JAL深夜便でプレエコにアップグレードをしてバンコクに到着したのですが、深夜便の疲れは若干ながら残ってしまっていました。早朝のバンコクは涼しいというよりはすでに蒸し蒸ししています。とにもかくにも、まずは本日宿泊するホテルに向かうことにしました。今回宿泊するホテルは、マリオット系列の高級ホテルであるJWマリオット。さて、どのような滞在となったのでしょうか。
目次
JWマリオット・ホテル・バンコク
ホテルランク:★★★★★
宿泊部屋:エグゼクティブルーム
予約価格:約5,300THB=約19,000円 ※1THB=3.5JPYで計算
予約方法:マリオット公式HP経由
本日の宿泊先はこちら。今回もマリオット公式ホームページ経由での予約を実施。公式ホームページからの予約には必ずMr. Rebatesを利用させてもらっています。
時期にもよるが、年間を通じて5%程度(マリオット会員)のキャッシュバックを実施しているため、マリオット系列だけでなくIHG系列のホテル予約をする際にも利用させてもらっている次第です。
JWマリオットバンコク公式ページから予約できる部屋は、そんなに多くありません。スイートルームを入れても6種類と少なめ。
- デラックスルーム 33㎡ ← 予約部屋
- プレミアルーム 33㎡
- エグゼクティブルーム 33㎡ ← 宿泊部屋
- スイートルーム 66㎡
- ファミリールーム 66㎡
- ファミリースイートルーム 99㎡
※当時は、マリオットゴールド会員としてチェックインしました
今回は一番価格の安いデラックスルームを予約しました。当日アプリ上でエグゼクティブルームにアップグレードしてもらっていたのがわかったのですが、いずれの部屋の大きさも同じなので、あまりアップグレードによる快適さの違いはありません。
もちろんゴールド会員なので、エグゼクティブラウンジへのアクセス権は部屋のランクに関わらず付いてきます。
※なお、現在のマリオット会員プログラムでは、プラチナ会員以上の場合にのみラウンジアクセスが付与されるようです。
駅から近くアクセス抜群の立地
BTSのプロンチット駅から徒歩1~2分の距離にあるこちらのホテル。日中の移動であれば、便利なので言うことなしなのですが、このときはJAL深夜便であったため、早朝の時間帯にバンコクへ到着しました。空港からタクシーでホテルへ向かいます。
バンコクは日中渋滞が極めてひどいため、タクシーの利用は非常に気を付けているものの、このときは早朝だったため渋滞には遭わず、サクサク到着することができました。ホテル到着時間は午前8時前。
ホテルすぐ近くのBTS付近で車を泊めてもらい、バンコクの日の出を鑑賞してみました。その後、徒歩でホテルへ。はてさて、チェックインできるのでしょうか。
遠くからでもよくわかる外観
遠くから見ると、こんな感じのホテル。周りは低い建物が多いので、一際目立つこちらのホテル。周りは植物に囲まれています。
噴水が印象的な外観。
とりあえず付近でタクシーから降りて徒歩で来たこともあって、入口が微妙にわかりません。うろうろしていると、エントランスらしき場所を見つけてここが入口とわかりました。
チェックインカウンター
とりあえず中に入ると、ラウンジというかバーを併設したロビーが広がっています。細かいポイントにオシャレかつ金がかかっている雰囲気を感じますね。若干経年感も見られつつ、建物自体は古くなっているようなのですが、エントランスやロビー全体からはその雰囲気を感じられません。
チェックインカウンターへ行くと、ゴールド会員ということでエグゼクティブラウンジへまず案内されます。
ホテルスタッフ「とりあえず、午前8時で部屋が用意ができていないの」
私「もちろん全然いいですよ。この時間じゃ仕方ないですから」
ホテルスタッフ「ラウンジで朝食でも食べて待っててくれます?」
私「あ、朝食いいんですか?ありがとうございます~」
ということで、ラウンジへ行きます。いや、英語だから語尾表現はもっと丁寧な表現になると思うのですが笑。全く嫌な顔されずに案内してくれる点はさすがです。
エグゼクティブラウンジは16階。ホテルキーを指してもらい、エレベーターで16階へ。
クラブラウンジ
部屋の用意ができるまでこちらのラウンジで待つことに。午前8時。土曜日の朝ということで、もっと混雑しているかと思ったが意外なほど空いています。
奥にはソファ席もあり、ラウンジにしてはかなり規模がデカいです。
こちらはテラスが見える席。
テラス席も解放感があってなかなか良いですね。午前8時だとちょっと蒸し暑いので、遠慮させてもらいましたが。
とりあえずサーモン、各種チーズ、フルーツ、オレンジジュースとカプチーノをいただいて休憩。
休憩中もホテルスタッフが挨拶というか話しかけてくれます。ここのスタッフはかなりフレンドリーで、英語も堪能。タイ訛りの英語は所々わからない瞬間もあるが、自分なんかよりみんなペラペラ。
ホテルスタッフ「おはようございます~。どこから来たの?」
私「おはようございます。日本からですよ」
ホテルスタッフ「お休み?お仕事?いつ帰るの?コーヒー飲む?飲む?」
私「えっと、お休みとお仕事両方ですよ。週明けに。の、の、飲む」
と矢継ぎ早に色々聞かれました。バンコクでも珍しい濃厚積極で朝から驚いた次第。
さて、ホテルスタッフとのお喋りを楽しんだ後は、朝食メニューを観察してみます。
朝はクロワッサンが用意されていました。オーブンで常にホカホカ状態。こういう細かい部分でホテルの差が微妙に出てきますね。
オーブン2個目。こちらにはカップケーキとパンが複数種類。
