年末年始タイ旅行の予算/費用を公開する

年末年始でタイ旅行に行ってました。タイと言えば物価の安い国の代表として有名ですね。年末年始ということもあって、いくらか割高な状況だったのですが、具体的にいくらかかったのでしょうか。今回、家計簿把握の一環もあって、実際にかかった費用を計算したので、ご紹介したいと思います。

年末年始タイ旅行の予算/費用を公開する

年末年始タイ旅行の旅程

日本人の感覚からすると、タイは”物価の安い国”というイメージがあるかと思います。ただ、ここ数年間でタイの物価は著しく上がってきており、食事などはまだしも宿泊費などはかなり上がってきた現状があります。

今回は最も観光費用が高くなる年末年始にタイを訪れました。そのため、かなりホテル代は割高な金額になっているかもしれません。

全体の日程間はこちら。

  • 1日目:出国~機中泊
  • 2日目:バンコクホテル泊
  • 3日目:バンコクホテル泊
  • 4日目:パタヤホテル泊
  • 5日目:パタヤホテル泊
  • 6日目:バンコクホテル泊
  • 7日目:帰国

全体で考えると1週間の旅行になりますが、実質的に現地滞在できたのは2~6日目の間だけとなります。

さて、ここからは具体的にいくらかかってしまったのかを計算しましょう笑。

飛行機代

今回、年末年始ということもあり、航空会社の有償チケットはかなり割高な金額になっていました。秋頃に友人と航空券の手配について相談していたのですが、若干出発日や帰国日を調整した上で、エアアジアなどのLCC航空会社を選んだとしても6~7万円前後、タイ航空などのFSC航空会社を選ぶと7~8万円前後になり、閑散期の航空券の値段と比較するとやや高い水準でした。

ということで、こういうときにありがたいのが航空会社のマイルですね。今回はANAマイルを使用して予約をさせていただきました。詳細はこちらの記事を参照。

往路はビジネスクラス、復路はファーストクラスと贅沢をさせてもらいつつ、別の日程でソウル・上海・福岡巡り旅行も組み込んでしまっていますが、まぁそれはおまけとしておきましょう笑。このとき使用したANAマイルは88,500マイル。

現在のソラチカラインルートで移行できる比率0.8倍を考慮すると、実質的に約106,000円となります。ポイントサイトなどで稼げるとはいえ、あくまで出費としてカウントしておきましょう。あと、マイル以外に諸税として約36,000円を支払っています。

すなわち航空券代と諸税費の合計で約142,000円ですね。これが今回の飛行機代ということにします。・・・現金支出は少ないとはいえ、結構な出費額ですね。

ホテル代

ホテルは全部で5泊しました。具体的にはこちらのホテルですね。

  • バンコク マリオット マーキス クイーンズパーク
  • インティメイトホテル
  • Wバンコク

ほとんどを有償宿泊で予約しましたが、最後の日で宿泊したWバンコクは大晦日ということもあって、マリオットのポイントで宿泊をしました。

マリオットマーキスクイーンズパーク

今回友人と一緒にツインでの宿泊だったのですが、友人は航空券を有償で購入しており、なおかつ結構割高な金額のエコノミーを購入してしまったことから、ホテル代は請求しないことにしました。というわけで、こちらでかかったホテル代は約42,000円。

マリオット系列はバンコクの相場からすると、結構高い金額なのですが、年末年始でこの料金なら許容範囲内と解釈することにしました。

インティメイトホテル

こちらも友人と一緒にツインでの宿泊でした。もちろん請求はなし。ホテル代は約20,000円。おそらく普段であれば、半額とまでいかないまでも、3割安く宿泊はできるかと思います。

Wバンコク

この日は最終日だったので、私1人での宿泊。25,000マリオットポイントで宿泊できました。正直現金払いで宿泊した場合、大晦日の日は諸税込みで10,000THB=約35,000円くらいの金額にもなっていたので、かなりお得に宿泊できたと思います。

この25,000マリオットポイントはいくらの金額か判断するかは若干難しいところなのですが、計算しやすいように約0.8円換算とすることにしましょう。というわけで、こちらのホテル宿泊費は20,000円としたいと思います。

ちなみに、マリオットのポイントプログラムではバイマイルなどの仕組みが基本的にあるわけではなく、SPGアメックスクレジットカードの利用(または紹介)などで毎月貯めることが可能です。なので、コツコツ貯めていれば、ちゃんと無償で宿泊することが可能です。

宿泊代金合計

以上を合計すると、約82,000円/5泊

ホテルランク次第で宿泊代金は前後しますが、バンコクの☆5ホテルの場合であれば、1泊当たり15,000~25,000円あたりで宿泊することができます(もちろんタイと言えど3万、4万以上のホテルも多数あります)。

