今回、スペインのマドリードへ行くことなり、往路はイベリア航空ビジネスクラスを選択しました。ちょうどイベリア航空の期間限定マイルを有していたこともあり、都合が良かったというのも事情ですね。今回は2019年3月現在、日本唯一のマドリード直行便であるイベリア航空IB6800を紹介します。
目次
IB6800 イベリア航空ビジネスクラス 成田~マドリード
マドリードへは特典航空券で
今回のマドリードまでのチケットは以前イベリア航空のキャンペーンで入手したアビオスを活用しました。発券方法の詳細はこちらの記事で解説しています。
イベリア航空は成田空港に就航している
イベリア航空が就航しているのは成田空港ということで、スカイライナーを利用してきました。スカイライナーは正規運賃(片道)2,470円と決して安くない金額です。以前は、色々と小手先のテクニックを使うことでいくらか安く購入することができたのですが、あまり割引の効く方法も多い訳ではないので、ちょっと辛いところですね。
チェックインはビジネスクラスでもやや混雑気味
IB6800はPM12:20(お昼)に出発する便のため、AM10:00頃に成田空港へ来ました。チェックインカウンターはもちろん空いているものの、若干並んでいますね。ビジネスクラスカウンターでも並んでいるのが印象に残っています。10分程度でしょうか、少々待ってチェックインと預け荷物も完了しました。
この後は、プライオリティレーンから手荷物検査を待ち時間なしで抜けて、空港ラウンジへ向かいます。利用したラウンジはチェックイン時に案内されたアメリカン航空ラウンジ。
ボーディング
ラウンジを早めに出て、搭乗口まで来ました。早めに出たわけですが、成田空港は搭乗口まで相当な距離があるため、搭乗口に到着して間もなくすると搭乗開始のアナウンスが始まっていました。横目には、日本人団体ツアーさんがいますね、添乗員付きの団体らしく今では珍しい旅行形態と感じました。
この後は、ビジネスクラス搭乗者として機内へ向かいます。
イベリア航空ビジネスクラス スタッガードシート
座席はスタッガードタイプ。ほとんどの航空会社で長距離ビジネスクラスはスタッガードビジネスクラスが主流になってきている印象がありますね。ヘリンボーン式と比較してもプライベート空間や機能性ともにスタッガードは頭一つ抜けている印象があります。もちろんヘリンボーンでも快適なシートはありますけど。
ビジネスクラスアメニティもありました。中身は、
- 靴下(機内用の薄いタイプ)
- アイマスク
- ヘアバンド
- フェイシャルリフレッシュ
- ハンドクリーム
- リップクリーム
- 靴ベラ
- くし
という品揃え。ソフトケースなので持ち帰るのは楽なのですが、クオリティ的に敢えて持ち帰るべきかというと難しいところですね笑。
機内コントローラーはレスポンスが良くて個人的に好きな部類。
ちなみに、こちらの便ではビジネスクラス利用者にFree wi-fiバウチャーが提供されました。50MBということですか、どの程度速度は出るんでしょうか・・・。あまり期待はできませんが(機内食を食べた後、利用してみましたがTwitterを更新したら、速攻で終わってしまいました・・・)。
IB6800 ビジネスクラス 機内食
離陸後ほどなくして機内食がスタート。まずはドリンクに加えて、おつまみとしてナッツとオリーブが提供されます。今回はオリーブが食べたかったこともあり、オリーブをたっぷりお願いしました。このへんはスペインらしいサービスでいいですね。
前菜として
- パン(ほかほか)、エキストラバージンオリーブオイル添え
- お味噌汁
- レタスとグリルパンプキンのサラダ
- ペドロヒメネス種のバルサミコ酢ドレッシング
- 大海老のマリネ、キアヌのサラダ、ワサビマヨネーズソース
- クロミエチーズ、ドライアプリコットと葡萄添え
お味噌汁が合っていないですが、全体的に美味しかったです。
メインディッシュは「かぼちゃのラビオリ、マッシュルームのクリームソース、グリーンピースと椎茸、パルメザンチーズトッピング」をチョイス。他にチキン赤ワイン煮込みのメインディッシュがメニューとしてありましたが、そちらはすでに完売してしまっていたようです。
デザートは「ココナッツアイス、ウエハーストッピング」をチョイス。ドリンクはビールに切り替わっています。このココナッツアイスはものすごく固くて、固くて・・・中々スプーンが通りませんでした笑。
食事後は座席をフルフラットにして就寝モードに入ります。とにかく距離の長い東京~マドリードの間。所要時間は約13時間もあるため、まずは4~5時間寝ることにします。
途中で小腹が減ったので軽食をオーダー
5時間ほど熟睡をしましたが、まだまだロシアの上空を飛んでいる状況です。食って寝て、という身体に悪い行動ばかりですが、小腹が減ったので軽食をオーダーしました。
今思い返すと、メニュー表にあるのかないのかよくわからないサンドイッチロール?を提供していたようです。飲み物は暖かい緑茶ですね。
軽食を食べた後は、2本映画を見てさらに4~5時間過ごします。
到着前の軽食はスペイン系の朝食
到着2時間前を過ぎて、軽食が提供されます。パンは出発時と同じラインナップでしたが、チーズ盛り合わせ、生ハム盛り合わせとスペイン風の軽食となっていました。これは本当美味しかったですね。大満足です。
食後はコーヒーをもらいます。ビジネスクラスなので、体力的には楽なのですが現地ではまだまだ動く必要があるので、体調を整えておきます。
まもなくマドリード到着
日本のお昼頃に出発すると、マドリード到着は夕方の時間帯に到着します。日本より日の入りが遅い欧州では夕焼けがかった景色を機内から眺めつつ。
まとめ:超ロングフライトもスタッガードで快適
久しぶりに欧州便のロングフライトに搭乗しましたが、予想以上に快適なフライトで良かったです。距離が増せば増すほど、エコノミークラスとビジネスクラスの相対的な付加価値の差は広がっていくので、このロングフライトでのビジネスクラスは非常にお得なフライトだったと感じますね。
マドリードには頻繁に行く用事があるわけでもないので、次回があるのかはわかりませんが、欧州フライトへの選択肢としては十分にアリと言えるでしょう。
イベリア航空はJALやANAと比較すると、特典航空券が取りやすい航空会社でもあり、マイル(アビオス)での発券がお勧めです。イベリア航空のマイルはGrouponESのセールなどを活用して日々こつこつマイルを積み立てることができます。そのため、いざというときお得なフライトを発券するために、早い段階から貯めておくのも良いでしょう。以上、ご参考まで。
イベリア航空グルーポンでアビオスを購入したら1年間トラブった話