宿泊時期は2023年春から夏にかけての時候。シドニー滞在期間中の所用でこちらのホテルに滞在しました。たしかシドニー滞在の５日目くらいからこちらのホテルに移ったのですが、あまりシドニーの気候といいますか、全体的に肌に合わずぐったりとしていたのを覚えています。こちらのホテルもまぁ、結論から申し上げますとそんなに好印象ではなかったのですが、有名なダーリンハーバーの至近距離にある観光向きのホテルとしてご参考になるかと思います。
目次
ノボテルシドニーダーリンハーバー
ホテルランク：★★★★☆
宿泊部屋：スタンダードルーム（朝食あり）
予約価格：約30,000円／泊（諸税込み・朝食あり）
予約方法：アコー公式経由
予約はアコー公式から
アコー公式を普段利用しない私なのですが、諸々の諸事情もあり、アコーグループの公式サイトから予約をしました。あまり公式サイトだから最安料金で予約できるとは限らないのですが（諸条件あります）、比較的通常料金の範疇だったのかと思います。とはいえ、30,000円の価格帯は円安の関係もありますので、現地では決して高い水準ではないのかとも感じました。実際のところ、観光客特化なホテルでもあるので、どうなんでしょうね。
さて、いつも書かせていただいているのですが、アコーホテルズを含むホテル公式サイトや旅行代理店サイトなどから予約をする際は、キャッシュバックサイトを経由して予約するのがおすすめです。日本だとハピタスなどのキャッシュバックサイトが有名ですね。楽天トラベルに限らずHotels.comやBooking.comなどのホテル予約サイトもキャッシュバックサイト内では対象となっており、キャッシュバック率が高い時期は８％バックにもなるときがありますので、他ホテルサイトを利用する際もぜひご活用ください。
観光地としては良い一方でメインはタクシーかなぁ
立地条件の良し悪しは今回も正直コメント難しいなぁと。シドニー空港からアクセスするのであれば、タクシーが楽な印象です。とはいえ、決して安くない金額（約50豪ドル前後）がかかりますが。
徒歩であれば、まぁ比較的アクセスいい場所は多い一方で、ICCシドニーというコンベンションホールに向かうには、ちょっとトリッキーなルートを通らないと、相当遠回りをするというちょっとクセのある立地ということもあり、結構悩ましい部分があります。最短ルートとしては、当ホテル内が直結している立体駐車場内の地上出入口から出て、線路を渡るというルートなのですが、さすがに少々正規ルートとは言い難いなんとも言えない道なので、やや困惑したのをよく覚えています。
エントランス
エントランスは地下駐車場と直結したフロア（おそらくB1）とフロントがある１F（グラウンドフロア）に分かれています。タクシーで到着すると、B1に到着することになりますが、基本的に荷物のクロークはB1なのですが、チェックインは１Fで行う運用となっているようです。
ホテルサイズと比較すると、若干コンパクトなエントランスな印象ではありましたが、ある意味現代的なホテルのような印象でしたね。
さて、ホテルの部屋構成ですが、ホテル公式ホームページによると以下の種類があるようです。
- スーペリアルーム 28㎡ ←予約部屋＆宿泊部屋
- デラックスルーム 30㎡
- エグゼクティブルーム 33㎡
- エグゼクティブスイート 44㎡/51㎡
- エグゼクティブロフトスイート 64㎡/78㎡
レギュラールームは大体30㎡の広さのようです。日本のホテル事情から考えると、だいぶ広く感じますね。このあとご紹介しますが、私が宿泊した部屋も広さに関しては十分快適だったと言えます。
さて、オージー英語に疲れてきた脳みそでチェックインもだいぶ記憶はないのですが、今回は２階の部屋が割り当てられたようです。フロント１階に対して、２階はすぐ上なのですが、階数にかかわらずエレベーターで移動する必要があります。今回頻繁にホテルから出たり入ったりと繰り返さざるを得なかったので、やや面倒ではありましたが、エレベーターもさくさく来てた記憶で、そこまでストレスは感じませんでしたね。
