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クアラルンプールからペナンへの交通手段(バス・飛行機・電車)をまとめてみた

先日クアラルンプールから、マレーシアのリゾートアイランドであるペナン島へ行ってきました。いろいろ調べた結果、交通手段はバスを選択することに。ですが、この交通手段ってのが曲者で、悩んだ挙句いい選択ができたのか?・・・と結果的に思った次第です。マレーシアのペナン島に旅行を計画している人に何かしらの手助けになればと思い、備忘録として記事にしようと思います。

クアラルンプールからペナンへの移動方法

日本からペナンへのフライト直行便は2019年7月現在ありません。そのため、必ず近隣の都市を経由することとなりますが、一番使いやすいのはマレーシアの首都に位置するクアラルンプール国際空港ではないでしょうか。

クアラルンプールからぺナンまでは複数の交通機関があるので、状況によってそれぞれを選ぶこととなります。今回はそれぞれにおける特徴や留意点を紹介します。

その1 飛行機で行く方法

飛行機で行く場合、一般的にはKLIA(クアラルンプール国際空港)からペナン空港へ行くフライトを事前に予約して向かうことになります。LCCのエアアジアやマレーシア航空が複数飛んでいるため、時間帯もそこまで縛られずに移動できるかと思います。

チケット運賃もエアアジアの早朝便であれば片道1,000円前後で購入できるため、移動費としては相当割安な部類ではないでしょうか。なお、エアアジアの場合、預け荷物があると追加料金が掛かってしまいますが、それを含めたとしてもかなり移動費は低い部類と言えます。

マレーシア航空でもタイミングによっては5,000円前後で購入できるので、時間帯や金額が安い方を選択するのが良いでしょう。

MEMO
~マイルで航空券を予約するのはお得かどうか~
ちなみに、当該区間はJALやブリティッシュ・エアウェイズ(BA)の特典航空券でも予約をすることができます。ワンワールドに加盟しているマレーシア航空であれば、BAのプログラムを使えば、ほんの4,500アビオスで予約することができるものの、当該区間の航空券価格は非常に安いため、お得とはあまり言えません。エアアジアで1,000円、マレーシア航空でも高値で諸税込7,000円程度と格安であるため、特典航空券を利用するのは個人的にあまりお勧めしないですね。

所要時間

所要時間はフライトの手続きなどを考えると3~4時間と言ったところでしょうか。実際のフライト時間は約1時間と非常に短いため、移動のほとんどは待ち時間に費やされることとなります。

ただ、日本から直接移動してきて、クアラルンプール国際空港で乗り継ぐだけであれば、クアラルンプールの都市へ出向かなくてもいいため、あまり時間のロスを感じないのではないでしょうか。

設備の充実しているクアラルンプール国際空港でのんびり待って、ペナン行きの便で乗り継ぐのは地味に効率が良かったりします。

以上を、まとめると以下のとおり。

その2 バスで行く方法

クアラルンプールからペナンへバスで移動する場合は、バンダー・タシック・スラタンバスターミナル(略してTBS。英語でも”TBS”で基本的に通じます)と呼ばれるクアラルンプールのバスターミナルから出発することとなります。

バスチケットは事前に購入することが可能ですが、TBSのバスターミナルでも購入が可能なので、都合のよい方を選択するとよいでしょう(私はバスターミナルでチケットを購入しました)。

このように電光掲示板に大量のバス発着情報が表示されています。バスターミナルではありますが、空港のような雰囲気を感じますね。

ペナン島行きバスの目的地はバターワース(Butterworth)とSGニボン(Sun Gai Nibong)の2か所がありますが、バターワースと書かれていても、ペナン島側へ行くのでご安心を。わからない点があれば、必ず係の人に確認をしてから、”チケット購入→バス乗車”をするのが海外でトラブルを起こさないポイントのひとつと言えます。

バス料金は利用するバス会社によって微妙に異なるのですが、大体40MYR程度が運賃となります。私の場合も39.0MYR=約1,000JPYでバスチケットを購入できました。

