バンコクスワンナプーム空港のエアポートホテルまとめ

長時間におよぶ乗継がある場合に大変助かるエアポートホテルなのですが、皆さんは利用したことがありますでしょうか。日本の主要空港にはエアポートホテルがあるため、不自由はありませんが、海外だとなかなか調べるのも大変だったりします。今回は、日本からの旅行客も多いバンコクスワンナプーム国際空港におけるエアポートホテルについて紹介したいと思います。

バンコクスワンナプーム空港のエアポートホテル

ノボテルスワンナプームエアポート

バンコクスワンナプーム空港の代表的なエアポートホテルと言えば、ノボテルかと思います。ホテルと空港が地下通路で直結しており、タクシーなどの交通機関を利用することなくホテルへ行くことができます。一応、シャトルバスなるものがあるようなのですが、敢えて使う程でもないでしょう。

(非常にわかりづらい地下のホテル入り口通路)

ノボテルブランドはアコーホテルズ系列なので、アコー上級会員の方は積極的に選択肢として考えてもよいかもしれません。

ホテル価格は1泊20,000円前後と、バンコク内ホテルと比較しても、かなり高めの水準ですかなと。ただ、快適な滞在ができることは間違いないため、予算との都合に合わせて選べればいいかと思います。

ミラクルトランジットホテル

こちらもバンコクエアポートホテルとして有名なホテルのひとつ、ミラクルトランジットホテル。セキュリティエリア内にあるのが特徴で、タイに入国せずに利用できる珍しいホテルとなっています。むしろ入国してしまうと、出国しないとホテルに入れないとなかなか不便なケースになったりと、やや面倒な話にも・・・。

とはいえ、場所さえ理解しておけば、非常に便利であり、長時間の乗継時間も快適に過ごすことができるでしょう。

宿泊者のレビューを見ていると、なかなかサービスはあまり期待できなさそうなコメントを多数見受けられますが、そこは空港内ホテルであるため、やや致し方ないかもしれません。

宿泊価格は滞在時間によって変わり、6時間程度であれば1万前後で宿泊可能です。ただ、バンコク市内ホテルの価格帯を考えると、相当割高な印象かと思います。空港で動くことなく、ゆっくりしたい場合などは選択肢としていいかもしれませんね。

ボクステル

スワンナプーム国際空港の地下(エアポートレイルリンクの改札口があるフロア)には、簡易ホテルがいくつか存在します。そのうちの1つがボクステルというこちらのホテル。地下の雑多なスペースに簡易パーティションで設営されてますが、一応立派なホテルとして運営されているようです。

受付スペースの横に簡易的な休憩エリアがあるようで、一応ホテルっぽい雰囲気を少しでも出そうとしているようです。

なお、2020年1月現在4時間休憩以外の予約が本家サイトを通じてもできなくなっており、営業状況が怪しくなっています。その4時間休憩も約5千円弱とタイのホテル価格としてはかなり暴利をむさぼる価格なので、利用する際はある程度のコストと割り切って利用した方がよいかもしれませんね。

アバガードカプセルホテル

こちらもスワンナプーム国際空港の地下フロアにあるカプセル型ホテルです。前述したボクステルとは違い、こちらは日本でもおなじみの形も完全なカプセルホテルですね。近未来的なデザインをしていますが、扉を開ければ、一般の通行人が通る空港通路ということもあって、なかなか奇抜なホテルとなっています。

日中の休憩利用(最大7時間)であれば、約3千円前後で利用できますが、夜から朝にかけて1泊するプランですと約6千円前後の金額で販売されており、日本のカプセルホテルも驚く価格帯となっています。バンコク市内に行きたくないような場合・・・がどんなときかは、あまり思いつきませんが、特定の事情がある場合に活躍するかもしれません。

その他の選択肢:空港近隣ホテル

スワンナプーム国際空港の近隣には、ローカルな安宿が豊富にあり、若干空港からの移動が面倒ではありますが、少し移動するだけで驚くほど安価に宿泊することができます。

価格帯はホテルランクによってピンキリですが、多少汚いローカルホテルなどで良ければ3千円~選ぶこともできるのではないかと。また、ローカルホテルだけでなく、グローバルチェーンのホテルもあるので紹介したいと思います。

ル・メリディアン

マリオットグループのホテルとして有名なル・メリディアンブランド。こちらはスワンナプーム国際空港からほど近く、ゴルフリゾートとして運営されています。

あまりトランジット目的で利用される方は少数かもしれませんが、バンコク市内に中途半端に滞在するくらいなら、こちらでゆっくり滞在するプランも良いかと思います。

1泊の金額は繁忙によりますが、総じて1万5千円程度で宿泊できることが多いようです。私自身は利用する機会に巡り合っていませんが、ホテル上級会員であったり、ゴルフ目的であれば、選択肢に入れても良いのではないでしょうか。

その他の選択肢:バンコク市内の安宿

その他の選択肢として挙げられるのは、やはりバンコク市内のホテルが良いかと思われます。乗継の比較的短い時間であっても、荷物を安心して置けるホテルやゆっくり身体を休ませることができるホテルなど市内であれば、選択肢豊富に見つけることができます。

もちろん乗継の時間を活用してバンコクを少しだけ楽しむこともできるため、一石二鳥となるのがバンコク市内のホテルだったりします。予算の関係であまり高級ホテルを選べない、というケースも多いかと思いますが、安宿であっても比較的落ち着いてゆっくりできるホテルも多数あるため、探してみるのもよいでしょう。


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注意
なお、空港と市内の移動手段としてタクシーを利用する方は多いかと思います。2019年以降では、金曜日夜の市内への移動は大変混雑する傾向にあり、片道3時間以上かかるケースもあると聞いています。通常は1時間程度で移動できる距離間のため、移動で乗継時間のほとんどを失ってしまう可能性がある点については十分注意した方がよいでしょう。

まとめ:交通費込みで考えても市内が総合的に◎

私の個人的な感覚で言いますと、基本的にはバンコク市内のホテルから選択するのが予算的なコストパフォーマンスが高く、一番お勧めしやすい選択肢かな、と思います。

もちろん金曜日の渋滞問題もあり、注意しなければいけない点も多数あるのですが、乗継時間が1晩を明かすような時間帯であれば、市内の(比較的安い)ホテルを押さえておき、夜のバンコクを楽しみ早朝出発するようなプランが良いのかなと。タクシー移動費を含めて考えても、空港ホテルの割高な金額より安くなるケースが多いことが予想されます。

一方で、何度もバンコク旅行を経験しているのであれば、敢えて市内に繰り出す必要もないため、空港直結型のホテルを予約して、ゆっくり滞在するようなプランもよいかもしれません。その辺は個々人の都合次第と言えますね。以上、ご参考まで。


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