タイ滞在5日目。前日のコートヤードサウスパタヤを逃げるようにチェックアウトして、こちらのホテルへ避難。サウスパタヤはリゾートタイプのホテルが密集しており、立地条件は悪いがホテル内だけで快適に過ごせるぐらいのリゾートホテルとなっている。
目次
インターコンチネンタルパタヤリゾート
ホテルランク:★★★★★
宿泊部屋:リゾートクラシックオーシャンビュー
予約価格:約5,100THB=約17,000JPY(朝食なし・諸税込)
予約方法:IHG公式経由
Mr.Rebatesを経由して予約
今回の宿泊はIHGゴールドアンバサダー特典を享受するためにも、IHG公式経由で予約しました。といっても、10%キャッシュバックを受け取るために、Mr. Rebatesを使うだけですが。
基本IHGでもSPGでもマリオットでも公式HPからの予約を行う場合はこちらのMr. Rebates経由を利用しています。ホテル特典を受け取りつつ、最安で宿泊するには欠かせないサイトですね。
パタヤ南部のリゾートエリアに位置するホテル
街中に出るためにはタクシーやGrabなどで移動することになります。タクシーなら200THB=700JPT、Grabなら100THB=350JPYほどの金額。家族連れだとタクシーは300THB要求されるかもしれません。このあたりのエリアは、残念なことにパタヤのタクシードライバーの白タク交渉金額に振り回されることとなります。
他の交通手段として、ホテルとパタヤ中心部を結ぶシャトルバスが1時間に1本ペースで出ています。本数が少ない上に、午後10時ぐらいが最終便となっており、夜遅くまで街中で飲んで楽しむプランの場合には利用しづらい交通手段と言えるでしょう。
エントランスはリゾートなオープンスペースがお出迎え
数年前まではシェラトンブランドだったホテルをインターコンチネンタルとしてリブランド。ホテル自体の広さはもちろん低層の建物が何棟もあり、プライベートプール付きのヴィラもあります。
エントランスはさすがの絶景、この雰囲気を見ただけで、本日の滞在にテンションが上がりますね。
アンバサダーチェックイン
エントランスにあるカウンターは4つで全部ローテーブルのデスク。クラブフロアを予約しなくても、エグゼクティブな雰囲気で対応してもらえます。まぁ、ここのホテルの場合、クラブフロアが遠いからそっちまで行ってチェックインは現実的にないかと。
スタッフと雑談しながら、ゴールドアンバサダーの特典について聞きました。チェックイン時にはIHG400ポイントとドリンクチケットのどちらが良いか聞かれたので、ドリンクチケットを今回は選択。400IHGポイントって実質200円相当ですからね。
アンバサダー特典で部屋も予約時から1段階アップグレード。他の上位ランクの部屋が空いているため、もう少しアップグレードしてほしいなと思ってしまいましたが、そこは求めすぎでしょう笑。
そもそもこちらのホテルには何種類部屋があるんでしょうか。予約サイトで確認すると部屋の種類は以下の通り。
- リゾートクラシックガーデンビュー 51㎡ ←予約部屋
- リゾートクラシックオーシャンビュー 51㎡ ←宿泊部屋
- デラックストロピカルパビリオン 77㎡
- クラブトロピカルパビリオン 77㎡
- クラブオーシャンビューパビリオンスイート 77㎡
- クラブプールテラススイート 77㎡
- クラブオーシャンビューテラススイート 77㎡
- クラブパノラミックオーシャンビューテラススイート 77㎡
- バアアンサイチョルプールヴィラ 125㎡
最後の”バアアンサイチョルプールヴィラ”はカタカナ読み自体があってるのかも怪しいのですが、プライベートプール付きのヴィラと公式HP上では記載されています。諸税含めて約60,000THB=約200,000JPYという価格設定。ホテル代が世界的にも安いとされているここパタヤでこの値段は驚きです。
まぁ、私自身が泊まるわけではありませんし、宿泊する人に見合うValueがあればいいんじゃないかな、と思いますね。
チェックインを終え、部屋に向かうのですが、部屋までが遠いのでスタッフがカートで案内してくれました。というかホテル内はアップダウンも多いのでカートメインで移動します。
たった4階建ての宿泊棟をエレベーターで昇り、いざ部屋へ。本日の宿泊先はこちら。部屋番号425の部屋となります。
リゾートクラシックオーシャンビュー
部屋を開けて驚いたのですが、1番狭い部屋で驚くほど広いということ。ベッドサイズは特大ですが、バスルームも十分広いと言えます。そして海を一望できるバルコニー付き。でも、なんだかんだベッドサイズの大きさは贅沢感があっていいですね!
ベッドサイドのテーブルには、アラーム、電話、カレンダー、ホテルガイド等。
ベッドサイド横には大きめのシングルソファ。
ビジネスデスク
ビジネスデスクは木製で部屋とマッチしたシックなデザイン。固定電話とは別にあるこの機械はなんでしょうか。ここで無線LANを飛ばしているということでしょうか?
