川崎キングスカイフロント東急REIホテル 宿泊記

羽田空港の前泊ホテルを探す中、近そうで近いと言っていいのか微妙なこちらのホテルを先日利用しました。2018年に開業したホテルのようで、割とまだ新しいホテルなのでどういう部屋になっているのか試す意味でも足を運んでみました。さて、どのような滞在となったのか。

川崎キングスカイフロント東急REIホテル

ホテル名:川崎キングスカイフロント東急REIホテル
ホテルランク:★★★☆☆
宿泊部屋:スーペリアダブル(朝食なし)
予約価格:約11,000円
予約方法:楽天トラベル経由

予約は楽天トラベルから

私の場合、東急ホテルグループはあまり利用頻度高くないので、今回は楽天トラベルで予約をしました。公式の東急が運営する会員プログラムがあるようなのですが、ホームページを見る限り、他の系列ホテルと同様のポイントプログラムの模様で、固定の利用したいホテルがあれば特化して使うメリットはありそうです。ただ、普段の旅行・出張程度であれば、無理して合わせに行かなくてもよいかなと感じた次第です。

ちなみにですが、旅行代理店サイトなどから予約をする際は、キャッシュバックサイトを経由して予約するのがおすすめです。日本だとハピタスなどのキャッシュバックサイトが有名ですね。楽天トラベルに限らずHotels.comやBooking.comなどのホテル予約サイトもキャッシュバックサイト内では対象となっており、キャッシュバック率が高い時期は8%バックにもなるときがありますので、他ホテルサイトを利用する際もぜひご活用ください。

陸の孤島と呼んでいいほど離れた場所にあるホテル

今回地図をあらかじめ把握してからホテルへ来たのですが、想像以上に陸の孤島的エリアにホテルは位置しています。

往路は川崎駅から専用のシャトルバスを利用してきましたが、車で30分以上かかります。もちろんホテルから川崎駅へ行くにはそれと同じくらいの時間がかかるため、一度ホテルに到着するとほとんど動けないと考えた方が良さそうです。

ホテル周辺に何か飲食店があるかというと、ホテル内のレストランを除けばほとんどなく、まさに孤島と化しています。コンビニも同エリアにあるので徒歩圏内ではありますが、ホテルとの距離を考えると徒歩5分程度は離れており、雨天時はだいぶ不便なエリアと言わざるを得ません。

ホテル近くはほぼ何もなし、コンビニは徒歩数分の場所にあり

少々ホテル名の「The WAREHOUSE」の由来がわからないのですが、直訳だと「倉庫」って意味なんですよね。もう少し深い意味があるのだとは思いますが、そのルーツを辿ることはできず、早々に諦めてしまいました。とりあえず本日はこの陸の孤島「倉庫」に宿泊したいと思います。

こちらのホテルは横に長い低層ホテルのようで、周辺も低い建物が多く、圧迫感はそこまでありません。まずはホテルに入ってチェックインを済ませます。

エントランス~フロントはまさに倉庫を模した内装

入口から中に入ると、ホテルではなく、天井打ちっぱなしの倉庫体としたインテリアが出迎えてくれました。ホテル名のとおり内装も倉庫をイメージしたものとなっており、雰囲気はなかなか凝っています。

ワイルドな内装の一部にフロントがありました。自動チェックイン機は周辺にないようで、対人でのチェックインを済ませます。

羽田空港へのシャトルバスも出ているようで、定員に限りはあるものの、羽田へのアクセスはシャトルバス経由が便利そうですね。1時間に1~2本程度の間隔なので、忘れないように時刻表ももらっておきます。

ホテル公式ホームページを見る限り部屋の種類はシンプルにスーペリアとプレミアムの2種類で、それにベッドタイプの異なる(部屋の広さも異なる)組み合わせで構成されているようです。今回は最もお安く泊まれた部屋のスーペリアダブルとなりました。

  • スーペリアダブル/クイーン 19㎡ ←予約部屋&宿泊部屋
  • スーペリアツイン 24.3㎡
  • スーペリアラージツイン 26.9㎡
  • プレミアムダブル/クイーン 19㎡
  • プレミアムツイン 24.3㎡
  • プレミアムラージツイン 26.9㎡
  • スタンダードツイン 19㎡
  • アクセシブルツイン 26.9㎡

フロント前はソファ席も沢山あり、シャトルバスの待機時間で重宝しました。

簡単なチェックインを済ませて部屋へ向かいます。

スーペリアダブル

部屋を開けるとややコンパクトなお部屋がお出迎え。

ほぼベッドですね。トランクは両開き難しい広さです。一人宿泊であれば不都合もないかなと思いますが。

クローゼットはなく、スペースを有効化した壁掛けのハンガーラック。最近のホテルはコンパクトな広さである関係からこういうレイアウトが増えましたね。

デスクはややコンパクトですが、羽田横で何日も作業をするわけではないため、まぁ可もなく不可もなく。冷蔵庫も空で用意してくれています。

空気清浄機、トランクを乗せるラックなども用意されています。部屋が狭いので活用は若干難しかったですが笑。

バスルーム

部屋にはバスタブはなく、シャワーブースのみ。ですが、非常に合理的でいいですね。水圧も良かった記憶です。

窓の外は空も広く

周りに高い建物がない、というのはいいですね。東京や大阪だとビル群に囲まれたホテルが多く、意外と空を見る機会は少なかったりします。意外とこういう景色も悪くないかと思います。

ホテル内に大浴場あり

公式ホームページより

こちらのホテルには大浴場があります。部屋にはシャワーブースしかありませんが、大浴場があればゆっくり大きな風呂でくつろぐことができます。私も宿泊日に利用しましたが、やはり広いお風呂というものはいいですね。

大浴場手前には洗濯乾燥機もありました。長期滞在者を想定しているのか、このホテルで長期間の洗濯物を済ますことを想定して設置されたものなのかはよくわかりませんが、何かと役に立つかもしれません。

ホテル近辺にはレストランはなく、もし食事をするのであればホテル内レストランになるかと思います。部屋に早く戻りたかったため、結局私は徒歩数分のところにあるコンビニに向かってしまいましたが、こちらのレストランなどを利用するのもきっと良いでしょうね。

まとめ:立地が厳しい何とも言えないホテル

総合評価:★★☆☆☆:立地が厳しい何とも言えないホテル
ハード面:★★★★☆:ホテルは新しく大浴場もあり清潔でよき
ソフト面:★★★☆☆:羽田空港や川崎駅からのシャトルバスは便利
コスト面:★★★☆☆:価格帯は1万円アンダーで予約可
アクセス面:★☆☆☆☆:シャトルバスはあれど絶望的な立地

立地に関してかなり厳しいことを書いてしまいましたが、救済措置としてシャトルバスもあるので、なんとか許容範囲となる方もきっと多いのではないでしょうか。シャトルバスの本数が絶望的に少なく、移動はかなり苦労するかと思いますが、難しい部分をうまく乗り越えられれば快適な滞在も実現可能かと思います。

翌朝の羽田出発便の利用を目的とした滞在は消極的な選択肢のひとつではありますが、まぁ一度くらいは利用してもよいかもしれません。私だったら、羽田エクセルホテル東急あたりを優先してしまうかと思いますが。以上、ご参考まで。

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