S31スクンビットホテル 宿泊記

先日タイのバンコク滞在時に使用したホテルを紹介します。バンコクは数年前まではホテル価格も安く非常にホテル選びが楽しい都市のひとつだったのですが、ここ最近はかなり宿泊代金も上がってきました。マリオットやIHGなどグローバルチェーンを展開する★5の高級ホテルだと、最低20,000円/泊ぐらいは掛かってきます。予算的に悩ましい都市に変化しつつあるこの場所で、今回はバンコクローカルで定評のあるこちらのホテルを利用してみました。

S31スクンビットホテル

ホテル名:S31スクンビットホテル
ホテルランク:★★★★★
宿泊部屋:パノラマビュースイート
予約価格:約18,000JPY / 泊(税込・朝食あり)
予約方法:Hotels.com経由

予約はHotels.comで

グローバルチェーンのホテルであれば公式サイトを使用することが多いのですが、こちらのホテルはそういうわけでもないため、一般的なホテル予約サイトを使用しました。最近ではベストレートで展開するホテルが多数あるため、価格差がほとんど発生しません(Trivagoで調べれば価格差は簡単にわかります)。そのため、もし予約をするのであれば、Hotels.comでもAgodaでもなんでもいいか、と私は思います。個人的には、会員プログラムの恩恵が大きい予約サイトを利用するのがベターですかね。

普通に予約をするならポイントサイト経由が定石

通常、国内海外のホテルを予約するのであれば、ポイントサイト(ハピタスMr. Rebatesなど)を経由して予約するのが良いかと思います。部屋代金の数%がキャッシュバックをされる仕組みであるため、若干の節約ができるためです。

ポイントサイトはハピタス以外にも沢山ありますが、訪問履歴がしっかり記録されなかったり、カスタマーセンターの対応が悪いところも多いので、基本は大手系が安心かと、個人的に思います。突然他社へのポイント移行を停止するサイトもこれまであったりするので、還元率だけで判断するのは若干気を付けた方がいいかもしれません。

アソーク駅とプロンポン駅の中間にあるホテル

立地について言うと、BTS(バンコクの電車)のアソーク駅とプロンポン駅の中間に位置しています。どちらの駅にも徒歩5分程度あれば、到着することができるため、比較的動きやすいのではないでしょうか。

また、周辺にもアソーク駅直結のターミナル21があったり、飲み屋街も周辺に多く、ちょっとした滞在であれば全く不自由ないかと思います。

空港からホテルへ向かう場合は、エアポートレイルリンクを乗り継いで向かうのもよいですが、道路混雑の問題もあるため、タクシーで向かうことを個人的にお勧めします。

S31のオブジェが印象的




こちらのS31スクンビットホテルですが、Sシリーズとして他にもS Boxホテル、S15スクンビットホテルなどいくつかの系列ホテルがあります。以前、S15も何度か利用しましたが、対価格でものすごくコスパのいいホテルだった印象です。

S15スクンビットホテル 宿泊記

チェックインはエレベーターを上がったフロントエリアで

エレベーターを上がった先にフロントロビーがあります。重厚なソファが多数並んでおり、S15ホテルよりも高級感が溢れていますね。ソファに座ってチェックイン手続きをしてもらいます。こちらのホテルが擁している部屋の種類は以下のとおり。

  • Superior Room 28㎡
  • Deluxe Room 30㎡
  • Premier Room 30㎡
  • Junior Suite 40㎡
  • Duplex Suite 30㎡ + 25㎡
  • Duplex Corner Suite 広さ不明
  • Panorama View Suite 70㎡ ←予約部屋&宿泊部屋
  • Executive Panorama View Suite 70㎡
  • Family Residential Suite 250㎡

今回はパノラマビュースイートを予約しておりました。予約時期やタイミングにもよりますが、Superior Roomであれば2,500THB=約9,000円前後から予約することも可能です。私が予約したパノラマビュースイートは広さが2倍以上あり、価格は20,000円以下という好条件だったので予約をしてしまいました。




本日の部屋は1604となります。フロアには、Executive Premier Loungeなるエリアがあるようですね、ちゃんと稼働しているのかはわかりませんが。正直、普通のエリアで十分な気がします。

入口のドアを開けてみると・・・いきなり階段がありました笑。

パノラマビュースイート

広さ70㎡ということもあって、相当にゆとりのある部屋となっております。部屋の中央にはテレビ台が設置されており、それに向かい合うようにキングサイズのベッドがあります。1部屋がバスルームを覗いてセパレートされておらず、個人的にすごく好きなデザインのひとつです。




枕元には熊のぬいぐるみが置いてありました。可愛らしいですね、持ち帰る場合は有料となります笑。

部屋内にはキッチンエリアもあり




部屋の中にはキッチンエリアがあり、電子レンジも置いてあります。旅行者で電子レンジを使う方は少数かと思いますが、長期滞在にも向いているようです。




冷蔵庫も大型のファミリーサイズ。申し分なしですね。

パノラマビューということもあって、外の景色は良く見えます。ですが、バンコクは高層ビルが多いため、景観が大して良くないのが残念ですね。日本は建築上の規制があるため、立地条件さえ良ければ非常に美しい夜景を見ることができますが、バンコクはなかなかそうはいかないことが多いと言えます。