ビジネスデスク横のサイドテーブルには、ウェルカムフルーツがセットされていました。これは後ほど頂くこととします。
部屋到着後、数分するとピンポーンと部屋のベルが鳴りました。ドアを開けると、ホテルスタッフからアンバサダーギフトの進呈。
こちらのホテルのアンバサダーギフトは、ネックピロー。毎度毎度アンバサダーギフトは理解に苦しむものが多いですね。
”お前なんかはエコノミークラスでも乗っとけ”
というメッセージなのか、在庫処分品なのか何なのか。とりあえず嵩張って非常に持って帰りづらいアイテムとなりました。
部屋の中央には、ベッドから見やすいように配置されたテレビが用意されています。カラオケ機能付きのDVDプレーヤーなども。
ミニバー
ミニバーには綺麗にドリンク、アルコール、リキュールも。
チップス類も豊富。ワイングラスがあるあたり、かなり丁寧なホテルの印象。
ボトルウォーターはこちらに。コーヒーやティー(TWG)も入れられるようになっているが、この銀色のコーヒーメーカーの使い方がよくわからず断念。
下の引き出しにコーヒーカップが2つ。
クローゼット
クローゼットには、バスローブ。
ソフト系スリッパ。紙スリッパでないのが、すごく嬉しいですね。日本のインターコンチネンタルは部屋のランクによって紙スリッパですから。こういう細かいところはすごく良かったです。
長期滞在スーツワイシャツ向けのアイロン。セーフティボックス。
イギリス的なドライヤーの配置。クローゼット内にあり。
バスルーム
バスルームは、独立シャワーブース、大きめバスタブ、洗面台、トイレの構成。
独立シャワーブース、トイレもあって、こんだけスペースゆったりなのはさすが。
海外には多いレインシャワーももちろんあり。
バスアメニティのブランドはHARNN。
独立洗面台に歯ブラシ等のアメニティはフルセットあり。ハンドタオルが両サイドで6枚セットとはなかなか嬉しいですね。
こちらにもボトルウォーターがセットされていました。部屋には全部で4本。
バルコニー
バルコニーからはパタヤの海が一望できます。窓を開けて、海を眺めながらパソコン作業をしようかと思いましたが。。。外は暑いな。と感じてすぐに断念。
この通りこの日のパタヤは快晴。ときどきスコールのような天気があったりするため、注意しなければなりませんが、雨季はまだ先なので季節的にもいいタイミング。
一応フロントでホテルマップをもらいましたが、とりあえず道がうねうねしていてマップだけだといまいちよくわかりません。
ホテルには3つのプールとプライベートビーチ
さて、友人が来るまでの間、プールにでも行ってゆっくりくつろぐことに。部屋を出てプールへ向かいます。
ホテル内にはたくさんの宿泊棟があり、部屋番号ごとに案内がでていました。他にもホテルレストランやプールへの方角を指す看板が。
プール 1つ目
こちらは細い水路のような形状をしたプール。日陰部分が多く、日焼けしないのがいいところ。
プール 2つ目
2つ目のプールは一番大きなサイズ。日差しもガッツリ入りますが、この解放感も素晴らしいですね!
こちらのホテルは2、3年前まではシェラトンとして運営されていましたが、IHG系列にリブランドをしました。プール自体は旧シェラトン時代からあるものなので、ピカピカではありませんが、十分綺麗な造り。
しばらく泳いで、しばらく昼寝して、また泳いで友人を待ちます。
各プール周辺にはバスタオルがもちろん完備。
プール 3つ目
3つ目は池型タイプのプール。あー、こっちもいいですね。近くにはスマホ用のソーラー充電器もあります。
こちらは売店と化していました。リゾート客は買うのでしょうか?ここでTシャツを。いや買わないでしょう笑。
プライベートビーチ
海側へさらに進むとプライべートビーチがお出迎え。海へつながる部分は岸壁となっており、別通路を使って海へ入ることができます。
海側は岩壁ではあるが、ビーチ部分は砂で埋め尽くされています。午後のこの時間はバーベキューのセッティングをスタッフが始めているのがわかりますね。
友人も来たことだし、ホテルレストランで一杯飲んでから街へ出かけることに。ホテルレストラン前には、見事な景観の滝がお出迎え。
レストランのオープンテラスは相当な広さで、解放感抜群。ただ、夕方前のこの時間は日差しがきつい。てか、ちょっと暑い。
自分たち以外にも複数名宿泊客が利用しており、家族利用客やカップルでの利用がほとんど。男2人のアジア人は我々だけでした。
おつまみをかじりつつ一杯。
こちらはカップルシートでしょうか。開放的過ぎて人の目がキツイと思いましたが、海外カップルは平気なのかも。ホテル内には大きなトカゲ?イモリもおり、自然豊かな空間と錯覚できます。
そして、ホテルを歩き回るだけで汗だく。疲れましたね・・・。この後は友人とともに宿泊している部屋を案内します。ウェルカムドリンクのカロリーを消化するついでにホテル内を探索しつつ。
部屋に戻ると、ウェルカムフルーツがまた届いていました。何回ウェルカムしてくれるのかはわかりませんが、嬉しいですね。
自分の部屋まで案内し終えると、友人と自分は中心街へ戻ることにしました。