廊下はカーペット敷で海外だと少し珍しいかもしれません（日本だと比較的多いですが）。海外ホテル特有の廊下からの騒音は結構控え目になっているのかと思います。私の宿泊時は外での所用時間があまりに長すぎて、そもそもホテル滞在時間が限定されていたこともあり、あまり騒音は感じなかった、というのが実態です。
さて、今日からのお部屋に入ります。
スタンダードルーム
前日までメルキュールシドニーに宿泊していた関係もあり、カーペット時期の多少高級感の増した空間がお出迎え。調度類もグレード的には明らかにメルキュールよりも上なのがわかります。まぁ、ホテルグレードが上なのでそれはそうなのかなとも思いますが笑。
ベッドサイズはかなり大きく非常に快適だったのを覚えています。
部屋にはテレビもありますが、サイズは小さめでしょうか。今回全く使用しなかったので、あまり良い悪いはわからないのですが、ホテルに缶詰めで過ごす宿泊客は少なそうな印象ではあります。
部屋にはオットマン付きの一人掛けソファと、オシャレ系な椅子とセットのガラステーブルがあります。部屋では少々パソコン仕事も必要だったので、少しの時間このガラステーブルしてましたが、そこそこ広さもありまして決して悪くはなかったです。電源も壁際にそれなりにあったこともあり、問題なかった記憶です。
ミニバー類はこちらに。今回は珍しく毎日朝食会場で食事をしていたので、あまり部屋でコーヒーは飲みませんでした。
バスルーム
バスルームはユニットバスとなっていますが、そこそこの広さがあり、窮屈ではなかったですね。ただ、海外のユニットバスということですし、トイレもシャワーも正直快適とは程遠いものでなかなかしんどかったのは間違いないです。
特にこちらのバスルーム、シャワーの水圧が正直物足りない。。。こればっかりは前泊していたメルキュールと同様に、しんどかった理由の一つと言わざるを得ないですね。
外の景色
窓から見えた景色。まぁ圧迫感はなかったですし、良かったのですがあまり外を眺めるほどゆっくりした滞在ではなかったのでこの景色はほとんど見なかったなぁと。
朝食レストラン
今回は珍しく朝食レストランを利用しました。朝食レストランはフロントがある１階（グラウンドフロア）にあり、座席数もそこそこある印象です。日本食はなかった印象ですが、欧米食中心の一般的なビュッフェスタイルでその点に関しては悪くなかったなと。ただ、私が入ろうとした時間帯が悪かった関係もあり、案内までに10人位が前に列をなしていて、結構時間がかかったのも記憶しています。まぁこればかりは致し方ないですね。
入る際には並びましたが、意外と座席に空席がありました。
このときの朝食。意外と食べてますね。割とシンプルなものばかりですが、結構あれこれ食べたい人は満足できるのではないでしょうか。
ちなみに、割引なしだと朝食料金は大人35豪ドルだそうです。標準的な価格帯と言えますので、朝食ガッツリ食べたい人はぜひ。
まとめ：良いような気もしますが、水回りはイマイチ
ハード面：★★☆☆☆：シャワーの水圧の弱さがやはりしんどい
ソフト面：★★★☆☆：特に可もなく不可もなく
コスト面：★★★☆☆：シドニーの観光地であればまぁ標準的
アクセス面：★★☆☆☆：若干アクセス周りは微妙な印象です
観光目的で滞在でも、商用目的で滞在でも色々あると思うのですが、いずれにせよ付近に目的地があるというのであれば、十分お勧めできるホテルかと思います。
水回り、特にシャワーの不便さはシドニー全体で同じような状況であることを想像しています。そのため、他のホテルを選ぼうが微妙なことになることを踏まえると、必ずしも他のホテルが良いともならないのが難しいところ。そういった点から、こちらのホテルはまぁ十分おすすめできるのではないかなとも思っています。
ホテル外に何か買い物しやすい場所があるかと言われると、ちょっと探索範囲が狭かった関係もあり、確証は言えないのですが、付近に利用しやすいショップがなかったのもちょっと気になったところです。厳密にないこともないのですが、日本のようにホテル内コンビニエンスストアのような利便性の高い構造になっていないこともあり、道路を渡ってミニショップに行かなくてはいけないなど、絶妙に欧米らしい不便さがあるのも事実です。以上、ご参考まで。
