2018年初旬にシンガポールと香港へ行ってました。そのときにいくらかかったのかは怖くて計算もしていなかったのですが、思い切ってこの度計算してみることに。7泊8日の費用は実際いくらだったのか紹介したいと思います。まぁこの費用が他の方の参考になるのかはかなり謎ですが、香港旅行、シンガポール旅行を計画されている方はひとつ参考にされてみても良いかと思います。
目次
香港&シンガポール周遊旅行でかかった費用を計算してみた
どうしても為替の影響が出てきてしまうため、わかりやすく統一しておきます。以下の値段は1HKD=14円、1SGD=80円で換算しているため、こちらを前提に見ていただければ。
飛行機代
旅行費で一番お金がかかると言っても過言ではないフライト料金ですね。今回はシンガポールを目的地として乗継地である香港でストップオーバーする旅程のチケットが必要となりました。
そのため、往復ともにキャセイパシフィック航空のエコノミークラスを手配して香港乗継の形で都合よくシンガポールと香港を周遊するプランとなりました。航空券価格は2人で105,580円。
予約サイトはキャセイパシフィック航空から直接手配しても良かったのですが、サプライスという航空券予約サイトを利用しました。必ずお勧め!という予約サイトではないのですが、ときどき定額クーポンを提供しているため、本家の航空会社サイトよりも安くなるケースが頻繁にあります。クーポンを使えるのであれば、非常にお勧めできるサイトですね。
LCCを使えばもっと安くなる?
香港やシンガポールには沢山のLCCが飛んでいます。それらLCCを使えば飛行機代はもっと下げられるのか?と疑問に思う方がいるかもしれませんが、残念ながら、そこまで簡単に下げられないのが現実です。
- LCCは預け荷物料金が有料(しかも結構高い)
- LCCは座席指定料金も有料
- LCCは機内食も有料
- LCCはそもそもセール時でないと安くない
- 香港乗継のようなケースだと4レグのフライトを予約することになり、むしろ通しのフルサービスキャリアの方が割安
- フルサービスキャリアと比較して高いフライト遅延リスク
- 空港チェックインの時間を早める必要がある
などなど色々悩ましい点が出てきてしまうのです。今回はそんな背景もあり、こちらのプランにしました。
ソロトラベルならまだしも、2人やグループで旅行する場合には預け荷物、座席指定も利用可能なフルサービスキャリアがお勧めです。
(フルサービスキャリアでも座席指定等が有料となる運賃もあるため、購入時は要注意)
ホテル代
シンガポール、香港ともにホテル代が高いことで有名です。まぁ、これは避けられない話ですね笑。
- シンガポール1泊目:フォーポインツシンガポール 約200SGD=約16,000円
- シンガポール2泊目: フォーポインツシンガポール 約200SGD=約16,000円
- シンガポール3泊目:Wセントーサコーヴ 約420SGD=約33,600円
- シンガポール4泊目:クラウンプラザチャンギエアポート 40,000IHGポイント=実質約24,000円
- 香港5泊目:コートヤード香港 約1,200HKD=約16,800円
- 香港6泊目:コートヤード香港 約1,200HKD=約16,800円
- 香港7泊目:コートヤード香港 約1,200HKD=約16,800円
合計すると、約140,000円。ホテルランクを下げたつもりだったんですが、結局1週間も旅行すると相当な金額になりますね・・・。
ホテルのポイントも通貨の一種
ちなみに、4泊目のクラウンプラザチャンギエアポートではIHGポイントを消費して宿泊しています。IHGポイントがタダでじゃぶじゃぶ手に入るのであれば、費用計上するつもりは全くないのですが、ポイントも実質的に通貨の一種であることは間違いないので、実質的な費用として換算しました。
(宿泊後に4,000ポイントのポイントバックがあったりする点はチェーンホテルの良い所だったりします)
ただ、費用がかかるだけではなく、宿泊に伴ってマリオットポイントがそこそこ加算された点は良かった点ですね。正確な数字は把握できていませんが、約50,000マリオットポイントくらい(約40,000~50,000円相当)はがっつりと貯まりました。
もっとホテル代を安くするには?
