年末にバンコクへ行く際は香港経由のこちらの便を利用しました。アジア圏をお得に飛ぶ方法は、非常に嬉しいことに無数にありまして、ANAマイルを使って飛ぶのも悪くない選択肢です。今回はANA便ビジネスクラスを利用して香港乗継のために搭乗したこちらの便を紹介します。
目次
NH821 ANAビジネスクラス 羽田 TO 香港 搭乗記
ANAマイルで予約
予約はこちらの記事で解説。ANAマイルを活用して予約しています。年末の予約が難しいシーズンだけあって、かなり苦労しましたね。。。
とはいえ、今回利用するNH821便はエアージャパン運行の便であることが大きく異なります。エアージャパンはANAホールディングスの子会社であり、ANAと比較すると規模も小さく、サービスの内容もだいぶ簡素化されているのが特徴です。
そのため、比較的この路線は敬遠されやすく、特典航空券も取りやすかったというのが実情ですね。
今回も割と有名な話と個人的には思っていますが、ANAマイルを活用することで1回分の必要マイル数で海外旅行へ2回行ける方法が知られています。2ヶ所とも数日間のんびりゆっくりできるような、旅行向きの発券方法ではありません。旅行と言いつつ、ほとんどをフライトに時間を奪われるため、飛行機オタクか自営業の方など休みの融通が利く方向けの発券方法と言えます。ただ、そうは言いつつもマニアの間ではかなりお得なルーティングであるため、将来的に改悪される可能性も高いルートであるとも言えます。あと1年もつか、何年もつか… 【特典航空券】ANAマイル乗継で海外旅行へ2回行く – 万国旅行塾・読書塾 |
羽田空港国際線チェックイン
さて、この日は年末の羽田空港国際線ターミナル。ビジネスマンは少なく、年末年始を海外で過ごす方でごった煮状態となっていました。
ビジネスクラスも若干の列ができるほど。とはいえ、5分少々で荷物を預けることができました。上級会員が多い羽田空港とはいえ、やはりビジネスクラスカウンターは便利ですね。エコノミークラスは残念ながら若干長めの列ができているのが見えました。
羽田空港国際線ANAラウンジ
手荷物検査を抜けた後は、ANAラウンジへ向かいました。かなり混雑しているだろうと予想していたものの、一旦中を覗いてみることに。そのときの様子はこちら。
羽田空港を代表するANAラウンジ。混雑がものすごいことで有名なラウンジですが、ときたま訪れる閑散のタイミングに遭遇できれば、それは正に快適な滞在をすることが可能です。今回は最近のANAラウンジ事情を含めて、ざっくり紹介したいと思います。羽田空港国際線ANAラウンジ入場資格普段国際線に乗らない方だとご存じでない場合も多い為、簡単に記載しておきます。代表的な入場方法は以下のとおり。ANA便/スターアライアンス便のファーストクラス搭乗者ANA便/スターアライアンス便のビジネスクラス搭乗者ANA便/スターアライアンス… 【羽田空港】国際線ANAラウンジ 訪問記 – 万国旅行塾・読書塾 |
ANAビジネスクラス ボーディング
深夜1時前に出発する便ということもあり、乗客は皆半分うたた寝状態で機内に乗り込みます。ほとんどの方が香港を目的地としているため、自分のような乗り継ぎ客は稀ですね。
ANAビジネスクラス 座席
機内に乗り込むと2-1-2のアブレストの座席がお出迎え。シートの種類はANAの中でもかなり古いタイプで、ANAビジネスクレードルというシート。フルフラットにはもちろんなりませんし、JALのシェルフラットネオのような身体をまっすぐにすることもできません。
あくまで空飛ぶ大きなリクライニングシートとして、香港までのんびり座って到着まで過ごすこととなります。
ANAはアジア圏でもスタッガードタイプの座席を有する機材で運行するケースも多いので、ビジネスクラスとしては外れの便でしょうね笑。
メニューをみるとシャンパンがありました。市価を見るとなかなかの良いお値段。深夜で眠すぎたので、全く飲まずに就寝モードになりましたが。
デュヴァル ルロワ ブリュット レゼルヴ NV シャンパン 辛口 白 750ml 価格:4,563円 |
座席のスイッチ周りを見ても、やはり旧式感は否めません。ビジネスクラスでこの小さなスクリーンは(最近の機材と比較すると)ちょっと寂しい印象がありますね。
1人利用であれば、真ん中席はいくぶん快適です。隣に人がいると、ビジネスクラスと言えどかなり不快感は高まりますため、この2-1-2のアブレストはうまくできているなと感じました。
座席について程なくすると離陸のアナウンス。離陸前にウェルカムドリンクもなく、おしぼりのみのサービスとなっており、離陸後もすぐに消灯して特段のサービスをしないナシナシ路線のようです。
エアージャパン(AJX)が運行するこの便は乗務員もAJXの方で構成されているため、やはりANAのべっとりサービスとは違うライトなAJX仕様となります。そのため、もう少しエアージャパンらしさがあったら面白いのになと思ってしまいました。
ANAビジネスクラス 機内食
体内時計で言うと朝3時か4時位の時間ですが、朝食が案内されます。もちろん希望者のみですので、寝たい人は寝ている機内です。和食か洋食かを選べるようなのですが、今回は洋食をチョイスしました。
羽田香港間の比較的短い距離のフライトであるため、そこまでビジネスクラスへ求めるものもありません。朝食としてはボリュームもそれなりにあって良かったですね。
食後はお茶を飲んで少し休みます。この後、もう1便乗らなくてはいけませんからね。
香港に到着
約4時間程度のフライトでしたが、あっという間に香港に到着しました。元々座席タイプがビジネスクレードルということもあり、ゆっくりできないかなと予想していたのですがそんなことはなく、なんだかんだ体力をしっかり温存して次のフライトに臨めそうです。
まとめ:機材は古いが短距離なので全然OK
フライトマニアの方々からは、割とボロクソに叩かれているエアージャパン運行のこの便。たしかにビジネスクレードルという古いタイプの座席や深夜便らしいナシナシサービスなど、ANAビジネスクラスの優雅なイメージとはちょっと異にする便だと思います。
ただ、個人的には深夜便で時間をかぎりなく有効活用しつつ、香港まで行ける点や他のANA運航便が特典航空券で満席となる中、エアージャパンの便は敬遠されていつも空席を確保してくれている点など予定が流動的な自分にとっては非常に頼もしくも感じる面が魅力的です笑。
全然褒めてない気もしますが、そんなガツガツサービスされる路線じゃないので、(個人的にですが)割と嫌いではなかったりします。JALやANAの濃厚サービスが好きな方にはお勧めできませんが、とりあえず放置してくれるけど、日本茶が飲みたいという方には十分おすすめできる便です。以上、ご参考まで。
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