タイでの休暇を終え、次に休暇を過ごすのはシンガポール。仕事の用事もこれまで発生したことなく、地味に行きたかった国なのに結局行かなかった国の1つ。今回シンガポールを旅行先に決めたのは、”なんとなく”ぐらいの理由しかない。ただただ、2泊3日のプチ滞在に心が弾む。まずは、シンガポールに向けてタイ航空ビジネスクラスでスワンナプームを飛び立つ。今回はバンコク発のタイ航空ビジネスクラスについて。
目次
タイ国際航空TG411 ビジネスクラス バンコク TO シンガポール
シンガポールのチャンギ国際空港まではバンコクのスワンナプームから出発する。スワンナプーム出発ならホームラウンジであるタイ航空が断トツで便利だろう。チェックインからラウンジでの滞在、無料のスパといい至れり尽くせりだからだ。今回発券した航空券はこちらを参照。
タイ国際航空 ビジネスクラス チェックイン
宿泊先のパタヤからタクシーで90分ほどで、スワンナプーム国際空港に到着する。タクシーは固定料金で1,500THB(約5,000円)といったところ。乗合バス等を使えば、もっと安く済んだかもしれないが、ホテルから直接で来る場合には、この方が何かと便利だ。時間は午前8時頃。昼前の便の搭乗者だろうか、今日もスワンナプーム国際空港には人が多い。
※為替レート:1バーツ3.3円で計算
タイ航空の専用カウンターはAカウンターとBカウンター。常にカウンターはオープンしているので、空港到着時間を気にしなくていいのがホームの便利なところ。
Hカウンターもタイ航空専用カウンターになっているが、こちらはエコノミー専用。ビジネスクラス以上の場合はAカウンターへ進む。
ガラガラだけど、スタッフはたくさんいるタイ航空のビジネスクラスカウンター。ボーディングパスを発券してタイ航空専用保安検査場へ進む。
いずれも一切待ち時間なし。ものの3分程度で全て通過。
タイ国際航空 ロイヤルシルクラウンジ
手荷物検査を終えて、出発まで約2.5時間。予定通りすぎてだいぶ時間が余ったが、その分ラウンジでゆっくり仕事することに。会社PCを立ち上げるのだが、手に取ったビールをもう飲んでしまったけども。
仕事をしばらくこなしてみるも、やはりまだ時間が余っている。タイ航空ビジネスクラスで、なおかつスワンナプームから出発するということもあり、ちょうどタイミングがいいので、フットマッサージを受けに行くことにした。
スワンナプーム国際空港出発のタイ国際航空ビジネスクラス搭乗者は空港内にあるロイヤルオーキッドスパにて30分の無料マッサージが受けられることが知られている。ぜひバンコク発タイ航空ビジネスクラスに乗る際には、時間に余裕を持たせマッサージを利用してみよう。
※なお、タイ国際航空以外のスターアライアンス便ビジネスクラス搭乗者では、こちらのサービスは受けられない点に注意が必要
さて、いい感じで時間を消化して、ぼちぼちボーディング30分前くらい。余裕をもって搭乗口へ。
TG413 ビジネスクラス シート
シンガポールのチャンギへはTG413の機材はボーディング787。2-2-2の座席配置となっており、縦にも横にもゆとりは大きい。スタッガードでないため、プライベート感は少ないが、短距離ビジネスクラスらしい飛行機だろう。なお、ビジネスクラスは、今回搭乗率がほぼ100%と人が満員御礼。
シートは短距離国際便に多いライフラットタイプ。2時間のフライトなので、全く問題はなし。
ノイズキャンセリングのヘッドフォンとアウトレット。足元はだいぶ広い。
A席は右手肘掛け下にモニターコントローラー。
座席の確認をしばらくしていると、ウェルカムドリンクがサーブされる。今回は、シャンパンをチョイス。市場価格はこんな感じ。あら、結構いいお値段。
価格:4,280円 |
シャンパンを飲みながら、その間に機内食をチョイスする。あまりお腹は減ってないので、どうしようか悩むが、まぁここはチキンをチョイスで。
数分ほどアイドリングの時間があったが、ほどなくして離陸。ここから2時間ほどのフライトとなる。食事して軽く昼寝したら、ちょうどいいくらいの距離だ。
タイ国際航空 ビジネスクラス 食事
一杯目はシャンパンを頼んでいたが、ソフトドリンクにここでチェンジ。合わせてナッツも提供される。ナッツが提供されるたびに、どこかの国の航空会社は、なぜ納豆ナッツを提供するのかと毎度思うが、本当なぜなのか。やっぱり人気なのか。
(個人的には、ウェルカムドリンクと普通のナッツでだいぶ評価は変わるんだが)
さて、しばらくすると、離陸時に注文していた食事がワンプレートで提供される。別途温められたガーリックトーストが追加される予定。
ビジネスクラスと言えばシャンパンや赤白ワインがお値段的に高いのは確かだが、個人的にはローカルビールが1番好きだったり。なので、タイを離れるので、シンハーをいただく。
食事後はスイーツが提供される。チョコレートとババロア的なスイーツ。んー、あまり日本のスイーツとは離れてる感じ。もちろん美味しいから完食した。
食事が完全に終わる頃には、到着まで1時間を切っており、ちょっとのんびりとしたらシンガポールに着いてしまう状況に。これはまずいので、全開リクライニングで残り短いフライトは睡眠モードへ。フルフラットにならないとはいえ、やはりこの環境は快適だ。
タイ国際航空 到着後
ランディング時には窓からチャンギの芝メッセージがお出迎え。短いながらも空港サービス、機内サービスの両方を楽しめるフライトとなった。
今回はファーストクラスの特典航空券乗り継ぎ部分であるため、これで、たった4,500マイル相当。ビジネスクラス発券なら1,500マイル相当のコストで乗れるのだから、本当お得としか言いようがない。
降機後は、多少イミグレに列があったが、15分ほどで通過。優先手荷物でトランクを回収し今夜のホテルへ向かうこととする。
まとめ:バンコク発はタイ航空利用が本当オススメ
バンコク発シンガポール行きの場合、選択肢としてはタイ航空、シンガポール航空、キャセイパシフィック航空あたりが有力な選択肢だろうか。クアラルンプール行きであればマレーシア航空、ホーチミン行きならベトナム航空など行き先の航空会社が候補になり得る。
今回の区間に限らず、タイ航空の近距離路線はライフラットのサービスが中心となるものの、機内における快適さは十分と言えるだろう。また、スパサービスや常にオープンしているチェックインカウンターなど、空港でのサービスが充実している点もオススメしたい理由に挙げられる。特にスパについては、ぜひ時間に余裕があれば利用してみると良いだろう。
ちなみに、この区間は就航本数も多く、比較的特典航空券が取りやすい区間でもある。狙って取りにいく区間ではないが、乗り継ぎ時の選択肢として、きっと大いに活躍してくれるのは確かだろう。一方で、有償航空券の価格を航空券調査で便利なスカイスキャナーを使って調べてみると、バンコク―シンガポール航空券の価格は以下のような価格が相場だ。
今回は片道で調査したが、往復の場合は約80,000円~が販売価格となっている模様。短距離にも関わらず、値段が結構することに驚く。有償で手が出せない金額ではないとはいえ、乗継区間として発券できるなら、お得であることは間違いないだろう。ご参考まで。