JWマリオットフーコック 宿泊記

2018年8月にベトナムのフーコック島へ行ってきました。そのときに宿泊していたのが、こちらのJWマリオットフーコックです。2016年に建設、2017年にオープンしたホテルで世界中からも非常に注目が集まっているホテルのひとつでもあります。

JWマリオットフーコック エメラルドベイ リゾート&スパ

ホテル名:JWマリオットフーコック
ホテルランク:★★★★★
宿泊部屋①:エメラルドベイフロントゲストルーム
宿泊部屋②:ターコイズスイートルーム
予約価格:旧マリオットトラベルパッケージを使用
予約方法:マリオットカスタマーセンター経由

予約はマリオットトラベルパッケージで

今となってはもう過去の遺物となってしまっているのですが、統合前のマリオットトラベルパッケージでこちらのホテルを予約していました。2017年のカテゴリ5のときからずっと狙っていただけあって、ようやく宿泊まで漕ぎつけたホテルのひとつです。

SPG統合後もポイント宿泊がお得

今では統合後カテゴリ5として、最低30,000ポイント/泊が必要となっていますし、トラベルパッケージは大幅改悪されたため、同じ手法がもう使えない点は残念ですね。とはいえ、有償だと1泊当たり40,000円前後の費用が必要になるため、個人的には有償宿泊よりもポイント利用での宿泊をお勧めしたいホテルです。

予約時はポイントサイトを経由するのがお得

もし有償で予約をするのであれば、ハピタスなどのポイントサイトを経由して予約すると良いでしょう。少ないながらも宿泊代金の数%をキャッシュバックできるためお勧めです。広告費の一部をユーザーに還元する仕組みであるため、宿泊時に不利益などは一切ない点なども旅行者にとって嬉しいですね。

旅工房を使うのもあり

ハッキリ言って1泊4~5万円なので、3泊するだけでホテル代15万円という鬼のような金額になってしまいます。マリオットの会員の方でポイントが潤沢にあるのであれば、ポイント宿泊が有力手となりますが、そもそも予約ができるのかという問題もあります。

非会員の方や普段他のホテルプログラムの会員の方であれば、旅工房を利用するのが個人的にお勧めです。一般的なツアー会社ではありますが、フーコック島旅行のパッケージプログラムを販売しており、フライト込みで2泊4日13万円~、の値段設定でJWマリオットに宿泊することができます。

個人的にはトータルでのコスパがかなり良いこちらのプランが断然おすすめですね。


フーコック島の南部に位置するリゾートホテル

開発目覚ましいアジアリゾートであるフーコック島

フーコック島はベトナム南部に位置する島のひとつです。ホーチミンから飛行機で約1時間の距離にあります。近年リゾート地として開発が進められており、欧米や中国、韓国からの観光客が多く訪れるアジアのビーチリゾートとして注目が高まってきている島です。

タクシーで40分、約1,250円

そんなフーコック島の南部に位置するJWマリオットなのですが、空港からは40kmほど離れており、タクシーで40分程度の距離にあります。メータータクシーであれば、約250kドン(約1,250円)で移動することができますが、空港付近にはぼったくりタクシーも多く、400k~500kドンを請求される場合もあるんだとか。
※2018年8月現在1kドン=5円で計算(以下同様)

タクシー会社スタッフの女性の誘導でぼったくりを運よく回避

私が空港到着した際には、到着ゲートを出て少し奥の方で「タクシー?」と制服を着た女性スタッフ(おそらく正規のタクシー会社の方)の誘導で、男性ドライバーにつないでもらったため、ぼったくりには遭わずに済みました。
(4travel旅行記でも女性スタッフが案内しているケースが多いようです。行かれる方はご参考まで。)

さすがにこの長距離をこの低料金で(ぼったくりせず)運転してくれたことに感謝不可避であったため、チップとして端数切上げで支払させていただきました。ちなみに、ベトナムのタクシーでチップの文化は基本的にありません。

周辺への移動は正直困難

フーコックの中心街は空港からやや北西に位置するエリアとなっています。そこにナイトマーケットなど多数の雑貨店やレストラン、食品店が密集しています。中心部を除くと路面状況の悪い道路も散見されるため、基本的に移動は車必須となります。

