東京大阪間の移動を考えると所要時間を基準にすれば、新幹線ほぼ一択であることは自明ではないでしょうか。「のぞみ」であれば約2時間半で東京から新大阪まで移動することができます。飛行機とは違い、手荷物検査やチェックイン手続きがある訳でもない上、終着駅が中心部から離れた空港ではなく、ど真ん中の新大阪駅/京都駅である点もいかに新幹線が優れているか感じれられるところではないでしょうか。
目次
東京ー大阪 新幹線の価格
座席の種類や事前割引など利用することで、新幹線のチケット価格はある程度下げられますが、乗車券含めて最低1万円以上はかかってきます。東京と新大阪間の新幹線運賃(乗車券含む)を並べてみると、以下のとおり。
- 普通席 自由席・・・13620円
- 普通席 指定席・・・14450円
- グリーン車・・・19230円
(なお、現在最安値と考えられる「ぷらっとこだま」の場合、10,500円となります)
個人的な見解ではありますが、やはり高い!の一言に尽きますね。
現在、東京大阪間はLCCが複数飛んでおり、10,000円以内で移動する手段があります。飛行機との値段を考えると、かなり割高な印象を受けざる得ません。
普通席 自由席
新幹線の1~3号車は一般的に自由席車両として運行されています。価格設定が最も安い一方で、お盆などの時期だとかなり混雑しており、座れない場合もあります。立った状態で3時間弱移動するのは、正直相当しんどいものだから、なんとしてでも座りたいところですね。。。
なお、学生時代は学割を利用して2割引の値段で購入したりしていましたが、やはりそれでも高い値段だと思います。まとめると以下のとおり。
- 最も割安料金で購入が可能
- 自由席確保のため、早めにホームで並ぶ必要あり
- 東京始発でない場合等はそもそも座れない可能性も
- 繁忙期はそもそもの混雑で座れない可能性も
- 始発以外で2人以上の場合そもそも並び席が確保できる可能性は低め
普通席 指定席
一般的に国内出張などで利用するビジネスマンの場合、こちらを使用することになるかと思います。また、自由席と指定席で、価格差がそれほどないということもあるため、プライベートでもこちらの券種を購入している方も多いのではないでしょうか。私もなんだかんだ指定席を買うようにしています。
ただ、新幹線の普通席の作りは2又は3列の座席配置をしているため、1人での利用はかなり座席の選択が難しい場面もあります。混雑時は2人席はもちろん窓側や通路側も空いておらず、両サイドに人に挟まれる間席しかない場合があるのも辛いところ。特徴をまとめると以下のとおり。
- 自由席よりは割高料金
- 当日でも購入可能だが、前日までに予約しないと真ん中席となってしまう場合も
- 2人以上かつある程度事前に予約をしないと、並び席が確保できない可能性も
個人的な意見ではありますが、さすがに1.5万円以上の値段を払って、窮屈な座席を選ぶくらいなら、飛行機もしくはグリーン車を選びたいというのが本音です。
グリーン車
先日、新大阪へ行く際にこちらのグリーン車のチケットを購入しました。指定席の値段に加えて約4800円という価格差。具体的にこの価格差で得られるものと言えば、
- 飛行機国際線の短距離ビジネスクラス並の幅広シート
- お絞り付き
とシンプルな違いはこれらのみ。より長距離であれば、グリーン車を選択するメリットは大きいかもしれません。
特徴をまとめると以下のとおり。
- 自由席、指定席と比較して追加料金が必要
- グリーン車のメリットは原則座席の広さのみ
- グリーン車と言えど、全席通路アクセスできるわけではなく隣席によっては快適度が変化
のぞみ指定席料金でグリーン車に安く乗る
グリーン車は正規価格では19000円前後の金額となるため、料金的には割高です。このグリーン車ですが、実は指定席とほぼ同じ料金で乗車する方法があります。
新幹線の車両の種類には、「のぞみ」がほとんどですが、停車駅の多い「ひかり」や「こだま」だとチケット価格が割安となっています。このとき、「のぞみ」の指定席運賃(14,450円)とEXグリーン早得(14,400円)はほぼ同料金ということもあり、EXグリーン早得を使って「ひかり」を利用すれば、「のぞみ」指定席料金でグリーン車に乗ることができます。
「ひかり」は停車駅が「のぞみ」よりも多いため、東京大阪間を3時間で移動することとなりますが、「のぞみ」との差はわずか30分のみ。平日であれば、「のぞみ」グリーン車より混雑度合いは少なく、非常に快適ですので、個人的にお勧めです。
グリーン車にとにかく安く乗る
とにかくグリーン車に安く乗りたい!という場合には、EXグリーンこだま早得のチケットを利用するのが良いでしょう。11200円という割安料金でグリーン車を利用することができます。
ただし、こだまは新幹線と言えど、ほぼ各駅停車となります。そのため、東京大阪間を約4時間で移動することとなり、かなり移動時間を取られてしまう印象です。
まとめ:長距離こそグリーン車に乗ろう
飛行機は飛行機で良い点が複数あるので、単純比較できませんが、時間効率という観点や途中下車が容易であり、横浜から乗車できる点も含めると、新幹線はなかなか優秀な交通機関であることは間違いありません。
若干、プライベートで使うには値段とサービス(特に窮屈な座席配置や座れない自由席などは閉口)に納得いかない場面は多いですが、とにかく時間を有効活用できるという点で利用せざるを得ませんね。あと、もう少しだけグリーン車も座席以外のサービスが充実していれば、嬉しいのですが笑。
なお、最近のLCC航空券であれば、セールを活用することで往復5,000円以下で移動することができます。新幹線の価格優位性はほとんどないため、個人的には新幹線も多少は安くなってほしいと願うばかりです。以上、ご参考まで。
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往復3,234円と聞くと高速バスの話に聞こえてくるが、これは飛行機の話。いやーでも本当、ちょっと昔とは比べ物にならないほど、安くなったね。東京大阪間の移動費ってやつは。昔は、ほぼ新幹線一択で、往復28,0000円とか掛けて移動をしてきたが、時代と共に選択肢も増えてきて、ついにここまでキタカー!デフレすごいなー!と驚きを隠せない。ここ最近はLCCの台頭もあり、航空券の価格は恐ろしいほど下がっている。特に格安航空券を販売する筆頭LCCとして春秋航空という会社がある。皆さんはご存じだろうか。春秋航空… 【春秋航空】セールを狙ってお得に旅行をしよう! – 万国旅行塾・読書塾 |