今回は3月中旬の話。先日バンコクとシンガポールに行ってきたばかりで、2週間ほどしか経っていないが、また東南アジア諸国へ行くこととなった。今回は成田空港を出発して、クアラルンプール、バンコクとアジアを巡る旅程だ。前回よりは旅程は短いものの、やることは多く体力的に結構しんどい旅になる予定。
目次
マレーシア航空ビジネスクラス 成田~クアラルンプール
今回の航空券はこちらの記事で発券したもの。ビジネスクラスとしては、かなり割安な部類で円安の影響を考えても非常にお安いチケットだ。諸税込みで90,000円ということで、成田〜クアラルンプール間は往復60,000円相当ぐらいか。全区間搭乗することで、10,000マイル程度加算されるため、実質的なコスパは相当いい計算になる。
片道30,000円のValueがあるかどうかがポイントだが、先日の往路を考えるかぎり、あまり深く考えなくても、それぐらいの価値はありそうなフライトだと個人的には思う。
マレーシア航空ビジネスクラス チェックイン
前日は、ANAクラウンプラザホテル成田に宿泊し、朝食を食べずに空港へ来ている。時間帯は午前7時過ぎ。出発が10時頃なのでラウンジでゆっくりする時間も考慮するといい時間だ。
この日も朝から成田空港は大賑わい。かなり混雑している印象を受ける。まぁ、まずはマレーシア航空カウンターでチェックインをしよう。
成田クアラルンプール間で2017年7月現在運行しているA330は2クラス制。ビジネスとエコノミーのみ。ビジネスクラスカウンターに行くと先頭0人であったため、なおかつ、手荷物なしであったため、即チェックインが完了した。
この後はプライオリティレーンへまっすぐ向かう。
手荷物検査場の前に行ってみると、50メートル近い行列ができていた。一方で、エコノミークラスは地獄絵図と化している。プライオリティレーンはきっと大丈夫とタカをくくっていたが。。。
オープンAM7:30から
思わぬ落とし穴にハマる。そして、オープン前のプライオリティレーン入り口前にもどんどん行列ができてきた。ビジネスクラスもだいぶ地獄絵図と化す。
適当に入り口横で、15分ほど休憩しレーンがオープンするのを待つ。予定がちょっとだけ狂うが、7:30過ぎにプライオリティレーンを通過し、出国審査含め完了。なんだかんだ相当な時間をかけてラウンジへ行く準備が整った。
もうベッドから起きて2時間以上は経っているということもあり、腹はぺこぺこ。今回はマレーシア航空ビジネスクラスということで、ワンワールドのJALサクララウンジを訪問する。ただし、エスカレータ手前でグラウンドスタッフかが呼びかけをしている状況。
ん、混んでいて3階のサクララウンジは入れない?
4階に行けと?OKOK
さあ、日系ラウンジ伝統の芋洗いの洗礼を浴びた後は早めに搭乗口へ。
ビジネスクラス ボーディング
実は前回クアラルンプール帰国時に乗った座席A1があまりに心地よく今回もA1を選択してしまった。
出発は10:30。ラウンジから締め出されたような形だったので、ちょっと時間が余り気味。窓の方を見てみるが、この搭乗口から飛行機は見づらくやることがない。
15分程度でアナウンスが始まり優先搭乗がスタートする。今回は搭乗前があまりに暇だったので、真っ先に機内へ乗り込む。
マレーシア航空A330 ビジネスクラス 座席
今回の機材もA330。ビジネスクラスはフルフラットシートになるタイプで、1列目はビジネスクラスの中でも相当なゆとりがある設計となっている。車のシートベルトのように飛行機のベルトを締めるのだが、ちょっとこれが窮屈で動きづらいかったりする。
前方にトランクを置いても問題ないほどの広さだ。やはり1列目はビジネスクラスの中でも付加価値が1.3倍くらい高い気がする。
座席横にはシートコントローラー。左肘掛け下のこの位置はフルフラット時に重宝する。
