【特典航空券】ふらっとバンコク。BA Aviosで行くショートトリップ

バンコクに行く用事が増え続けている。バンコクへの行き方は無数あるが、何度も何度も足を運ぶのは体力的に相当しんどいものの、マイル残高もごりごり減ってしまうのでなかなか悩ましい。マイル節約目的で今回は、ブリティッシュエアウェイズのAviosを利用して、お得に発券することにした。

ルーティング

・必要マイル数 12,500マイル(ブリティッシュエアウェイズ)
諸費用 約3,000円
航空会社 JAL
・ルート:成田~バンコク
予定機材:成田~バンコク ボーイング777
・マイル単価:2円前後 

ブリティッシュエアウェイズ(以下、BA)を利用した特典航空券予約。今回はマイル節約のためにエコノミークラスでの予約。

もし、ただただ安く東南アジアへ行きたいのであれば、LCCを使うことを推奨する。東南アジアへはエアアジアやスクートといったLCCが多数飛んでいる。そのため、キャンペーン等を狙って予約をすれば、片道10,000円以内で行くことが可能だ。ただ、通常価格だと、片道20,000円あたりが相場となってくる。JAL航空券であれば、往復60,000円弱あたりが最安値となってくるが、片道での発券は割高となる場合が多いので、予約する際は現実的ではない。

特典航空券予約のポイント

BAのマイレージプログラム(ブリティッシュエアウェイズ エグゼクティブクラブ)は特典航空券の予約に必要なマイル数は距離に応じて決定される仕組みが採用されている。
※BAではマイルのことをAviosと呼んでいる。当記事上ではマイルと表記。

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大きな特徴として、短距離における必要マイル数が少なめ、長距離路線は必要マイル数が多くなるように設定されている。

例えば、東京ーロンドン間はZone7(5,501-6,500miles)に該当するが、エコノミークラス片道30,000マイル、ビジネスクラス片道90,000マイルを要する。同区間におけるJALの特典航空券がエコノミークラス往復55,000マイル、ビジネスクラス往復85,000マイルで予約できることを考えると、長距離はあまりお得とは言えない。

東京ーバンコク間は3,000miles以下

しかし、一方で短距離路線については相対的にお得な内容となっている。今回は、その中でも東京ーバンコク間が距離3,000milesに収まる点を利用した。12,500マイルという少ないマイルで特典航空券の予約を行うことができるのがこの特典チャートの嬉しいポイントだ。

同区間をJALマイルで特典航空券を予約する場合、エコノミークラス往復35,000マイル必要な点を考慮すると、BAマイルでの発券は十分利用価値があるだろう。

追記:JAL公式HPでアナウンスされているが、2016年度ディスカウントマイルを利用すると片道12,500マイルで、2016年度JALカード割引を利用すると片道12,000マイルで発券することができる。BAマイルを使うより少ないマイルで搭乗できるため、手持ちのマイル残高やマイルの入手し易さに応じて使い分けするとよいだろう。

ANAの場合は、レギュラーシーズンで35,000マイルが必要。ローシーズンでも30,000マイルが必要となり、BAマイルに優位性がある。

乗継は割高となる可能性があるため、直行便を狙う

ちなみにだが、BAマイルはフライト単位で必要マイルを換算するため、目的地までの途中で乗継が発生する場合は、他社マイレージと比べて割高になってしまう可能性が高い。特典航空券予約の際には、直行便で予約しないと必要マイル数が上がってしまう点には注意したい。

また、距離2,000-3,000miles以上のクラスになると、ビジネスクラスはエコノミークラスの3倍のマイルが必要となってくる。そのため、これ以上の距離のビジネスクラス発券はあまり美味しくはない。

東京ーバンコク間は当日アップグレードでプレミアムエコノミーが狙える路線

実は、東京ーバンコク間はプレミアムエコノミーが設定されている路線だ。そのため、予約はエコノミークラスであったとしても当日アップグレードを申し込むことで、空席さえあればプレミアムエコノミーに搭乗することができる。

