札幌での宿泊は、ANAホリデイ・イン札幌すすきのを選択。すすきの交差点からも非常に近く、観光にビジネスに便利な立地が印象的なこちらのホテル。今回は、その様子を紹介する。
目次
ANAホリデイ・イン札幌すすきの
ホテルランク:★★★☆☆
宿泊部屋:2シングルベッド スタンダードルーム
予約価格:20,000IHGポイント
予約方法:IHG公式経由
予約はIHG公式からポイント宿泊で
予約はIHG公式から行う。色々とお得なキャンペーンで貯まっているIHGポイントを使うちょうど良い機会ということで、ポイント宿泊を選択。こちらのホテルは、1泊あたり20,000ポイントで宿泊が可能だ。
ただ、当初予約を1人宿泊にしていたのを、直前で2人宿泊に変更する必要が出てきてしまった。ホテルにとりあえず確認をしてみた。
ホテルスタッフ「追加料金2,000円でお1人様追加することが可能です」
私「おー、そうですか。では2人宿泊でお願いします」
ホテルスタッフ「ただ、今日は部屋がないから難しいですね」
私「あ~、そうですかぁ。チェックイン時にツインルームが空いていれば、お願い致します」
さすがに部屋に空きがない状態ではどうしようもない。チェックインまでに空き出ることを祈りつつ、ホテルへ向かうとする。
もし有償でIHG系列のホテルを予約するのであれば、Mr. Rebatesを経由して予約するのがいいだろう。こちらのサイトを経由して予約すれば、IHG公式だろうとHotel.com、Expediaでもキャッシュバックがもらえる。2017年では10%キャッシュバックを何度も実施していることもあり、非常にお得に宿泊が可能だ。
すすきの交差点まで徒歩1分の好立地
立地は、札幌すすきの交差点と目と鼻の距離にある。非常に好立地な場所にあるのがこちらのホテルの強みだろう。徒歩だと1分程度の距離だ。すすきの周辺であれば、ホテルへ忘れ物を取りに行っても全く苦にならない距離というのはなかなか嬉しいポイントと言える。
札幌~すすきの辺りの地図を理解している人なら常識だが、札幌駅とすすきの駅は地下鉄で結ばれており、地上から歩けないことはないが、若干の距離がある。すすきの交差点=地下鉄すすきの駅であるため、札幌方面へのアクセスもいい。
雑居ビルに紛れたホテル
入口こそはホリデイイン風の風貌をしているが、横を一歩進むとすすきのの居酒屋と風俗街がひしめき合った地域となっている。飲んだ後に帰ってくる分には非常に便利とも言えるが、多少周りの環境がそうであるため、気になる人は注意した方が良いかもしれない。
チェックイン
今回はツインルームへ変更依頼をしており、当日チェックイン時にもう一回確認したら、”ポイント宿泊だから1人増やしても追加料金不要でいいですよ”、との返事をいただく。いやはや、よかった。
ちなみに、フロントでは当日ツインに変更してもらったり、12:30のアーリーチェックインをさせてもらったりと嬉しい対応をしてくれた。アーリーチェックインはやはり旅先では非常に嬉しいね。
ただ、レイトチェックアウトも要望を出したものの、そちらは14:00までとのお返事。15時以降は追加料金がかかるんだそうだ。16時レイトチェックアウトは去年までクラブ会員(最低ランク)でも可能であったため、非常に残念なところだ。
なお、こちらのホテルの部屋の種類は以下のとおり。
- スタンダードルーム 18~19㎡ ←予約部屋&宿泊部屋
- スーペリアルーム 18~19㎡
- デラックスルーム 24㎡
- ファミリールーム 35㎡
- 和室スイート 24㎡
ホテルの部屋の広さを見てわかるとおり、こちらのホテルは部屋の広さが東京も驚くほどの狭さなのである。和室スイートが24㎡という、スイートなのかと言いたくなるほどの狭さだ。
チェックインを済ませ、エレベーターを上がる。ホテルの階数は9階となっており、あまり背が高いホテルではない。朝食会場は2階にある。
廊下もかなり年季を感じる造り。さすがにそろそろリノベしないと厳しい感じはするが、平日の回転率を考えるとなかなか厳しいのだろうか。まぁ、そんなことを考えつつ本日の宿泊部屋723に到着。
2シングルベッド スタンダードルーム
ツインルームではあるが、シングルベッドがほぼぴったりと密着するように配置されているこちらの部屋。部屋が狭いという事情はあるにせよ、男同士で泊まるにはさすがに気持ちが悪いレベルだ笑。
ベッドサイドにはコンセント。ユニバーサルタイプでない点は、やはり古さを感じずには否めない。日本在住者であるため、全く問題はないが。
ビジネスデスク
ビジネスデスクは壁面モニター真下に設置されている。正直、こちらの部屋では仕事を行うにはさすがに難しいかな、という印象だ。隣には空気清浄機もあり。こちらは比較的評判の良いSHARPの空気清浄機。
