ニューヨーク最終日はローワーマンハッタン(マンハッタンの南側エリア)にあるこちらのホテルに宿泊しました。グローバルホテルチェーンでなく、ローカルホテルの印象が若干ありますが、敢えてそういったタイプのホテルも見てみたかったのでTrip Advisorで評判がそこそこ良いこちらを選択してみました。さて、どのような滞在となったでしょうか。
目次
ホテルオンリビングトン
ホテルランク:★★★★☆
宿泊部屋:スタンダードルーム
予約価格:約160USD=約18,000JPY / 泊(FREX・税込・朝食なし)
予約方法:Hotels.com
予約は割引の大きいHotels.comから
今回はグローバルチェーンに所属していないホテルということもあり、一般的なホテル予約サイトを使用しました。私個人はホテル予約サイトの中だと、最安値比較をした上で、Hotels.comか最安値のホテル予約サイトを使用するようにしています。
昨今はTrivagoなどホテル宿泊料金の横断比較サイトが普及していることもあり、表面的な金額にあまり差は生じてきません。その一方で、各予約サイトのクーポン適用有無やポイントバックなど、付随特典で大きく差が出る現状にあります。
Hotels.comは部屋の無料アップグレードなど高級路線のサービスは乏しいものの、純粋に「10泊すると1泊無料」という古典的な割引サービスのコスパが非常に良いため、愛用している次第です。
普通に予約をするならポイントサイト経由が定石
Hotels.comに限らず、通常、国内海外のホテルを予約するのであれば、ポイントサイト(ハピタスやMr. Rebatesなど)を経由して予約するのが良いでしょうね。部屋代金の数%がキャッシュバックをされる仕組みであるため、若干の節約ができます。
ポイントサイトはハピタス以外にも沢山ありますが、訪問履歴がしっかり記録されなかったり、カスタマーセンターの対応が悪いところも多いので、基本は大手系が安心かと、個人的に思います。突然他社へのポイント移行を停止するサイトもあったりするので、還元率だけで判断するのは若干気を付けた方がいいかもしれません。
雑居感漂う街並み ローワーマンハッタン
こちらのホテルはマンハッタンの南部、やや東側のエリアに位置しています。タイムズスクエアをニューヨークの中心部とすると、ローワーマンハッタンはだいぶ生活感が出てくるエリアかな、と感じます。ブティックなどが周辺に乱立しておらず、むしろ壁面の落書きが若干多いエリアと言いましょうか笑。
ニューヨークの治安に関しては、「すごく安全だ」と言う人もいれば「夜は物盗りや殺人事件なんかもあるから危ない」と言う人もいます。地域と時間帯によって治安(特に軽犯罪)はかなり変わってくるので、注意する必要があります。とはいえ、この地域はまだまだ安全と言われるエリアなので、比較的宿泊はしやすいのではないかと思います。
入口の場所がよくわからないホテル
Uberで前日まで宿泊していたJW Marriottからこちらのホテルまで移動してきました。ドライバーは地図でピンされた場所に正確に辿り着いたのですが、建物周辺に”Hotel on Rivington”の文字が見当たりません。
1階はカフェとなっており、ホテルのロビーっぽさはなく、最初別の建物でこちらのホテルはどこか聞いたところ、隣の建物だよと教えてもらいました。よく見るとドアの向こうでドアマンが寛いでいたので、ホテルであることをようやく認知できた次第です。
エキゾチックな内装のホテル
内装はダークかつ赤の照明でなかなか独特な雰囲気を醸し出しています。デザイナーズホテルの類なんだろうかと思いますが、結構個性強めの内装ですね。
チェックインは予定通りスタンダードルームにアサインされることに。他の部屋はどんなものがあるかと言うと、
- Regular King 約34㎡ ←予約部屋&宿泊部屋
- Deluxe King 約37㎡
- High Floor King 広さ未確認
- High Floor King Tub + Balcony 広さ未確認
- High Floor Corner King + Balcony 広さ未確認
- Double Double 約29㎡
