今回は先日行ってきたベルギーの話。ベルギーへは行ったことがないものの、2016年3月のテロの件もあり、やや緊張を伴いつつ空路でブリュッセル空港へ向かうことに。
目次
旅程
今回は、ブリュッセル在住の友人に会う+ベルギー観光を兼ねて、ロンドンからベルギーまで空路で行く。ロンドンヒースロー空港からブリュッセル空港は、距離にして218マイルとめちゃくちゃ近い。東京大阪よりも近い。
使用した航空会社はブリュッセル航空。あんまり好意的な噂は聞かないものの、運賃がとにかく安いというメリットがある。
航空ルート:LHR-BRU-LHR
航空券価格+諸税:3,400円+11,560円=14,960円
予約方法:Expedia経由
往復運賃がたった3,400円という恐ろしい値段。ロンドンを発着するので、諸税が高く10,000円以上の値段が上乗せされている。
ロンドンヒースロー空港からブリュッセル空港までは、先に述べた通り650マイル未満の距離。特典航空券でBAのAviosを利用する手段があるも、今回のような破格の値段だと、むしろ現金払いの方が割安になる。
ブリュッセル空港~ブリュッセル北駅~グランプラス
ブリュッセル空港から到着後、ブリュッセル市内へ向かうために、エアポートレールを利用。料金は2016年時点で片道8.6ユーロ。
日本と同じように切符を買って自動改札を通すタイプ。初めての人でも大丈夫。
こちらの自動券売機でチケットを購入する。全世界共通で、まず画面操作を英語表記に切り替えよう。このとき1等級、2等級といったチケットのタイプを選択し、枚数を選択するのだが、いかんせん駅名がよくわからない。
日本語だとブリュッセル北駅だが、到着駅を英語で検索する必要があり、やや苦戦。結局どうしたか覚えていないが、テキトウに選択。
ちゃんと画面付きで解説しているありがたいサイトもある模様。
後はホームへ降りていき、列車を待つ。ブリュッセル北駅までは15分程度で到着する。自分が乗車したお昼頃の時間帯は混みあっていたため、連結部分に立って向かうことに。
とりあえず、ブリュッセル北駅に到着したらホテルへチェックインすることに。ホテルまではブリュッセル北駅から、徒歩10分程度の距離。歩いて向かう。
宿泊したホテルについては、こちらの記事で。
夕飯から合流する約束だったので、それまでの時間はホテル周辺をぶらぶらしてみることに。
まずは、有名なサン・ミッシェル大聖堂。
中にも入れる。もちろん無料。
こちらはグランプラス。地べたに座って、空間を楽しむ。アジア人というか日本人は特に地べたに座る抵抗があるかもしれないが、ここでは地べたに座って、見事な建築をのんびり眺めるのが、贅沢な時間の使い方だろう。
ベルギーワッフル。街中どこでも1ユーロで販売している。ここのお店はグランプラスから近いせいもあり、やたら繁盛している。なお、この本場のベルギーワッフルがかなり濃厚でボリュームがあり、1枚で満腹になれるサイズ感。
世界有数のがっかり名所。しょんべん小僧。すごく小さい。
その他商店街の様子。
ブリュッセルの路上には有料トイレがある。
印象的だったのが、この2枚。左は夕方5時頃の写真。右は夕方7時頃の写真。7時を過ぎると、驚くほどのスピードで人がいなくなっていく。むしろここまでいないと、ちょっと怖い。
なお、この時間になるとミリタリー服を着た軍人が街をパトロールしており、機関銃を肩からぶらさげて街を闊歩する姿を見ることができる。正直映画でもないのに、あのサイズの機関銃を見るのは、驚きと緊張を感じざるを得ない。
結局ここまでぶらぶらしたものの、友人の仕事が終わらず夜の食事は結局キャンセルになってしまった。この後は、一人寂しくホテルへ。。。
ブリュッセル~ブルージュ
さて、前日は夕食の約束がなくなってしまったものの、この日は車でブルージュへ向かう計画を立てる。チェックアウト後、友人と合流しドライブへ。運転に慣れていないこともあり、こちらでの運転はすべて任せるラクチン旅を満喫する。
ブルージュはブリュッセルから2時間弱程度で行ける距離にある観光都市。近くに車を泊め、マルクト広場及びブルージュ一帯を一望できる聖母教会を登る。なお、こちら有料。たしか10ユーロ。
聖母教会は階段にして366段。上の方では、かなり幅が狭くなっており、すれ違うのも一苦労な程。そのため、教会入口では、塔に登ることができる人数を制限しており、一定の人数以上が登らないようにコントロールしている。
そのため、このときも前の人が下りてこないと、入場できないという状況が起きており、しばらく入るまで待つことに。
以下は、頂上付近からの風景。街全体を一望することができる。
教会前のマルクト広場も一望できる。
登って降りて、腹が減ってきたのでここでランチタイム。
ブルージュにも中国人団体ツアーが多数来ており、ぞろぞろと動いていた。世界中どこへ行っても中国人団体客はいるようで、ここも例外じゃないようだ。
せっかくブルージュに来たのだから、運河ツアーも参加してみることに。やはり建築物一つ一つの芸術性に加え、景観の素晴らしさを味わうことができる。ぜひ行った際には、一度乗船してみるといいだろう。
なお、男性同士よりは男女で乗った方が絶対にいいタイプの観光ツアーだ笑。
この後は、ブリュッセルへ戻る道の途中にあるゲントへ向かう。
ブルージュ~ゲント
ゲントは、英語表記ではGentと表記されるが、読み方はヘントと呼ばれることがあったり、そのままゲントと呼ばれることがあったりする。とりあえず、どちらが正しいとかはあまり理解していないがゲントとして記載しておこう。
ゲントはベルギーにおける3番目に大きい観光都市。こちらも非常に古い建築物が今もなお残されており、貴重な歴史資産として保存されている。
また、この日は何やら音楽フェスティバルみたいなお祭りをやっており、人の数がとんでもない数に。昼間から酒が振舞われ、街全体が楽しい雰囲気に包まれていた。
休日の昼間からお酒飲めるなんて本当幸せだよなぁ。運転手の友人には申し訳ないが、ベルギービールを頂きました笑。
ゲントのこちらにも雄大な運河が流れており、クルーズに乗りながらライブ音楽を聴くこともできる。
その後は、ブリュッセル空港まで送ってもらった。
ゲント~ブリュッセル空港
ブリュッセル 空港は先日のテロの件もあり、非常に厳戒態勢でセキュリティをチェックしていた。
大型の機関銃を装備した軍人がいたるところに配備されており、空港への入り口でまず荷物の検閲を受ける。自分は軽装でバック一つであったため、ほぼスルーだったが。
空港そのものはテロがあった痕跡がある場所は感じられず、非常に綺麗な空港となっていた。おそらくテロが起きた場所は現在の出発ロビーとは別の場所なのだろう。
まとめ
ベルギーに来た際には、ブリュッセルのみならず、ブルージュやゲントなどの素晴らしい建築を見に足を伸ばしてみるのもいいだろう。今回はあまり食事の話は載せなかったが、建築物だけでなく、ベルギービールやベルギー料理は本場ならではの美味を味わうことができる。ぜひ訪問する機会あれば体験していただきたい。
Air tickets:約15,000円
Hotel:約9,000円
現地交通費+食費:約8,000円
総合計:約33,000円