バンコクから成田へ向かうマレーシア便はクアラルンプール国際空港(KLIA:Kuala Lumpur International Airport)で乗り継ぎを行う。ここ、クアラルンプール国際空港はマレーシア航空のホームということもあって、ホームラウンジであるゴールデンラウンジはやはり規模が段違いだ。今回は成田便出発までの間、シャワー浴びる目的も兼ねて、サテライトラウンジを利用させてもらった。
目次
KLIAゴールデンラウンジ サテライトビジネスクラスラウンジ
(右写真はターミナル2階からモノレール乗り場を撮影したもの)
KLIAは非常に大きな空港となっており、2つのターミナルを空港内のモノレールでつないでいる。また、KLIAとは別に格安航空会社専用のKLIA2もあるため、クアラルンプールを利用する際は気を付けないと、目的の場所まで辿り着けないことがあるほど、複雑とも言える空港だ。
今回は、バンコクからのマレーシア便から降り立った後、とりあえずゴールデンラウンジがあるモノレール乗り場付近へ向かう。ゴールデンラウンジ(サテライト)は、モノレール乗り場の正面2階に位置しており、近くのエスカレーターで2階へ上がって入ることとなる。
ラウンジ入口
ラウンジ入口は圧巻の佇まい。さすがホームラウンジの入り口という感じだ。入口には、
- 60分前にはチェックインしてね
- 20分前にはゲート前に行ってね
との注意書きが。出発20分前を言っているのだろうか。個人的には予想以上にこの空港が広いということもあり、移動15分程度はさらに考慮した上で行動するのがよいと思われる。
ラウンジ入場資格
ゴールデンラウンジに入場するには、以下のいずれかの資格が必要となってくる。
- マレーシア航空のビジネスクラス搭乗者(ファーストクラスでも可)
- ワンワールド加盟航空会社のビジネスクラス搭乗者
- ワンワールドエメラルド保有者
今回はマレーシア航空のビジネスクラスを利用したため、パスポートと航空券を見せるだけで入場ができた。
ラウンジ概観
さすがホームラウンジだけあって、ラウンジの規模はめちゃくちゃでかい。その規模にとにかく最初は驚いた。
まず、目の前に入ってくるのはアルコールを提供するバーカウンター。ラウンジ内にもフードカウンター等たくさんあるが、お酒はここから提供される。
若干室内が暗く映ってしまっているが、とにかくデカい。利用者も相当数いるものの、それ以上に座席数も多くかなりゆとりある空間となっている。
こちらはラウンジ内のテーブル席(の一角)。カウンターに直接オーダーができる。
東南アジアじゃ毎度美味しいフルーツ各種。サラダバーも。
サンドイッチ類、チョコレートケーキにタルト。ここで食いすぎるとこの後の機内食がとても食えなくなってしまう。残念ながら一切ここらへんのものは手を出さず。
また別角度からラウンジの風景。本当にスペースが広い。食事メインのテーブル席もあるし、心地よいボックスソファ席も。
こちらはヌードルバー。せっかくゴールデンラウンジへ来たことだし、ヌードルバーだけ注文することに。注文して暫し待つ。
こちらは別のエリアにあるドリンクバー。先ほど別の場所にあったケーキもこちらにある。
別のエリアにはフード類も豊富に用意されている。イマイチ料理名がわからず。マレー系料理だろうか。
全部撮影した訳ではないが、このように各種フード類が揃っておりここで腹を満たすことも十分可能だ。ただ、やはりビジネスクラス利用者の場合、ここで食べてしまうと後がどう考えても辛い、と思われる。
そして、また別エリアのソファ席のショット。こちらの座席は窓側に配置されており、飛行機の動きを眺めながら過ごすことができる飛行機マニア向けの座席。
ということで、注文しておいたヌードルを食すことに。味は薄味でちょっと日本のラーメンなどとは違う。うーん、残念ながら自分の下には合わなかった次第。
シャワールーム
これから深夜便で成田へ帰るため、ここゴールデンラウンジのシャワーを利用することに。シャワールーム前のカウンターへ行き、航空券と引き換えにシャワールームのカギとバスタオル、アメニティを受け取る。
シャワールーム内は2畳位のスペースだろうか。以前プライオリティパスで利用した空港ラウンジのシャワールームと比べても同程度の広さ。
レインフォレストとハンドシャワーの2種類があり。水圧は良好。この辺は嬉しいポイントだ。
シャワールーム内には壁掛けドライヤーがある。イギリスと同じルールだからか、電源接続できない代わりに、直接ドライヤーが備え付けてある。
ゴールデンラウンジで配られたアメニティはブランドは残念ながら不明。ボディローションくれるあたり、それなりに良いブランドのような気がするが詳細はわからず。
シャワーでさっぱりして出口へ向かおうとするが、実はここはトイレの一室であることに後で気づいた。シャワールームは全部で4室程度だが、自分の場所以外は空室となっており、地味に利用者は少ないのかな?と感じてしまった日であった。おそらく曜日や便の集中度合いによっては、利用度合いは高まるのは確かだろう。
帰り際に、「シャワールームカウンターを撮影してもいいかい?」と声を掛けると、「ぜひ撮って!撮って!笑」と無邪気な反応をもらう。
マレーで出会う人ってホテルもそうだけど、みんな陽気な人が多い気がするのだがどうなんだろうか。
まとめ:ぜひ立ち寄りたいラウンジの一つ
やはりホームラウンジだけあってラウンジの規模のデカさには驚かされた。今回、深夜便の利用があったため、食事はヌードルバーだけしか利用しなかったものの、こちらで腹いっぱい食べるという選択肢も十分ありだろう。
空港の待ち時間がしんどい、という声もこのラウンジならばあっという間に過ぎ去ってしまうかもしれない。マレーシア航空利用時だけでなく、クアラルンプール空港立ち寄り時にはぜひ訪れたいラウンジの一つではないだろうか。