ホーチミンでGrabは使える?実際に現地に行って使ってみた

先日ベトナムのフーコック島へ行く乗継地としてホーチミンシティに立ち寄りました。ホーチミンの街中は電車がなく、現地の人の多くはバイクや車で移動することが一般的です。観光客ならタクシーがメインの移動手段となってきますが、英語が通じないことの多いホーチミンではそれも一苦労。というわけで、東南アジアの代表的交通手段であるGrabの出番となります。

Grabって何?

東南アジアで利用できる配車アプリです。最近では日本でもメジャーになりつつあるネット配車アプリですね。世界的にはUberが有名ですし、東南アジアの配車アプリではGrabになります。アメリカではLyftもこの類に入りますね。

主な特徴は以下のとおり。

  • クレジットカード決済が可能(現金決済不要)
  • 目的地の指定がアプリ上で可能(コミュニケーション不要)
  • ドライバーの素性が事前事後で確認が可能
  • 料金が明瞭会計

要するにアプリひとつで現地語が喋れなくても、タクシーを呼んで目的地まで行ける配車アプリです。タイ、マレーシア、シンガポール、インドネシアでは大変お世話になりました笑。

では、ホーチミンでGrabは使えるのでしょうか。まずは事前に調べたネットの評判を確認してみます。





ホーチミンのGrab事情(ネットの評判)

いくつかネット上で検索してみると、ホーチミンシティでGrabを利用した方は複数いる模様です。ベトナムホーチミンは東南アジアの都市の中では比較的大きい都市ですし、ベトナムの代表的都市なのは間違いありません。過疎地域でGrabが使えない、という事例はもちろんありますが、ここホーチミンでは比較的無難に使えそうな予感がしますね!

さっそく現地ホーチミンで実際にGrabを使ってみました。

ホーチミンで実際にGrabを使ってみた

1件目:空港到着出口から宿泊先ホテルへ

まず初めに空港ホテルから、この日の宿泊予定先であるアルコーブホテルまで向かいます。アプリの画面だと100~110Kドン=500~550円と表示されていました。非常に安いですね。

配車してから待つこと20分

配車してからドライバーの車が空港まで来るのに20分ほどかかってしまいましたが、配車アプリの問題というわけではなく、単純にホーチミン空港近辺の道路事情に問題がありそうです。

ホーチミン周辺はとにかく交通渋滞がひどいので、アプリで表示されている時間ほど早くは来れないみたいですね。。。だいぶ表示時間より待つイメージです。

料金はたったの290円

ドライバーと合流し、ホテルまで送ってもらいました。最終的な価格は58Kドン=290円と予定価格よりだいぶ安い金額に。送迎から到着地まで30分以上かかっていますが、いいのでしょうか。この値段で・・・笑。非常に値段が安く助かります。

2件目:サイゴンショッピングセンターから宿泊先ホテルへ

この日はサイゴンショッピングセンター(高島屋)に来ていました。ホテルまではだいぶ距離があるということもあり、戻るときにGrabを利用します。

表示価格は76~84Kドン=380~420円と予定価格の段階でかなり安い金額が表示されています。もうこれは呼ぶしかありません。

待つこと15分

やはり付近の道路状況がよろしくないのでしょう。交通渋滞しかり、交通規制ありの影響で、配車が決まってもなかなかドライバーが自分のいるところへたどり着きません。15分ほど待ってようやく乗ることができました。

最終的な価格は295円

このときも予定価格よりも安い金額となりました。非常にありがたいですね。料金は59Kドン=295円。タクシー料金とは思えないほど、手軽に利用できます。

ただ、送迎の待ち時間は面倒くさいので、そこだけがネックですね。

3件目:ローカルフード街から空港近隣ホテルへ

最後は別の日に、ローカルフードエリアから空港近隣ホテルまで移動しました。このときはGrab CarではなくGrab Bikeを利用。すなわち原付バイクの後ろに乗っけてもらって空港近隣ホテルへ戻ります。

バイクタクシーは便利だけどちょっと危険な交通手段

バイクタクシーはタイバンコクなどでは比較的ポピュラーな移動手段ですが、結構危険な移動手段なので、個人的にはあまりお勧めできません。ただ、細い路地などでも、すぐに捕まえることもできるので、使いやすい移動手段だったりします。

一方で、交通事故に巻き込まれた場合など、万が一のケースもあるので、個人的には旅行者が敢えて利用する必要はないかなとも感じます。特に、東南アジアでは軽度重度含めて接触事故が結構頻繁に起きています。利用する場合には十分注意したいところですね。

Grabバイクの料金は125円

予定価格として表示されていた金額は21Kドン=105円でした。おそらく最安表示価格がこの21Kドンということなのでしょう。

今回はちょっとだけそれを上回り、125円で移動することができました。いやー、おそろしく安いですね。





まとめ:ホーチミンでGrabは非常に便利

何回か利用してみて感じたのが、ホーチミンでのGrabの使い方は他の都市と大差なく、アプリだけですぐに配車できますし、コミュニケーションもアプリ内で完結するので、極めて有能なアプリとなっています。

さらにホーチミンでGrabを利用したい別の理由として、ホーチミンの道路事情があります。具体的には以下のとおり。

  • 足場の悪い歩道が多い(歩くだけでかなり疲れる)
  • 現地の主要交通機関がバスで、観光客には難易度高め
  • 一般のタクシードライバーには英語がほぼ通じない
  • Grabなら現金のやり取りが不要

ホーチミンはクアラルンプールやバンコクなんかと比べると道路環境がかなり厳しいですね。そのため、もし旅行で行くのならば、Grabアプリを積極的に活用することがお勧めです。以上、ご参考まで。






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