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グランドプリンスホテル新高輪 宿泊記

2022年9月某日、とある用事で品川駅近くのホテルに泊まることに。品川駅前にはプリンスホテル群があって、あまり利用する頻度も高くなく違いがわからないのですが、今回はお得な料金で泊まれそうだったので「グランドプリンスホテル新高輪」に泊まることにしました。

グランドプリンスホテル新高輪

ホテル名:グランドプリンスホテル新高輪
ホテルランク:★★★★☆
宿泊部屋:スーペリアナチュラルツイン
予約価格:約13,000円
予約方法:楽天トラベル経由

予約は楽天トラベルから

グランドプリンスホテル新高輪はプリンスホテルグループの系列ホテルとなります。以前は近所にSEIYUがあって、そこでプリンスポイントをザクザク貯めていたこともあって、プリンスホテル会員でしたが、引越をしたこともあって今私のステータスは非会員になっています。

というわけで、一番お得に泊まれそうな楽天トラベルで今回は予約しました。楽天トラベルだと、ダイヤモンド会員で10%オフクーポンが適用されるため、幾分お得に宿泊することができます。

ちなみにですが、旅行代理店サイトなどから予約をする際は、キャッシュバックサイトを経由して予約するのがおすすめです。日本だとハピタスなどのキャッシュバックサイトが有名ですね。楽天トラベルに限らずHotels.comやBooking.comなどのホテル予約サイトもキャッシュバックサイト内では対象となっており、キャッシュバック率が高い時期は8%バックにもなるときがありますので、他ホテルサイトを利用する際もぜひご活用ください。

品川駅から徒歩5分

こちらのホテルはJR品川駅の高輪口から出て徒歩5分程度の場所にあります。坂道を登っていった先にあるホテルなので、往路はちょっと徒歩5分以上の疲労感でしたけれど。

品川駅前のホテル群は駅からの距離が近いとはいえ、結構微妙な立地なんですよね。雨の日は傘必須ですし、坂道をそこそこ歩かざるを得ない状況で、なおかつコンビニを除いたホテル外への買い物は結構移動で時間がかかるので駅前と言えどそこまで便利ではない、と感じています。

品川駅側のエントランスからホテルへ

ここのホテルの入り方として、タクシー乗り場がある西側のロータリー入口から入る方法と品川駅側の坂道へつながる写真画像の入口から入る方法の2通りがあります。ホテルエントランスとしては、ロータリー側がメインになっており、品川駅側から歩いてくるとホテル裏口のようなところから入らざるを得ないので、ややテンションは下がり気味に笑。

この扉から入った先は、地下1階のフロアになり、そこから地上1階に上がってフロントへ向かうことになります。

おしゃれでエレガントなフロント

最近あまりラグジュアリータイプのホテルに泊まっていなかったせいか、これくらい大きなフロントに珍しさを感じてしまいました。結構オシャレでエレガントな雰囲気なんですよね。エントランス側のカフェなどは待ち合わせなどにも適しており、落ち着いて過ごせる良い雰囲気が漂っていました。

フロントスタッフも多数おり、そこまで忙しい雰囲気ではなく待ち時間なしですぐに対応いただけました。東京都の宿泊税100円の領収書についても封筒で渡してくれるなど、細かい部分への気遣いなどが見られ、朝食を含めたソフトサービスは良いのかな、とも想像します。

こちらはフロント対面にあるカフェとエントランスの大きな通路。カーペット敷になっており、トレンドは少々古めですが、なかなか豪華なタイプのホテルを感じさせます。

チェックインの手続きを済ませ部屋へ向かいます。

スーペリアナチュラルツイン

さて、部屋の種類なのですが、少々ホームページを見てもどこに差別化を図ったのか、若干わかりづらい構成になっています。基本はクラブフロアを利用できる、クラブルームとレギュラールーム(スーペリアルーム)という位置づけなのですが、ナチュラルとモダンの違いなどはパッと見た感じではわからず。

自分がナチュラルの部屋なのか、モダンの部屋なのかあまり自信はないのですが、とりあえずナチュラルに泊まったのだろうと予想しています。

部屋はツインタイプのお部屋。30㎡弱という広さなので、ベッドが2つあっても結構余裕を感じますね。

逆サイドを見るとこのとおり。結構シックな感じになっています。

壁際にあるビジネスデスクはかなり広く設計されており、色々と荷物を置いたりパソコン作業をしたり、食事をしたりするのに非常に便利でした。やはりこれくらい大きなデスクを用意してもらえると、仕事関連含め何かと使うのに便利と言えます。

ミニバー

入口横はオープンクローゼットとミニバーのスペースになっています。やはりこの部屋はリノベーションで最近のホテルのようなレイアウト変更をしたんでしょうね。オープンクローゼットは昔の日本のホテルでは皆無だったので、建物は古くても定期的に部屋のメンテナンスがなされている証拠です。

