メイフラワーオートグラフコレクション 宿泊記

仕事の関係でワシントンDCに滞在したときは、こちらのホテルを利用しました。ワシントンは様々な団体の国際会議が開催されるので、大手ホテルが所狭しと並んでいます。こちらのホテルでも同様に国際会議が行われており、ホテル価格も大変高騰していましたが、はてさてどのような滞在となったでしょうか。

メイフラワーオートグラフコレクション

ホテル名:メイフラワーオートグラフコレクション
ホテルランク:★★★★☆
宿泊部屋:1 Bed Room Suite
宿泊価格:約45,000円/泊(予約変更可・朝食なし)
予約方法:Marriott公式経由

予約はマリオット公式で

こちらのホテルはオートグラフコレクションブランドということなので、マリオット公式から予約を行います。閑散期であれば諸税込みであっても25,000円前後と比較的安く予約することができますが、会議などとバッティングしてしまうと一気に値段は上がってしまいます。

予約をするのであれば、Mr. Rebatesハピタスなどのポイントサイトを経由して予約をするのが確実にお得かと思います。ポイントサイトを経由することで、広告費の一部をキャッシュバックに充てることができるため、特に何か不都合なく宿泊できる点もいいですね。旅行中級者~上級者はほぼ確実に行っている方法なので、まだしていない方はぜひおすすめします。

ホワイトハウスまで徒歩15分と中心部に位置

ワシントンDCの中心部にあるこちらのホテル。空港からは車で1時間ほどの距離にあります。タクシーを使えば60~80USD+チップ20%ぐらいでしょうか。米国の交通事情なので、若干高額となってしまう点は致し方ありません。

ホテルからホワイトハウスまでは徒歩で15分ほどの距離にあります。そのすぐ近くにはリンカーン像も。あまり観光とは馴染み薄いワシントンDCですが、立地状況はすごくいいかと思います。

重厚な入り口と綺麗な内観

こちらが外観。かなり年季が入った建物のような印象も感じましたが、メンテナンスはしっかりされており、入り口からはかなり重厚な印象を感じます。

チェックイン

空港からタクシーでホテルまで来た後に、そのままチェックインすることに。午後2時頃でしたが、無事チェックインをすることができました。ちなみに、こちらのホテルでは以下のような部屋があります。

  • Boutique Guest room 23㎡
  • Premier Guest room 23㎡←予約部屋
  • Deluxe Larger, Guest room 45㎡
  • One Bed Room, Suite 45㎡←宿泊部屋
  • Deluxe One Bed Room, Suite 54㎡

おそらくもっと上位ランクの部屋があるのだと思いますが、一般販売はされていないんでしょうね。もともと客室数が相当多いだけあってSuite自体の数も相当数あります。一般的なSuiteとしては少々コンパクトな広さですが、比較的アップグレードしてもらいやすいホテルなのでしょう。

なお、チェックイン時にボトルウォーターを2本もらい部屋へ向かうことに。手が塞がって非常に移動しづらいのですが、これは何なんでしょう。ボトルウォーターくらい部屋に置いてほしいのですが、米国って部屋にボトルウォーターは置かないホテル多いですよね。もういろいろ不思議です。

One Bed Room, Suite

部屋のドアを開けてみると想像以上に広いリビングルームがお出迎え。本当に45㎡なのでしょうか、かなり広く感じます。

こちらは逆方向から撮影した写真。窓側にはL字型のソファもあり、かなりゆったりと寛げる空間となっています。もちろん大型のトランクケースも余裕で開くことができる広さです。

ベッドルームは正方形に近いキングサイズのベッド。枕は4つと控えめですが、重厚なベッドで快適でした。と言いたいところなのですが、実はほとんど眠れていません笑。

ベッド自体は非常に快適だったのですが、全く眠れなかった理由は別にあり、それは騒音でした・・・。というのも、毎朝毎夜にホテルの外から轟音に近い工事現場のノイズが常に聞こえ続けとても眠れるような環境ではありません。

夕方~朝方まで続く工事現場の音のせいもあって毎日が寝不足。かなりつらかったですね・・・。

部屋の隅には、ダイニングエリアのような設備がありました。レジデンスタイプの部屋ではないので、若干違和感がありますが、こちらは何かパーティー用に使うようなスペースか何かでしょうか。

