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【香港】ザ・ピア(The Pier) 至高のファーストクラスラウンジ 訪問記

CXのファーストクラスで日本へ帰る前に、香港国際空港にあるファーストクラスラウンジに立ち寄りました。香港国際空港はものすごい大きな空港なので、搭乗口の位置を間違えると、かなり大きな時間をロスしてしまうことで知られています。幸い翌朝早朝のCX便であったため、搭乗口の位置は関係なく、好きなラウンジを夜遅くまで自由に使うことができました。今回は、CXファーストクラスラウンジPierを紹介したいと思います。

ザ・ピア(The Pier) CXファーストクラスラウンジ

香港国際空港はキャセイパシフィック航空のホーム空港ということもあり、CXの空港ラウンジがたくさんあります。

いずれも素晴らしいラウンジなのですが、特にザ・ウィング、ザ・ピアのファーストクラスラウンジは食事やドリンク類の充実度が群を抜いています。今回は、その中でもザ・ピアに立ち寄ってみました。





ザ・ピア 入り口

キャセイパシフィックが運営している空港ラウンジ、ザ・ピアは搭乗口のある階層から一段下がった場所にあり、エスカレーターで下っていく必要があります。なお、こちらのラウンジへ入るには、以下の資格が必要となります。

基本的にはファーストクラス利用者、または、ワンワールドの最上級会員(の同伴者)が対象となります。今回は、羽田へ戻るキャセイパシフィック便のファーストクラスチケットで入場をしました。

ゆとりある落ち着いた雰囲気を備えたザ・ピアの空間

ファーストクラスラウンジには、専用のバーカウンター、シャワールーム、レストラン、豊富なラグジュアリー感あふれる座席が用意されており、出発前のギリギリまで快適な滞在をすることができます。空間は十分すぎるほどスペースに溢れており、いずれの場所でもラグジュアリーな滞在をすることができるかと思います。

 

ザ・ピアの特徴とも言える巨大な円形のバーカウンター。こちらでドリンク、カクテルをオーダーできます。

香港のファーストクラスラウンジでは、有名なシャンパンバー/ウェルカムシャンパンがありますね。今回は遠慮してしまったのですが、香港のファーストクラスラウンジに訪れた際には、颯爽と1杯いただいてみるのも良いでしょう。

 

ご覧のとおり、いずれの座席も1人利用ソファを中心に構成されており、非常に快適な空間を醸し出しています。

 

ザ・ピアには”デイスイート”と呼ばれるプライベートスペース(最大90分利用)や、無料のマッサージサービスが受けられたりと、フライト前の時間を最大限に充実させるサービスが複数あります。

また、軽食類は別途”ザ・パントリー”と呼ばれるビュッフェコーナーがありますが、フルダイニングレストランとして、”ザ・ダイニングルーム”で着席型の食事をいただくことも可能です。がっつり食事をしたい際にはこちらを利用するのがきっと良いでしょう。

※デイスイートやマッサージサービスは時間帯によっては、混雑が予想されるため、ラウンジ入場時に予約を入れておくのがベターかと思います

本当はマッサージサービス等を利用したかったのですが、お腹が満たされていたこともあり、さらに仕事が溜まっていたこともあって、すべてパス。。。今回は、シャワールームだけ借りて、ゆっくり仕事に専念させてもらいました。

空港ラウンジとは一線を画すモダンなシャワールーム

ザ・ウィングにも浴槽付きのシャワールーム(カバナ)がありますが、こちらのザ・ピアのシャワールームはシャワーブースのみとなっています。ザ・ピアのシャワールームは全部で14室あるため、ほとんどどの時間帯でも待ち時間なしで利用できるでしょう。この圧倒的なキャパシティには本当感服するばかり。どこぞのスイートラウンジもぜひ見習ってほしいぐらいですね。

で、実際にザ・ピアのシャワールームを使ってみました。

高級感溢れるシャワールームにはバスアメニティも充実しており、長旅の疲れを癒すには十分過ぎる快適な空間です。

こちらのラウンジで使用されているアメニティのブランドはイソップ(AESOP)を使用。オーストラリア発のボタニカルブランドとして、女性の間では有名かな、と思うが男性の私からすると名前を聞いたことがあるくらい。実際に販売されている価格見ると、結構いいお値段するので驚き!

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感想(2件)

ゴールドで装飾されたシャワーヘッドとホース。さらにヒンヤリ冷たいコンクリートと普段の空港ラウンジのシャワールームとは一線を画すオシャレなデザインをしています。

常に豊富なスイーツとドリンク類

パントリーでは、軽食類やソフトドリンクなどが常に充実しています。また、ビールについてもチンタオビール、日本のアサヒビール、カールスバーグなど和・洋・中華のビールを各種揃えていました。中央のバーカウンターでカクテルをオーダーするのもいいでしょう。

また、この日は午後9時過ぎという遅い時間であったにも関わらず、スイーツは常時豊富に揃えてあったのが非常に驚きました。下手な高級ホテルラウンジや日本の空港ラウンジは一定以上の補充をしませんが、香港のファーストクラス空港ラウンジはやはり違いますね!

ただ、あまり夜中のラウンジで食べ過ぎても、身体にはそう良くないので適量にしなければいけません。見た目の美味しそうなものだけを、手に取っていただくことにしました。

全然食べてないし、安い缶ビール(チンタオ)で満足できる自分。ファーストクラスラウンジに勿体ない、と思いつつも雰囲気を楽しませてもらいました。





まとめ:ファーストクラスに相応しい極上ラウンジ

こちらのラウンジは基本的に、ワンワールドのファーストクラス搭乗者、又は、ワンワールドエメラルド資格保有者が対象となります。正直、相当な海外出張者やワンワールドのエメラルド会員修行者でないと、簡単にはラウンジへ入ることはできそうにありません。

ただ、こちらのラウンジはファーストクラスという名前に相応しいラウンジと言って全く過言ではありません。このラウンジを体験するために、ちょっと香港を乗継地にしたり、ワンワールドエメラルド会員になるための修行をしてみるのも(もしかすると)アリかもしれませんね。

極上のラウンジであることは明白です。ぜひ一度ファーストクラスでも最上級会員の同伴者でもラウンジチケットでも活用して、足を運んでみると良いでしょう。一見の価値があります。以上、ご参考まで。

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