今回は有名ビジネスホテルチェーンでもあり、個人的に好きなホテルチェーンのひとつであるドーミーインに宿泊してきました。名古屋駅周辺にはもう1軒ドーミーインがありますが、そちらはドーミーインエクスプレスとして運営されています。こちらはドーミーインプレミアムですが、どのような滞在となったでしょうか。
目次
ドーミーインプレミアム名古屋栄
予約はホテルズドットコムから
私の場合、グローバルチェーンのホテルかどうかにも拠るのですが、ビジネスホテルであれば基本的にホテル予約サイトから予約を入れることが多いです。以前は、国内ホテルであればじゃらんをよく利用していましたが、最近は完全にホテルズドットコムを活用するようになっています。
やはり10泊すると1泊無料という特典サービスはユーザー側にとって非常に魅力的なのは間違いありません。逆に言うと、ホテルは宿泊価格の2割程度は仲介マージンとして引かれていることを考えると、なかなかホテル運営って大変なんだろうなぁと感じてしまいます。
ポイントサイトを経由してさらにお得に予約する
さらに、節約術としてホテルズドットコムから予約をする場合には、必ずポイントサイト(ハピタスやちょびリッチ等)を経由して予約を行います。こうすることで、宿泊代金の数%が後日キャッシュバックされることとなり、ホテルズドットコムの10泊につき1泊無料サービスと相まって非常にお得に宿泊することができます。
これを全部合算して考えると、宿泊代金の10%に加えて、ポイントサイトからのリベート数%、さらにクレジットカードのポイント還元も考慮して、実は15~20%程度の割引を受けていることになります。なかなか悪くない還元率ですね。
伏見駅と栄駅のほぼ真ん中に位置するホテル
立地条件だけで言うと、名古屋駅から1駅離れた伏見駅まで行き、そこから徒歩7~8分程度というところでしょうか。雨天時は傘必須な距離感となっていますが、伏見駅からちょっと歩けばすぐ着く距離とも言えます。
ちょっと歩けば栄の街なので、まぁ何も困ることはない立地環境とも言えますね。夜遅くまで飲んで遊んでふらっと徒歩で帰れるホテルと考えると、倹約型名古屋旅行の際に利用するのもアリかと思います。
遠くからでもよく見えるdormy Innのマーク
この日は名古屋駅から東山線で1駅だけ移動し、伏見駅から徒歩でホテルへ向かいました。何気に平日夕方の名古屋は混みあっていますね。東京程ではもちろんありませんが。
入り口はこんな感じ。アパとは違って、Pの文字にスタイリッシュさを感じます。時刻は20時を過ぎていたためか、人の往来は多かったです。さっそく中へ入ります。
おしぼりをいただきつつチェックイン
事前にネット決済を済ませていたこともあり、名前と連絡先だけ宿泊カードに記載をしてカードキーを受け取ります。こちらのホテルの部屋の種類はホームページを見る限り以下のラインナップとなっていました。
- ダブルルーム 15.1㎡~ ←予約部屋&宿泊部屋
- ツインルーム 22.0㎡~
- ファミリーツインルーム 26.2㎡~
- ハンディキャップルーム 33.0㎡~
- クイーンルーム 17.0㎡~
ビジネスホテルのため、アップグレードなんかはありません。そういうことを期待している人もいないでしょう笑。さっそく部屋へ向かいます。
エレベーター内を見ると張り紙がしてあり、大浴場と朝食会場は混雑が予想されるとのこと。そのため、朝食会場および大浴場の混雑状況を部屋内のテレビVODシステムでリアルタイムに確認ができる、とお知らせがされていました。
朝食会場、大浴場ともにカードキーで入場者数を把握しているため、一定時間内の入場人数を表示するシステムを導入しているのでしょう。いやはや、客の行動まで最適化を促すのはビジネスホテルとして流石です笑。
さて、エレベーターで4階に到着しました。ズボンプレッサーが廊下に凛々しく立っていますね。部屋毎に設置するコストと利用頻度を考えると、こういう運営は非常に合理的だと思います。
本日のお部屋407へ。
ダブルルーム
15㎡のお部屋ということですが、第一印象では結構ゆとりがある気がしました。ベッド横にはライト関連やマルチ充電器が用意されています。
正面にはデスクというよりは化粧台でしょうか。テレビモニターやセーフティボックスなど必要最低限の機能も入っており、ドーミーインの経済合理的な配置を感じます。
廊下側のスペースに洗面台があります。アメニティは髭剃りや歯ブラシが用意されており、手ぶらでも全く問題なく宿泊は可能ですね。
下には冷蔵庫。ボトルウォーター1本が無料で付いてきます。また、インスタントコーヒーも部屋で利用できます。
洗面台の反対側はトイレとシャワーブースです。相変わらずシャワーの水圧は良いですね。シャワーブースはさすがに狭いですが、汗をかいたときにサッと浴びれるので非常に利便性は高い造りとなっています。
入り口ドアに隠れる形ですが、オープンタイプのクローゼットもあります。館内着が用意されており、それを着て大浴場などホテル内を動けるため、非常に快適です。
大浴場
チェックイン当日は部屋でシャワーを浴びてすぐに寝てしまいました。大浴場へは翌日の朝食を食べる前に向かうことに。名古屋も温泉出るんですね、天然温泉らしいです!