クローゼット内にはバスローブやセーフティボックスなどがありました。

バスルーム

バスルームはシャワールームのみ。バスタブはありません。まぁ、バスタブがあったとしても使ったとは思えないので、これはこれで良いかと思います。ただ、シャワーは固定式。全身を洗うには、ハンドシャワーが欲しいと思った次第です。

洗面台は広く、バスアメニティ(シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、ボディローション)も揃っていました。オートグラフコレクションには何度か泊まったことがありますが、このアメニティは初めてです。米国限定のアメニティなのでしょうか。使い勝手は泡立ちが悪かったので、好みではありませんでしたが。

毎日アメリカンな朝食を提供するクラブラウンジ

クラブラウンジは、朝と夕方のイブニングタイムの時間帯を中心に運営していました。正確な時間は覚えていませんが、日中こちらで仕事をしていたところ、ラウンジ閉鎖のため、追い出されたのを記憶しています笑。

ラウンジでものすごく贅沢なサービスを受けられるわけではなく、かなり必要最低限というか質素なサービスを提供しているのみとなっています。日中は本当にコーヒーとりんごを齧る程度しか何もありません。朝食の時間帯も、ざく切りのベーコンやハムとチーズ、それにスクランブルエッグとパンがいくつか。

自分でトースト機にセットして、軽く焼き目を付けてから、塊のバターを取ってただひたすら食べるのみ。以前もニューヨークでクラブラウンジを利用しましたが、この国って本当にサービスへの品質を度外視している気がします・・・。

もう笑ってしまうくらい毎日同じものを提供するクラブラウンジ。さすがに食べ飽きました笑。味噌汁飲みたい、納豆食べたい、という心境です。

マシンが豊富で人の少ないジム

滞在期間中はあまり運動する機会も少なくなると思っていたので、ジムでトレーニングに励むのが最近の習慣となっています。こちらのジムはマシン設備も豊富にあり、しかもリンゴとボトルウォーターが取り放題となっています。地味に便利。

24時間オープンしているのもよかったですね。時差の関係や工事の騒音で眠れなかった関係もあって、深夜に身体を動かして色々紛らわすことができました。

エクスプレスチェックアウトが可能

米国では一般的なのかもしれませんが、こちらのホテルではエクスプレスチェックアウトが可能です。カードキーだけをボックスに投函するだけでそれで終了。今回はスタッフに直接渡すだけで本当に清算もオンラインで済ませることができました。本当にこの仕組みは便利で助かります。米国のサービス品質は取り入れなくてもいいですが、こういうエクスプレスなサービスは日本でも導入してほしいと感じます。

さて、実は今回部屋の枕にルームキーパーさんへのチップを置いといたのですが、受け取ってもらえませんでした。置き方が微妙だったからなのかわかりません。とうことで、チェックアウト時のカウンターでチップをカードで払いたい旨を伝えたのですが、それはキャッシュでしか受け取りしていない、とのこと。やむなくATMで(3.5USDの手数料をかけて)20USDの現金を引き出して支払いました。なんだこの勿体ないお金の使い方・・・笑。

まとめ:いいホテルのはずですが、もう全然眠れなくて・・・

総合面:★★☆☆☆:いいホテルのはずですが、もう全然眠れなくて・・・
ハード面:★★★☆☆:リノベしているのでそこそこ綺麗
ソフト面:★★☆☆☆:まぁアジアのホテルと比べちゃいかんぜよ
コスト面:★★☆☆☆:うーん、価格以上の体験にはならんからなぁ
アクセス面:★★★★☆:ホワイトハウスなど近隣は便利

内部をリノベーションしていたりと決して居心地が悪いわけではないかと思います。ただ、いかんせんアジア圏のホテルとのサービス品質があまりに違いすぎるため、正直プラスに感じる面が少なくなってしまったというのが本音ですね。

きっと米国基準で考えると、かなりいいホテルになるのではないかと思います。素晴らしい体験は難しいかもしれませんが、そこそこ安定した滞在という観点であれば選択肢のひとつにはなり得るかと。

私の場合、夜間と早朝の騒音によって全く眠れなかったことも印象をだいぶ下げた理由のひとつとなっています。こればっかりは致し方ないですね。もうさすがに工事現場横のホテルは勘弁してほしい、という心境ですがさすがにいちいち調べてもいられません。まぁ完全に運ということですね。以上、ご参考まで。

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