バスルーム




バスアメニティも一通り揃っていますので、特に不自由することはありません。また、バスタブもあるので、ゆっくり浸かるのもいいですね。




さらにバスタブだけでなく、シャワーブースもあるのがこちらの部屋のいいところと言えます。ただ、シャワーブース側はレインシャワーのみというのは若干不便でしたが。バスタブ側にはハンドシャワーがある仕様です。

夜はタイマッサージを受けに散策

特にこの日は用事らしい用事もなかったので、ゆっくりタイマッサージを受けて休むこととしました。普段お気に入りのタイマッサージ店があるのですが、ホテルから若干距離もあるので、今回は近くにあったこちらのマッサージ店を利用することに。

バンコクの絶対に後悔させないおすすめマッサージ屋




1時間のタイマッサージで400THB=約1,400円。チップ50THB=約175円。日本でマッサージ受ける場合と比較すると、本当お得ですね。

夕食は肉を食べる

マッサージを受けた後は、肉が食べたいなーっとぼんやり思ったのですぐ近くのこちらのステーキハウスに入りました。




肉が食べたいと思いつつ、結局選んだのはバーガーでした。こちらのお店ではサラダバイキングもセットで付いてくるので、結構ボリューミーな量に。

シンハー2杯とバーガーセット+サラダバーで諸税込み871THB=約3,100円。食べた後で感じましたが、タイにしてはまぁまぁのお値段になっていますね。やはりバンコクも今ではピンキリなのですが、輸入肉は基本日本よりも割高な傾向があります。そのため、タイにいるなら、タイ料理を食べるのが一番コスパよく過ごせます笑。

ホテルのコンチネンタルビュッフェ

今回は朝食付きプランで予約していたため、翌朝はホテルの朝食レストランへ向かいました。大型ホテルには及ばないものの、バイキングの種類もそこそこあり、個人的な印象は良かったです。







朝食はこんな感じで。いつも思います。ホテルに滞在していると朝を食べ過ぎてその後の動きが鈍くなります・・・。

解放感溢れるプールエリア




仕事をした後、ホテルのプールエリアへ寄ってみました。非常に解放感があっていい場所ですね。ほとんど利用しているお客はいませんでしたが、カップルがいたぐらいでしょうか。




ジムエリア




ジムエリアも覗いてみました。こちらもランニングマシーンなどが用意されており、運動するには事欠かないようです。今回は利用しなかったので、細かくはわかりませんが、やはりホテルにちゃんとしたジムエリアがあるってのは個人的にすごく嬉しいポイントのひとつとなります。

チェックアウト前の部屋

こちらはチェックアウト前の部屋の様子です。昨晩はあまりパノラマビューを感じられていなかったのですが、日中は本当に解放感がすごいですね。90度すべてが窓というデザインなので、見通しがものすごくいい部屋となっています。

夜中は暗くてよくわかりませんでしたが、日中はこのとおり工事現場ビュー。こればっかしはイケてませんね笑。ただ、こういうデザインの部屋はグローバルチェーンでも少ないですし、すごく贅沢な造りだと感じます。

まとめ:部屋のデザインがすばらしい

総合評価:★★★★★:部屋のデザインがすばらしい
ハード面:★★★★★:メゾネットタイプは快適
ソフト面:★★★★☆:アジアの中では充分なレベル
コスト面:★★★★★:スイートレベルがこの価格
アクセス面:★★★★☆:駅まで徒歩5分

個人的に部屋のデザインがツボという点もあるのですが、すごく快適な滞在だった印象があります。やはりスタジオタイプで70㎡という贅沢な空間は他のホテルを探してもなかなかないと言えます。一般的に70㎡あれば、スイートタイプとしてリビングエリアとベッドエリアを壁などで分けてしまうことがほとんどかと思います。

一方で、こちらの部屋はパノラマビューを生かすためにあえてデザインそのものをスタジオタイプにした部屋となっています。もう少し景観に透き通るものがあればよいのですが、これだけでも個人的には十分な造りと感じました。

そして、一番インパクトが強かったのが価格の圧倒的安さと言いましょうか、これで約18,000円というのが本当に驚きです。他のチェーンホテルで70㎡クラスの部屋を予約しようと思った場合、基本的には倍以上の料金は覚悟しなければならないかと思います。もちろんエラー価格などでもっと安価に宿泊できるケースがあるかと思いますが、今のバンコクではなかなか難しいかもしれません。

また、バンコクへの滞在はあるかと思うのでタイミングの良い所で再訪したいホテルのひとつとなりました。以上、ご参考まで。

Wバンコク 宿泊記 【バンコク】 JWマリオット・ホテル・バンコク 宿泊記 (2017)

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