ANA便で到着した香港ですが、入国はせずにそのままタイ航空でバンコクへ乗継をします。やはりJALやANAとは違って東南アジア圏の航空会社は全部色が違って面白いんですよね。個人的にタイ独特のゆるーい感じが凄く好きだったります。というわけで、今回はタイ航空ビジネスクラス、香港~バンコク間のTG603を紹介します。
目次
TG603 タイ国際航空ビジネスクラス 香港~バンコク
ANAマイルで予約
タイ国際航空はスターアライアンスに加盟しているため、ANAマイルで予約することができます。特に、バンコクを経由する便を予約する場合、比較的空席が多い為、特典航空券を予約しやすい傾向にあります。個人的に他の航空会社とサービスが見劣りするとは全く思っておらず、予約のしやすさからありがたい航空会社と言えます。
具体的な発券方法については、こちらの記事で解説。
ボーディング
ANA便で香港に到着した後、タイ航空の搭乗時間までの間はこちらのタイ航空ラウンジを利用していました。ラウンジからゲートが見えるので、ラウンジを出るタイミングがわかりやすく、非常にいい立地のラウンジです。
搭乗時間を過ぎた後、ゲート付近まで来ました。ビジネスクラスは10人程度しか並んでおらず、あっという間に搭乗できます。JALやANAの大名行列とは大違いな点も個人的には好きなところです。
ライフラットシート
座席はライフラットシート。香港からバンコクまではおよそ2時間程度の距離なので、フルフラットでなくても全然構わない距離かと。幸い隣は空席だったので、非常に快適に過ごすことができました。
出発前にはウェルカムドリンクとお絞りが提供されます。個人的にウェルカムドリンクの有無は、結構その後のサービスへの印象が違うんですよね。日系は長距離路線だとやってるのかな?少なくともアジア圏ではウェルカムドリンクはやっていなかったので(2018年12月末時点)。
最新機種というわけではないため、リクライニングの機能もボタン式。画面はかなり大きいですね、短距離ながら居心地は相当いい機材だと思います。
エアバス330-300。
電源周りも揃っています。ビジネスクラスなら、ほぼどこの航空会社も標準装備ですし、最近ではエコノミークラスでも標準装備されているので、そこまで驚くものではありませんが。
機内食はタイ料理を選択
離陸後は機内食を選択します。メニュー表を見ると、この短距離路線でもChampagneを用意しているようです。ヴーヴクリコ、結構いい市価のシャンパンですね。朝からお酒はちょっと無理なので、チョイスはしませんが。
並行 ヴーヴ クリコ ポンサルダン ブリュットNV イエロー ラベル(泡 白) [J][tp] 価格:4,746円 |
ウェルカムドリンクを飲んではいましたが、AM7:50を出発する便であったため、結局コーヒーをチョイスしました。そういえば、ラウンジでもカプチーノを飲んでいました。到着後は色々と忙しいので、身体を目覚めさせる必要があり、カフェインを投入します。
機内食の献立は以下のとおり。
- Fresh Fruits
Bircher Muesli with Peach Compote
(Bircher Muesli=ナッツなどにヨーグルトを掛けた料理、桃のCompote=砂糖漬け煮の果物) - Samrab Thai
Ling Fish Congee(Ling=タラ科の白身魚、のお粥)
Barbecued Pork Puff(チャーシューパイ) - Fresh Brewed Coffee(入れたてコーヒー、淹れたてではないはず笑)
英語の献立を呼んだ段階だと、材料はわかっても、具体的にどう調理されているのか見慣れない言葉が多すぎてわからないんですよね笑。実際に出てきてから、あーこういう意味の単語なのね、と後から勉強することになりましたが。
他にも洋食だとScrambled Eggs with Potato Cake(いわゆるスクランブルエッグ&ポテト添え)、中華だとAssorted Dim Sum(点心)がメインディッシュになります。
2時間程度のフライトでスワンナプーム空港に着陸
到着前にはArrival Cardが配布されました。エコノミークラスを使っていると、いつも困るのがこのArrival Cardを記入するペンを持ち合わせていない場合が多いんですよね。ペンがなければ、記入することができません。ペンを持っていたら、持っている人から”貸してくれ”と言われて色々な人に貸し出し、貸したペンが帰ってこなくなるケースも以前はありました笑。
この便ではビジネスクラスということもあってか、タイ航空ラベル付きのボールペンをくれました。助かりました。
バンコクは快晴のようですね。タイ国際航空のビジネスクラス(ロイヤルシルク)に搭乗していると、タイ国際航空のファストトラックが利用できます。搭乗券を見せるだけで、バンコクに入国するための長い行列をスルーできるため、ビジネスクラスでバンコク入りするメリットは非常に大きかったりします。
ちなみに、プライオリティレーンのチケットがメルカリやヤフオクなどで販売されていますが、券面デザインが2018年に変わったため、古いタイプのチケットは利用できません。自己責任を理由に古い券面デザインのプライオリティレーンチケットを販売している悪意ある出品者もいるため、注意した方が良いでしょう。
まとめ:飛行機の中からタイを満喫できる便
タイ航空は乗客の割合がほとんど外国人ということもあって、機内の段階からタイを満喫できる航空会社です。JALやANAみたいな日本語サービスは(ほぼ日本人乗務員が搭乗していないため)期待できませんが、ゆるーい感じの雰囲気が個人的にかなり好きだったりします。
タイ航空は比較的特典航空券を予約しやすい航空会社でもあるため、乗継便など含めてバンコク経由する場合には活用していきたいですね。以上、ご参考まで。