ミニバーには、無料のボトルウォーターが2本ありました。あとはインスタントのドリップコーヒーなど。ここは電気ケトルではなく、電気ポットを用意していました。昔からの設備なのかもしれませんが、なかなか珍しいですね。

冷蔵庫は空。こうしてもらうことでチェックアウト時に精算不要となり、エクスプレスチェックアウトが可能なんですよね。ここのホテルはチェックアウト時にエクスプレスチェックアウトができるため、こういう部分はすごく良かったです。もちろん外で買った飲み物を冷やすこともできるので、一石二鳥と言えます。

バスルーム

バスルームはユニットバスタイプ。こちらもリノベーションされた形跡が見られます。ただ、水回りはリノベーションしてから若干時間は経っているのではないかなと。設備はタンクレストイレなので比較的新しい設備が当時導入されていたようです。

洗面台は若干古いデザインの様子を感じますが、使用に至っては問題なく快適に使うことができました。

夏場ということもあり、バスタブは使わずシャワーのみで利用。バスタブに湯を張って浸かる場合には若干狭いかもしれませんね。

1点だけ少々残念だったのは、部屋の清掃状況、特にバスルームでの清掃状況がイマイチだったことが挙げられます。以前からの髪の毛が壁や用具の端にかかっており、バスルームの清掃が不十分だったので、その点は残念でした。

他のどこのホテルも外国人スタッフが清掃をやっているケースがほとんどですし、細かい部分までフォローできていないケースも多いと思うんですよね。全部の部屋がそうだともいえないし、たまたまアサインされた部屋の清掃状況がいまいちだった、と言えるような状況でもあります。

外の景色

午後7時前の時間帯。部屋にはバルコニーがあるため、外に出られるのですが、外は暑いため窓越しで撮影。

部屋の回数が5階なので景観がいいというわけではありませんが、工事現場ビュー、雑居ビルビューではない分まだマシと言えるでしょう笑。

ドミノピザがちょっと遠くにあったので・・・

ドミノピザ ウルトラチーズMサイズ

夕飯は猛烈にピザが食べたくなったので、付近のドミノピザに行くことに。私はピザの中だと、クアトロフォルマッジと呼ばれるチーズのピザが大好きなので、ドミノピザでもそれを注文しようとしたのですが、残念ながらドミノピザにはクアトロフォルマッジはない模様。代わりに、ウルトラチーズと呼ばれるチーズだけを乗せてメイプルソースをかけて食べるピザがあるようなので、そちらを注文しました。

正直言うと、ドミノピザのウルトラチーズは眉を顰めるレベルと言いましょうか、よくこのレシピで商品化したなぁと。チーズ好きでない人がチーズ好きの人に向けて作った商品のような感じですね。少々残念。

朝食は今回もパス

残念ながら、というか毎度朝食はパスしているので、今回も朝食なしのプランで宿泊しました。昔はかなり朝食をしっかりめに食べていた時期もあったのですが、コロナに入ってインドア生活も長くなって食生活に気を付けるようになってからは胃腸を休めるために朝を抜くことが多くなりました。そもそも食欲が沸かないという問題も個人的にはあるのですが。

予約時の朝食価格は2,000円くらいのようです。おそらく当日予約なしで朝食を食べると割高になってしまうため、もし確定しているのであれば予約時に朝食付きの宿泊プランを選択した方が俄然お得かと思います。

まとめ:品川駅前のホテル群はわかりづらいですね

総合評価:★★★☆☆:品川駅前のホテル群はわかりづらいですね
ハード面:★★★☆☆:悪くはないが良くもない
ソフト面:★★★☆☆:エクスプレスチェックアウトがある点は嬉しいですが・・・
コスト面:★★★★☆:価格帯は平日1.5万円程度とそこまで高くない模様
アクセス面:★★★★☆:品川駅徒歩5分と近いようで微妙な立地

決して悪いホテルではないのですが、細かいポイントで引っかかりのある滞在となってしまいました。良い部分も沢山あったし、イマイチなポイントもいくつか散見された・・・という感じですね。

一番の悩ましいのは絶妙かつ微妙な立地かなと私は感じます。品川駅が近いにもかかわらず、ホテルを出てから周辺のお店がなんだか遠くに感じるんですよね笑。もし滞在するなら、ホテルレストランとか利用した方が便利なのですが、目の前に品川駅があって安くて選択肢が豊富な状況だと、なんだかホテルレストランもまた違うかなと感じてしまいます。

ビジネスデスクが広く仕事等の環境は優れている点、エクスプレスチェックアウトなど便利な要素がある点、また価格帯も決して高くなく、利用しやすいのも良いポイントなのは間違いありません。とはいえ、なんだろうなぁ、ここまで書いておいてやはり決め手に欠ける滞在となってしまいました。以上、ご参考まで。

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