ノーガホテル上野 宿泊記

2022年8月某日、上野のとあるホテルに宿泊してきました。7月に宿泊した「庭のホテル」が運営している野村不動産が手掛けているノーガホテル。このノーガホテルは2022年8月現在、上野・秋葉原・京都(清水)の3か所でオープンしているようです。ホテルランクとしては星3クラスのホテルで、比較的コンパクトな部屋サイズが多く、週末を除けばお手軽な料金で宿泊することが可能です。

ノーガホテル上野

ホテル名:ノーガホテル上野
ホテルランク:★★★☆☆
宿泊部屋:ダブルルーム
予約価格:約7,000円
予約方法:楽天トラベル経由

予約は楽天トラベルから

ノーガホテル専用の予約ページもあるため、そちらから予約しても良かったのですが、いかんせんホテル専用の予約ページは使いづらくあまりユーザビリティが高いとは言えません。具体的に何かお得になるのか不明な部分もあり、いつも通り楽天トラベルで予約してしまいました。

ちなみにですが、旅行代理店サイトなどから予約をする際は、キャッシュバックサイトを経由して予約するのがおすすめです。日本だとハピタスなどのキャッシュバックサイトが有名ですね。楽天トラベルに限らずHotels.comやBooking.comなどのホテル予約サイトもキャッシュバックサイト内では対象となっており、キャッシュバック率が高い時期は8%バックにもなるときがありますので、他ホテルサイトを利用する際もぜひご活用ください。

上野駅から徒歩5分

こちらのホテルはJR上野駅の浅草口から出て徒歩5分程度の場所にあります。アメ横訪問へ向かうのであれば、首都高の下を横断するような形なので、若干歩く必要はありますが、すべて徒歩で対応できます。周辺は繁華街ではなく雑居ビル群の中にビジネスホテルが点々としているエリアなので、騒音関係に悩まされることはない立地と言えそうです。

看板がない外観

地図上、特に何か目印らしいものもなく、ホテルの入口手前にノーガホテルのホテル名の看板(やや小さい)が見える程度で遠くからだとここがホテルなのかどうかはわからない外観となっています。ただ、1階はオシャレなカフェスペースで営業しており、近くまで来るとかなり雰囲気のよい空間になっていることがわかります。

フロントはすごくコンパクト

かなりビジネスライクなフロントになっているせいもあり、ロビーなるスペースがこのホテルにはほとんどありません。若干フロント前で座ることができるスペースもあったにはあったのですが、目と鼻の先をホテルスタッフが動き回っていることもあり、入口で待ち合わせなどは難しい空間となっていました。なので、写真を撮るのも憚られるような状況だったため、フロント写真は断念することに。

ちなみにホテル公式ページのギャラリーを見てもフロント前の画像が掲載されていないこともあり、いかに狭い空間かがわかっていただけるかと思います。(いつか掲載されるかもしれませんが、2022年8月現在は掲載されていません)

ダブルルーム

さて、こちらのホテルの部屋の種類ですが、以下のとおりスイートルームがあるようです。価格帯は1泊あたり4~5万円で販売されているようで、☆3クラスのビジネスユースのホテルとして考えると若干価格帯は高めですね。とはいえ、通常のお部屋はかなりお手頃な値段となっているため、スイートは部屋数も少なくあまり価格調整をしない部屋のようです。

  • ダブルルーム 18㎡ ←予約部屋&宿泊部屋
  • スーペリアダブル 20㎡
  • デラックスダブル 23㎡
  • コーナーダブル 26㎡
  • ツインルーム 24~26㎡
  • デラックスツイン 36㎡
  • ノーガスイート 64㎡

今回は初めての宿泊なので様子見で最低ランクのお部屋を選択しました。

ちなみにエレベーターはカードキー認証方式なので、待ち合わせをする場合には1階のカフェスペースが良いでしょうね。

部屋に入ると、ダブルサイズのベッドがお出迎え。マットレスはエアウィーブらしく高反発の固めマットレスで良かったです。

入口サイドを振り返ると、こんな感じ。ベッドの左側に壁掛けの薄型テレビがあります。ベッドから眺めるには首がつらい状況になるため、そういう視聴には向いていません。

入口側から見たベッドと洗面台の間はこんな感じ。イスが一脚、小さな丸テーブルがひとつ。ここでお気づきの方もいるかと思いますが、この部屋にはビジネスデスクというものがありません。すなわち、リモートワークとしてこの部屋を使うことはかなり厳しい点に留意が必要です。もちろん他のお部屋にはちゃんとしたデスクがある(可能性が高い)のでしょうが。

