメージですね。
バスアメニティは限定的。とはいえ、歯ブラシ、石鹸、ボディローションはちゃんと揃っていますし、シャンプー、コンディショナー、ボディウォッシュと最低限のものはありますね。いや、想像していたよりもちゃんとしていて、ほっとしています。
トイレはバスルームから分離されていて、ちゃんと個室になっています。ホテルだとあまり気にしませんが、長期で滞在する場合、やはりバスルームとトイレは別になっているに限りますね。シャワー後に湿気が便器に移るので、個室だと利便性がだいぶ違います。
コーヒークラブでハイコストな朝食を
こちらのホテルでは、朝食は1階にあるコーヒークラブ(The Coffee Club)で提供されます。私は朝食なしで予約していたため、当日アラカルトのメニューでオーダーすることとしました。
ただ、タイのコーヒークラブはご存じの方も多いかと思いますが、スターバックスもびっくりする価格設定の高級カフェチェーンのひとつ。ホットコーヒーとアメリカンフルブレクファストで税込みの総額630THB=約2,200円となりました。
この満腹になれるプレートでしたし、満足度は高いのですが、日本の一般的なビュッフェ価格(クラウンプラザなどの★4ホテルの相場)と同じと考えてしまうと、決してコスパ良く食べれたわけではありません。
ホテルのカウンターで朝食券が販売されている
実は、ホテルのカウンターでコーヒークラブの朝食チケット購入することも可能で、そちらは230THB前後=約800円で販売されているようでした。おそらく私が食べたフルブレクファストのプレートと比較すると内容は落ちてしまうのかもしれませんが、敢えて朝から豪勢なものを食べる必要もないため、そちらが個人的にはお勧めしたいですね。
オフの日はジムでトレーニング
ジム
ちょうどオフの日と重なっていたこともあって、ジムで身体を動かすことに。決して広々しているわけでもないですし、時間帯によっては3~4人の先客がいた場合もあったので、必ずしもベストな環境とは言えません。ですが、排気ガスPM2.5の街中をジョギングするわけにもいかないですし、日中の運動できる環境としては非常にいい場所だと思います。
プール
プール設備もあるのですが、雨天が多かったという点と、プールの大きさがだいぶ小さいという点から利用は避けてしまいました。
スタッフはすごく困った顔をして裏に確認を取ってもらって、承諾いただけました。おそらくオープニングでサービス期間だったからかもしれません。かなり頑張っていただけてホッとしました。ありがたや。
晴れてたら、こんな感じで綺麗なのですが、雨天だと結構残念な感じに。まぁ、大きさもかなり微妙なサイズのため、水泳には適していません。
ランドリースペース
長期滞在者が多いからだと思いますが、ランドリースペースがありました。これは中々気が利きますね。私自身は利用しませんでしたが、本当に長期で利用する際は使ってみても良いかと思います。
まとめ:安価に泊まるなら◎
ハード面:★★★★☆:華美な設備はないものの快適
ソフト面:★★★☆☆:朝食は別の場所でもいいかと
コスト面:★★★★☆:価格と比較するとお部屋は広め
アクセス面:★★★★☆:アソーク駅まで徒歩圏
全体的にあまり尖った印象のないホテルということで、特にプラスに感じる点もマイナスに感じる点も混在しつつ、まぁ価格やホテルグレード的にこんなもんだよね、と感じるホテルでした。
立地条件はなかなかよく、すぐ隣にコンビニもあって、正直不自由しません。また、ちょっと繁華街に出るのも徒歩で動けますし、その辺は非常に良かったですね。
1点だけ賛否分かれる点だけ書いておくと、目の前がマッサージ街になっているんですよね笑。呼び込みのタイのおばちゃん勢や妖艶なお姉さんが激しく手招きしてくるので、その辺は好き嫌い別れるかと思います。以上、ご参考まで。