呑兵衛に勧めたい食べて飲んで湯に浸かる草津温泉1泊2日モデルコース

世間は夏休みに突入。電車の混雑さがガクッと下がるこの季節。一泊二日程度で気軽に行ける温泉地草津の呑兵衛プランを紹介したい。

ルート概要

大まかな予定

さて、今回の旅路はすべて友人任せ+成り行き任せではあるが、ざっくり以下のようなルートとなった。

一日目午前:JR上野駅出発~高崎駅~草津~草津バスターミナル
一日目午後:湯畑周辺~ホテルチェックイン~西の河原露天風呂~ホテルで夕飯~夜は湯畑散策~ホテルの温泉~就寝
二日目午前:ホテルチェックアウト~湯畑周辺ブラブラ
二日目午後:大滝の湯~遅めの昼食~草津バスターミナル~練馬駅下車

事前で決めていたことは、往路のルートと宿泊場所のみ。道中の動きはすべてその場で決めて動いていた。時間を有効活用できなかった場面もあったため、うまく予定を組めればより満喫した旅程となるだろうが、この歳で国内旅行をガツガツ詰め込む気概ももう出ない自分にとってはのんびりよい旅行計画となった。

草津へ交通手段

往復にかかった費用に関して先に述べておくと、車か高速バスが非常に便利かつ経済的な手段であると言えよう。

往路は電車を用いたため、費用は約6000円程度。
新幹線4200円+在来線1144円+草津バス700円=6044円となった。

一方で復路の高速バスは約3300円で練馬駅まで直通。

乗換が何度もあり、草津まで疲労が蓄積する上に値段もそこそこの金額になることを考えると、高速バスがいかに安上がりかわかるだろう。また、3人以上であれば車を利用した方がトータルで安くなることが容易に想像できるかと思う。ご参考まで。

往路は新幹線+在来線を利用

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往路はJR上野駅集合。上の画像は上野駅構内のecute(ただあまりカフェが多い訳でもないので、結局新幹線改札集合に切り替え)。

朝7:30に新幹線改札前集合という約束にも関わらず、1名大幅遅刻により8:50過ぎの新幹線でまずは高崎へ向かうことに。

ちなみに今回はお盆真っただ中ということもあり、新幹線も満員列車。時間をずらしたため、指定席はなく自由席での移動となり、ただただ立ち続けるという苦行からのスタート。

とりあえず遅刻者には、昼飯とランチビールという制裁を加えます。

高崎駅到着後、地元一人をそこから合流し、在来線で草津へ。なかなか接続のよい列車がなく、とにかく待機時間が長い。大体1時間ほど、だらだら待ち長野原草津口行きの列車へ。

大体1時間半程度で長野原草津口駅に到着。そこからバスで草津温泉バスターミナルで30分ほど。車内は観光客でもちろん満席。ポケモンGOをやる乗客を横目にしながら、ただただ乗り続ける。

「あぁ、なんて遠い場所なんだろう」と思いながら、車で来ないデメリットを痛感する。

そして草津温泉バスターミナルに到着。ここから湯畑は徒歩5分程度。草津は意外に涼しく、やっと旅行している感を噛みしめながら、湯畑方面へ。なお、この段階ですでに昼12時を過ぎている。

湯畑周辺は歩くだけでいつの間にか満腹になれる

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到着後は現地で昼飯+一杯。この時点で13時過ぎ。お盆なので観光客は多いものの、快晴に恵まれ湯畑の周辺を散策する。

草津はかれこれ4回目ぐらいなので、あまり目新しさはないが安定した観光地として自分の中で定評がある。

右下の写真は映画「テルマエロマエ」の登場人物であるテルマエ技師ルシウスの名が刻まれている。ここ草津は映画「テルマエロマエ2」の撮影でも使われているため、新しく著名人として設置された。ちなみに湯畑周辺を囲むように著名人、歴史上の人物、有名人の名前が柵に刻まれている。

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ついでに、湯畑正面にある光泉寺も訪問。階段を上った先にしっぽりとしたお寺がある。ここで、おみくじを引いてみたが、そのおみくじは英語Verも用意されており、グローバル対応にも余念がない草津温泉となってきた。こういう変化はなかなか面白い。

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ちなみにこちらは湯畑に隣接した清潔感のある日帰り温泉施設「御座之湯」。前回訪問したので、今回は入浴しなかったがアクセスがよく綺麗な点がよい。ただ、若干混み合いやすいのと湯の種類が少ないのが不満点。

この後はとりあえずホテルへチェックインしに行く。しかしホテルまでの道中では饅頭を配っていたり、おかきの匂いや鮎の塩焼きなど匂いに負け食べ歩きしながらホテルへ向かうので、常に腹が満腹状態のまま進む。

湯畑徒歩5分のスカイランドホテルへチェックイン

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今回宿泊のホテルは湯畑から徒歩5分程度の草津スカイランドホテルを利用。