デスク上には、小さめの時計とデスクライト、コンセントという構成。
デスク左の引き出しを開けるとワンピースタイプのパジャマが用意されていた。これは嬉しい。
ミニバー
特にミニバーは用意されておらず、インスタントコーヒーと電気ケトルが用意されている。冷蔵庫の中は空っぽだ。
クローゼット
クローゼット内にもせーてぃボックス、アイロン台などが用意されている。招集スプレーがあるのは、日本のホテルの嬉しいところだ。
バスルーム
バスルームはユニットバスタイプ。正直あまり広さはない。
ホリデイイン用のバスアメニティは一通り揃っているが、シャンプー、コンディショナー等は据置タイプだ。
バスルームはユニットバスのため、使い勝手もイマイチ。ドーミーインなどのシャワーブースのみで部屋を運営しているホテルなどと比較すると、かなり空間の使い方が下手なホテルと言わざるを得ない。まぁ、バスタブはあったにこしたことはないが、さすがに使わなかった。
夕食はすすきのの海鮮居酒屋・ジンギスカンを楽しむ
夕食はすすきのの繁華街で海鮮居酒屋とジンギスカンを梯子する。やはり北海道ということも相まってか、やたら食は進むね。
別にクオリティ的には東京でも食すことができるレベルかと思うが、ここまで海鮮居酒屋が豊富で、ジンギスカン専門店が立ち並んでいると足を運ばずにはいられない。
散々たらふく飲んでホテルに徒歩で戻る。
朝食は1,500円/1人
翌朝遅くに起きて朝食へ。朝食は1人あたり1,500円で利用することができる。2人料金でないのは若干割高感はいなめないが、まぁ日本の価格帯としては標準的だろうか。以前、利用したインターコンチネンタル竹芝に比べれば遥かに良心的とも言える。
散々海外に飛びまくっていた一方でたまには家族サービスをせないかん、と思い立ち(正確には無言のプレッシャーを感じたため)都内のインターコンチネンタルを予約しました。普段から都内在住なので、別に宿泊する必要性はないのですが、家内の機嫌を良くすることは、定期的に必要な儀式のようなものだと捉えています。インターコンチネンタル東京ベイホテル名:インターコンチネンタル東京ベイホテルランク:★★★★★宿泊部屋:レギュラーフロア デラックスベイビューツイン予約価格:30,000IHGポイント+約13,000円予約方法:IHG公式経… 【東京】ANAインターコンチネンタル東京ベイ 宿泊記 (2017/5) – 万国旅行塾・読書塾 |
残念ながら、10時前後の朝食終了間際だったということもあり、かなり品数は少なくなっていた。さすがにこの時間帯では、補充はされないらしい。日曜日の朝かつ中国団体客が宿泊していたこともあり、仕方がないところだろう。
定番のベーコン、ウインナー。卵焼きや明太子、納豆など和食寄りのメニューもある。
サーモンマリネ、ハム、チーズ、チキンマスタードなど。また、シリアル類などホテルビュッフェとしては標準的なものが揃っている。
実はこちらのホテルには、ライブキッチンもある模様。このときは朝食会場がガラガラだったこともあり、チーズオムレツをオーダーさせてもらった。
あまり大量に食べてもしょうがないが、ホテルビュッフェということもあり色々と手に取ってしまった。ドーミーイン等が実施している”イクラの盛り放題”など太っ腹なサービスを実施しているものではないが、エッグステーションもあり、好みによってはいいかもしれない。
まとめ:平日宿泊か週末ポイント宿泊がお勧め
総合評価:★★★☆☆:平日宿泊か週末ポイント宿泊がお勧め
ハード面:★★☆☆☆:やはり古さと部屋の狭さが気になってしまう
ソフト面:★★★★☆:フロントスタッフの親切さには感謝
コスト面:★★★★☆:平日はとにかく安価でお得
アクセス面:★★★★★:すすきの周辺ならこの立地は超便利
こちらのホテルは平日であれば、8,000円前後で宿泊が可能だ。ただ、一方で週末レートは20,000円を超える日も珍しくはなく、とても有償で泊まるには値しないホテルとなってしまう。札幌周辺のホテルは土曜日の価格があまりに高騰してしまう傾向にあるため、致し方ないのかもしれないが、土曜日に宿泊するのであれば、ぜひポイント宿泊を推奨したい。
なお、ホテル自体は古いものの、ホテルスタッフなどは可能な限り手厚いサービスができるよう、色々と配慮してもらったのが印象的だ。また泊まりたいかと言われると、ドーミーインに軍配があがってしまうが、立地重視であれば間違いなくオススメできるホテルと言える。以上、ご参考まで。
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