こちらの記事は2017年6月の記事となります。2018年5月現在東南アジアのUberはGrabに買収され、Uberとしてのサービスはされていません(アプリ上でドライバーも見つかりません)。配車サービスを使用したい場合はGrabを使いましょう。
(以下、過去記事)
先日のタイ旅行の際にパタヤでUberを利用しました。バンコクでは、Uberは非常に便利な配車ツールとして活躍していますが、2016年2月にパタヤ訪問時にはUber車はほとんど走っておらず、とても利用できる状態ではありませんでした。さて、1年経った今、状況はどう変わったのでしょうか。今回は実体験をもとにパタヤにおけるUber事情について紹介していきます。
目次
パタヤUber事情 ネットでの評判
実は「パタヤ Uber」で検索をしてみると、ほとんど体験談が出てきません。バンコクではUberが広く普及していますが、パタヤ方面はまだまだ数も少なく2016年2月に訪問した際はまったく使うことができませんでした。
先日またパタヤに行く機会があったので、Uberを使ってみると、1年前に比べてそれなりに数が増えていることがわかりました。せっかくなので、Uberを利用してみることにしました。
実際にパタヤで使ってみた
バンコクではUberの利用報告など、検索すれば無数に出てきますが2018年3月現在パタヤはほとんど私のブログ以外出てこないですね笑。そりゃまぁ、当然で2016年2月にパタヤを訪問した際に、Uberを利用しようとしましたがアプリ上1台も見つけることができなかったためです。
1件目 金額の安さに衝撃を受ける
1発目は、コートヤードサウスパタヤからセカンドロードへ向かう際に利用しました。夕方5時頃ということもあり、3~4台付近が走っていることを確認。目的地は、今回友人が宿泊していたシーメスプリングホテルとします。
時間的には、ほんのすぐにUber車を捕まえることができました。アプリを起動してから、5分程度で迎車です。
うむ、早くて楽!最高だ!
ドライバーはちょっと高齢のタイのお爺ちゃん。あまり英語は通じませんが、OKOK無問題。
料金は75THB(約250円)と非常にお安い金額。Uberは時間と距離ベースで料金が確定する仕組みを採用していますが、今回は最低料金である75THBに到達しなかったため、固定額である75THBが請求されることとなりました。
※ 1バーツ3.3円で計算。以下同様。
この価格ならバンバン使っていきたいね!
ちなみに、ホテルから街まで通常のタクシーを利用すると、最低100THBから交渉をすることとなるので、要注意です。交渉いらずのUberに感謝ですね。
2件目 ホテル移動も楽々
2回目はコートヤードサウスパタヤからインターコンチネンタルパタヤへの移動の際に利用しました。時間帯は午前10時。幸い今回もアプリ上では、すぐ予約することができ、10分程度で迎えに来てもらえました。多少時間がかかっていますが、不便なパタヤの道を迎えに来てくれるだけで、本当ありがたいですね!迎えに来てくれたのは、40過ぎぐらいの気の良さそうなタイ人ドライバー。
インターコンチネンタルパタヤはサウスパタヤの奥にあるということもあり、歩いて行くにはちょっと距離があります。また、坂道がほとんどであるため、大きな荷物ではとても歩いて行くことが難しく、タクシー利用は必須かと思います。
2キロメートルを超える乗車区間でしたが、今回も最低料金である75THBで済んだのは、大変助かりました。
3件目 サウスパタヤのへんぴな場所も楽々
午後4時過ぎ。インターコンチネンタルパタヤからサウスパタヤ方面へと移動します。今回は目的地にわかりやすい名称がなく、口頭で説明することも難しい場所だったため、Uberのピン機能が活躍。わかりづらい場所でもピンで指定することができ、ドライバーに伝えることができます。
なお、今回はインターコンチネンタルパタヤからUberを使いましたが、さすがにサウスパタヤの奥にあるホテルからだと、2回ほど配車に失敗してしまいました。3回目でようやく繋がったドライバーも、インターコンチネンタルの場所がわからなかったせいか、かなり回り道をして20分くらい待ってのお出迎え。
危うくUberが呼べない事態になりかねましたが、なんとか配車に成功して安心しました。さすがに立地によっては、配車するのが厳しいポイントも多いようですね。
4件目 サウスパタヤ周辺からセカンドロードへ
4件目は、サウスパタヤからセカンドロードへ向かいます。友人ホテルへ向かう道中、ソンテウが簡単に見つかると思いましたが、200THBだの300THBだの交渉してきて、ダメだとわかるとさっさと走り去ってしまう車ばかり。ということで、Uberを覗いてみると、すぐ近くにUber車が1台。よし、呼んでみましょう。
ものの10秒で後ろからUber車がやって来てくれました。最高だ!
今回の料金は112.58THB(約370円)。多少渋滞の関係もあり、20分弱の時間がかかりましたが、4キロ弱を移動しました。そして、この料金。本当お得と言えますね。
5件目 もう一度サウスパタヤからセカンドロードへ
最後5件目は、コートヤードサウスパタヤからセカンドロードへもう一度向かう際に利用しました。1回目とほぼ同じルートだが、今回もすんなり配車ができて良かったです。
料金も同様に75THBと安心低価格。以前パタヤ訪問時に比べて、だいぶUber車が多くなっている模様。利便性も高く、嬉しい限りです。
まとめ:パタヤでもUberは使える!
パタヤのタクシーはバンコクのタクシーと比較すると、ほとんどが交渉制のタクシーとなります。タクシーよりもむしろソンテウの方が多いのですが、ソンテウのルート外に向かう場合には、積極的にタクシーを使うこととなるでしょう。
毎回150THB(約500円)、200THB(約660円)を請求されるのは、正直結構な負担金額となり得ます。タクシーが安いと言われるタイですが、交渉料金だとそこそこの値段になるから要注意すべきと言えますね。
一方でUberの料金は非常に良心的。多少の距離を乗車したとしても、100THB未満で到着ができます。特に、サウスパタヤ方面にあるリゾートホテルは便利な交通手段はほぼタクシーのみ。毎回繁華街へ出るために1,000円弱を消費するのは、倹約志向の方には少々辛いと言えます。
ただし、どこの場所でもUber車が走っているわけではなく、時間や場所によってはUber車が皆無という状況もあり得ます。今後はもう少し増えてくるのかもしれませんが、あまり過信し過ぎるのもよくないので、いつでも使えるかはわからないことを理解した上で利用するのが良いでしょう。以上、ご参考まで。
なお、以下のリンクからUberに登録すると、1,500円相当の無料乗車クーポンがもらえます。以前は2,000円相当の無料乗車クーポンが配布されていましたが、Uberが普及するにつれて、プロモーションクーポンの魅力も下がってきました。登録は早めにしておくのが絶対いいですね。海外に行った際には、非常に便利なアプリなので、強くお勧めします。