もちろん中心部ならまだしも離島であるゆえ、タクシーはそんなに頻繁に通るわけでもありません。ホテルから徒歩で出るのは周辺までかなり距離があるため、現実的に難しいと言えます。片道2~3時間歩くことになるかと。もしホテル外へ行きたいのであれば、移動はパッケージツアーを申し込むのが無難かと思います。
(外国人が国際免許証等で借りられるレンタカーがあるかどうかは確認していません)

広大過ぎる敷地内に7つの宿泊棟と3つのプール

このホテルはとにかく広大。建設費にいくらかかったんだろう、という想像もさることながら、ベトナムからいくらでこの土地を買い取ったんだろう、という様々な疑問も浮かびつつホテル内を散策しました。なお、ホテル内は徒歩で基本移動となりますが、荷物や人数が多い場合などはカートで皆さん移動します。

建物内には様々なアートが張り巡らされており、JWマリオットブランドの中でも後述するホテルサービス戦略含め、結構先鋭的なホテルに感じました。

3つの屋外プールだけでなく、JWマリオット専用のプライベートビーチもあります。こちらのビーチの利用は基本的に宿泊者のみ。ホテル外から利用したい場合には、別途料金が課せられるので人も少なく常に静かで落ち着いた海となっています。

また、ビーチは湾かつ遠浅になっており、波が高くならない構造なのもリゾートとして最適なビーチと言えます。

 

ビーチもなのですが、夜はナイトプール仕様となっています。日本のナイトプールは人だらけでイモ洗い状態と聞きましたが、ここはほぼ毎日貸し切り状態となります。

フーコック空港からタクシーで移動しチェックイン

今回はマリオットプラチナ会員としてチェックインをしたこともあって、いくつか特典をいただけました。

マリオットプラチナ会員(統合前)の特典

他のリゾートホテルとほぼ同じ内容となりますが、いくつか紹介したいと思います。おおまかには、

  • 部屋の無料アップグレード
  • 朝食50%割引(クラブラウンジはなし)
  • ホテルレストラン20%割引(ルームサービス対象外)
  • ホテルスパ20%割引
  • ドリンクバウチャー(2カクテル)
  • プラチナギフト(ポイントとの選択)

となっています。2017年開業当時と比較すると、知名度も上がってきたためか抑え気味になってきたようです。

ホテルの部屋の種類

基本的には通常のゲストルームを予約することになるかと思いますが、家族向けにヴィラタイプの部屋も用意されているようです。通常のゲストルームの種類は以下のとおり。

  • エメラルドベイビューゲストルーム 53㎡ ←予約部屋
  • デラックスエメラルドベイビュー 53㎡
  • ル・ジャルダンゲストルーム 53㎡
  • ルエ・デ・マークスイートルーム 61㎡
  • エメラルドベイフロントゲストルーム 53㎡ ←宿泊部屋その1
  • ターコイズスイートルーム 90㎡ ←宿泊部屋その2

今回はトラベルパッケージによる宿泊だったので、予約段階では最も低いカテゴリ(といっても50㎡超の部屋)でしたが、前半はプールアクセスのある部屋を、後半は全12室しかないスイートルームを用意していただけました。スタッフに話を聞いたところ・・・

(スタッフ)”常に20組前後のプラチナ会員が宿泊しており、スイートルームを用意することができないため、順番に公平に宿泊していただけるよう日々調整をしているんです”

とのことでした。ホテル側も大変ですね・・・。ここからは宿泊した部屋を紹介したいと思います。

エメラルドベイフロントゲストルーム

 

前半に宿泊したのはこちらの部屋でした。基本的に他の客室と同じ53㎡の部屋となっており、他の客室と部屋の設備や構造は大きく変わらないかと思います。

天井高が2階分あり非常に解放感に満ちた客室となっています。なお、ビジネス用のデスクはこの壁向きの机と椅子しかないため、パソコン作業は若干不便です。リゾートまで来てパソコンいじるなって話ですが笑。

ウェルカムフルーツは毎日補充していただけました。日によって毎日種類が異なり、ドラゴンフルーツやライチなど種類も豊富だったのが印象的。

ミニバー

エスプレッソマシンはもちろん、ミニバーも充実していました。

クローゼット

クローゼットには薄手のバスローブやフカフカのスリッパなどがありました。

バスルーム

バスルームは非常に広く、洗面台が2つ用意されている仕様。スタンダードルームでもバスタブにかなり力が入っているのを感じます。ちなみにバスアメニティのブランドはJWマリオット共通で使用されるアロマセラピーアソシエイツでした。