プレミアムエコノミーへの当日アップグレードにはJALマイルを使う方法もあるが、個人的におすすめなのは現金10,000円(東京ーバンコク間)を支払ってアップグレードする方法だ。空港ラウンジの利用はできないものの、相当なコスパであることを保証する。

プレミアムエコノミーへの当日アップグレードは、2017年4月より現金20,000円(東京ーバンコク間)に値上げされる予定。お得かどうかはかなり判断が難しいが一つの選択肢として考えたい。

プレミアムエコノミークラス空港当日アップグレードの販売料金の変更について

ブリティッシュエアウェイズ エグゼクティブクラブの特徴

出張族の間では、比較的有名なBAのマイレージプログラム。お得なのは確かであるが、一般的に言われている特徴を紹介しておこう。

国内線は4,500Avios(マイル)

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国内線は離島を除いて、いずれもその距離が650milesに収まる。東京ー大阪はもちろん、東京ー福岡、東京ー新千歳、東京ー鹿児島など国内のほとんどの地域へ4,500マイルで予約することができる。

JALマイルの場合、特典航空券の予約には最低6,000マイルが必要な点から考えてもBAマイルを利用する利点は大きいだろう。
※JALが提供している”どこかにマイル”では往復6,000マイルで国内線を発券できるものの、目的地を操作できるわけではないのでここでは割愛する

ただ、1点非常に残念な話だが、大阪ー新千歳間は650milesを超えており、片道7,500マイルが必要となってしまう。関西在住の人にとっては悲しい事実と言える。

東京ー釜山も4,500Avios(マイル)

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韓国の釜山も距離がギリギリの650miles以内。成田線しかないのが、使いづらいところではあるが、お手軽海外旅行を楽しむにはいいスポットだ。

なお、以前は大阪ーソウル(金浦)間も650miles以内なので、大阪ーソウル間は大変お得なSweet Spotではあったが、JALは当路線を運休してしまったこともあり、実現不可能となっている。

東京ー香港ビジネスクラスが片道20,000Avios(マイル)

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先ほど、東京ーバンコク間のビジネスクラスはあまり美味しくない、と述べさせてもらったが、距離2,000miles以内に収まる東京ー香港間は非常に美味しい路線と言えよう。

エコノミークラスが10,000マイルで予約できる点も非常にお得ではあるが、ビジネスクラスに至っては、その2倍の20,000マイルで予約が可能だ。ビジネスクラスを楽しむにはそれなりの距離が必要だが、東京ー香港間であれば4時間弱のフライト時間であるため、十分満足できるはず。

また、東京ー香港間はワンワールド加盟のJALとキャセイパシフィックの2社が運航している。どちらのビジネスクラスも高品質であることは間違いなく、特典航空券の受付状況を柔軟に選択できる点も嬉しいポイントだ。

BA Avios(BAマイル)を貯めるには?

さて、ここからはBAマイルをどう貯めるかについて紹介していこう。

アメックスゴールド、SPGアメックス等からのポイント移行

アメックスが頻繁に入会キャンペーンを行っているが、入会キャンペーンで獲得したポイントをBAマイルへ移行することが可能だ。入会キャンペーンだけでなく、日々のカード利用で獲得できるポイントも合わせて、BAマイルへ移行すれば毎年国内旅行2~3回程度できるぐらいのマイルが貯まるだろう。

特にSPGアメックスは、SPGポイント20,000を25,000マイルへ移行できることで知られている。マイルに詳しくなくても簡単にできる現実的に利用価値が高い方法の一つと言える。

なお、プロパーカードであるアメックスグリーン、アメックスゴールド等のポイントは2017年4月以降1ポイント当たり0.8マイルの交換比率に改悪されることが予定されている。この点は十分注意したい。

