奄美大島へ1泊2日で行ってきました。当初友人と一緒に行く予定だったこの旅程も出張がずれ込み、出発フライトに間に合わないという理由で一人旅に急きょ変更。なんとも悲しい旅路となってしまいましたが、キャンセル不可のチケットでもあり、とりあえず行くだけ行ってみます。しかし、たったの1泊2日の弾丸旅行。まさか全然エンジョイできない、だなんて出発前は思ってもいませんでした。
目次
出発
前泊でも朝早く動かないといけない
前日はホテル日航成田へ宿泊。ホテルからの連絡バスで成田空港へ向かいました。このとき、時刻にして朝8時。”はえーよ”と心の中では愚痴りつつ、やむなくフライトの時間があるので受け入れます。前泊していなければ、朝8時に空港到着するために更に早い時間に動かなければいけないことを考えると、まだマシな方でしょう。
ホテル日航成田 宿泊記
さて、気を取り直して、まずは連絡バスの到着点である成田空港第2ターミナルからスタート。
成田空港では、最近就航し始めたイベリア航空がお出迎え。
ただ、今回はLCCのバニラエアを利用するので、第3ターミナルへ向かいます。地上1階へ降りて、テクテクと600メートルほどを歩きます。
第3ターミナルは遠い。。。
第3ターミナルまでの所要時間は約10分。相変わらず遠いです。これも格安航空券の代償でしょうか。すでにこの段階で精神的な疲労感が蓄積されてはいるものの、まだ出発前なので気を取り直して、ターミナルへ向かいます。
【成田空港】LCCターミナルで覚えておくべき10の事実
第3ターミナルに到着後、チェックインカウンターへ行きチケットを発券。その後、ちょっと混雑気味のセキュリティチェックを抜けて搭乗口へ。やはり国内線は日本人客だらけ。こういう路線も久しぶりでなんか新鮮です。
国内線の搭乗口前の待合スペース。なお、搭乗口150番近くには、簡単な物販がありました。LCCは機内サービスは全て有料なので、ここで飲み物を購入してから、機内へ向かいます。
バニラエアはエアバスA320での運航。シートピッチは相変わらずの狭さですが、JALやANAのエコノミークラスも同じようなもの。奄美大島までの2時間半程度のフライトならば何ら問題はありません。
奄美大島
何事もなく奄美大島空港に到着。機内でキングダムを読んでいたら、あっという間に着いてしまいました。
空港到着出口では、大きな水槽がお出迎え。空港から奄美大島らしさが溢れており、なかなかいい雰囲気。
空港内にはJALカウンターとバニラエアのカウンターのみ、というなんともシンプルな受付。到着側のフロアは、ちょっとした飲食店と物産店がある程度です。
空港から名瀬市内まで1時間掛かる
奄美大島の中心部、名瀬市内へ向かうにはここからバスを利用して向かいます。バスは片道1,100円。左写真のカウンターでチケットを購入することができますね。
真冬の服装で降り立った奄美大島なのですが、快晴に恵まれていることもあり、気温は19℃、コートはいらない暖かさです。バス内もほどよく空いており、1時間ほどバスに揺られて市内へ向かいます。地味にこれが遠い・・・。
実はホテルに着くと半日が経過している
空港に到着したのは午後1時前の時間帯。そこからバスを少しだけ待って、市内へ向かい到着したのが、午後3時頃。もうこの時点で半日が経過。
今回宿泊したのはホテルニュー奄美。
ホテルについてはこちらの記事でまとめていますが、軽く仕事をこなしつつ、近所をぶらぶら歩いてみることに。
なぜかこんなところにあるゴーゴーカレー
なんとこんなところにもあったゴーゴーカレー。大のカレー好きでもあるため、カレーには目がありませんが、離島にも出店していたとは知りませんでした。時間に縛られる用事もないため、ぶらっと入ってみます。
ちょうど夕方手前の時間帯ということもあり、店内は貸し切り状態。途中、建築関係のおっさんが入ってきましたが、どのぐらい繁盛しているのかは不明です。まぁ、おばちゃん一人で切り盛りできる程度のほどよい商売っ気なんでしょう。
離島に来てまでロースカツカレーを食べるとは思ってもいませんでしたが笑。
本当に繁華街?謎の哀愁漂うやんご通り
