クアラルンプール旅行を終え、次はバンコク旅行へ向かいます。今回はマレーシア航空を利用しました。一緒に友人も同じフライトで向かうのですが、残念ながら予約のタイミングや、チケット価格が高騰済みだったようでやむなく彼はエコノミーで搭乗することに。なんだか申し訳ないと思いつつ、私はビジネスクラスを満喫させてもらいました。
目次
マレーシア航空ビジネスクラス クアラルンプール~バンコク
このときの航空券はこちらで発券しました。
有償チケットの乗り継ぎ区間でもあるため、具体的な金額はわかりませんが、クアラルンプールとバンコク間のフライト相場は往復ビジネスクラス4~5万円位が最低でも必要となります。乗継部分の金額を実質1~2万円程度と見積もるとかなりお得感があるのではないでしょうか。
また、前回搭乗時も値段以上のサービスを感じていたため、お得な区間なのは間違いありません。
マレーシア航空ビジネスクラス チェックイン
クアラルンプール国際空港へは宿泊先ホテルから現地タクシーを配車してもらい、1時間程度で到着しました。料金は82リンギット(約2,200円)。やはり2人以上であれば、クアラルンプールはタクシー利用がお得な場面が多いですね。
※1リンギット=27円@2018年7月で計算。
なお、クアラルンプールではこちらのホテルを利用しました。
クアラルンプール国際空港到着後は24時間オープンしているマレーシア航空カウンターへ向かいます。友人がエコノミークラスなのですが、自分がビジネスクラスなので、自分と合わせてビジネスクラスカウンターでチェックインを行いました。友人の荷物も合わせてビジネスクラスとして預けておきます。
出国手続きは待ち時間なしのため、ファストトラックを使わずにスルーします。ここまでで10分くらいでしょうか。このタイミングで自分はビジネスクラスラウンジへ。友人は空港でお買い物するとのことで一旦分かれます。ラウンジはこちら。
友人を待たせていることもあり、また、KLIAは搭乗口前で手荷物検査を実施するということもあって、ラウンジを早めに抜けて、搭乗口へ向かいました。
ビジネスクラス ボーディング
搭乗口へ着いて見ると、まだ手荷物検査ゲートがオープンしてない模様です。前の便が遅いのか電光掲示板の表示も2番目となっていました。
15分程度で手荷物検査が始まり、ビジネス、エコノミー関係なく荷物チェックの列に進みます。ゲート前でビジネスクラスの優先扱いがないのは、ちょっと残念なのですが、すぐに列は消化して、そのまま優先搭乗の流れとなりました。
ビジネスクラス 座席
クアラルンプールバンコク間は2時間程度のフライトということもあり、短距離機材のB737-8。ビジネスクラスは2-2の4列仕様で全部で16席。一方でエコノミークラスは3-3のアブレストとなっています。
ビジネスクラスはリクライニングタイプ。フルフラットにならないものの、空飛ぶ椅子と考えると居心地は十分快適ではないでしょうか。
この時のシートメイトはご高齢の東南アジアのお爺ちゃん。英語が上手く聞き取れず、出身国なのか出身地名を言ったのかすら分からず、軽い小話程度で済まします。
機内エンタメは用意されてるものの、フライト時間を考慮すると観終わる映画を探すだけで、時間取られそうだったので、今回も機内エンタメは使わず。
USB、万能アウトレット、シンプルなリクライニングボタン。
出発前にクルーから、タイ入国時に利用できるプライオリティレーンチケットを入手します(現在は券面が変更となったようです)。バンコクの入国審査は中華系の航空便の増加もあり、ここ2~3年の間で相当混雑するようになりました。混雑を避けてスムーズに入国するためにも、プライオリティチケットは非常に価値が高いと言えます。この一枚のお陰で我が友人もプライオリティレーンを無事待たずに抜けることができます。
ビジネスクラス ウェルカムドリンク~離陸
座席で寛いでいると、ウェルカムドリンクが提供されました。離陸前の時間はウェルカムドリンクでのんびり過ごしながら、ナッツをぽりぽり。
ビジネスクラスには肘掛下にドリンクテーブルを引き出すことが可能となっています。なので、右肘掛け下のドリンクテーブルを引き出してみることにしました。。。だが、ちょっと残念な気持ちに。。。
「うげ。ゴミだらけやん」
前回乗ったビジネス客の食べかすがドリンクテーブルに残りまくっていました。短距離便だけあって、だいぶ手荒なお掃除がされているようですね。
肘掛のショックから、ほどなくして離陸。夕暮れのクアラルンプールを横目に、バンコクへ向かいます。
ビジネスクラス 機内食
離陸から約20分ほどで安定飛行に入りました。機内はCAさんが食事の準備をバタバタと進めています。
提供された機内食はフレッシュフルーツ、グラタン、ストロベリーチョコレートケーキ。このストロベリーチョコレートケーキは機内食にしてはかなり美味しくて、ちょっと驚いた次第です。
ただし、短距離路線のため、アルコールはなし。ラウンジでもコーラを飲んでいましたが同じくコーラを再びチョイス。
食後はホワイトコーヒーをいただきました。機内食提供から配膳片付けまで全部合わせて1時間程度。残りの1時間はリクライニングを全開にして暫し熟睡します。
窓の外を見るともうバンコクの近くまで来ていることがわかります。やはりクアラルンプールとバンコクの距離じゃ2時間程度のフライトとなってしまうため、ビジネスクラスに乗っている感覚だとほぼ一瞬といった印象ですね。
まとめ:コスパの良い乗継ビジネスフライト
短距離フライトとしては、可もなく不可もなく、と言ったらマレーシア航空に失礼な言い方になってしまうかもしれません。ただ、いくつか気になるところがあったのも事実。
- 座席テーブルの清掃が雑
- アルコール提供なし
ぐらいでしょうか。座席がフルフラットにはなりませんが、2時間の距離じゃ仕方ありませんね。あまり気にするようなポイントではないかと思います。
クアラルンプールバンコク間のフライトを有償で買うべきか、というと、そうは思えないのですが、乗り継ぎ区間として利用する分にはかなりコスパのよいフライトのように感じました。マレーシア航空のセールと合わせて利用すると、クアラルンプールも楽しめつつ、乗継区間でビジネスクラスも楽しめる一挙両得の旅行とすることができます。以上、ご参考まで。