台北の交通機関をまとめてみる

先日も台北を訪問した際に感じましたが、台北は非常に公共交通機関が発達しており、旅行でも仕事でも便利な都市だと思います。今回は自分の備忘録的な意味合いを込めて、台北の交通機関事情をまとめておきたいと思います。

台北の交通機関まとめ

地下鉄メトロ

台北MRTホームページより

台北の地下鉄メトロは安価で移動できる便利な公共交通機関のひとつです。東京ほどではありませんが、市内の広い範囲を地下鉄が走っており、観光での移動は苦労しないかと思います。台北桃園国際空港から市内までも路線が伸びているため、旅行費用を抑えることも可能です。

シングルチケットで20TWD=約70JPYと日本の鉄道比較してもかなり割安となっています。1日乗車券は200TWD = 約700JPYの価格で販売されており、1日で何度も利用する際はこちらを検討するのもいいでしょう。

ちなみに、台北の地下鉄では(日本とは異なり)以下の注意事項があるため、事前に留意しておく必要があります。

  • 飲食、喫煙行為は禁止されています
  • 先頭車両および最後部車両では、携帯電話での通話が禁止されています
  • 自転車の持ち込みが許可されています

高速バス(桃園国際空港~市内)

台北の高速バスにより、台北市内と空港間を移動する方法は運賃も安く非常にお勧めです。私の場合、桃園国際空港と市内を結ぶ路線や松山空港から桃園国際空港への移動など、タクシーだと若干距離がかさむ場合に利用することが多いです。

片道は路線によって異なるのですが、150TWD前後で乗車することができるため、安心して利用できるかと思います。

また、台中、台南への移動でも利用することができるため、台中より南へ旅行を計画する際の選択肢として検討してみるのもいいでしょう。

【安くて簡単】台北桃園から台北市内への交通手段は高速バスが便利

ローカルバス

高速バス以上に充実しているのが、台北のローカルバスですね。日本の路線バス同様、相当な本数のバスが通っており、目的地をGoogle Mapで検索すると交通機関のひとつとして、ローカルバスが出てくることがわかります。

ローカルバスの乗降方法も、事前に確認しておいた路線バスの番号から、路線バスに表記された番号を確認して乗車することとなります。乗る際には、イージーカードなどの交通系電子決済のカードで乗降するだけとなります。

後段でイージーカードの購入方法も紹介していますので、もしローカルバスを利用するのであれば、入手しておくのが良いでしょう。

ローカルタクシー

台北のタクシーは黄色のカラーリングで街中の至る所で見かけるかと思います。初乗り70TWD = 約250円となっており、250mごと(または1分40秒ごと)に5TWD = 約20円が加算される仕組みとなっています。深夜の乗車時には深夜料金の加算(20TWD = 約70円)があります。

台湾の場合、後ろのトランクを利用した際に料金が加算されるのですが、請求されないケースも比較的多かったりします。

日本と比較して運賃も安いですし、簡単に捕まえやすいため、お勧めの交通手段と言えます。

Uber

台北で便利な配車アプリと言えばUber。私はほとんど中国語が使えないため、ローカルタクシーよりUberを利用しています。台北は比較的高級車で来てくれるケースも多いので、私個人としては積極的に利用したい交通手段となっています。

実際に利用してみた印象などは以下の記事で紹介しています。

台北のUberって大丈夫?実際に現地で使ってみた

レンタサイクル

台北で有名なレンタサイクルサービスのYoubike、料金もお手軽で街中の観光に非常に便利なサービスとなっています。

地下鉄などの交通機関で利用できるイージーカードまたはクレジットカードが使え、利用料金は自動的に引き落とされることとなります。クレジットカード利用時はデポジットととして、2,000TWDが請求されますが、返却時に当該請求額も返金されるため、ご安心を。

利用料金は以下のとおり。

  • ~4時間まで 30分毎に10TWD = 約40円
    (すなわち4時間利用で合計80TWD = 約300円)
  • 4時間~8時間まで 30分毎に20TWD = 約70円
    (すなわち8時間利用で合計240TWD = 約900円)
  • 8時間以降 30分毎に40TWD = 約150円

街中には返却場所が無数にあり、YouBikeのステーションマップから簡単に見つけることができます。

イージーカードはどこで買う?

台北の交通機関ではマストアイテムと呼べるイージーカード。日本で言うところの交通系カード、東京だとスイカに近い存在だと思います。観光で訪れる際は、あってもなくても構いませんが、公共交通機関を複数利用するのであれば、所持していると非常に便利だと思います。ちなみに、公共交通機関の運賃がイージーカードだと2割引きになるなど、お得な特典もあるため、コスト的な面でもお勧めです。

購入場所は正直どこでも買える、と言ってもおかしくないでしょう。メトロの地下鉄駅の窓口・自動販売機はもちろん、空港や観光案内所(インフォメーションセンター)、コンビニ(ファミリーマート、セブンイレブン)などで購入することができます。

一般のイージーカード(悠々カード)は、100TWD = 約360円で販売されており、購入時の残高は0TWDとなっています。そのため、利用する際は予めチャージをした上で、利用することになります。

MEMO
従来のデポジット式のイージーカードはすでに販売停止されており、現在はICチップ式に切り替わっています。ネット上では未だに(返金方法や販売額などが若干異なる)デポジット式の説明をしているページも多いので、ご注意ください。

また、チャージした金額に有効期限はないため、台北に再び来る際に利用することができます。しばらく利用していないと、利用ロックがかかってしまうようですが、その際は一度、券売機などでチャージすることで解除されるため、ご安心を。

ちなみに、デポジット済のイージーカードを購入したい場合、KLOOKから購入するのもお得です。現地のKLOOKカウンターで購入済みのバウチャー提示で引き換えすることができます。

まとめ:タクシーが安くて本当便利

個人的には、台北はタクシーが安いので、メインで使う交通機関はタクシーで良いかなと感じますが、旅行費用をより安く抑える目的でバスや電車を利用する場面も多いかと思います。

そのような場合も含めてイージーカードを持っておくと、非常に移動が便利になりますし&割引でお得になりますし、小銭をいちいち出さなくてよいので非常にお勧めです。

もちろん荷物の数で移動の大変さも変わってくるため、予算と相談しながら決められればいいですね。以上、ご参考まで。


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