ホテル近くの繁華街として、やんご通りがあります。繁華街というよりは、スナックが並ぶ夜型のお店が密集しているような印象。このときは、昼間にぷらぷら歩いた程度なので、夜の様子は確認できませんでしたがちょっと残念。
昼間は謎に哀愁感を漂わせており、ちょっとなんだかなー、と思ってしまいました。なお、夜は逆にやかましい集団が多いからか、よくわからないが騒がしい音が夜中ずっとホテルの部屋からでも聞こえていたのが印象に残っています。
アクティビティには1日掛かる
やはり奄美大島のアクティビティは離島だけあって、夏場の方が豊富です。例えば、
- ダイビング、シュノーケリング
- カヌー、カヤック
- ナイトツアー
- トレッキング
などがあります。1泊2日だと、どちらの日もフライトがあるため、スケジュールが縛られてしまうこととなり、ゆっくり休めなくなってしまいます。そのため、アクティビティメインで楽しむならば、ぜひ2泊以上のプランで旅程を組むとよいでしょう。
今回は事前にナイトダイビングを予定していたものの、友人キャンセルの件もあり、仕事も溜まっていたため、ダイビングはキャンセル。のんびり過ごす予定へ変更してしまいました。
徒歩圏には地味に何もない
こちらは翌日ホテルチェックアウト後に、帰りのバスを待つ間に撮影したもの。帰りのバスの時間までまだ余裕があるので、付近を散歩してみます。真冬の季節にも関わらず、ぽかぽか暖かい。この青空が非常に清々しいです。
ただし、名瀬周辺は徒歩圏で行ける範囲にはほとんど何もないのが寂しい限り。もし島内を散策をしたい場合には、レンタカーが必須となることを覚えておくと良いでしょう。
予算に制約がある場合は、若干難しくなってしまうところですが、時間を有効に活用するという意味でレンタカーを手配することをお勧めします。
帰路
空港まで1時間掛かるので、早めに出発する必要あり
奄美大島空港へはホテルウエストコースト前にあるバス停から乗るだけで行けます。行きと同様1時間程度ですが、乗っているだけで行けるので非常に便利な交通手段となっています。帰りのバスは30分間隔で出ているので、帰りの便の時間に合わせてバスの時間も選ぶと良いでしょう。
しかし、逆に言ってしまうと、1時間掛けないと空港まで辿り着くことができない、と言えます。時間には十分気を付けておく必要がありますね。主なポイントは以下のとおり。
- ホテル前から空港までは所要時間約1時間
- バスの料金は、ホテルウエストコースト前から奄美大島空港までで1,100円
- ホテルウエストコースト受付でチケットも購入することができる
- バス内では、5,000円以上の両替は利かないので、ホテルでチケットを購入しておこう
レストランと物販だけの奄美大島空港
帰りの日も有難いことに快晴に恵まれました。JACの飛行機もバッチリこの通り。
奄美大島空港の2階には、お土産屋さんとジョイフルがあります。残念ながらそれ以外には何もありません。ラウンジもないので、ジョイフルでランチ&ビールを食しながら、搭乗時間まで待つことに。
奄美空港の搭乗口は2ヶ所のみ。就航しているのは、JAL、JAC、バニラエア位なので、まぁ当然と言えば当然ですね。
機内では、とりあえずスマホにダウンロードしておいたキングダムの続きを読みながら、成田空港への到着を待ちます。
あっという間の2日間ではありましたが、約3時間弱のフライトで再び成田空港へ到着しました。
まとめ:ぜひ奄美大島は2泊以上で
冬の奄美大島へぶらり一人旅してきたわけですが、奄美大島をエンジョイするのであれば、ぜひ2泊以上の旅程を組むのがよいでしょう。とにかく空港から中心部までの移動時間や待機時間にせっかくの旅行時間を割けねばならなかった点やLCCだとタイミングのよいフライト時間がない、というのも楽しさを半減させる理由になってしまいました。
ダイビングでもトレッキングでもほぼ1日フルで使う場合も多く、身体をゆっくり休める意味合いも込めて、少しゆとりを持った時間があると過ごしやすいかと思います。
今回は仕事を持ち込んでしまったので、ほとんどアクティビティはできなかったことが心残りなのですが、次回訪問時はたっぷりダイビングを詰め込んだ旅程で訪問したいと思います。以上、ご参考まで。
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