台北旅行の帰国便は台北桃園国際空港から出発するJL802。JALビジネスクラスを利用して帰るので、搭乗前は桃園国際空港のサクララウンジで待機します。台北の空港自体は過去に松山しか利用したことがなく、こちらの空港は初めてでした。さらに、サクララウンジの利用は台湾では初めて。以前成田空港のサクララウンジは大量の日本人に埋め尽くされた光景を見せられたこともあり、不安を感じつつ利用してみることに・・・。
目次
JAL桃園空港ラウンジ
ラウンジ名:JAL桃園空港ラウンジ
入場資格:
◆ファーストクラス・ビジネスクラス・プレミアムエコノミー搭乗者
◆JMBダイヤモンド・プレミア・サファイア・JGCいずれかの資格者およびその同行者1名
セキュリティエリア内にあるこちらのラウンジ。入口にJALマークの看板があるものの、入り口全体はすごく地味。JAL便以外にどこのワンワールド便が当てられているのかはわかりませんが、入る前は中の混雑具合をひどく心配していました。
なお、こちらのラウンジは実は2017年2月まではプラザプレミアムラウンジとして運営されていました。今年になってから、JALラウンジにブランド替えされたらしいです。
ラウンジ内の座席
中に入ってみると、予想に反して占有率は50%ほど。なぜここまで空いていたのかは後ほど気づきましたが実は、今回の便がアメリカン航空とチャイナエアのコードシェア便だったと推察できます。日本人が少なく中華系の方が多かったため、芋洗いラウンジとならずに済んだのは不幸中の幸いでした。
眺めの悪い座席については空席が多くなっています。テーブルがなかったりと若干使いづらい座席のほとんどが空席です。眺めが良かったり、テーブルがある席についてはほとんど占有されていました。
窓際からは飛行機が見えると思いきや、見えるものは高速道路。これは非常に残念。ラウンジ内には間仕切りの向こうにパナソニックのマッサージチェアが2台用意されています。
ラウンジ内の食事
サクララウンジのフード類は、台北ラウンジと言うこともあって中華系料理が豊富に揃っています。
また、日系ラウンジと言うこともあり、おにぎりやいなり寿司、もちろんJALカレーも用意されています。台湾でもカレー、JALラウンジって感じですね笑。
中華系の料理が並んでいます。こちらでお腹いっぱい食べるのもいいし、機内でお腹いっぱい食べるのもいいでしょう。
アルコール類はこちらにあるものでほぼすべて。若干種類が少ないのが残念なポイントです。これ以外だと、台湾ビールがある程度。
タイやシンガポール、マレーシアなどの空港ラウンジと比べても中華食が多いので、日本人的には口に合う料理が多いと思われます。もちろんここのラウンジにもJALカレーは置いてあるので、それで腹を満たすのもありじゃないでしょうか。ただ、この後にビジネスクラスの機内食を控えている場合は少々ここで食べるのも気が引けると言えます。
冷蔵庫内にはスイーツが複数種類並んでいます。カラメルプリンやマンゴープリン、チーズケーキなど複数種類用意されているのは嬉しいポイントですね。
この後は、機内食もあるため、ある程度セーブしつつ、ゆっくりラウンジ滞在をします。座席数がめちゃくちゃ広いわけではなく、目立つフードメニューがあるわけでもないのですが、サクララウンジの中では、かなりスペースにゆとりをもったラウンジと思われます。
まとめ:台北版サクララウンジは快適滞在可能
あまり褒めるコメントをしていないので、ちょっと印象悪く映っているかもしれませんが、比較的居心地のよいラウンジであるのは間違いないでしょう。実際の使用感は行ってみて確かめていただければ。
ビジネスクラスラウンジとしては、標準的なフード類、アルコール類ではあるものの、座席数もそれなりに多いです。また、中華系利用客が多いということもあって、ラウンジを利用する層はビジネスクラス利用客に限られることが多い傾向がありますね。
なお、日系ビジネスマンが多い場合には大量の人が流れ込んでくるのが想像に易いですが、今回のような日曜出発の便であれば比較的快適な滞在ができると思われます。
ちなみに、あまり利用頻度は高くはないと思われますが、こちらのラウンジにはシャワールームが設置されていません。その点には注意が必要ですね。以上、ご参考まで。