- TERRACE SUITE 約93㎡
- OWNER’S SUITE 約93㎡
というラインナップ。ランクの低い部屋でも約34㎡とニューヨークにしてはかなり広めな印象です。
Regular King
部屋のドアを開けてみると、ニューヨークにしてはなかなか余裕ある1ベッドルームがありました。窮屈な感じはなく、むしろ余裕をもって大型トランクを開くことができます。いいですね。
ベッドサイドにはアラームと固定電話。
こちらは喫煙用のスペースでしょうか。小さめのバルコニーが付いていました。景色はビルディングビューですね。まぁ、ニューヨークではよくある感じです。
見た目の設備からはわからないのですが、夜中は結構寒かったですね。エアコンの空調は音がうるさい割に、あまり温度が上がらない仕様のせいもあって、シーツにくるまって寝こむ形となりました。
クローゼット・ミニバー
クローゼットにはバスローブがありました。ホテルランク的にないかな、とも思ったのですが用意されていて良かったです。
ミニバーは思っていた以上に充実していますね。
この通りびっしりとお酒やらお菓子やらが詰まっています。
価格表を見てみると、まあそれなりに高めの値段設定なのですが、ニューヨークのホテルのミニバーと考えると良心的な価格な気もします。ただ、TENGA EGGがメニューの一部にあったりと、ちょっと理解に苦しむラインナップですね笑。
バスルーム
バスルームはシャワーブースのみでバスタブはなし。まぁこのへんはアジアとは違うため、致し方ないでしょう。鏡のデザインもデザイナーズホテルな感じが少々出ています。デザイナーズホテルにしては殺風景とも言えますが。
アメリカでは一般的なシャワーヘッドのみのタイプ。個人的にこういうタイプのシャワーブースってすごく使いづらいんですよね。
バスアメニティもちゃんと付いていてMOMOというブランドのもの。使った感じは一般的なホテルシャンプーという感じでした。可もなく不可もなく。ちゃんと用意されていた分、良かったですね。
朝食はホテル1階のカフェで:CAFE MEDI
元々朝食を付けておらず、まっすぐ空港へ向かおうと思っていたのですが、ニューヨークの朝の時間帯はUberの料金が高騰していることもあり、ちょっとこちらのカフェで休憩してから向かうことにしました。
カプチーノとエッグベネディクトを選択。真冬のニューヨークということもあり、レストランの中も結構寒くて困りますね笑。コートを着ながら結局食べることになりましたが。
1時間弱ほどのんびり朝食を食べて朝のピークの時間をやり過ごすと、100USD超のUber料金も60USD位まで落ちてきました。やっと空港へ行けそうです。
しかし、このカフェで食べた朝食料金がチップ込みで約24USD=約2,700円。ほとんどやり過ごした意味がなくなっているような気がしますが・・・まぁ必要経費ということで諦めましょう。
まとめ:それなりに値段も落ち着いたデザイナーズホテル
ハード面:★★★☆☆:空調は力不足
ソフト面:★★☆☆☆:朝食レストランの空調も力不足
コスト面:★★☆☆☆:ローワーマンハッタンは安い方だが・・・
アクセス面:★★★☆☆:地下鉄を使いこなす前提で
結構値段が上下するホテルなので、高いときに宿泊をしていたのであれば、かなり不満は出た気もしますが、閑散期のニューヨークでなおかつなかなかリーズナブルなお値段で宿泊できたのでまぁ良かったかなと感じています。
少なくともニューヨークのホテルとしては、部屋がかなり広めな部類になるので、ある程度余裕のある部屋に泊まりたいと思う方であれば選択肢のひとつにしていいのではないかなと。
ただ、固定シャワーしかない点や空調の点など個人的にちょっとした不満が募った滞在とも言えます。てか、アメリカってほとんどのホテルが固定シャワーなので、このホテルに限らず全般的にかなり不満ですね。
やはり東アジアのホテルと比べてしまうと、アメリカのホテルは対サービス、対設備、対価格のいずれにおいても2~3段階落ちてしまうんだな、と今回の旅で強く感じてしまいました。なかなか難しいですね。以上、ご参考になれば。
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