中心街へ行こうとするが、Uberが捕まらない。。。
中心街へ行く際はUber(現在はGrab)を利用しましたがなかなかUber車が捕まらない事態に遭遇してしまいます。やっと捕まった1台もウロウロ迷子になりながら、30分ほどトータルで待ち続けやっと移動することができました。
いやはや、静かでリゾートなのはいいのですが、いかんせん交通の便が悪いですね、このホテルは本当。
ターンダウン
パタヤの街を動き回り帰ってきたのは深夜1時過ぎ。もちろん部屋はターンダウン済。明日はダイビングで早いので、さっさとシャワーを浴びて寝ることにします。
贅沢な空間で充実度マックスの朝食
睡眠時間は5時間ほど。普段のサラリーマン生活と同程度の睡眠時間。休日中とは思えないほど、大変タイトなスケジュールで起床しました。
朝食会場へ足を運びます。チェックイン時はカートで部屋まで向かった道を逆向きに進みますが、結構これが遠いんですよね。
このへんから朝食会場っぽい雰囲気なのですが、どこからがレストランなのかよくわからない構造をしています。
朝食メニューは、さすがインターコンチネンタルと表現してよい充実度。サラダバー、フルーツ盛り合わせなどボリューム満点ですね。
チーズ各種、生ハムはホテルビュッフェの定番。種類も豊富でこれは素晴らしい。
パンケーキやワッフル。こちらはローストチキン。
とにかく種類が多いですね。パンケーキやカップケーキなども多数あり。若干の洋食寄りか。
ヌードルバーもあり。また、各料理の配置やグラス等も高級ホテルならではのこだわりが細部にも見られるのは驚き。
こちらはエッグステーション。豊富な種類の具材から手作りオムレツを作ってくれます。
今回はせっかくなので、オープンテラスサイドで朝食を取ることに。
この後、ダイビングするのであんまり食べれないのですが、結構な量を食べてしまいました。そして、鳩も匂いにつられて寄ってきました。
今回、朝食はチェックイン時に付けたのですが、金額は760THB=約2,500円。まぁ、一人分の朝食の金額としては高いかなぁと。ただ、インターコンチネンタルとしては標準的な値段でしょうか。2名分までの料金なので、使うなら2人で宿泊するのがずっとお得に利用できますね。
最後はがっかりチェックアウト
ここまでは素晴らしいサービスを提供してくれたこちらのホテルですが、チェックインで最後に大変がっかりすることに。
エントランスでチェックアウトをさくっと済ませ、ダイビングスタッフの車を待つ。ホテルWi-fiで連絡を取ろうとしたところ。。。
Wi-fiが繋がらない・・・
「あれ、今日宿泊していたはずなんだけど。。。」
と思ったのですが、チェックアウト後だったことから、おそらくチェックアウト後はホテルWi-fiは利用できないということでしょう。チェックアウト後に客扱いされなくなる塩対応っぷりには、一気にテンションが下がります。いや、これが一流ホテルの対応か笑。
※なお、IHG系列のホテルの多くではチェックアウト後にwi-fi接続ができなくなるようです。もちろん、ロビーフロアでのゲストwi-fiをチェックアウト後は利用できるため、使いたい場合にはスタッフに声を掛けるのが良いでしょう。
まとめ:コスパ高くリゾート気分を満喫するならぜひ
ハード面:★★★★★:リゾートホテルとして文句なし
ソフト面:★★★★☆:アンバサダーギフトは謎
コスト面:★★★★★:インターコンチレベルでは格安価格
アクセス面:★★☆☆☆:立地はかなり不便。毎回要タクシー
インターコンチネンタルはIHGの最高級ブランドということで、どこの都市でも20,000〜30,000円程度は最安価格の部屋であろうと費用がかかることが多いと言えます。
閑散期であればヨコハマグランドインターコンチネンタルや中国奥地のインターコンチネンタルなどであれば20,000円以下で泊まることも可能ですが、リゾートタイプでここまで安い価格帯は珍しいと言えるでしょう。
(もちろん探せばベトナムフーコック島のインターコンチネンタルなどが挙げられます)
ホテルの中での欠点はほとんどなく、せいぜい坂道が多くアップダウンが激しいくらいでしょうか。
唯一と言っていい欠点は、とにかく立地。 ウォーキングストリートへ行くのには必ず車が必要です。タクシーを使うたびに200THB=約700JPYは決して安くありません。戻るときも必要なのは当然であるため、ちょっとやそっとじゃ戻れないという悩ましい状況。
ホテルの中だけで楽しむか、ホテル送迎付きのアクティビティに限定するなど、旅行計画をある程度工夫しないとちょっと辛いかなと。パタヤ南側に多く存在するリゾートホテルも同様のことが言えそうですね。素晴らしいホテルだけにちょっと残念。
お得に宿泊するには・・・?
なお、こちらのホテルを予約したい場合には前述したポイントサイト(Mr. Rebatesやハピタスなど)を経由した上でアゴダなどの旅行予約サイトまたはIHG公式ページから予約をするのが良いでしょう。多少のキャッシュバック分があるため、幾分お得に宿泊が可能です。以上、ご参考まで。