丸テーブルしかここにはないので、ここで食事をするのも大変ですね。この部屋を使うのであれば、外食がベターと言えます。

ベッド脇にはホテル専用のタブレットがあります。ちょっと触るのも面倒だったので放置していましたが、色々とホテル案内はこちらのタブレットで調べることができる模様。

ミニバー

冷蔵庫は空になっており、便利に使える状況となっていました。お茶はあるものの、インスタントコーヒーは見当たらず、そういったものを極力排除するポリシーのようです。個人的にですが、それで宿泊価格が下がるなら、それでいいかなと思います。

洗面台の全体はこんな感じ。かなり空間を合理的に使用していますね。こういうデザインは割と好きです。

ボトルウォーター2本はちゃんとあって良かったです。写真に写っている木箱の中に、歯ブラシが入っていました。

こちらはオープン型のクローゼット。寝間着やスリッパなど最低限のものは用意されています。

バスルーム

こちらのお部屋はバスタブがないシャワーブースのみのタイプのお部屋となっています。トイレはタンクレスのTOTO製。トイレの前の空間も広く、全体で18㎡にもかかわらず意外と窮屈感は感じません。

シャワーブースも密閉性が高く非常に良かったです。シャンプー類も備え付けでありますし、シャワーもレインシャワー・ハンドシャワーを切り替えられるタイプでした。

また、このホテルで非常に良かった点が水圧が極めて強かったことですかね。なかなかここに匹敵する水圧のホテルは日本を探しても類を見ない、と言ってしまうのは大げさなのですが、非常に強くシャワーのマッサージが心地よかったことを強く覚えています。

外の景色

さて、この部屋に唯一あった窓を覗いてみましょう。カーテンを開けてみると、見えてきたのは雑居ビルビューならぬ工事現場ビューでした。工事があろうとなかろうと、眺望は皆無ということになりましょうかね・・・。

その日の夕飯はクアトロフォルマッジ

その日の夕食はかなりジャンキーだったのですが、すぐ近くにピザハットがありそこで私が好きなクアトロフォルマッジを持ち帰り注文してしまいました。日本ではクアトロフォルマッジというメニューは不人気らしく、メニューの中でも控え選手として扱われることが多いのですが、最近ではようやくどのピザチェーンもクアトロフォルマッジをレギュラーメニューとして採用するようになってきたと思います。

クアトロフォルマッジとは「4種のチーズ」という意味でピザの上にひたすらチーズが乗っかって、そこにはちみつ(ピザハットはメープルソースを添付)をかけて食べるピザ、というやや賛同を得られにくい食べ物となっています。イタリア本場はトマトソースの上にチーズが乗るらしいのですが、私は日本オリジナルのチーズオンリーのクアトロフォルマッジが好きですね。ホテルとは関係ない話なので、このへんで止めておきます・・・。

朝食は今回もパス

残念ながら、というか毎度朝食はパスしているので、今回も朝食なしのプランで宿泊しました。昔はかなり朝食をしっかりめに食べていた時期もあったのですが、コロナに入ってインドア生活も長くなって食生活に気を付けるようになってからは胃腸を休めるために朝を抜くことが多くなりました。そもそも食欲が沸かないという問題も個人的にはあるのですが。

ホテルでは、2,800円で朝食を食べることができるようです。ですが、予約時の価格ではもう少し安く2,200円くらいで朝食付きにすることができるため、もし確定しているのであれば予約時に朝食付きの宿泊プランを選択した方が俄然お得です。

まとめ:シャワーの水圧がとにかく良い

総合評価:★★★★☆:シャワーの水圧がとにかく良い
ハード面:★★★★☆:デスクはないがシャワーの水圧が良い
ソフト面:★★★★☆:あんまり利用しなかったので印象値で★4
コスト面:★★★★★:1万円以内で宿泊できる都内のホテル
アクセス面:★★★★☆:上野駅から徒歩5分

あまり悪いポイントがなかったというか、シャワーの水圧が良くてその気持ちよさが悪い印象をだいぶ払拭してくれたような感じになってます。もちろん敢えて悪い点を挙げるとしたら、ビジネスデスクがないことが挙げられるのですが、他のお部屋にあることが確かめられればほぼ悪い点なしの優良ホテルになるんじゃないかなと。

朝食を食べていないため、朝食重視の方は判断変わってしまうのだと思いますが、個人的に出張目的で利用するホテルとしてはデスクがない点を差し引いたとしても十分にアリではないかと感じました。

次回はもう少しランクを上げて、デスクがありそうな部屋タイプで宿泊してみたいですね。以上、ご参考まで。

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