チェックインの際にスタッフの方が部屋まで案内してくれ、部屋の設備など丁寧に説明してくれるおもてなしぶりに好感。色々雑談も交えつつ話を聞くと、45年ほどこちらのホテルは運営されているとのこと。

ただ、建物自体は古いものの清掃は行き届いており、アメニティ含め不自由なく過ごすことできた。周りは自然が多く、冷房等を付けずとも涼しく過ごすことができる点など立地も上々。

値段はお盆時期で1泊2日2食付きで17000程。ご参考まで。

チェックイン後、西の河原露天風呂へ

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こちらは西の河原露天風呂。湯畑から徒歩10分程度の距離にあり、自然の中にある露天風呂としてたくさんの人が訪れている。今回の最初の温泉はこちらを利用。

湯の種類は少ないが、とにかく広い池のような露天風呂が特徴。解放感に溢れ男性側の露店は通路から丸見えなほど(中からはあまり感じないが、外の通路まで行くと目が行ってしまう不思議な立地になっている)。

ちなみに草津温泉の泉質はph2の強酸性。切り傷や擦り傷があるとちょっとヒリヒリするかもしれないぐらい。金属は腐食してしまうらしく、1円玉などは溶けてしまう程らしいので入浴する際はご注意を。

湯上り後には、モンドセレクション金賞の飲むヨーグルトで一杯。草津の温泉施設にはほぼ例外なく販売されており、金賞をとるだけあり皆こぞって飲んでいる。今回もしっかりいただきました(でも、岩泉と草津は全然違うんだけどなぁと思いつつ)。

ホテルで夕飯を食べた後、夜は湯畑を再度散策へ

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さて、こちらは夕食の時間。すき焼き、刺身など満腹必至の内容。草津は夜の居酒屋も多数あるため、外で食べることもできるがまたすぐ部屋でゴロゴロできることを考えるとホテルで食事をするチョイスは正解だったように思う。

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こちらは夜の湯畑。ライトアップされており、なかなか綺麗な夜景を見ることができる。

二日目午前は湯畑周辺を再度ぶらぶらするか湯もみ鑑賞

昨晩は遅くまで飲んでいた+歩き疲れていた(約2万歩も歩いていたらしい)こともあり、朝食ギリギリまで全員爆睡。ホテルの朝食をたらふく食べた後、リオオリンピックの女子団体卓球を観ながら10時過ぎにチェックアウト。ロビーでテレビを観ながら、さらにダラダラ過ごし、湯畑へ。

今回午前中は湯畑散策にしてしまったが、時期が合えばマラソン大会への出場という選択肢がある。

草津温泉熱湯マラソン

距離が10キロ、6キロと短いものの山道を走る独特のきつさがあるこの大会。日帰り入浴券付き+特典タオル付なので、以前は毎度参加していた(例年9月第2週の日曜日午前スタート)。もしマラソンが好きで草津も楽しみたいというのであれば、参加することをお勧めしたい。

もし「マラソンはちょっと…」というタイプであれば、湯もみの鑑賞でもするといい感じに時間が潰せるのも草津のいいところ。

お昼は6種の風呂を味わうために大滝の湯へ

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こちらは大滝の湯。草津に訪れた際は毎回行くお気に入りの日帰り温泉施設。中は複数種の湯があり、何回来ても楽しめる施設となっている。

湯畑から徒歩5分程度の距離にあり、車でなくても寄れる好立地。草津のホテルではこちらの割引券があったり、前売り券があったりなどアピール度は高い。

結構な混雑度であるものの、それなりに中も充実しているため、全員大満足の温泉となった。

遅めの昼食

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帰宅前のバスターミナル付近にあるレストランで遅めの昼食をとる。

草津に来てすき焼きだの刺身だの饅頭だのひたすら食いまくっていた訳だが、ここに来て帰宅直前に蕎麦をいただくことに。もちろん舞茸天ぷらとのセット。

復路は高速バスで楽ちん

復路は高速バスを利用。草津温泉バスターミナルから新宿バスタまで一本で帰宅でき、さらに料金が約3300円と破格の安さ。

午後3時出発のバスでお盆の渋滞事情もあり午後8時手前で到着(予定より1時間15分遅れ)。多少時間はかかっているが、乗換の心配もなくひたすら席で寝てるだけで帰れる利便性。

付近にいた奥様はこの高速バスで草津をリピートしているらしく、週末草津を楽しむスタイルもあるのだとか。帰り際全員で「行きもこれ使えば超楽じゃん」と反省をしつつ帰宅。

まとめ

草津はアクセス方法さえチョイスすれば、非常に便利な温泉地となる。もし車で来たならば、近隣はゴルフ場やアクティビティ溢れるレジャー施設(アスレチックパーク等)があり、色々なプランが計画できるだろう。

割と気軽に行けるということもあり、また別の機会に再訪したい。

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