※米国アメックスのクレジットカード等の場合、度々キャンペーンが実施されており、ポイント移行時にマイル交換比率がアップする場合がある。ただこれは、日本在住者の場合、利用するのは残念ながら非常に難しいと言える。

イベリア航空からのマイル移行(グルーポン)

イベリア航空のAvios(マイル)はブリティッシュエアウェイズのマイルと相互交換ができる。そのため、イベリア航空のマイルを獲得できれば、用は足りてしまうということだ。

スペインのグルーポンでは、イベリア航空のマイル(Avios)を不定期で格安販売しており、当該販売キャンペーンを利用してイベリア航空マイルを貯めることができる。

なお、過去のキャンペーン時では(為替の影響がどうしても入ってしまうが)1Avios当たり1.2~1.5円程度の販売であり、購入できるマイル数は限定されている上に英語表記もないため、やや難易度が高い方法と言える。

ロケットマイルズ(Rocketmiles)、カリゴ(Kaligo)でのホテル宿泊

こちらはホテルを利用して、マイルを貯める方法。非常に簡単かつ大量のマイルを獲得できるので便利。

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Marriott Travel Packagesの利用

海外ユーザーの中では、最も効率よい方法と称されることが多い。これが一番お得なはずなんだが、ホテルカテゴリの変更と価格変動も相まって、イマイチどんぶり勘定的な要素が多くよくわからない。ただ、日本の陸マイラー界隈ではなぜか認知されていないが、マイレージランナーの間では、王道な方法を紹介する。

高級ホテルグループのマリオットでは、ホテルポイントを航空マイルに移行することができることで知られている。移行できる航空会社は多数あり、その中にはイベリア航空が含まれている。270,000Marriottポイント(90,000SPGポイント)=ホテル7泊+120,000マイル(ユナイテッド航空の場合、132,000マイル)なので、超お得のはずなんだが、交換ルール上では”同じホテルに7連泊しなければならない”とされている。

普通に考えて同じホテルに7連泊なんてできない人が多いため、数泊しか消化できず残りを放棄する人が後を絶たないのだとか。なので、この方法はホテル利用目的ではちょっとイマイチ。ただし、マイルへの移行としては、かなり有力な選択肢の一つ。

ただし、Marriottポイントは大体0.6~0.8円/ポイント程度の価値なので、270,000Marriottポイント=162,000~216,000円=ホテル7泊+120,000マイルとなり、純粋にマイル交換を目的とするとホテル宿泊数分の影響もあって、交換比率が良い訳ではない。

カテゴリ1-5のホテルは日本にも昔あったが、今はゼロ。バンコク等すごしやすい観光地の一部に低カテゴリのホテルが依然あるが、そのうち上位カテゴリにランクアップするのは時間の問題だろう。7泊もしたい観光地を見つけようとすると、なかなか難しいという現実に直面する。

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ホテルランクと移行マイルの関係もあり、すべてがお得と言うには厳しい一面があるが、選択肢として多いに検討したい方法の一つ。

まぁ、私自身の感覚では、今はBAマイルよりもアラスカマイルに交換する方がお得な気がするが。

まとめ:短~中距離移動のBA Aviosはコスパ良

ブリティッシュエアウェイズのマイレージプログラムは明らかに短距離でのコストパフォーマンスに優れている。BAの本拠地はイギリスのロンドン。そのため、ロンドンから欧州への移動が中心となってくるが、欧州への移動はいずれも短距離でそこまで距離がない。

このように短距離でも少ないマイルで発券できるあたり、欧州向けに作られたプログラムのように感じるが、東南アジア間での移動や日本国内でもそれが応用できるとあって非常に嬉しい限りだ。

地味ながらエコノミークラスの東京ーバンコク間もなかなかお得なルートであるため、選択肢の一つとして入れておくと旅程の幅がまた一つ大きく広がるのは間違いない。ご参考まで。

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