エッグステーションももちろんあり。
サラダ、生ハム、チーズ、サーモン、シリアル。
朝食をつまんでいると、部屋の用意ができたとの連絡が。眠いしシャワー浴びたいので、さっそく部屋へ行ってみることに。
長ーい廊下を渡って本日の宿泊部屋はこちら1618号室。
エグゼクティブルーム
部屋の広さは33㎡。アップグレードされたと言っても部屋の広さは同じ。どのへんが違うのか、全くわからないのが残念です。さすがにバンヤンツリーなどと比べると部屋は広くありませんが、一人利用なので全く問題ないレベルですね。
枕は部厚めのものが4つ。
サイドテーブルには、ボトルウォーター。グラスも添えてくれてるのは使い勝手いいですね。
一人用ソファにはミニテーブルでウェルカムフルーツが。これは後ほど美味しくいただきました。
壁には埋め込みテレビ。ごみ箱の底はホテルブランドのマーク付き。こだわってますねぇ、こういう所も。
窓から外を眺めると、意外にも高層ビルが多いことがわかります。足元には夜の繁華街のナナプラザが見えるのも特徴。
クローゼット
クローゼットには厚手のバスローブ、その他アイロン、傘、セーフティボックスなど一通りのアイテムが揃っていました。
ミニバー
ミニバーには有料ボトルウォーターとアイスボックスが。朝のこの時間には入っていません。
おつまみ、コーヒー類も多数。冷蔵庫内もビール多めで用意されています。やはり今回も使わない方向で。
ビジネスデスク
ビジネスデスクはガラス張り。仕事するには十分なスペース。
ジムではフィットネスプログラムがあるらしく、スケジュールが記載された紙が用意されていました。プログラムがあるなんて珍しい。
アウトレットも豊富。日本の端子ももちろんOK。
バスルーム
バスルームはバスタブ、シャワーブース、トイレ、洗面台とスペース広めに設計されています。
こちらは洗面台とシャワーブース。水圧は16階という高さにも関わらず良好。なお、宿泊部屋が最上階24階付近だと状況は違うかもしれません。
アメニティもばっちり揃っています。当然といえば当然。でもこういう所が嬉しいポイント。
バスソープアメニティはYLANG YLANG(イランイラン)。JWマリオットオリジナルブランドらしいです。
朝から晩まで使いやすいクラブラウンジ
部屋でシャワーを浴びて、寝不足を補給。目覚めるとちょうどいい時間ということで、ラウンジのティータイムへ向かうことに。
ティータイムは仕事場に最適
朝食とは打って変わって軽食モードのラウンジ。
朝はクロワッサンが置かれていたオーブンはミートパイやスコーンが並びます。
ミートパイとスコーンやタルトをいただきつつ、ソフトドリンクを食します。この後はラウンジで仕事モードにすることに。
ごりごり仕事をしているとあっという間に夕方の時間。待ち合わせの時間も近づいてきましたが、ラウンジはティータイムからカクテルタイムにいつの間にか切り替わった模様です。
カクテルタイムもボリューミー
カクテルタイムでは、アルコール類が多数提供されていました。チャンビア、ハイネケンのビールはもちろん、赤白ワインも用意されています。
置いているお酒はこちら。お手頃ですかね。ただ、日本じゃ入手難しそうなもの。
ティータイムと比べて、食事の種類が一気に増えた印象。
ちょこちょこと満腹にならない程度につまみをしつつ、カクテルタイムを楽しみました。
最後の方にはケーキまで登場。ただし、冷凍してあった模様で出された直後はカッチカチ。もちろん美味しかったですが。
この後は、日本からのお客様を夜のバンコク観光案内。もちろんボランティア。ホテルへ帰ってきたのはヘトヘトの深夜1時。さっさと寝ましょう。
朝食は静かなクラブラウンジで
翌日遅めの起床で朝食へ。今日は完全なオフなので、出発の時間までのんびりする予定。お腹を満たすべく、この日もラウンジを楽しみます。
本日もサーモン、チーズ、エッグステーションも楽しみます。
各種パンも安定したクオリティ。
プール設備も充実
日中はプールサイドで軽めの運動をすることに。欧米人がほとんどでアジア人は皆無。
ビル群の合間にあるものの、日差しは抜群。バンコクの日差しは強いので、日焼けする可能性がありますが、まぁ適度にプール入ってれば問題ないレベルかと。前日飲み過ぎたアルコールと食べ過ぎた朝食は泳いでリセットしました。
レイトチェックアウトを依頼しておいたので、この後はフットマッサージへ向かいました。リフレッシュした後で、ホテルへ戻りチェックアウト。その後はUberで空港へ。
※現在タイでUberは利用できません。配車はGrabを使いましょう。
まとめ:バンコクの快適ホテルライフ
ハード面:★★★★☆:ラウンジの快適さといい文句なし
ソフト面:★★★★★:一際友好的なホテルスタッフは◎
コスト面:★★★☆☆:バンコクのホテルの中では高めだがコスパは◎
アクセス面:★★★★★:駅からも近く観光目的にも好都合
今回はマリオットゴールド会員のため、エグゼクティブラウンジを無償利用できたこともあり、ホテルライフの充実度が倍増した次第。価格だけ考えると、JWマリオットはバンコクのホテル内でそこそこ高い部類に入ります。アップグレードの有無はそこまで関係ありませんが、ラウンジ利用ができない場合はあまりお得感はないかもしれません。
ただし、毎回食事を外食で済ましてしまう場合には、ラウンジアクセスの有無は関係しないでしょう。バンコクは食事処は豊富にあることだし、駅からアクセスのいいこちらは観光にも最適です。
個人的には、ぜひまたビジネス目的で再訪したいホテルの一つとなった次第。ご参考まで。