一方で、ランクを下げれば、もっと安いホテルが多数ありますね。1泊あたり平均宿泊代金が約16,000円なので、2泊☆4ホテルを入れていますが、まぁ今のタイであれば年末年始でも標準的な価格に近い水準に抑えられたかなと思っています。

うーん、でもなんか高いな・・・笑。

現地費用

現地費用で極端にかかったお金ってそんなないと思ったのですが、意外に飲み代と移動費は結構かかっていたようです。飲み代は友人だけで飲んでる限りはそこまで高額にならないのですが、店員さん含めてテキーラパーティーなんかを始めるとドンドンと加速してしまうという・・・恐ろしや恐ろしや・・・

  • 交通費:約10,000円
    ※1 バンコク~パタヤの往復代含む。ただし、友人と相乗り。
    ※2 スタンナプーム国際空港とバンコク市内の往復2回含む。
  • 食事代(5日間):約16,000円
    ※ローカルレストラン、観光客向けレストラン等幅広く利用。
  • 飲み代(5日間):約20,000円
  • 観光&お土産代:約3,000円
  • その他マッサージなど:約5,000円

以上、現地費用は合計で・・・約54,000円

5日間どっぷり滞在したとはいえ、なんだかんだ毎日の飲み代が圧倒的に高いような・・・。これは反省しなくてはいけません(猛省。

一般的な旅行だと、おそらく交通費や飲み代などもっと金額は抑えられるかと思います。ただ、私のように複数回すでにバンコクを訪れている立場だとほとんど観光やお土産にお金を使うことがないので、初めてOR2回目などの方の場合、若干観光費用でお金がかかってくる可能性がありますね。

とはいえ、1日5千円なり1万円もあれば十分満喫できてしまうのがタイ旅行の良さかもしれません。

合計費用

さて、相変わらず計算するのが怖い状況になってくる合計費用です。まとめると、

  • フライト代:約142,000円/往復
  • ホテル代:約82,000円/5日間
  • 現地費用:約54,000円/5日間

これら金額の合計は約278,000円というタイとは思えない恐ろしい金額に・・・。OMG!

フライト代はどうすれば安く済ませられるか

今回のフライト代はソウル・上海・福岡のビジネスクラス周遊旅行とのセットかつバンコク羽田線のファーストクラス込みの値段なので、むしろお得に済ませられたともいうことができます。

本当に倹約してフライトを予約するなら、エアアジアなどのLCCを活用するのが圧倒的に安くバンコクまで行くことができます。特にセール時を活用したフライトであれば、25,000円程度で行くことも可能です。

ホテル代はどうすれば安く済ませられるか

私の場合、タイのホテル代は相対的に安いということもあって、だいぶ奮発している印象を与えるかもしれません。タイが初めての友人もいたとはいえ、年末年始のホテル代としてはなかなかいいお値段です。

今回☆5ホテルを中心に宿泊していましたが、☆3ホテルを中心にすることで5日間2万円以内に抑えることも十分可能かと思います。このへんは旅行のスタンスというか、どこまで清潔感を求めるかの話になってくるかと。あまり安すぎても、疲れを癒せないホテルで眠ることになってしまうケースもよく聞くので、注意が必要ですね。

現地費用はどうすれば安く済ませられるか

現地費用はあまり過度な節約をしていると、旅行を楽しめなくなるため、あまりセーブしない方が良いのかなと思いますが、もし安く済ませようとするならローカルフードを中心にしたり、タクシーでの移動を減らして乗合バスなどを利用するなどが有効かと思います。

なお、個人的意見ですが、飲み代や高額な買い物を除けば、現地費用で節約できる金額はたかが知れているため、あまり気にしないことをお勧めします。


まとめ:タイは安いが、ホテルや遊び方でだいぶ費用が変わる

ロクな結論になっていませんが、年末年始ということや私が友人のホテル代を肩代わりした点、テキーラパーティーに溺れてしまった点などなんやかんや出費が上振れする要因が多々あった気がしています・・・。

結局のところ、実質費用が約28万円(現金支出は約15万円)という旅行でした。ただ、閑散期かつもう少し常識的なお金の使い方をされるトラベラーの方であれば、現地費用含めて約10~12万円で5日間のタイ旅行を実践することは十分可能でしょう。例えば以下のような予算感になるかと思います。

  • 飛行機代:5~7万円(LCCまたは閑散期のANAやJAL)
  • ホテル代:2万円(☆3ホテルを5泊)
  • 現地費用:3万円(1日当たり5千円+α)

LCCセールを活用できれば、さらに安く行くことも可能ですが、一般的な旅行者の場合ですと、航空券代の変動が一番の難関かと思います。安くチケットを手に入れるか、マイルで手配するか、どちらかがやはり選択肢として望ましいでしょうね。

どこまで参考になるかはわかりませんが、これからタイ旅行を計画されている方のお役に立てば幸いです。以上、ご参考まで。

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