バスタブもバスソルト付き。2階相当の天井高からのレインシャワーもあります。シャワー側の水圧が弱かったものの、レインシャワーの勢いはあるため、そちらを使用しました。

ネガティブな点として、水回りの虫が若干多かったことでしょうか。宿泊棟の1階に位置する部屋である点や東南アジアのさらに離島である点を考慮すると、やむを得ない面はありますが、(排水などはきちんとできていますが)循環系に若干難が出てきているのかなと感じました。

プールアクセス付テラス

こちらの部屋はプールアクセス付と非常に便利な部屋となっていました。窓を開けて、数秒でプールにダイブできるという贅沢な仕様です。私はテラスのソファで物書きをひたすらしていましたが笑。

ターコイズスイートルーム

滞在の後半部分ではこちらのターコイズスイートルームにアサインされました。部屋の広さが90㎡と非常に広く、1人では勿体ないと感じつつも贅沢に利用させていただきました。

通常時1泊10万円超えの部屋となっています。スイートルームはこれまで何度か泊まってきましたが、夫婦での宿泊でもちょっと広すぎかなぁ笑、と感じるくらい余裕のある部屋となっています。

ミニバー

ミニバーももちろん健在。ターコイズブルーの綺麗な食器棚です。

クローゼット

スタンダードルームと同様の設備が揃っています。畳マットのサンダルは非常に使い勝手がよく、チェックアウト時にフロントマネージャーへ購入できないか聞いてみたところ、ご厚意でいただけました。

バスルーム

こちらのバスルームにはレインシャワーが2つ付いていました。贅沢ですね。

フィットネスジム

フィットネスジムの広さはもとより、設備も充実していました。あまり詳しくないのですが、アメフトのチームと提携でもしているのでしょうか。

ホテルアクティビティ

毎日実施されるカリキュラムアクティビティ

ホテルが実施するたくさんのアクティビティがあり、宿泊者は自由に参加することができます。私は日中仕事をしていたので、全く参加できなかったのですが、

  • サーフィン教室
  • ヨガ教室
  • ベトナム語教室
  • 編み物教室
  • BBQ教室
  • 料理教室
  • ホテル内ガイドツアー

など、とにかく色々なカリキュラムが用意されていました。ベトナム語教室は個人的に行きたかったなぁと思ってましたが、タイミングが合わず参加はできませんでした。

こちらのホテルは立地がかなり悪いだけあって、ホテルから出なくても楽しめるように色々なアクティビティが用意されている点は家族連れなどに嬉しいポイントですね。ただし、基本的な英語は必須かと思いますが笑。

木曜日のカクテルパーティー

毎週木曜日はカクテルパーティーが開催されます。部屋には3日前あたりから予約を促す案内が来ていましたが、当日予約なしでふらっと行っていました。ホテルGMやレストランマネージャーなど色々な人と会話できます。生バンド演奏もこちらでやっていました。

GMから世間話的にホテルの話を聞きましたが、500人以上の従業員を抱えている巨大なホテルだけあって、なかなか運営も大変そうですね。しかもベトナムでこんなにも英語が堪能なスタッフ達をよくかき集めてきたなというか笑。日本人として見習わないといけません。

ちなみに、GMは結構難しいと言われているタイ語をある程度話せるらしいのですが、ベトナム語の習得はタイ語より遥かに難しいとのこと。

金曜日のホテル内ナイトマーケット

毎週金曜日にはホテル内でプチナイトマーケットを開催しています。すべてがストリートの露店というわけではなく、ホテル側のスタッフが運営する屋台もありますが、雰囲気含めてなかなか面白いイベントとなっています。

串焼き3本+サラダ(100kドン=約500円)、チキンカレーセット(120kドン=約600円)と日本のお祭り露店と同じような価格帯になっています。本当のローカル屋台と比較するとだいぶ高いですが、ホテル内ということもあり、これはこれで楽しかったですね。

