万国旅行塾・読書塾

【NH889】ANAビジネスクラス 東京羽田~シドニー 搭乗記

2023年の前半、所要のためオーストラリア・シドニーへ行くことに。海外はコロナ前以来でしたので、かなり久しぶりとなりました。ですが、積極的に海外へ行きたかったわけではなくあくまで消極的な理由で決まった海外渡航。今回は往路で使用したANAビジネスクラスについて感想を述べたいと思います。

オーストラリアの状況(2024年2月現在)

現在、コロナウイルスの入出国状況はほとんどの国で緩和されており、オーストラリアへの入国においてはPCR検査やワクチン証明書等の書類は不要となっています。日本への帰国時も不要となっていますので、特段の準備がいらなくなったのは非常に良かったです。とはいえ、世界各地でコロナは残っており、どこで感染してどこで発症するかもわからない状況なので、健康管理には引き続き注意して旅行等をする必要があると言えます。

ANAビジネスクラス 東京羽田~シドニー

出発前夜は近隣ホテルに宿泊

今回利用するNH889便は午前8:40に出発する予定でしたので、朝一で自宅を出てもギリギリ間に合う時間でしたが、今回は朝を多少はゆっくりしたかった関係もあり、近隣のホテルを利用しました。とはいえ、朝7時くらいには国際線ターミナルに到着している必要があるため、早朝6時にはホテルをチェックアウトをし空港シャトルバスに乗って・・・という近隣ホテルでも朝は忙しかったですね。

川崎キングスカイフロント東急REIホテル 宿泊記

ANA国際線空港ラウンジ

サクッとチェックインを済ませ、荷物を預けたあとは手荷物検査を抜けてANAラウンジへ向かいます。羽田空港は以前と同様にビジネスクラスの場合であっても優先レーンはないようですね。久しぶりにこの残念感を思い出しました。

ANAラウンジで朝食を食べても良かったのですが、このあと機内で食事が出ることや元々朝食をほとんど食べない人間に今はなっているため、ラウンジはホットコーヒーのみとしました。

外の天気はあいにくの曇り~雨模様。出発前の疲れはほとんどありませんが、やや気が重くなります。

早めにラウンジを出てゲート前へ向かうこととしました。

ANA889の機材はB789

今回の機材はボーイング789、座席はビジネスクラスまでの2クラス仕様となっています。ビジネスクラスの座席はスタッガードタイプですね。ANAの機材では最もプライベート空間が高い座席のため、窓側に座席が来る席番号をあらかじめ押さえておきました。

ビジネスクラス スタッガードシート

搭乗直後でドタバタした中で撮影した関係もあり、若干見づらいですが、窓側にシートがある座席となっており、フルフラットに変形できるかなり快適度の高いシートとなっていました。

前方もかなり広く足元周りの快適さはやはりいいですね。最初にこの座席に座ったのは何年前だったか忘れましたが、本当に快適な座席だと思います。

離陸後の食事は和食を選択

離陸して1時間くらいあとだったでしょうか、お昼前くらいの時間で食事の提供が始まりました。到着まで6時間以上あるのでお酒を飲んでも良かったのですが、日本時間だとまだ朝というか、身体が起きていないのでソフトドリンクを選択しました。

監修のレストラン名はよく知らないのですが、空の上と考えると非常に美味しかったのを覚えています。

ご飯にお味噌汁、そしてお漬物。お魚も非常に美味しかったです。以前ビジネスクラスに乗った際はお腹がパンパンになるほどの食事量だった気もしてましたが、今回はだいぶ楽でしたね。

食後のチョコレートとフルーツ。なんか寂しい感じに映ってますが、実際寂しい・侘しい食器だったのは間違いありません。

このあとは機内のスクリーンは全く使わずに、スマホに事前ダウンロードしておいた大量のNetflix作品をひたすら消化していました。機内ではあまりもう映画などは観なくなってしまいましたね。

消灯後の食事

消灯前の食事が寂しかったこともあり、追加で食事をオーダー。クロワッサンサンドイッチ、ミックスナッツ、サッポロ黒。実はこれを食べてもあんまり満足感は高まらず、若干悶々とした時間があったのですが、これ以上食べても仕方ないのでまたNetflixで時間を過ごしました。

到着前には眠気覚ましのコーヒーとアイスクリーム。アイスクリームの種類はバニラ一択で、カチンカチンに冷凍保存されていた模様。しばらくスプーンが全く入らずに苦戦したのをよく覚えています。だいぶ時間を置いてからでしたが、美味しくいただきました。

まとめ:久しぶりのANAビジネスクラス、快適でした

だいぶ久しぶりのフルフラットシートでした。始終快適だったのは間違いなく、サービスレベルもそこまでコロナ前後で変化しているものでもなかった点に少し安心しました。航空会社にとっては厳しい時期が一時的にせよあった訳ですから、色々歪がサービス面にも出てくるかと心配していました。

いくつか期待値に及ばなかった点はあったのですが、まぁ機内食あたりでしょうか。いや、機内食そのものはそこまで悪くなかったと思っていますが、間食でオーダーしたフードの満足感などはもう少しガッツリ目な食事も欲しいなと思いましたが、いずれも及第点とも言えます。あまり多くを期待するのもお門違いであるため、そこまで高い期待値を抱くのも違うかなと。

国際線に次回乗る機会がいつになるのかわかりませんが、おそらくはこれからも国内線中心になってしまうかと思います。ですが、また乗った際には存分に楽しみたいと思います。以上、ご参考まで。


キンプトン・ダ・アンホテル台北 宿泊記
シェラトン桃園ホテル 宿泊記
モバイルバージョンを終了