まさに空港の搭乗口と言っていいでしょう。各ゲートから出発するバスが表示され、バスが入口まで来たら、チケットを見せつつ乗車していきます。今回、私が乗ったバスは20分ほどの遅延でしたが、ちゃんと電光掲示板にも遅延のメッセージが表示されていて、大変助かりました。

バスは至って普通の大型バス。私が乗車したバスの車内は3列シート構成となっており、左側はすべて片側1列となっている座席配置となっていました。

正面から見るとこんな感じ。かなり座席幅が広く、短距離ビジネスクラス(JALのクラスJやANAプレミアムクラスと同程度)相当の座席幅はあるんじゃないでしょうか。残念ながら、バスなのでフルフラットなどにはなりませんが、十分な角度でリクライニングできます。

途中、2か所ほど経由ポイントがあり、途中下車をすることも可能です。運転手がどこに行きたいか声を掛けてくる場合もありますし、ただ大きな声で目的地を言うだけの場合もあります。おそらく、ペナン島での下車(というか終点)で大勢降りるので、そのタイミングで雰囲気をとって降りる方法が現実的と言えるかもしれません。

所要時間

所要時間は5~6時間と言ったところ。TBSへのバスターミナルまでの移動や道中で渋滞に合うかどうか、などの要因により6時間を超えてしまう場合がある点には注意が必要です。

さらに、5時間以上もの間、キンキンに冷やされたバスで移動するため、必ず上着と長ズボンを着込んでバスに乗車しないと風邪を引くこととなります。東南アジアのバスは大概このような恐ろしい空調を使用しているので、事前準備が絶対に必要です。

まとめると以下のとおり。

その3 電車で行く方法

最後は電車で行く方法を紹介。といっても、今回私が調べた結果、時間帯の問題や到着駅の場所の問題もあり、却下した方法になります。

電車だとKLセントラル駅からバターワース駅まで電車が出ています。高速鉄道ということですが、時間的には4時間程度はかかる模様で、決して早い方ではありません。

運賃についても、80MYR前後=約2,000JPYとなるため、バスに比べると若干割高かもしれません。それでも飛行機に比べればだいぶ安い金額になります。

また、終着駅であるバターワース駅なのですが、実はペナン島まではペナンブリッジを渡らないと到着できません。バターワース到着後に船でもいいし、タクシーでもいいのですが、また別途交通手段を用意して移動しなければいけない点を考えると、電車は何かと不便かと思われます。

まとめると以下のとおりです。

まとめ:飛行機が値段考えても総合的にお得

結局、今回の旅で利用したバスでの移動方法ですが、結論から言えばフライトを使った方がよかったな。というのが本音です。金銭的に比較すると、フライトが高いとはいえ、バスの移動時間は現地到着後の移動も含めて7時間にも及びました。本音を言えば4時間程度で移動できるような印象もあったため、かなり遠いな、と感じた次第ですね。

現地ペナンでも地味に交通渋滞があるため、日中での移動はヤキモキしてしまうかもしれません。そういった観点からも、ある程度時間を短縮できるフライトでの移動を私はお勧めします。

ただ、学生さんだったり節約型の旅行や移動そのものを楽しむタイプの方であれば、高速バスでの移動も新鮮味があってなかなか面白いかと思います。一度はそちらを経験してみてみるのも、きっといいのではないでしょうか。以上、ご参考まで。

本日はマレーシアの最南端都市であるジョホール・バルから、クアラルンプール近郊にある都市のプトラジャヤまで移動する日である。ジョホール・バルからは、プトラジャヤだけでなく、クアラルンプールやペナンにまで行くことができるので、目的地に合わせて交通手段を選択するのがよいだろう。今回はジョホール・バルからのバスでの移動について解説したい。ジョホール・バルからプトラジャヤへ移動手段のメインはバスマレーシアは鉄道が発達しているのは本当極々一部の地域という印象がある。それら以外の地域は、もっぱらコーチバス…
ジョホール・バルからクアラルンプール/プトラジャヤへバスで移動してみた – 万国旅行塾・読書塾

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