奄美大島へ訪問する際の前泊時に利用したホテルの話になります。奄美大島への往路はLCCであるバニラエアで成田空港から出発するのですが、その前泊用ホテルでこちらのホテル日航成田を利用しました。普段はANAクラウンプラザ成田を利用するのですが、ホテル予約サイトのKaligoでスタートアップキャンペーン(いわゆるボーナスポイント加算)をやっていたこともあり、未だ宿泊したこともなかったため泊まってみることにしました。
目次
ホテル日航成田
今回はマイルが貯まる予約サイトのロケットマイルズと同じく、宿泊することでマイルが貯まるKaligoを通して予約しました。1泊9,000円という値段で、2,800マイル付き(加算はブリティッシュエアウェイズにしました)。他にもホテルは複数ありましたが、それなりに底値感があったため、One Harmony系列のこちらを予約した次第です。
One Harmony系列は国内だと、ほとんど宿泊実績がなかったので、あまりせいどの詳細について詳しい訳ではないのですが、JALのマイレージクラブからマイルを移行することで簡単に上級会員になれることがホテル好きの間で有名です。
ただ、One Harmony系列は海外のホテル数があまりに少ないので、ドメ派(国内派)の人にとってお勧めという感じでしょうか。
成田空港まで連絡バスで10分の好立地
ホテルは成田空港からバスで10分前後のとこに位置しています。成田空港へは20分置きに連絡バスが出ており、アクセスは良好です。
しかし、宿泊時に朝8時出発のバスを利用したところ、バスの中はほぼ満席状態。ホテル日航の宿泊客だけしかいないのですが、ほとんどの席が相席になるぐらい、その時間に集中していました。
宿泊時は12月だったこともあり、入り口はクリスマス仕様。
チェックイン
東京駅からアクセス成田で午後11時に到着しました。この時間にも関わらず、中に入ると結構な人がいます。
入り口の目の前がホテル受付となっており、そちらでチェックイン。公式ホームページからの予約ではないものの、One Harmonyの宿泊実績を残すために会員カードを提示します。
ちなみに、One Harmonyのポイントプログラムはなぜか第三者予約サイトを使った場合でも会員の宿泊カウントがされます。実際にこのときの宿泊も上級会員昇格のための宿泊数にきっちりカウントされており、他のホテルプログラムにはない心の広いルールを採用しているようです。
チェックイン手続き自体は、公式経由でないこともあってか、非常に事務的に処理されました。もちろん、チェックイン時の楽しみである部屋のアップグレードとは無縁です。
うーん、残念ですね。
やはり、他サイト経由すると、こういう楽しみが減ってしまうから、できれば公式から予約したいところです。
(公式から予約したとしても、平会員だとアップグレードとは無縁な場合も多いですが・・・)
チェックイン手続きをしていると、後ろからひどく五月蠅い奇声が聞こえてきました。しかも日本語です。
かなり大きな声で恥ずかしげもなく騒ぎ立てる客だなぁ、とこのときは思ったのですがなんとなく嫌な予感を感じました。これは後々的中することに。
ロビー周辺にはバス待ち合わせのスペースが充実しており、こちらは自動両替機も設置されています。
スタンダードシングル
さて、チェックインが済んだので部屋に向かいます。アップグレードはないので部屋に全く期待ができないのが残念です。
エレベーターホール
エレベーターは2基あり。内装もシックな感じ。
本日のお部屋は514。
部屋
部屋はスタンダードシングルの16㎡。一般的なビジネスホテルぐらいの広さで、スーツケースを開くスペースはベッド横にかろうじてあります。ただ、普段泊まっている部屋に比べると、窮屈感がありますね。
ベッド上にはワンピースタイプのパジャマと硬め・柔かめの枕が2種類置いてありました。これは有難かったです。
冷蔵庫内は空っぽ。
インスタント系のポット類もあり。クローゼットがないのが、ちょっと残念。
冬の時期はイルミネーションによるライトアップを行っており、窓からも一部その景色が見えます。
Wifi
そういえば、若干気になったのが部屋のWifiの環境でした。若干自分の端末やパソコンからだと時々繋がらなくときがあり、あまり調子が良くありませんでした。
また、ホテルのWifiにも関わらず、パスワードなしで接続できる当たり、ちょっと今の時代怖い印象を覚えます。なぜフリーアクセスなのかはやや疑問が残るところですね。
バスルーム
バスルームはユニットバスタイプ。鏡は壁面全体に設置されており、バスルームの狭さを感じさせない作りになっていますが、曇り止めが塗られていないのでシャワー後は使い物になりません。
シャワーのヘッドは水圧調節できるタイプなので、調整をしてみると驚くほどミストなシャワーも出せます。このへんはちょっと意外な機能です。
また、洗面台が斜めに配置してあるので、若干使い勝手が悪いのは残念なポイント。全体的に古さが目立ちますが、まぁ成田近郊ホテルとしては標準的ではないでしょうか。
シャンプー、コンディショナー、ボディソープはボトルタイプ。
アメニティは日系ホテルとして一通り揃っている。と、思いましたがバスソルトやスキンローション等はありません。
1階には24時間営業のコンビニあり
1階には24時間営業のコンビニがあり、困ったときはいろいろ調達できます。
この日もホテルチェックインを済ましてシャワーを浴びたら、日付が変わるような時間になっていたので、軽く下のコンビニで水とお酒だけ購入しました。
ただ、この日だけなのかよくわからないのですが、日付が変わってもロビーにはそこそこ人はいて、なんだかちょっと五月蠅い雰囲気がまだ続いていました。さすがにロビーだからか、と思っていたのですが自分の部屋外の廊下にも騒がしい集団が大勢たむろしています。
幸い部屋に戻って深夜2時位まで仕事をしていたので、五月蠅いなぁ・・・ぐらいにしか思いませんでしたが、部屋の中まで聞こえてくる騒ぎ声は流石に迷惑でしたね。トランジットホテルなので、毎回こうではないと思うのですが、悪い日に当たってしまったとちょっと後悔しました。
朝食は・・・今回はなし
遅くまで作業をしていたので、朝食はパスしました。
One Harmony会員だと、平会員であったとしても、朝食代金が20%割引になるため、朝食を利用する際はぜひ使った方がいいでしょう。朝食のラインナップがどの程度のものなのかは、わかりかねますが価格帯が2,000円強という点からして、そこそこ充実しているのではないでしょうか。ただ、実際に見ていないので、あくまで予想ということで笑。
まとめ:バイマイル利用やトランジットとして割切なら◎
ハード面:★★★☆☆:レストランや24Hコンビニは有難い
ソフト面:★★☆☆☆:予約サイト使うと事務的な対応
コスト面:★★★☆☆:フレキシブルレートは近隣と同じ8,000円~
アクセス面:★★★★★:成田空港を利用するのであれば◎
ちょっと辛口気味に書いてしまいましたが、別に突出して悪いわけではありません。いろいろと悩ましい部分を踏まえつつ、利用するならこんな人にお勧めですね。
- One Harmonyの上級会員の人(アップグレード期待がある人)
- ちょっと寝てすぐ翌朝出発する人
- キャンペーン等で標準よりお得な価格のときに泊まれる人
One Harmony会員だと、朝食料金が割引になるなどお得な面もあるので、宿泊するのであれば、少なくとも無料会員ぐらいにはなっておくといいでしょう。ちなみにですが、第三者予約サイトを経由した場合でもOne Harmony会員プログラムの宿泊実績としてカウントされますので、チェックイン時には忘れずに会員番号を伝える(または、会員カードを渡す)ことをしておきましょう。以上、ご参考まで。
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