大浴場は内風呂と若干小さめの露天風呂、それにサウナ・水風呂がありました。コンパクトなビジネスホテルにも関わらず、これだけの設備を備えている点はやはりドーミーインすごいですね。なお、ドーミーイン公式ホームページなどで大浴場内の写真もご覧になれます。
ビジネスホテルと侮ってはいけないリッチな朝食
朝風呂の後は朝食会場へ。2018年4月に朝食料金を1,500円から1,800円に値上げしたようで、ビジネスホテルの中ではかなりコストをかけている朝食かと思います。午前9時頃に朝食会場へ行きましたが、空席はありつつも、なかなかの混雑度合い。
名古屋名物ひつまぶしを朝から食べることができます。結構人気メニューなようで、お釜がほぼカラになっていました。デザートもあります。
てんむすもあります。パン食やエッグステーションもあり。
揚げ物類も複数ありました。
煮物など和食類も豊富でした。ビジネスホテルとは思えないほど充実していますね。
ちょいちょいツマミながら朝飯をいただきます。うーむ、このラインナップは本当すごいです。まぁ価格上げてるだけありますね。
名古屋駅へはシャトルバスで移動
この日はホテルチェックアウト後、名古屋駅へ向かう予定でした。残念ながら外を見ると雨天という状況。タクシーでも1,000円程度の距離であるため、伏見駅まで歩く面倒さを考えるとタクシーが便利かなと色々考えていました。
そんな中、チェックアウト時にロビーへ降りると、名古屋駅へのシャトルバスの案内を発見しました。まさかのシャトルバスまであったなんて・・・便利すぎますドーミーイン笑。
シャトルバスというよりはシャトルワゴンというのが正しい表現でしょうか。最大9人までということで、あまり大きな荷物を持っていると難しいかもしれません。ただ、”名古屋駅まで行きたい”というニーズを見事狙い撃ちしており、非常に便利なサービスです。
7時00分~11時30分まで30分間隔で運行しており、名古屋駅までの移動もこれで楽々ですね。
まとめ:朝食・部屋ともに快適度高し!
ハード面:★★★★★:2015年オープンとまだまだ中はピカピカ
ソフト面:★★★★★:朝食、送迎サービスともにニーズを押えています
コスト面:★★★★☆:名古屋ローカルホテルと比べると若干高め?
アクセス面:★★★★☆:栄まで徒歩圏は便利
まぁドーミーインはホテルチェーンとして個人的に好きという側面がありつつも、朝食サービス、送迎サービス、大浴場&露店風呂&サウナ付き、何より部屋が15㎡という数字なのに狭さを全く感じさせないデザインなど驚きを隠せない滞在でした。
名古屋ローカルホテルだともっと価格を押さえて5,000円前後で宿泊できることを考えるとちょっと高めの値段設定かなと思います。ただ、その分快適度はだいぶ上を行っているとも言えますね。
朝食の値段が事前申込でも1,200円前後とビジネスホテルにしてはいいお値段ですので、名古屋近場のモーニングにするかは悩ましいところですね。1,200円以上のサービス価値は確実にある気がしますので、個人的には朝食付きをお勧めしますが笑。以上、ご参考まで。
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