タイバンコクには無数のホテルが存在しますが、”なかなか情報が少なく決め手に欠ける”という状況が多いのではないでしょうか。今回は、ホテルマニアの端くれとして、バンコクでお勧めホテルのひとつであるS15スクンビットホテルを紹介します。
目次
S15スクンビットホテル
アソーク駅、スクムビット駅まで徒歩3分程度の好立地
このホテルは立地について言えば、抜群のホテルと言えます。BTSを使う場合はアソーク駅を使うのが便利。また、MRTを使う場合にはスクンビット駅へ行くと便利です。どちらも徒歩3分程度で行くことができます。
総合ショッピングモールのターミナル21がすぐ近くにあり、映画館やレストランが中にあります。選択肢が豊富にあるので、困ったときはそこへ行くことができるのも良い点ですね。
また、ナナプラザやソイカーボーイも近いので、夜飲みに行く立地として非常に便利。
S15のオブジェでわかりやすいホテル入口
こちらはホテル前の画像。半年に一度位のペースで模様替えをするので、よく入口前の外観が変わるホテルです。先月訪問した際も、だいぶ様変わりしており、ホテル前の噴水がバーカウンターになっていたり、ディスコブースがあったところがバーのテラス席になっていたり、と変化が激しいですね。
ちなみに画像ではほとんど見えていませんが、バーカウンターの奥には両替所があり、日中に現金に困ったらホテル横で両替ができます。旅行者にとっては、非常に便利。
なお、ちなみに私自身はほとんどの国で海外キャッシングで現金を調達するので、あまり現金持ち込みの両替はしません。現金での両替に比べて、ATM手数料やカード会社の為替手数料、利息が加算される点でデメリットはあるものの、セキュリティの面で最も安心できる点が何より心強いためです。
さて、少し脱線しまいましたが、次にホテルロビーを紹介します。
待ち合わせに便利なホテルロビー
ホテルロビーは待ち合わせに便利なようにソファーやテーブル席が多数あります。
昨年チェックインした際には、ウェルカムドリンクを頂けたのですが、今年に入ってからはもらえなくなってしまいました。なんとなく残念ではあるのですが、もうサービスはしなくなってしまったのでしょうか。
ちなみに宿泊者は日本人や韓国人、中国人などアジア人が多く、つい先日も中国?台湾?の企業が当ホテルの会議室を利用してビジネスミーティングを行っていました。
その中でも日本人が一番多いとはいえ、ホテルスタッフは日本語が通じません。外国なので当然なのですが、英語はもちろん通じるのでご安心を。観光客が多いとはいえ、タイの中心部バンコクの人々はそんな英語が得意な方ではありません。難しい英語は使いませんので、やり取りは困らないはず。
たった12,000円でビジネススイートに宿泊可能
今回宿泊した部屋は415号室。たしかこちらのホテルの階層は、10階位までであったように記憶していますが、あまり景観はよくないので階層の高低は気にしても意味がありません笑。
今回から熊のぬいぐるみがなぜかベッドの上に。ヒルトングループのコンラッドを真似ているのでしょうか。この熊がパディントンのような有名なキャラクターなのかはよくわからないが、まぁ可愛げがあっていいですね。
ホテル常連の間のあるあるなのですが、このキングサイズベッドはかなり高い位置にあって、降りるときにベッド台に足をぶつけることがあります。トリップアドバイザーでも似たようなコメントを残す人が多く、若干危険なベッドとも言えますが、そこはご愛敬。
ビジネススイートの部屋は約50㎡の広さ。ベッドの反対側はビジネスデスクとL字型のソファー。写真からは死角となってしまっていますが、等身大の鏡も置いてあり、快適な広さを体験できます。
こちらはポット、インスタントコーヒー、アルコール、お菓子等。冷蔵庫内には冷やしたソフトドリンクがあり、ミニバーとなっています。