土曜日のフーコック島ナイトマーケットへのシャトルバス

土曜日の夜にはフーコック島中心部のナイトマーケットへシャトルバスを運行しています。こちらは以前無料でしたが、2018年8月現在100kドン(約500円)/人となっています。

ホテル出発時刻が午後6時となっており、車での移動が40分、ナイトマーケット出発が午後9時となっており2時間強のフリータイム。ナイトマーケットをぶらぶら歩いて食事をする程度ならば、満足できるかと思いますが、マッサージを受けたりすると時間は全然足りません。

車はそこまでサイズが大きくないため、予約制となっています。私のときは予約なしでも乗れましたが、人数ギリギリだったこともあり、行くのであれば予約した方がいいでしょう。

ホテルレストラン

ホテル内には複数のレストランがあり、そちらを利用させていただきました。部屋とそれぞれのレストランの距離があるため、ルームサービスも使っていましたが、個人的にはレストランの方が出来立ての料理をいただける点や雰囲気も非常に良いのでお勧めです。

Tempus Fugit

朝食ビュッフェを提供するこちらのレストラン。通常価格は675kドン(約3,375円)。プラチナ会員だと半額になるため、約1,700円でいただけました。

品揃えの多さだけでなく、料理のクオリティも高いため、価格以上の価値があるのではないかと感じました。

日本食が提供されているのも驚きでした。ちゃんと醤油もありましたし、何より海外のヘンテコ日本食ではなく、きちんと日本で修行された方が提供している日本食です。

若干、朝の時間は動物園状態になってしまいますが、品数の圧倒的多さやクオリティの高さも考えると何度も利用したい場所となりました。

Red Rum

こちらはシービューを眺めながら、食事ができるダイニングレストラン。

ぐぴー系の写真で申し訳ないのですが、ベトナムのクラフトビアをいただきつつ過ごさせていただきました。ハンバーガーセット、別皿でフライドポテト、クラフトビア2杯、これでサービス料込み、プラチナ会員20%割引適用後600kドン(約3,000円)といった感じです。

Department of Chemistry Bar

土曜日の夜には生バンドの演奏もやってくれるこちらのバーレストラン。

全面開放しているため、海側はちょっと虫が多いのが玉に瑕ではありましたが、非常に居心地のいいレストランです。牛肉ステーキの煮込み料理、サフランライス、ハイネケン2杯でこちらもトータル650kドン位。約3,250円。

ホテルの食事というのに、大した金額にならなかったのが不思議な位でした。ベトナムの中では高額であることは間違いないですが、居心地の良さも含めて考えると素晴らしいレストランかと思います。

French & Co

日中カフェとしてオープンしているこちらのお店。アンティークなタイプライターやミシンなど見てるだけで面白い器具が多数飾ってありました。

部屋にビジネスデスクがないということもあって、パソコン作業用のカフェとして利用させていただきましたが、静かで落ち着きのある空間となっていました。

まとめ:★5では足りない文句なしのリゾート

総合評価:★★★★★:★5では足りない文句なしのリゾート
ハード面:★★★★★:超広大な土地とプライベートビーチの素晴らしさ
ソフト面:★★★★★:スタッフ教育含め色々と気の利いた対応で溢れていました
コスト面:★★★☆☆:普通に予約する場合は正直かなり高いです
アクセス面:★☆☆☆☆:ホテルから出るのが正直厳しい・・・

宿泊前はあまり期待しないよう気持ちをセーブしていましたが、ここまですごいスケールのホテルだったとは思っていませんでした。満足度が高いのはもちろん、プラスアルファの面でホテル側が色々と工夫を凝らしているのを感じ、さらに好きになるホテルでもありました。

唯一の欠点は立地ですね。フーコック島に魅力ある観光資源が少ないことを考えると、ナイトマーケット以外ではホテルでゆっくりするような旅の仕方が正解なのかもしれません。それを狙っているかのようにホテル内には、アクティビティやイベントが多数盛り込まれており、毎日飽きさせない工夫がたくさんある点もこのホテルの良さ・・・というか戦略なのでしょう。無料のイベントも多数ありますが、その分というか、なんだかんだお金をホテルに落とすことになります笑。

ベトナムで安価にリゾート旅行を・・・という方にはお勧めしづらいホテルかもしれません。ただ、それを差し引いても素晴らしいホテルのひとつかと思います。以上、ご参考まで。


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