2018年4月以降、東南アジアでUberは利用できなくなりました。タクシーを呼びたいときは同様の配車アプリであるGrabを使用しましょう。
シンガポールはUber先進国だけあって、Uber車の台数やその機能はかなり充実している。一方でGrabなどの配車アプリも台東しており、価格競争も起きている現状だ。今回はシンガポール滞在時にUberを利用した実体験をもとに利便性や金額感を紹介したい。
目次
シンガポールのUber事情
ネットでの評判
すでにシンガポールはUber先進国。市内や空港付近であれば、いたるところにUber車が走っており、ものの数分で迎えに来てもらえる。また、Uber Poolなる相乗りシステムがあり、通常のUberより割安で乗車できる仕組みがある。
先にも書いたが、Uber以外にも配車アプリのGrabも活発に利用されている模様。Grabは利用者側からすると、ほとんど同じだが、東南アジアを中心に急拡大しているタクシー手配アプリだ。
どちらもネット上では実体験も多く、広く活用されている模様。なお、今回の滞在時はUberを中心に利用し、その便利さを肌で感じてきた。
シンガポールでUberを実際に使ってみた
1件目:さすがシンガポール。すぐ迎車。
宿泊先のホリデイインエクスプレスカトンからパヤレバー駅手前のシティプラザを目的地に乗車。
アプリを立ち上げると無数のUber車が周辺にいるのがわかる。バンコク並みに充実しており、配車依頼して5分少々で迎車。華人の若い兄さんがドライバーだ。綺麗な英語で、「どこから来たの?仕事かい?観光かい?ここのチャーハンはオススメだよ」と色々教えてくれる。
距離にして2キロ超、時間で10分弱の乗車。料金は$6.44(約520円)。バンコクに比べれば高いが、良心的な値段だ。
2件目:初のUber Pool、相乗りでコスパ高く
2件目は、ゲイラン地区から乗車し、Uber Poolを利用してホテルへ戻る。Uber Poolは、近くを通る人を乗っけて、多少回り道しつつも、別で乗って来た人のルートも合わせて目的地へ向かってくれる仕組みだ。要は”相乗りタクシー”だ。
最初自分は気づかず、目的地とは異なる場所に迂回していることから、
私「あれ、目的地違くない?」
ドライバー「あぁ、そうだよー。もう1人乗っけるからね。おめーUber初めてか?」
私「シンガポールじゃ初めてだよ」
ドライバー「大丈夫、あんたんとこにはちゃんと行くから&¥&@#%^大丈夫だ」
とのお返事。訛りがひどくて途中よくわからないが、大丈夫そうだ。
その後、相乗り君を乗っけて、相乗り君を下ろして、自分のホテルへ到着。かかった距離も時間もだいぶ長いが、金額は$7.86(約630円)。いい金額だ。コスパはかなり良く、嬉しいね。
3件目:今度は自分が相乗り役
2日目の午後にホテルから鉄道の駅まで乗車する。ホテルで配車依頼を出すと、今回も3分弱でUber車が到着。ドライバーは若い青年で、このときは、元々1人女性が先に乗車しており、自分が相乗りした形となった。
北アジア人(自分)を見て、先に乗っていた女性と日本トークを軽くする。時間は若干かかったが、20分弱で最寄り駅到着。金額も$8.66(約700円)と低価格ではあるが、3回目にしてようやく、”使いすぎると結構な金額になってくる”ということを感じ出す。。。
4件目:3.6キロの移動も500円弱で済む
4件目は、ホテルへ戻るタイミングで再び使用。電車の乗り換えが面倒だったので、適当な距離の駅で降り、そこからUberを使う。今回も周辺には数台のUberがおり、迎車も2分少々とスピーディ。
今回の運転手は高齢のじいちゃんタクシー。訛りはほとんどなかったが、無口なタイプ。相乗りも今回はなく、ホテルまで真っすぐ進み、3.6キロの移動で$5.88(約470円)。うむ、なかなか素晴らしいコスパだ。
まとめ:使い過ぎ要注意だが、非常に便利
Uberを利用しなくてもシンガポールは、タクシー自体の利便性が高い。結構な台数が街中を走っているため、流しのタクシーを拾うことはそこまで難しくないだろう。ぼったくりはないし、チップもいらない国だ。
ただ、場所によってはタクシーが見つからない地域であったり、目的地を上手く説明できない場所だったりするかもしれない。そういう場合には、Uberを活用することで快適に移動することができるのは間違いない。シンプルにまとめると、こんな感じ。
- 街中たくさんUber車がいるので、すぐに迎車してくれる
- クレジットカードで現金いらず
- 不便な目的地もアプリで簡単に指定可能
- Uber Poolでコスパ高く移動(逆に時間はかかることになる)
なお、以下のリンクからUberに登録すると1,500円相当の割引クーポンが獲得できる。シンガポールだけじゃなく、海外に行く用事がある人は登録をしておくといいだろう。