京都と言えば、風情溢れる日本庭園を有する超高級ホテルや旅館が目立ちますが、実は利便性という観点でここより優れているホテルはないかもしれません。今回は、京都宿泊時に利用した京都駅直結のJR系列ホテルであるホテルグランヴィア京都を紹介します。
目次
ホテルグランヴィア京都
予約をするならポイントサイト経由で
一般的にホテル予約サイトからホテルの予約を行う際は大抵Mr. Rebatesなどのキャッシュバックサイトを経由させてから、予約することを心がけています。まぁ、これは単純に節約の一種なので、特に大した話ではありませんが。国内のポイントサイトだとハピタスなども利用しますね。
Hotels.comやBooking.comなどのホテル予約サイトは高い時期で8%バックのときもあり、予約のタイミングとホテルの販売価格を睨めっこしながら、最適な時期を決定する意外と地味に大変な作業だったりします。宿泊代金が数%戻ってくるということで、塵も積もれば・・・の感覚で私は実施しています。
京都駅とホテルが直結!
もうこのホテルの素晴らしい点は京都駅とホテルが直結していることに尽きます。正直、京都市内にもホテルは無数にあるため、そちらを利用するのも良いのですが、新幹線で京都へ到着し、そのまま駅構内から出ることなく、ホテルへチェックインできるこちらのホテルは移動の負担もないため、非常に便利と言えます。
もちろん京都だと日本庭園で風情溢れる旅館でゆっくり過ごすというプランも良いかと思いますが、東京との往復を視野に移動してきた私としては、ここまで楽なホテルは大変助かるというか、ぜひまた利用したいとこの時点で思ってしまった次第です。
京都駅そのものがホテル
”ホテルは京都駅に直結している”と表現するよりは”京都駅そのものがホテル”と表現した方が適切かもしれません。外からホテルを見ても、目の前が京都駅のタクシーロータリーとなるため、市内観光も非常に便利な周辺環境となっています。
もちろん先斗町や祇園までは若干の距離があるため、車移動を余儀なくされてしまうものの、特にこだわりがなければ、京都駅周辺で食事をすることも可能です。そのため、不便に感じるポイントはほとんど皆無でした。
やや混雑しがちなエントランスロビー
エントランスは京都駅の3階に位置しており、ホテル宿泊客以外も素通りする感じで通ったりする人の往来が激しい環境となっていました。夕方にチェックインを行い、そのままカードキーを受け取り部屋へ向かいます。
- スタンダードツイン/ダブル 24~30㎡ ←予約部屋&宿泊部屋
- スーペリアツイン/ダブル 26~32㎡
- トリプルルーム 41㎡
- ファミリールーム 62㎡
- グランヴィアファミリールーム 62㎡
- ユニバーサルルーム 34㎡
- グランヴィアデラックスツイン/ダブル 26~34㎡
- グランヴィアデラックスツインプレミアム 48㎡
- セミスイートツイン/ダブル 50㎡
- ドリームスイート 50㎡
- グランヴィアセミスイートツインプレミアム 66㎡
- エグゼクティブスイート 70㎡
- 眺洛(ちょうらく)スイート 73㎡
予約していた部屋が最下層ランクの部屋なので、特に期待値は上げられません。内装がぼろくても今回ばかりは仕方ありませんと心に刻み、セキュリティのあるエレベーターで向かいます。
スタンダードダブル
部屋の第一印象は「あら、意外といいじゃない」でした。普段地方でよく利用するクラウンプラザなどと比較しても遜色ない位。むしろそれよりは上を行っている気がします。ベッドの大きさも申し分なし。かなり快適な部類です。
部屋のサイズを考慮すると、ビジネスデスクは置きづらいですね。ただ、ソファがある分、そこに荷物を軽く置けるため、部屋の内装はうまくバランスが取れている気がします。
テーブルの上には、2本の無料のボトルウォーターがありました。窓から見える景色は、何でしょう。京都タワーの先っぽビューとでも言いましょうか。
壁面はミニバーや案内デスク、テレビなどで固められています。
ミニバー
やはり京都だからなのか、お茶関係が揃っていて、個人的に好印象を受けました。まぁ、部屋の中でお茶を沸かす場面は結局ありませんでしたが。
ミニバーもいくつか入っているものの、逆に気を使って空スペースも容易されており、下のコンビニかどこかから買ってきたものを入れてください、と言わんばかりの気遣いを感じます。
クローゼット
クローゼットには、簡易スリッパやセーふてぃボックス、シューホーンやシューブラシなどのビジネスマン向けアイテムも揃っています。いいですね。
バスルーム
バスルームは想像していたよりも広めの造り。バスタブがそこそこ大きい上に、まだ新しい方なのでしょうか。バスルームは比較的早く老朽化が進むので、差が出やすいのですが、かなり新しいバスタブに感じました。快適ですね。
バスアメニティも充実しており、手ぶら宿泊でも何ら問題ありません。シャンプー、コンディショナー、ボディウォッシュ関連はバルクサイズで置かれていましたが、全体的に必要なものはすべて揃っていて助かりました。スキンケアセットも入っていたのがすごく好印象でしたね。
朝食はビュッフェスタイルを選択
朝食として利用できるレストランがビュッフェスタイルのレストランと定食スタイルのレストランで分かれていますが、今回はビュッフェスタイルの方を選びました。品数は結構豊富で、ライブキッチンもありますし、やはり国内ホテルの中では充実している部類だと思います。
特に、和食関連の充実っぷりは良かったですね。京都だからか、お漬物などのラインナップが豊富で日本人的にすごくよかったです。まぁ、海外の人的には洋食メインになるので、賛否分かれそうですが。
とはいえ、この日は和食にせず、洋食+魚にしていたようです。別日で和食メインにしましたけれども。というか、全然食べてませんね笑。
まとめ:極めて便利な立地に感動
ハード面:★★★★★:室内はバスルーム含め快適
ソフト面:★★★★☆:若干エントランスは混雑しやすい
コスト面:★★★★☆:平日か週末かに加えて、シーズンに依る点も注意
アクセス面:★★★★★:京都駅直結の最高立地
個人的には、京都へ宿泊するのであれば、また利用したいなと思った数少ないホテルのひとつです。京都はホテル価格が(特に週末は)高騰しやすく、お得感を感じづらい街の一つなのですが、ここは立地条件が群を抜いて優れており、様々な状況でメリットを感じられそうです。
ハード面での部屋の居心地の良さもリピートしたいと感じたポイントですね。京都はなかなか古いホテルも多いため、せっかく京都のホテルに宿泊したのに、バスルームが古く残念だった、なんて声もたびたび耳にします。
もちろんあくまでビジネスホテルライクなホテルなので、旅館のような体験をできるわけではありませんが、気軽に仕事と合わせて利用するという観点だとここは本当恵まれた場所だなぁと感じます。
個人的には、中途半端な価格の京都市内ホテルを選ぶくらいなら、こちらを選んでしまう方がトータルで安上がりになると感じますが、どうでしょうか。ご参考ください。
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