2019年12月に台北を訪問し、その帰国前日はこちらのホテルに宿泊しました。桃園国際空港には、空港直結ホテルであるノボテルがあり、そちらが最も便利なのですが、今回はマリオット系列であるシェラトンを利用しました。ただ、ちょっと・・・現地ホテルへ行った際に微妙なことを知ることになりました。
目次
シェラトン桃園ホテル
ホテルランク:★★★★☆
宿泊部屋:エグゼクティブキング
予約価格:約4,000TWD=約15,000JPY、予約変更可・朝食なし・諸税込
予約方法:マリオット公式経由
予約はマリオット公式ホームページ経由で
マリオット公式ホームページから予約を行う際は大抵Mr. Rebatesなどのキャッシュバックサイトを経由させてから、予約することを心がけています。まぁ、これは単純に節約の一種なので、特に大した話ではありませんが。国内のポイントサイトだとハピタスなども利用しますね。Hotels.comやBooking.comなどのホテル予約サイトでも高い時期はキャッシュバック率8%となるときもあり、予約のタイミングとホテルの販売価格を睨めっこしながら、最適な時期を決定する意外と地味に大変な作業だったりします。
台北桃園国際空港から車で10分
こちらのホテルは台北桃園国際空港から車で10分の距離にあります。正直、歩いて空港まで行ける距離ではないため、移動するならタクシーなどで直接向かうか、送迎を依頼する必要があります。
送迎はタイムテーブルがあるわけではなく、ホテルへ電話して指定のターミナルを伝えれば、迎えに来てくれる仕組みとなっています。そのため、送迎が必要な場合はホテルデスクへ電話するだけでOKです・・・、OKなのです・・・。
OKと言いたいのですが・・・、ホテルデスクは中国語か英語しか対応できません笑。一気に、日本人にとってハードルが上がってしまうですよね・・・。
私は簡単な英語であれば、電話で会話できるため、直接ホテルに連絡して、桃園空港の指定の場所に迎えに来てもらいました。
オーチャードホテルを改装して現在はシェラトン
こちらのホテルは元々はオーチャードホテルと呼ばれるアジア圏ではそこそこ知られているブランドのホテルだったようです。現在はマリオット系列のシェラトンブランドとなっていますね。
空港近隣ホテルという位置づけなので、周辺に観光スポットなどはないのですが、コンビニエンスストアがホテルの目の前にあり、お酒やご飯なども調達することは可能です。普通に食事するなら、ホテル内レストランで食べてもいいかもしれません。
チェックイン
ホテルの送迎ワゴンで来て、そのままチェックインを行います。事前にマリオットアプリで自分の部屋のアサイン状況などは確認できていたため、特にサプライズはありません。
宿泊時にはウェルカムギフトがあるようなのですが、特に気合を入れてそうな雰囲気を感じなかったため、1,000マリオットポイントを選択しました。現金だと700円位の金額相当だと思います。
翌日は早朝便で沖縄・那覇へ向かうため、朝食もパス。早朝の送迎車をホテルで予約させていただき、部屋へ向かいます。モーニングコールも必要かどうか尋ねてくれましたが、英語でのモーニングコールはなんか緊張するものがあるのでパス。普通に自分のスマホアラームで起きることとしました。
ホテル内は当時、クリスマス仕様だったせいもあり、通常のオブジェカーがさらにデコレーションされていて、おもしろい感じになっていました。ロビーはなかなか目で見て楽しめる感じで、シェラトンぽさを少し外しており、個人的にいい印象を感じましたね。
- スーペリアツイン/キング 32㎡ ←予約部屋
- デラックスツイン/キング 32㎡
- エグゼクティブツイン/キング 32㎡ ←宿泊部屋
- 和室スイート 66㎡
- エグゼクティブスイート 76㎡
部屋はエグゼクティブキング。特に、間取りや広さが変わるわけではなく、エグゼクティブラウンジへのアクセス権の有無のみであり、部屋カテゴリに違いはないため、アップグレードに大した意味はありません。
ホテル内はコの字になっており、階下を見ると、吹き抜けのレストランが綺麗に見えます。
エグゼクティブキング
部屋はこんな感じで比較的スペースに余裕のあるデザインとなっています。枕の数は少々控えめな感じが、これまたシェラトンっぽさを残すと言いましょうか。
最近、オープンするホテルのデザインはユニバーサルなものが多いですよね。この部屋もバスルームが半一体型と言いましょうか、ドアで仕切っている形になっており、空間を有効活用する設計がなされています。
ミニバー
ミニバーの冷蔵庫を開けると、ポツンとソフトドリンクが・・・。なんだかこれだけだと寂しいと言いましょうか、コンプドリンクなんでしょうが、少々置き方を工夫した方がいいかもしれません笑。
部屋内には2本のボトルウォーターとエスプレッソマシンがありました。
バスルーム
バスルームはバスタブ&洗い場付きの珍しいタイプ。バスタブがあるホテルは、海外であったとしても、そこまで珍しくはないのですが、洗い場があるホテルはかなり珍しい印象があります。洗い場というよりは、むしろシャワーブースとバスタブをくっつけたようなデザインと表現した方が、こちらではしっくりくるのかもしれません。
シンク周りはこんな感じでした。バスアメニティも揃っているため、手ぶらでも滞在は快適そうですね。
クローゼット
クローゼット内はバスローブ、スリッパ、セーフティボックスと必要なものが揃っています。やはりアジア圏だと台北のホテルは良い意味で安定感ある気がします。
窓からの景色
部屋の外の眺めはこんな感じ。周りにはほとんど建物らしいものはなく、一棟だけ見えますが、それ以外は空き地のような感じです。やや寂しい感じを覚えます。
エグゼクティブラウンジ
イブニングタイムのラウンジにも立ち寄ってみることにしました。
ラウンジは非常に大きいわけではないのですが、利用者がほとんどいなかったため、非常に静かで快適でした。
フード類は台湾料理系のラインナップ。個人的に台湾料理は本当美味しいので、どの料理にも手を伸ばしてしまいました。
お酒は飲まずにソフトドリンクで。スペアリブが美味しかったのを記憶しています。ここで食べすぎてしまったせいもあって、夜の食事は不要でしたね。
翌日は早朝フライトのため、朝食も食べずにそのまますぐにチェックアウト。短い滞在でしたが、終始快適でした。
まとめ:ちょっと空港から遠いけど快適
ハード面:★★★★★:室内はものすごく快適
ソフト面:★★★★★:電話一本で空港送迎してくれる
コスト面:★★★☆☆:実は空港直結ノボテルと比較すると意外と高め?
アクセス面:★★☆☆☆:歩いて空港まではほぼ無理\・・・
ホテル全体の印象は結構よくて、ラウンジ含めて非常に快適なんですよね。部屋に至っては、バスタブもあり、ベッドも広く不自由な点がほとんどありませんでした。
ただ、いかんせんお勧めし辛い理由で、かなり致命的なものが立地条件と送迎方法ですね。送迎もタイムテーブルで動く送迎バスのようなものであれば、まだお勧めしやすかったのですが、ホテルデスクへ英語で予約するタイプですと、英語ができないとかなり難しいサービスになってしまいます。
もちろん、英語ができる方には何ら問題ないので、気軽にお勧めできますが、そうでない方だと、ちょっと判断迷ってしまいますね。敢えてローカルタクシーなりを拾って行くくらいなら、そもそも直結のノボテルに泊まった方がいいのでは?と感じてしまうところです。以上、ご参考まで。
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