ボトルウォーターがこれとは別に2本毎日提供してくれるので、地味に外に買いに行かなくていい点も嬉しいところですね。タイの物価は安いので、ボトルウォーター1本が7バーツ(25円位)で手に入るため、金銭面では大したことありません。でも、外暑い中を歩かずに済むのがやはりいいですね。
なお、この部屋に限った話だと思いますが、ホテルのアウトレットの数と位置が絶妙に悪いのはちょっと残念なポイント。ポットを沸かす際は洗面台まで持っていくはめに。どこかにあるんでしょうかね。
こちらはシャワールーム。バスタブ付き。海外のホテルでは多いレインシャワーも完備。
こちらがポットを沸かす場所となった洗面台。海外ホテルには珍しく、始めからアメニティがたんまりあるのは良心的です。
個人的な感覚ですが、海外ホテルでは、髭剃り、歯磨きは大概ないイメージを持っています。フロントに電話をしないと持ってきてくれない仕様だと思うのですが、こちらのホテルはちゃんと最初から置いといてくれています。
アジア系+コンチネンタルミックスの朝食
朝食はびっくりするほど充実している訳ではありませんが、アジア系の食事からコンチネンタルなものまで一通り揃っており、万人向けのメニューとなっています。食事のボリューム感で言うと、決してホリデイインエクスプレスなんかと比べたら圧倒的に充実していますが、ホリデイインやマリオットなんかと比べると種類は少なめですね。
オムレツもその場で作ってくれるエッグステーション仕様ですが、あまり作り方が上手ではない点は広い心で受け止めねばなりませんね。
フレーク、ヨーグルト系、ジュース、コーヒー、サラダなど。朝のバンコクで屋台等行くのも悪くありませんが、個人的には落ち着いた席かつ清潔な空間で食事ができるホテルでの朝食をお勧めします。
なお、朝食フロアは冷房がこれでもか!というくらい効いているので、常連は上着を持っていくのが常識となっています。バンコクの屋内あるあるですね。
期待をしてはいけないその他施設
★4ホテルには一般的にジム、プールやホテルラウンジ等あることが一般的ですね。こちらのホテルには以下のような施設があります。
- ジム:すごく小さい。ランニングマシンが1台というサイズ感
- プール:なし
- スパ:ホテルスパはあるものの、価格がバンコクの相場からして割高
残念ながら、施設面についてはあまり特筆すべき点がないのが残念なところ。
まとめ:好立地と手頃な価格で安定感のあるホテル
ハード面:★★★★☆:プールはないけど部屋は広くて快適
ソフト面:★★★★☆:日本語スタッフがいないですが笑
コスト面:★★★★★:とにかく他チェーンと比較して価格優位性は抜群
アクセス面:★★★★★:駅近で飲み屋街もすぐ!
総合的に大きな特筆すべき点はないのですが、押さえるべきポイントをしっかりと押さえている優良ホテルと感じています。
12,000円でビジネススイートが泊まれる価格面の良さや好立地である点は非常に嬉しいポイント。部屋の広さやアメニティ、朝食など★4ホテルでは充分過ぎるほどの満足レベルではないでしょうか。
ホテル施設に若干物足りなさを感じますが、あまりホテル内でごろごろするよりはアクティブに外に出かけるタイプの旅行に適していると言えます。
コスパ良くお得に泊まるには?
バンコクの他のホテルについても共通して言えることですが、一般的にアゴダなど東南アジアに強いホテル予約サイトを利用することになるかと思います。もちろんそのまま予約していただいても、十分お得に宿泊することが可能ですが、さらにコスパを上げたい場合、ポイントサイト(ハピタスなど)を経由してから、こちらのホテルを予約するのが良いでしょう。
数%前後のキャッシュバックとなりますが、宿泊価格を少しでも抑えられるため、出張やプライベートの長期旅行がある方、もちろん短期でも宿泊予定がある方にお勧めです。
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