側面にはモニターコントローラーとシートコントローラーが埋め込み。座席は前回登場時と同じなので、収納スペースもある。
そして、今回のアメニティは赤のハードケースに入っているこちら。ビジネスクラスでもハードケースをくれるのは結構嬉しいもんで、JAL・ANA・タイ航空はビジネスクラスじゃソフトケースだけだしね。
(JALは中距離だと、そもそもろくなアメニティすら入ってないが)
また、非常に残念なことに、モニターコントローラーはコードが丸見えになっており、故障中。全く動かなかった。ちょっとテンションが下がる。
ビジネスクラス ウェルカムドリンク~食事
しばらくするとウェルカムドリンクがサーブされる。ウェルカムドリンクではシャンパンは提供していないが、今回はマレーシアっぽくグアバジュースを選択。
そこから数分すると機体は離陸しクアラルンプールへ向けて出発する。今回は昼便ということで、ゆっくりガッツリ料理を楽しむ予定だ。
フライト2杯目はシャンパンをオーダー。先日の帰国時にも飲んだDUVALREROY、今回もいただく。
【デュヴァル ルロワ】 ブリュット レゼルヴ [NV] 750ml・白泡 【Duval-Leroy】 Brut Reserve 価格:7,938円 |
このクラスのお酒はなかなか飲めないから、ビジネスクラスはちょうどいい機会。シャンパンを楽しみながら食事を待っていると、サテーのワゴンがやってくる。
マレーシア航空でも個人的に大好きなサテー。マレーシア航空は毎度ガッツリ飯+サテーが提供されるところが本当好き。相変わらず焼鳥は美味い。
3杯目でタイガービアにチェンジ。シンガポールのビール。
お次はガーリックトーストとローストチキン、抹茶そば。個人的に飯が美味いって結構重要なポイント。
鶏の唐揚げ。これもジューシーでウマス。さすがに鶏食い過ぎということで、腹も限界にくる。
最後はハーゲンダッツバニラ。デブまっしぐらだ。ビジネスクラスは本当体型崩壊すると感じる今日この頃。
食事の後は、フルフラットシートで熟睡
満腹で満たされた後は、フルフラットシートで熟睡。お昼寝程度の感覚だが3時間ほど熟睡でき、この後詰まった予定に備えてエネルギーを充填できた感じだ。
場所を確認するとすでにフィリピンの西側まで来ていたようで、残り1.5時間程度のフライトとなる。
到着前の軽食
到着前に、クルーから声かけられる。
クルー「何か食べますか?サンドイッチ食べます?サンドイッチ?」
とオススメをされるので、小腹満たす目的でサンドイッチをオーダー。コールドだったのは少々期待外れだったが、味は美味しいのでこちらもペロリと完食。
到着前にプライオリティレーンチケットをもらう。プライオリティレーンは、イミグレの中でも、
”絨毯のあるところですよ”
と説明を受けるが、結局利用せず。
段々と地上が近づいてきて、無事着陸。6時間超えの中距離フライトであったが、フルフラットシートということもあり、非常に快適なフライトとなった。
まとめ:機内ガッツリ飯派にもおすすめ
マレーシア航空は前回のフライトといい、かなり機内食が充実している。日系航空会社は中距離フライトの場合、ワンプレートで食事を提供するのみも多いが、こちらはサテーに始まりメインディッシュ含めて、満足度の高い食事が楽しめるだろう。
今回A1を選択したが、プライバシー空間と足元の広さを考えると、K1が最もよい座席と言えよう。ひじ掛けの位置が通路側にあり、個室感が高まっている。チャンスがあれば、狙ってみるのもいいだろう。
最終的なコスパだが、90,000円のフライトの4レグのひとつであるこちらのフライトはなかなかのコストパフォーマンスを誇っていると感じる。10,000マイルほど、搭乗するだけで付与されることもあり、実質的な価値はより高まっていることも要因のひとつだ。ぜひ、キャンペーンのタイミングがあれば、狙ってみるのもいいだろう。ご参考まで。