今回は私がホテルの会員であったこともあって、グローバルチェーン系ホテルを利用しましたが、もっとホテル代を安くするのであれば、ローカルホテルを利用するのが良いでしょう。
シンガポールであれば、清潔感がかなりなくなりますが、1泊約5,000円前後から比較的安いローカルホテルを選ぶことができます。香港も同様で有名なチョンキンマンションでもよければ、1泊約3,000円前後で宿泊することができます。
シンガポール現地でかかった費用
現地でかかったものは本当いろいろ多岐にわたるのですが、大きく分けると以下のような分類になります。
- 現地移動費:約130SGD=約8,240円
(空港ホテル間はGrab、各観光地までの道もGrabを多用しました) - 現地食費:約230SGD=約18,400円
(フードコート、ファーストフード、普通のレストラン、休憩処のカフェ立ち寄りなど色々使っての値段です) - 現地観光費:約180SGD=約14,400円
(ガーデンバイザベイ、ボタニカルガーデン入園料、セントーサ島のWing of the day鑑賞、アクアリウム鑑賞など) - 現地ショッピング費:約130SGD=約10,400円
(ほぼお土産代な気がします・・・)
だいぶシンガポールでは散財しました・・・が別に豪勢なディナーなどをしているわけでもない、という現実。合計で約51,440円となります。4日間滞在して、毎日観光なり色々見て回って、2人で約5万円なら、まぁいいかなと思うことにしました笑。
観光ではKlookをフル活用
なお、観光で色々なところを訪問する訳なんですが、入園料なんかは正規の値段だと結構高いことが多いです。そのため、必ずKlookというチケット販売サイトから購入していました。
こちらのKlookを活用すれば、2割、3割は当然として半額以上の割引を受けられるタイプのものもあるようで、だいぶお得に旅行させてもらいました。非常にお勧めです。
香港現地でかかった費用
こちらも似たような分類で金額を計算してみました。
- 現地移動費:約500HKD=約7,000円
(往復エクスプレス、現地Uber、地下鉄など) - 現地食費:約1,000HKD=約14,000円
(このうちの半分はホテル内レストランの食事になります) - 現地観光費:約500HKD=約7,000円
(ビクトリアピークのトラム料金、展望台料金など) - 現地ショッピング費:約2,500HKD=約35,000円
(カメラの三脚、モバイルバッテリー複数、多数のUSBメモリ、ディズニーグッズ、お土産多数) - その他(腕時計):約5,200HKD=約72,800円
香港では支出がかなりバカになっていました・・・。移動費、食費、観光費は常識的な範囲ですが、謎の大量お土産、ディズニーグッズ、時計など、もう買い物三昧と言いましょうか、予算度外視の散財でだいぶ翌月は苦しい目に遭いました笑。合計で、約135,800円。
なお、普通の旅行者であれば、現地ショッピング費や腕時計なんて買わないですから、3日間での現地費用は約30,000円前後になるのではないでしょうか。
香港でもKlookは大活躍
香港ではヴィクトリアピークのトラムや空港と香港島を結ぶエアポートエクスプレスなどが対象となっています。シンガポールだけでなく、こちらでもKlookから購入すると割引価格で購入することができるため、非常にお勧めです。
総合計を計算してみる
段々と恐ろしくなってきましたが、総合計を書いてみます・・・。
- 飛行機代:105,580円
- ホテル代:約140,000円
- シンガポール現地費用:約51,440円
- 香港現地費用:約135,800円
というわけで総合計は約432,820円・・・うわぁ。。。。
もちろんホテルのポイントバックが約4~5万円相当ある点や、香港の費用が時計やら買い物やらで10万円ほど上振れしてしまっている点を考慮すると、旅行そのものにかかった費用は約30万円弱といったところでしょうか。
2人分のフルの旅行費として考えると1人15万円の旅行。まぁ、倹約をほとんどせずに自然体での1週間という期間にわたる旅行としては、及第点という理解に留めておきたいと思います笑。
まとめ:大手ホテル利用でも1人10~15万円で2ヵ国旅行
実際にかかった費用をご覧いただければわかると思いますが、全然倹約せずにお金を使ってしまっている感がわかるかと思います。Grabやちゃんとしたレストランなりを選んでた海外に何度も行っている方だとわかると思いますが、やはり想像以上に観光って体力使うんですよね笑。あまり体力がない我が家なので、楽な方へ楽な方へと流れて行きました。
もちろんホテルのランクを抑えたり、現地の食事をホーカーズ中心にしたり、あまりショッピングにお金をかけないようにすることで、だいぶ予算を抑えることができます。
1人15万円で1国だと高い印象がありますが、2国で15万円の1週間の旅・グローバルホテルチェーン利用と考えるとそれなりにリーズナブルかなと、言い聞かせています笑。今後、シンガポールや香港に行く機会のある人がいればぜひご参考ください。以上です。