CARMINA(カルミナ)の革靴を買ってみた

2019年初頭のマドリード訪問時にスペインの革靴ブランドであるカルミナのショップへ行ってきました。日本で欧州ブランドの革靴を購入する場合、革製品への関税の影響があるため、現地価格の数割高い金額を支払わなければなりません。現地購入であれば、高い関税は関係ないため、旅行ついでにこちらを購入してみることとしました。

CARMINA(カルミナ)の革靴を買ってみた

CARMINA(カルミナ)というブランド

カルミナはスペインの老舗革靴ブランドですね。公式のカタカナ表記だとカルミーナと記載されていますが、English発音だとカルミナの方がどう考えてもマッチしている感じがします。

ブランドの初期は1866年からだそうですが、1905年にはすでにグッドイヤーウェルトの工場を設立したり、20世紀後半ではスペイン有数のブランドシューズとしてその地位を確立していった模様です。

欧州の革靴における特徴

欧州の靴ブランドの特徴と言っても切り口によっては様々ですが、大まかな特徴は以下のとおり。

  • グッドイヤーウェルト製法の老舗有名ブランドが多数あり
    (イタリアブランドではマッケイ製法が主流だったりもする)
  • ラスト(木型)は欧州人向け。縦長で幅の狭いタイプが比較的多いが、横幅が広いタイプのラストもあるので、そこは同ブランド内でもピンキリ。
  • 日本の関税のため、現地価格と日本販売価格でそこそこの差がある。現地で購入する場合、TAX refundも受けられるため、相当お得。

ざっくり書くと上記のような感じですね。スペインの革靴ブランドでカルミナ以外だと、有名なところでバーウィックというブランドがあります。価格帯はカルミナよりも安く、日本で購入する場合でも3万円以内で購入できるグッドイヤーウェルト製法の革靴ブランドです。

ただ、日本でも複数の人が外れなのか、そもそもの革の品質が悪いのか、かなり外れを引かされている声を多数聞いていたので、今回は迷うことなくカルミナを選択した次第です。

実際にマドリードの店舗へ行ってみた

実際にカルミナの店舗へ行ってみました。革靴だけでなく、高級ファッションブランドが立ち並ぶSALAMANCA地区にお店はあります。

お店の雰囲気は相当おしゃれな革靴屋さんという印象です。広々としていて、スタッフの方が気さくに出迎えてくれました。スタッフの方はもちろんスペインの方ですが英語が話せるので色々とブランドのことや靴の種類などを教えてくれました。

お店の中に飾られている靴の価格はもちろんピンキリなのですが、オーソドックスな紳士革靴であれば380EURで販売されているものが多数ですね。一部のスニーカーはディスカウントもされていました。ただし、ディスカウントは時期限定かもしれません。

当日行って現地で悩むのも良いですが、私個人はホームページで事前に確認していた靴を購入することとしました。

購入したのは黒ストレートチップ

購入したのはこちらの黒のストレートチップ。個人の趣味ですが、やはりストレートチップというのは万能の革靴ですね。グッドイヤーウェルトの特徴として挙げられるコバの突き出し(アッパーとソールの縫い目が外にくるので、ソールが一回り大きく見えること)も目立たない綺麗なフォルムと感じます。

というか、オールデンなどと比較すると相対的にカルミナの靴はコバの突き出しがかなり小さい=狭い気がします。グッドイヤーウェルテッド製法でここまで狭いのもかなり珍しいな、という印象です。

金額は380EUR=約49,400円。そこからTAX refundが48EUR戻ってきました。実費は大体44,000円といったところですね。TAX refundをマドリードの空港で受け取ったのですが、極悪レートの日本円で換金されてしまったため、5,000円しか戻らなかったのがなんだか地味に嫌な話だったりします。

ちなみに日本で購入する場合、並行輸入店のネット販売だと以下の金額となります。ご参考。

【正規取扱店】 CARMINA カルミナ ストレートチップ 80424 ブラック/ダークブラウン

価格:73,440円
(2019/3/17 04:44時点)
感想(0件)

ソールはダイナイトソールを選択しました。革ソールも同価格で販売されており、ソール選びは完全に好みでしょうね。

一般的なラバーソール(ビブラムやダイナイト含む)であれば、日本のような雨の多い気候で滑りやすい路面でもガシガシ履くことができますし、ソールの消耗は革ソールと比べると比較的緩やかな傾向です。

革ソールはその分、ラバーソールと比べて靴全体が軽くなりますし、通気性は高まります。グリップ力は下がってしまうため、雨天時は使いづらいですが、こちらはこちらでその履き心地の良さもあり、甲乙つけがたいところかと思います。

履き始めて約2ヶ月

まだ購入してから日が浅く、エイジングと言えるものが出ているわけでもありませんが、革の品質がいいんでしょうね。ガシガシ履いていますが、変なシワができることなく、少しずつ革の硬さがほぐれていって、足に馴染み始めてきている感じです。

1年くらいすると、だいぶ革靴本来の評価がはっきり出せるぐらいになるかと思うので、また別の機会に使い込んだ後の感想を書きたいと思います。

まとめ:欧州訪問時の革靴購入は非常にお得

これはカルミナというブランドに限った話ではありませんが、やはり欧州に訪問する機会があるのであれば、(もちろん予算の都合次第ですが)革靴購入をしてみるのは非常にお勧めです。

なんといっても日本販売価格と現地価格の差は圧倒的でして、現地で購入できれば日本販売価格の3割引で購入できる点は非常にお得です。また、革の品質やグッドイヤーウェルト製法である点など、高級革靴として非常に魅力的な要素を兼ね備えているのも理由ですね。

とはいえ、現地購入価格自体も約4.5万円と決して安い買い物ではないため、1万円のセメンテッド製法の革靴を大切に履かれるタイプの方にはお勧めできません。このランクの革靴はメンテナンスもできる方(いわゆるブラッシングをする方)に限定されるため、そのあたりもお勧めできるかどうかは分かれます。

最終的には好みかと思いますが、もし購入する検討材料となってくれれば幸いです。以上、ご参考まで。

タイの革ブランドVIERAで革靴/紳士靴を購入してみた タイの革靴ブランドMango Mojito(マンゴーモヒート)を購入してみた

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)